第1条　この規程は、町の議会の議員、町長及び町宮財産区管理会委員の選挙における必要なる事項を定め、選挙事務を迅速適正に処理し、もって選挙の公正を期すことを目的とする。

第2条　公職選挙法施行令(昭和25年政令第89号。以下「令」という。)第108条((選挙事務所設置の届出の方法))の規定による選挙事務所の設置及び異動の届出は、様式第1号及び様式第2号によらなければならない。

第3条　公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)第141条((自動車、拡声機及び船舶の使用))第6項の規定により蔵王町選挙管理委員会(以下「委員会」という。)が交付する候補者が主として選挙運動のために使用する拡声機の表示は様式第3号によるものとする。

第4条　前条の表示板は、送話口の下部にその使用中常時掲示しておかなければならない。

第5条　表示板を紛失し、又は破損したため再交付を受けようとする者は、委員会に対して理由書を添え文書で申請しなければならない。

第6条　法第143条((文書図面の掲示))第1項第5号の規定によるポスターを掲示しようとする候補者又は推せん届出書は、委員会から様式第4号の検印票の交付を受けなければならない。

第7条　法第144条((ポスターの数))第2項本文の規定により委員会が行う検印については、様式第5号により作製した印を用いるものとする。

第8条　法第144条((ポスターの数))第2項の規定により委員会の検印を受けようとする者は、第6条に規定する検印票を提出しなければならない。

第8条の2　法第143条((文書図面の掲示))第17項の規定による政治活動のために使用する立札及び看板の類の表示は、様式第11号により委員会が交付する証票を用いてしなければならない。

第9条　法第164条の5((街頭演説))第3項の規定により委員会が交付する標旗は、様式第7号によるものとする。

第10条　法第164条の7((街頭演説の場合の選挙運動員等の制限))第2項の規定により選挙運動に従事する者が着用する腕章は、様式第8号によるものとする。

第11条　第5条の規定は、第9条の標旗及び第10章の腕章について準用する。

第12条　法第180条((出納責任者の選任及び届出))第3項及び第4項の規定による出納責任者の選任届又は法第182条((出納責任者の異動))の規定による異動届は、様式第9号及び様式第10号によらなければならない。

第13条　法第189条((選挙運動に関する収入及び支出の報告書の提出))(以下「報告書」という。)の閲覧の請求及び閲覧は、午前8時30分から午後5時までの間にしなければならない。

第14条　何人も、法第192条((報告書の公表、保存及び閲覧))第3項の期間内において報告書の閲覧を請求することができる。

第15条　報告書は、てい重に取扱い、破損、汚損又は加筆等の行為をしてはならない。

第16条　第13条から第15条の規定に違反する者に対しては、委員会はその閲覧を中止させ又は閲覧を禁止することができる。

第17条　候補者たることを辞した者(候補者たることを辞したものとみなされる者を含む。)が再び当該選挙の候補者となったときは、表示板、検印票及び腕章は交付しない。ただし、返還したものであるときは、その返還にかかるものを再交付するものとする。