蔵王町環境基本計画
更新日:2021年1月13日
環境基本計画とは
わが町のシンボルである蔵王連峰を中心とした四季折々の豊かな自然資源と、ジオパークの取組みを活用した地域資源を、「将来に語りつぐ」ため積極的に推進しています。
良好な環境の保全と創造に向けて、町(行政)だけでなく町民及び事業者等が「連携・協議」していくための環境基本計画です。
環境目標
「自然環境」、「社会環境」、「生活環境」、「廃棄物など物質循環」などの身近に取組む環境から、「地球環境」「放射性物質による環境汚染」まで幅広い環境を対象に取り組んでいきます。
- 環境目標1. 蔵王の自然環境と共生したまちづくり
(「蔵王を生かした共生社会の形成」に関する分野) - 環境目標2. 安全・安心で快適な暮らしのまちづくり
(「生活の安全・安心の確保」に関する分野) - 環境目標3. 環境への負荷の少ないまちづくり(「持続可能な社会の形成」に関する分野)
- 環境目標4.みんなで取組み、創る環境づくり(「環境づくりの取組み」に関する分野)
計画期間
本計画の計画期間は、平成26年度から34年度までの9年間とし、平成30年に見直しを行います。また、「社会情勢が変化」した場合など、必要に応じて見直します。
3つの基本理念
- 「蔵王町環境基本条例」 の3つ基本理念
( 蔵王町環境基本条例 )(PDF:291KB)
- 環境の保全及び創造は、町民、事業者及び滞在者が健康で文化的な生活を営むうえで欠くことができない豊かな環境の恵みを享受するとともに、この環境を将来の世代へ継承していくよう適切に行わなければならない。
- 環境の保全及び創造は、町、町民、事業者及び滞在者がその責務に応じた公平な役割分担の下に自主的かつ積極的に行われることにより、環境への負荷の低減を図りながら、資源循環型社会の構築を目指していかければならない。
- 地球環境の保全は、人類共通の課題であり、地域の環境と深くかかわりがあることを認識して、すべての事業活動及び日常生活において、環境への負荷の低減を図ることにより、積極的に推進しなければならない。
施策の体系
(「蔵王を生かした共生社会の形成」に関する分野) |
1.自然環境の保全と創造 (1)森林の適正な保全と活用 (2)農村環境の保全と創造 (3)畜産振興と環境対策の推進 (4)生物多様性の保全 2.緑化の推進 (1)緑地保全の推進 (2)公園などの整備の推進 3.景観の保全と形成 (1)景観保全と形成の検討 (2)住環境の整備の促進 (3)蔵王ジオパーク認定の推進 4.歴史的文化的環境の保全 |
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(「生活の安全・安心の確保」に関する分野) |
1.水環境の保全 (1)水環境の保全 (2)水資源の保全 2.大気汚染、騒音・振動、悪臭対策の充実 3.生活環境の向上 (1)公害防止協定の推進 (2)不適正な事案の防止の強化 4.放射性物質による環境汚染への対応 (1)放射性物質測定などの実施と公表 (2)放射性物質汚染処理対策 |
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1.再生可能エネルギー・省エネルギーの 普及・推進 2.地球温暖化対策の取組み (1)環境への負荷の低減 (2)地球環境保全に資する情報の提供 3.ごみの減量化・リサイクルの推進 |
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1.環境教育・学習の推進 (1)環境教育・学習の充実 (2)記録の蓄積と指導者の育成 2.環境情報の適切な伝達・共有 3.環境保全活動の普及・啓発 (1)環境美化活動の推進 (2)住民参加型の環境保全活動の実施 |
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