蔵王病院改革プランの評価・検証結果報告
 

現在の場所に建設してから今年で36年目を迎える蔵王病院。これからも
経費の縮減や収益の確保に努めながら地域の医療を守り続けます

 蔵王病院では、昨年末に外部有識者(町医談会、町国保運営協議会および蔵王病院運営委員会の代表者)3名を加え、11名の委員による「蔵王病院改革プラン評価・検証委員会」を開催。平成20年度の蔵王病院事業に係る点検・評価を行いましたので、町民の皆さまに内容をお知らせします。
 今回、適正な評価を行うため、1番目に正確性を期すための「評価基準」を設け、2番目に平成20年度における「蔵王病院改革プラン」の目標値と決算における実績値を比較する方法により評価を行うことにしました。

評価の基準

 適正な評価を行うため、表1のとおり4つの区分による評価基準を設けました。

病院の決算状況

 平成20年度は、211万7千円の赤字決算となりましたが、改革プランの目標値に対する達成率と 評価の内容については次のとおりです。
◆経常収支比率の目標値100.2lに対し、実績値は99.8lの結果となりました。達成率は、99.6lとなったことから評価基準により「Bランク」となりました。
◆一般会計繰入金は、目標額と同額が繰り入れられておりました。達成率は、100lとなったことから評価基準により「Aランク」となりました。
◆病床利用率の目標値91.1lに対し、実績値は90.3lの結果となりました。達成率は、99.1lとなったことから、評価基準により「Bランク」となりました。

病院経営の効率化・改善策

 改革プランの内容は、病院職員の定数管理を含めた効率化・改善策を策定しましたが、翌年度、翌々年度から実施する項目もあるため、着手した項目について評価を行いました。
◆病院職員の定数管理は、表2のとおり目標人員数と同じ職員数となっておりました。達成率は100lとなったことから、評価基準により「Aランク」となりました。
◆改善策等の実施状況は、年次計画により着手していないものを除き、次の@からCまでの4項目について評価を行いました。4項目に対する個別評価は、@が「Bランク」、Aが「Cランク」、Bが「Bランク」、Cが「Aランク」となり、改善策等全体としての評価は「Bランク」となりました。
@蔵王病院職員が人間ドックを受診することにより収益の増加を図る。
A歳出予算における減額要請ならびに支出抑制を継続する。
B町職員が積極的に蔵王病院を利用することにより、患者数と収益の増加を図る。
C「広報ざおう」に蔵王病院の連載コーナーを設け患者数の増加を図ると共に、病院の経営に関して理解を深める。
D患者送迎バスの運行(ボイラー管理等を含む)を業務委託。(実施目標/平成21年度)
E管理栄養士による「栄養ケアマネジメント加算」を実施する。(実施目標/平成21年度)
F給食部門の調理業務を業務委託。(実施目標/平成22年度)

委員会による総合評価

 当委員会における平成20年度の蔵王病院事業に係る改革プランの実施については、表3のとおり総合的な評価を「Bランク(おおむね適正)」と決定いたしました。
 なお、次のような意見もありました。
◆一般会計繰入金の繰入基準を策定し、改革プランに沿った繰り入れを行っていることから、黒字決算となるようさらなる努力を行っていただきたい。
◆年次計画により実施していない項目もあるが、計画どおり実施していただきたい。
問い合わせ先/町国民健康保険蔵王病院TEL0224−33−2260

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