■質問
学校建設及び認定こども園増設により、大幅な補正予算が提出された。統合中学校建設事業は、51億7700万円となり、今後ますます増額となることが懸念される。老朽化する公共施設整備、仙南広域負担金、高齢化と人口減少による町税等減少などを考え、財政改革による事業見直しが求められることから、見解を伺う。
@ジオパークは認定保留となったが、指摘内容と今後の推進計画・費用は。
■町長
課題として示されたのは、ロゴマーク作成と拠点施設整備である。
今後の計画は、2年以内での課題解決に向け、蔵王ジオパーク推進協議会の事業計画に沿った予算を基本とし、国・県等の補助金を最大限に活用し、日本ジオパーク認定の実現に向け進めていく。
■質問
A認定がかなった場合の推進体制は。
■町長
蔵王ジオパーク推進協議会が主体となり、地域資源の保全や教育、産業振興に関する事業を推進していく。認定されれば、地域経済の活性化や自主財源の確保が期待できるもので、持続可能な事業を展開していく。
日本ジオパーク新規認定に係る現地調査の様子
■質問
Bシルバー人材センター事業について、なぜ国と同額の補助金を交付継続しなければならないのか。また今年度、認定の基準を満たせない場合の事業計画は。
■町長
現在、町から1500万円の補助金を支出しているが、要件を満たせば、国庫補助金750万円、町補助金750万円となり、町負担が軽減される。国庫補助要件が満たせない場合も、今までどおり補助金を交付し、運営できるよう助言や支援をしていく。
■質問
Cスノーバレー事業の予算と事業予定は。
■教育長
企業版ふるさと納税の歳入が見込めなくなったことに伴い、実行委員会で協議し、承認を得て実行委員会の解散に至った。
■質問
D小学校のタブレットOS更新の予算は。
■教育長
町の財政負担を伴わずに更新を進めていけると考えている。国策として端末更新を着実に進めると閣議決定されており、今後3〜4年程度で更新される。
■質問
E給食施設の建設計画日程と概算費用は。
■町長
統合中学校の開校に合わせた建設を検討したが、資材高騰などにより開校後に改めて検討する考えである。
■質問
F見直し改廃予定事業の考えは。
■町長
毎年、政策委員会や新年度予算編成時などに精査しており、最近では、出張所業務の廃止や各種イベント見直しをしたところである。
今後も、時代の変化を捉えながら、各種事業の必要性や優先順位を検討していく。
築38年経過している学校給食共同調理場
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