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学級通信
町内小・中学校クラスだより

第200回 円田中学校2年生


 私たち円田中学校2年生は、男子12名、女子19名、計31名のあいさつなどの礼儀を大切にしているクラスです。学級目標は「責任〜縁の下の2年1組〜・個性〜みんなちがってみんないい〜・協力〜クラスで心をひとつに〜」です。
 私たち2年生は、総合的な学習の時間で11月に、2011年3月11日の東日本大震災によって壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区の「閖上の記憶」を訪問して「震災学習」を行いました。「閖上の記憶」は、津波の犠牲となった閖上中学校生徒の慰霊碑を守る社務所として、閖上の方たちが立ち寄れる場所として、そして震災を伝える場所として建てられました。
 当日は、館長の小斎様の案内で、震災の事実、震災前後の状況、その後の復興の経緯や現状を小斎様自身の被災体験を踏まえてお話し頂きました。
 以下に生徒の感想を紹介します。
●特に印象に残ったことは「親よりも早く死ぬな。与えられた命を使い切れ。」です。閖上中学校の私たちと同じ中学2年生は7人も亡くなったことを知りました。他にも大事な家族を亡くした人や生きる希望を失った人など、たくさんいたと思います。その方々の気持ちを考えるとすごく胸が痛みます。自分の命があることを当たり前だと思わず、これからも大切にしていきたいです。
●多くの方が亡くなった大震災。その中でも、自分たちの卒業式の日が命日になってしまったことを知り、とても悲しいことだと思いました。亡くなった方々は、一人一人名前があるのに数字になってしまうことも聞かせて頂きました。震災では、生きたかった、でも生きられなかった人たちがたくさんいることを知り、自分たちがいかに幸せか知ることができました。
●一番印象に残っているのは、「死」という言葉を絶対に口にしてはいけないということです。私たちは、思ってもいないのにその言葉を口にします。時には家族にも、少し怒られただけで言ってしまったりします。もし、本当になったら悲しくて後悔すると分かっているのに。今回の震災学習を通して、言葉の重さ、大切さを実感しました。

今月のゴミダイエット標語

「温暖化 環境変えると 進まない」

遠刈田小学校6年 佐藤 理花さん

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