仙台真田氏の歴史〜蔵王町から発信
矢附真田の郷歴史公園が完成
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落成式で完成したモニュメントを披露
真田幸村公の血脈の郷・矢附
蔵王町は、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の中で「日本一の兵(つわもの)」と讃えられた戦国武将真田幸村公の血脈の郷です。幸村公は大坂夏の陣で討ち死にし、絶えたと思われた血脈でしたが、伊達政宗、片倉小十郎によってその子ども達は身分を隠して秘かに護られたのです。幸村公の次男大八は伊達家の家臣としてその血脈を守り、その子孫が矢附区に根付いています。
時代が江戸から明治に変わり、もう幕府の詮議を受けることが無くなり、同地区に明治初期に建てられた真田幸清供養塚(筆子塚)には「幸村十世」、真田豊治の墓碑には「幸村十一世」と刻まれており、それまで秘密にしてきた幸村公直系という事実を天下に示した歴史上重要な遺構なのです。
落成記念行事を実施
昨春、地元の団体「矢附真田の会」から遺構を中心とした公園整備の願いが町にあり、国の地方創生加速化交付金広域連携事業を活用して、昨年11月末に筆子塚や墓碑を施設の中心に移転し、あづまやベンチ等を設置。また、公園の入口にシンボルとなるモニュメントを新たに設置し、約300平方メートルの歴史公園として完成しました。
12月3日には晴天の中、現地において仙台真田氏14代当主をはじめ、長野県上田市、白石市、秋田県由利本荘市などの真田氏関係自治体や地元の関係者約150人を招き、公園の落成を祝いテープカットや、仙台真田氏の系図が記されたモニュメントの除幕を行いました。午後には、ございんホールにて落成記念事業として、真田氏の子孫関係者を招き歴史対談を開催しました。
来訪者3,000人におもてなし
昨年、町はこの場所を観光の拠点とするために町観光物産協会にツアー造成を委託。「真田氏の歴史を探訪」バスツアーで来場した観光客等に対し、「矢附真田の会」の会員が中心となったボランティアによって、季節の果物や甘酒などを振る舞う「おもてなし」活動や仙台真田氏に係わる歴史ガイドを行い、半年間で約3,000人をこの地に迎えています。

矢附真田の会のおもてなし様子
歴史を活用した地域活性化
今年も4月から10月まで昨年同様に、毎月第3日曜日を「おもてなしディ」とし、地域のイベントとして定着させていく予定です。
今後は、歴史公園を活用した明るい地域づくり、町内外の方々に郷土の歴史を後世に伝えながら、おもてなし活動を通じて地元の活性化を目指していきます。

歴史対談の様子
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賞状を手にする佐藤 功さん
10月16日、宮城県庁で行われた「みやぎまるごとフェスティバル2016」の農林産物品評会において、佐藤 功さん(永野)の出品した「日本なし」が、「農林水産大臣賞」と第一席の「県知事賞1等」に輝きました。
佐藤さんは、これまで出品した「新高」と「秋月」で受賞しており、今回で3回目。「今年は、8月からの雨や台風の影響などで、黒星病が発生しやすかったため、適切な対策に大変苦慮したが、良質な梨ができ、評価されたことは大変うれしい」と語っていました。
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エコファーム蔵王鰍フ勅使瓦幸一さん
11月17日に開催された「豊かなむらづくり全国表彰事業東北ブロック表彰式」において、平沢地区にある農業生産法人エコファーム蔵王株式会社(勅使瓦幸一代表取締役)が、農林水産大臣賞を受賞しました。
豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村における「むらづくり」の優良団体に表彰されるものです。同法人は、全量が1等米である自社生産米「蔵王源流米」の販売や「産直市場みんな野」を拠点として、農業体験受入れや環境美化活動など積極的に地域活動していることが評価されました。
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新しい地域の身近な相談役
民生委員・児童委員に委嘱状
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12月2日、町地域福祉センターで民生委員・児童委員の委嘱状伝達式が行われました。
今年は、全国一斉改選の年に当たり、式では村上町長から委員となる35名の方に厚生労働大臣からの委嘱状が手渡されました。
また、今回任期満了で退任された方には、長年の活動に対して感謝状と記念品が送られました。
同委員は、民生委員法及び児童福祉法に基づき、困りごとを抱える地域住民の相談役で、任期は3年間です。各地区の担当の委員は名簿のとおりで、地域福祉の向上のためにご尽力いただきます。
問い合わせ先/保健福祉課 TEL0224−33−2003

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県内で鳥インフルエンザが発生!
異変に気づいたらすぐ連絡を
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蔵王町は県内有数の養鶏地帯です。もし、町内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した場合、その被害は甚大なものになることが予想されます。そのため、町民の皆さまにおかれましても、家きん(ニワトリ・アヒルなど)への感染防止のために鳥インフルエンザへの理解を深めていただくことと、次のことについてご協力をお願いいたします。
1.弱っている野鳥や死んでいる野鳥(ハクチョウ・カモ・タカなどは特に注意)を発見した場合は、絶対に触れたりせずに、すぐに町農林観光課または大河原地方振興事務所までご連絡ください。
また、ペットとして飼養している鳥についても、元気や食欲がないなどの症状がみられたり、原因不明で死亡した場合にも触れたりせずに、なるべく早く仙南保健福祉事務所(TEL0224−53−3117)に相談してください。
2.日常生活において野鳥など野生動物のフンなどに触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
3.野鳥のフンが靴の裏や車両に着くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。野鳥のフンを踏んでしまった場合は、靴底などを洗浄し必要に応じて消毒を行ってください。消毒の方法については、市販されているアルコールスプレーの噴霧、地面の消毒には消石灰の散布が効果的です。
4.不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。
鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方ではヒトに感染しないと考えられていますので、病鳥や死鳥に直接触らなければ感染の恐れは基本的にありません。
正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。
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鳥インフルエンザに関するお問い合わせは
◆農林観光課農林振興係 TEL0224−33−3004(内線173)
◆大河原地方振興事務所 TEL0224−53−3252
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保護者が仕事などのため、昼間家庭にいない小学校に就学している児童に適切な遊びや生活を主とする健全育成活動を行っています。
平成28年度から、受け入れ児童の学年拡大と、学校休業日(夏休み・冬休みなど)の早朝受け入れを実施していますので、有効にご活用ください。
利用対象/町内の小学校に就学している児童
利用時間/授業終了後〜午後5時15分
学校休業日 午前8時30分〜午後5時15分まで
※申請により、午前7時30分からの利用や、午後6時までの利用ができます。
利用料金/無料
※ただし延長申請者(午後5時15分〜午後6時)は月額2,000円
休館日/土、日、祝祭日、年末年始(その他、都合で休館する場合は、事前に連絡します)
申込書/2月1日(水)から各児童館、子育て支援課に準備してあります。
申し込み・問い合わせ先/各児童館または、子育て支援課 TEL0224−33−2122
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北境区にある、且瘰カ工業(若生正広社長)は、同社の敷地にある建物内に自動体外式除細動器(AED)を設置し、24時間使用できるようにしました。
休日や夜間でも利用できる環境を整えたのは、同区では初めてとなります。若生社長は「地域への貢献の一つとして、急病人が発生した時に、いつでも誰でも使用できるようAEDを配備した」と語りました。
同区では、住民組織と地元会社が積極的に連携して、住民参加のウォークラリーを開催し、AEDの設置場所を確認しており、自主的にお互いの顔が見える地域づくりを行っています。
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