一般質問

 
村上一郎 議員

 

犯罪防止
 
 
特殊詐欺撃退電話機等購入費補助を
補助制度の創設を前向きに検討

■質問
 近年、現金やキャッシュカードをだまし取る詐欺や、オレオレ詐欺、還付金詐欺等、一つの電話をきっかけに発生している。本町でも詐欺被害に遭わないよう、高齢者の被害防止策を検討すべきと考え見解を伺う。
@町内の特殊詐欺被害は。

■町長

 全国的にも社会問題化している特殊詐欺被害であるが、本町の被害状況は、直近3年間のうち白石警察署に被害届が出されたもので、3年は3件、4年は1件、5年は1件である。

■質問
 A詐欺被害に遭わないための注意喚起は。

■町長

 ポスター掲示や啓発チラシの全戸配布、広報ざおうへの記事掲載を行っている。また、敬老会等で情報を共有するなど、機会を捉えて注意喚起をしている。

■質問
 B特殊詐欺撃退電話機等の購入費補助は。

■町長

 県では特殊詐欺電話撃退装置等を購入した高齢者に対し、経費の2分の1(上限7千円)を補助する制度を設けている。年々特殊詐欺の種類が多様化し、手口も巧妙化する中、撃退装置の設置は有効な手段と考えており、補助制度の創設を前向きに検討していく。


特殊詐欺防止の啓発チラシ

 

 

介護予防
 
 
事業実施と推進体制は
連携し新たな事業を推進

■質問
 年々加速する超高齢社会の中、社会保障費の増加が見込まれる「2025年問題」が迫っており、当町も4人に1人が後期高齢者になると予想されている。国では、保健事業と介護予防の一体的実施事業を、6年度までに実施することとしていることから見解を伺う。@準備期間で進めてきた体制等の構築は。

■町長

 町民税務課を本事業の中枢と定め、4年度から保険係に管理栄養士を新たに配置し、6年度からの一体的な事業実施に向け、課を超えた連携強化や医療データ分析など、準備を進めてきた。

■質問
 A来年度からの事業実施と推進体制は。

■町長

 6年度事業計画で、一つ目はハイリスク者対策で、医療機関未受診者を対象に個別相談や受診勧奨を実施する。二つ目は、介護予防事業である「はつらつ長寿支援事業」において、フレイル予防講話や各種測定等を実施し、生活習慣の改善を促す支援を行う。7年度以降も事業内容を拡大し、課を超えた連携をさらに深め、新たな事業を推進していきたい。


ピンピン教室の様子

 

 

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