■質問
現在、国のガイドラインは交換後のおむつの保管方法は示されているが、処理方法に関しては統一的な指針がなく、各自治体や施設の判断に一任されている。これまで「排泄物を確認することで子どもの健康状態を把握する」といった考え方を重要視してきた。さらに、都市部とは違った送迎環境下もあり、自家用車を利用している世帯が多く、不衛生や、移動の際に不便さを感じることが少なかったためなのか、現在まで続いてきた。
コロナ禍でもあり、特に夏場の衛生面や職員・保護者の負担などを考え、保育所において処理を行った方が望ましいと考えるが、町長の見解を伺う。
■町長
本町の紙おむつの処理ついては、保護者が持ち帰ることとしている。これは、保護者が排泄物を確認することで、子どもの健康状態を把握してもらうことを重要視してきたためである。今回のご意見を受けて、保育所で処理する場合の保管場所の検討、処分の手順や新たに生じる費用などの調査を指示したところである。
今後、感染症の拡大防止を視野に入れ、衛生面や保護者・職員の負担を考慮し、保育所での処理の実施を前向きに検討していく。
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