東日本大震災以降の災害協定
更新日:2020年2月27日
社会福祉法人桃寿会と災害協定
平成27年5月7日、町内2カ所で特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人桃寿会と町は、「福祉避難所の指定に関する協定書」を締結しました。
役場で行われた調印式には、滝田安治理事長と村上町長が協定書に署名を行いました。
この協定は、火山噴火など大規模災害が発生した場合に介護の必要な高齢者や障害者などの避難先として、要支援者を受け入れ福祉や保健医療サービスの提供ができる内容となっています。
蔵王リース株式会社と災害協定
平成27年2月2日、蔵王リース株式会社と町は、「災害時における資機材に関する協定」を締結しました。
役場で行われた調印式には、蔵王リース株式会社代表取締役平間宏樹氏と村上町長が協定書に署名を行いました。
この協定は、災害時の応急対策で必要な資機材の提供を受け、町民の生活に必要なライフライン復旧に役立てるものです。宮地区出身で2代目社長の平間氏は「地元企業として、スムーズな災害対応に精いっぱい努力したい」と述べました。
公益社団法人宮城県トラック協会と災害協定
平成27年2月13日、公益社団法人宮城県トラック協会と町は、「災害時における緊急物資の輸送に関する協定」を締結しました。
役場で行われた調印式には、公益社団法人宮城県トラック協会仙南支部長平良夫氏と村上町長が協定書に署名を行いました。
この協定は、物資輸送の利便性を高め、災害時はより迅速に対応できるよう、町民の安全・安心に貢献するものです。平氏は「身近な応援部隊として、災害対応など物資の流通に万全を期していきます」と述べました。
町内建設業等事業者13社と災害協定
平成25年7月19日、町内建設業者13社と町は、「災害時における応急対策業務に関する協定」を締結しました。
この協定は、今後、想定される自然災害時に、重要通行路線の復旧作業など昼夜を問わない緊急の応急修繕に対応するもので、町内の建設業者のご理解とご協力により、協定をすることとなりました。
役場で行なわれた調印式では、町内の建設業者13社と村上町長が覚書を締結しました。
締結業者(50音順)/有限会社我妻舗装工業、アクティス株式会社、有限会社齋藤組、株式会社斎藤工務店、株式会社佐藤工務店、株式会社鈴木建業、株式会社西山工務店、春工業株式会社、春山建設株式会社 蔵王支店、有限会社ファイン・ペイブメント、丸山建設株式会社、株式会社村山建設、有限会社鑓水建設
NTT東日本宮城支店と災害協定
平成25年6月24日、NTT東日本宮城支店と町は、「避難所への特設公衆電話の開設に関する協定」を締結しました。
この協定は、町内6か所の避難所に特設公衆電話の専用回線をあらかじめ開設することで、災害で一般回線が混雑しても優先的に通話できる仕組みをつくるものです。
役場で行なわれた調印式では、仙南営業支店の斉藤支店長と村上町長が協定書に署名を行いました。
東北メディカル・メガバンク機構と協力協定
平成25年6月24日、東北メディカル・メガバンク機構と町は、「災害時における応急対策業務に関する協定」を締結しました。
この協定は、健診結果の電子化などを通して、被災時に医療機関の後方支援ができる体制づくりをすることなどが目的で、どこの医療機関を受診しても共通した健診記録などが見られる環境づくりを目指しています。
役場で行われた調印式には、東北大学の山本機構長と村上町長が協定書に署名を行いました。
全国11市町村と災害時相互応援協定
平成25年4月11日、全国の11市町村と町は、大規模災害時に食料や生活必需品の提供、職員派遣などを行う「災害時災害時相互応援協定」を締結しました。
この協定は、同時に被災する恐れの少ない遠隔地同士で支援する体制を整え、東日本大震災のような広域災害に備えるのが目的です。
平成24年に和歌山県と奈良県で開かれた台風12号被災地視察の際、大阪府河南町の武田勝玄町長が協定締結を呼びかけ、計12市町村が参加を決めました。
締結市町村/宮城県蔵王町、秋田県東成瀬村、新潟県出雲崎町、長野県下條村、大桑村、岐阜県海津市、奈良県五條市、野迫川村、十津川村、徳島県牟岐町、宮崎県高原町
仙台コカ・コーラボトリング株式会社と災害協定
平成25年2月20日、仙台コカ・コーラボトリング株式会社と町は、「災害時等における飲料水提供に関する協定」を締結しました。
この協定は、災害などで水道水が使用できなくなった時、町からの要請により同社が製造した新製品「アクアボナ」等を無償提供されるものです。
向山区にある仙台コカ・コーラプロダクツ株式会社の工場内で鈴木代表取締役社長と村上町長が協定書に署名を行いました。
株式会社クラウン・パッケージと災害時協定
平成24年8月7日、宮司地区に工場がある株式会社クラウン・パッケージと町は、「災害時等における段ボール等提供に関する協定」を締結しました。
この協定は、災害などで避難所に被災した方を受け入れた際、寒さや床の固さを和らげるための下敷きや、プライバシー保護のためのついたてなど、さまざまな場面で持ち運びも軽く、加工しやすい段ボールを優先して提供されるものです。
役場で行われた調印式には、佐光恵藏代表取締役社長と村上町長が協定書に署名を行いました。
東京都葛飾区と災害時相互応援協定
東日本大震災において、葛飾区民のボランティア団体との活動が縁となり、
平成24年8月22日に東京都葛飾区と蔵王町は、「災害時の相互応援に関する協定」を締結しました。
この協定は、葛飾区又は蔵王町の区域において、大規模災害が発生した際に、相手方に救援物資の提供、職員の派遣、被災住民の受け入れ等の応援を行い、被災住民の生命の安全と生活基盤の確保に寄与することを目的として、相互応援に関する協定を結ぶものです。
葛飾区役所で行われた調印式には、青木葛飾区長と村上町長が協定書に署名を行いました。
今後、防災面だけでなく、お互いに観光や農業体験などの交流を深めいくことが期待されます。
東北電力株式会社白石営業所と電力設備災害復旧に関する協定
平成24年10月21日、東北電力株式会社白石営業所と蔵王町は、震災後、県内初となる大規模災害発生時における「電力設備災害復旧に関する協定書」を締結しました。
この協定は、町内の電力設備復旧拠点として、町総合運動公園グラウンドを災害支援応援隊の集合場所・待機場所・資材置き場などに利用し、早期の電力設備回復を行います。
役場で行われた調印式には、武田白石営業所所長と村上町長が協定書に署名を行いました。