一般質問

 
齋藤英之 議員

 

移住定住 [追跡質問]
 
 
開発事業者等への支援は
民間宅地開発支援事業補助金を検討

■質問
 町の10月末人口が1万1107人で、5年度の出生見込みが30人になるなど、本腰を入れないと大変な事態になってくる。これまでの一般質問で、町長は民間業者の宅地造成に対する費用を検討し、民間と一緒になって考えていきたいとあったが、どのような検討をされてきたのか。

■町長
 統合中学校周辺道路整備を認めていただいたので、その周辺で関係会社に今後説明していくよう、内部で話をしている段階である。

■再質問
 長期総合計画の実施計画と後期基本計画に宅地開発等補助事業ということで、宅地開発事業による土地利用を後押しするため、開発事業者等に対する支援制度の検討とあるが、6年度の制度導入に向けた本年度の検討は。

■まちづくり推進課長
 5年度の検討は、若年層が取得しやすい小区画の宅地整備をすれば選択肢が増え、移住者・若者の住宅ニーズに合うのではないかということで、民間宅地開発支援事業補助金を検討している。

■再質問
 基本的なライフライン(道路・上下水道)を町でしていかないと、地域の活性化にはつながらない。どのように業者にアクションを起こしているのか。

■町長
 アクションは起こしていない。中学校周辺が町の中心地でもあり、4月か5月ぐらいに図面を見ながら関係する方々に声をかけ、場所を見てもらう考えである。



 

産業振興
 
 
直売施設整備事業の検討を
景観上の問題等がある

■質問
 蔵王ジオパークを推進するに当たり、費用対効果として産業振興が多く叫ばれていることから、ふるさと文化会館の駐車場を活用し、農業と観光の振興を図りながら、蔵王ジオパークを広く啓蒙するなど、交流人口を増やして町の活性化につなげるため、下記の事業案を提案する。この事業は、ジオパーク推進と産業振興に有効な手段と考えるが、町長の所見を伺う。

■町長

 議員ご指摘のとおり、有効な手段としての一面があると、私も認めている。しかし、議員提案の屋根付直売施設整備事業案は、ふるさと文化会館駐車場を使用するもので、景観上の問題や維持管理の問題が考えられる。
 現在、文化会館の下屋部分をございん市に貸付しており、出店団体の中で調整しながら有効活用をお願いするものである。
 また、梨まつり等のイベントは、これまで同様テント設営するなど、各団体で効果的な運営に努めていただきたいと考えている。


議員提案の直売施設整備事業(案)のイメージ図



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