定例会3月会議で村上英人町長が平成30年の施政方針演説を行いました。施政方針は、町長の町政運営に関する基本的な考え方などについて述べたもので、町の向かう方向性を示す重要な指針です。
施政方針の一部を紹介しますが、全文は、町ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。
3月会議で施政方針を述べる村上町長
一 般 会 計
全ての町民が健康的で生きがいのある生活を送られるよう、保健・医療・福祉の充実を図っていきます。
子育て支援策として、育児相談・指導、子育てサークルの育成支援や「すこやか養育助成金」「乳幼児紙おむつ券助成」「インフルエンザ予防接種助成」「子ども医療費無料化」など町独自施策を継続していきます。
高齢者や障害者の福祉施策では、配食サービス事業、介護用品給付事業や障害者地域生活支援事業などを継続していきます。
子どもたちが地域に愛着と誇りを持ち続け、「生きる力」を育てる教育の充実を図っていきます。
ふるさと蔵王に誇りを持ちながら、グローバル化する国際社会の中で活躍できる人材育成を目指すため、幼稚園や保育所などで、早期の英語教育に取り組み、中学生の英語検定料の補助を行っていきます。
東京オリンピック・パラリンピク競技大会におけるパラオ共和国のホストタウンとして、選手の受け入れやパラオの子どもたちを蔵王町に招待し交流を深めていきます。
定住環境の充実を図るとともに、景観にも配慮した美しい快適なまちづくりを目指していきます。
地球環境にも配慮した循環型地域社会の形成を目指し、住宅用太陽光発電システム設置事業補助を継続するほか、総合運動公園の照明器具LED化なども進めていきます。また、蔵王の自然の生い立ちやその恵みを子どもたちに伝えるジオパーク教室などを継続し、蔵王町の自然環境をPRしていきます。
農林水産業や観光業など各種産業が連携しながら、モノと地域イメージのブランド化に取り組み、安定した雇用、若者から高齢者まで活躍できる社会を目指していきます。
農業振興においては、「地産地消・6次産業化事業」(地方創生推進事業)を推進し、地場産品の販路拡大や町内事業者などが地場産品を調達しやすくなるよう取り組んでいきます。
観光振興では、国内観光客やインバウンドの誘客促進のため、ツアー商品造成などを町観光物産協会に委託し、地域経済の活性化を図っていきます。
町民、企業、自治組織などと行政の協働によるまちづくりを発展させていきます。
自然災害や火災発生時における情報を、住民や観光客に速やかに伝達する「防災サイレン・スピーカ」については、これまでの町内4カ所に加えて、永野地区と宮地区に設置し、防災体制の強化を図っていきます。
平成30年度の主な事業
◆小中学校の英語教育推進 3199万円
◆パラオ共和国選手の事前合宿受け入れなどホストタウン交流事業 1044万円
◆パラオ共和国の子どもたちとの交流事業 548万円
◆移住定住促進事業 1150万円
◆宮児童館クラブ室増築 2870万円
◆町道湯口線・下別当1号線など道路改良事業 1億4700万円
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特別会計・事業会計
30年度 補正予算・
新区長の紹介
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新たに遠刈田地区に整備された防災サイレン・スピーカ
総額29億8500万円
平成30年度の特別会計の歳入歳出予算額と事業会計の収支見込額は左の表のとおりです。
※特別会計とは、町が特定の事業を行なう場合または、特定の歳入をもって特定の歳出に充て、町一般の歳入・歳出と区分して経理を明確にするために法令や条例に基づいて設ける会計です。
平成29年度一般会計予算58億698万円
平成29年度一般会計は、歳入と歳出予算それぞれ3167万円を減額し、補正後の総額を58億698万円としました。
歳入では、地方消費税交付金2829万円、ふるさと応援寄附金400万円、国庫補助金(学校施設環境改善交付金)224万円などを追加。固定資産税500万円、保育所入所児童措置費負担金560万円、臨時財政対策債3433万円などをそれぞれ減額しました。
歳出では、職員の異動等に伴う人件費の補正や、各種事業の終了に伴う請負差額、執行残額の整理を行ったほか、平沢小学校エアコン設置工事費701万円などを追加。また、蔵王山風評被害の誘客対策として、1523万円計上しました。一方、仙南地域広域行政事務組合白石斎苑負担金1054万円、防災サイレン・スピーカ設備整備工事費173万円などをそれぞれ減額しました。
教育委員会委員人事
4月1日付けで、曲竹北区・北境区・沢内区の3地区において、それぞれ区長の異動がありましたので、お知らせします。
地域の発展のため、これからもご協力をよろしくお願いします。
担当課/まちづくり推進課 TEL0224−33−2212
平成30年度予算額
特別会計
会 計 名
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歳入・歳出予算額
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国民健康保険
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14億1,500万円
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介護保険
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10億2,200万円
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後期高齢者医療
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1億2,520万円
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公共下水道事業
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4億2,000万円
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宮財産区
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280万円
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合計
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29億8,500万円
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事業会計
会 計 名
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収益的収支の予定額
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蔵王病院事業
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収入
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3億8,349万円
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支出
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4億2,942万円
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水道事業
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収入
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4億8,700万円
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支出
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4億7,685万円
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