このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

第二次蔵王町環境基本計画

更新日:2023年4月1日

第二次蔵王町環境基本計画とは

 本町では、平成26年度に、良好な環境の保全と創造に向けて町(行政)だけでなく町民及び事業者等が「連携・協議」していくための「蔵王町環境基本計画」を策定しました。しかし、この10年間で社会情勢は大きく変化しており、気候変動による地球温暖化の一層の深刻化や脱炭素社会の実現など、環境をめぐる課題はますます複雑・多様化しています。
 そこで、世界的に標準となりつつあるグリーントランスフォーメーションやカーボンニュートラルといった考え方を加えながら、皆様一人ひとりが具体的な行動を起こす指針となるよう、新たに「第二次蔵王町環境基本計画」(計画期間:令和5年度~令和14年度)を策定いたしました。

環境目標

 「自然環境」、「社会環境」、「生活環境」、「廃棄物など物質循環」などの身近に取組む環境から、「気候変動」、「脱炭素社会の実現」など幅広い環境を対象に取り組んでいきます。

  • 環境目標1.蔵王が輝く自然共生のまち

     (「蔵王を生かした共生社会の形成」に関する分野)

  • 環境目標2.地球にやさしい脱炭素・循環のまち

     (「生活の安全・安心の確保」に関する分野)

  • 環境目標3.安全・安心・快適な生活環境のまち

     (「持続可能な社会の形成」に関する分野)

  • 環境目標4.みんなで環境を考え行動するまち

     (「環境づくりの取組み」に関する分野)

計画期間

 本計画の計画期間は、令和5年度から14年度までの10年間とし、中間年度に計画内容の見直しを行います。また、「社会情勢が変化」した場合などにも必要に応じて見直しを行います。

3つの基本理念

  1. 環境の保全及び創造は、町民、事業者及び滞在者が健康で文化的な生活を営むうえで欠くことができない豊かな環境の恵みを享受するとともに、この環境を将来の世代へ継承していくよう適切に行わなければならない。
  2. 環境の保全及び創造は、町、町民、事業者及び滞在者がその責務に応じた公平な役割分担の下に自主的かつ積極的に行われることにより、環境への負荷の低減を図りながら、資源循環型社会の構築を目指していかければならない。
  3. 地球環境の保全は、人類共通の課題であり、地域の環境と深くかかわりがあることを認識して、すべての事業活動及び日常生活において、環境への負荷の低減を図ることにより、積極的に推進しなければならない。

施策の体系

みんなが創る 地球にやさしい ざおうまち

計画の体系(環境目標と施策項目)
  1. 蔵王が輝く自然共生のまち

(「蔵王を生かした共生社会の形成」に関する分野)

1.自然環境・農村環境の保全と創造
 (1)自然環境保護活動の促進
 (2)森林の保全と適正管理の促進、総合的利用
 (3)農村環境の保全と創造
 (4)環境保全型農業の促進 
 (5)生物多様性の保全
2.緑化の推進
(1)緑化意識の高揚と緑化活動の促進
 (2)名木・古木の保存
 (3)既存公園の整備充実と管理体制の充実
 (4)新たな公園等の整備検討
3.景観の保全と形成
 
(1)景観に関する計画の策定と推進
 (2)空き家対策の推進
4.歴史的・文化的環境の保全
 (1)文化財の保存・活用
 (2)歴史的・文化的環境の総合的・一体的な保全
5.「蔵王ジオパーク構想」の推進
 (1)「蔵王ジオパーク構想」の推進と「日本ジオパーク」の認定
 (2)「蔵王ジオパーク」の持続的発展

  1. 地球にやさしい脱炭素・循環のまち

(「生活の安全・安心の確保」に関する分野)

1.地球温暖化対策の推進
 
(1)行政による地球温暖化対策の率先実行
 (2)町民・事業者の地球温暖化対策の促進
2.自然環境・景観にも配慮した再生可能エネルギー施設の導入と省エネルギーの推進
 (1)再生可能エネルギー設備の導入
 (2)省エネルギーの推進
 (3)メガソーラー等への対応
3.ごみの適正処理の推進と3Rの促進
 (1)ごみ処理体制の維持・充実
 (2)ごみ分別の徹底の促進
 (3)ごみの減量化・資源化の推進
 (4)再生可能エネルギー設備の適正処理の推進
4.食品ロス対策の推進
 
(1)食品ロスに関する広報・啓発活動、教育・学習等の推進
 (2)飲食店・宿泊施設の食品ロス対策への支援
 (3)未利用食品等の利活用の仕組みづくりの検討

  1. 安全・安心・快適な生活環境のまち
(「持続可能な社会の形成」に関する分野)

1.水環境の保全
(1)水源の保全と水道水の水質検査の実施
 (2)河川等の水質検査の実施
 (3)公共下水道事業の推進
 (4)合併処理浄化槽の普及促進
2.環境汚染対策の推進
 
(1)大気汚染、騒音・振動、悪臭対策の推進
 (2)公害防止協定に基づく取り組みの推進
 (3)不法投棄対策の強化
 (4)野焼き等の禁止

  1. みんなで環境を考え行動するまち
(「環境づくりの取組み」に関する分野)

1.環境に関する広報・啓発活動、情報提供の推進
 
(1)環境に関する広報・啓発活動、情報提供の充実
2.環境教育・学習の推進
 (1)子どもたちへの環境教育・学習の効果的推進
 (2)生涯学習等における環境教育・学習機会の拡充
3.環境保全活動の促進
 
(1)環境美化活動の促進
 (2)事業所における環境配慮の促進

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

環境政策課

住所:〒989-0892宮城県刈田郡蔵王町大字円田字西浦北10番地

電話:0224-33-3007

FAX:0224-33-3284

メールで問い合わせる

ページの先頭に戻る