一般質問

 
齋藤英之 議員

 

道 の 駅
 
 
「道の駅」設置の可否は
設置困難と判断し先送り

■質問
 道の駅設置の可否について、3月24日の議員全員協議会、さらには7月27日の企画審議会でそれぞれ報告があった。昨年の町長の話によると、本年3月までには可否の判断をしていくとあったが再度伺う。
@今後、どのように可否を判断して、この最重要課題に決着を付けようとしていくのか。

■町長

 道の駅設置検討委員会の報告は、道の駅を設置すべきという意見が大宗を占めたが、時期や規模等は、社会経済情勢や町の財政状況等を考慮し綿密な検討が必要なことから、慎重に精査されたいというものであった。現在、統合中学校建設、認定こども園整備、学校給食共同調理場建替予定、地域公共交通の見直し、白石市外二町組合解散、仙南地域広域行政事務組合の負担増が見込まれている。現状で財政の見通しを立てて設置を進めることは、非常に困難であると判断し、先送りさせていただく。

■質問
 A具現化に向けて進めようとした場合、第五次蔵王町長期総合計画に載せて財政計画を立て、リンクして検討していくことが最重要課題と考えるが、今後検討していくことになるのか。

■町長

 第五次長期総合計画の後期基本計画(令和5年度から9年度)へ道の駅設置計画を載せることは、現時点ではできないものと考えている。

 

 

道路整備
 
 
県道岩沼蔵王線の改良整備は
令和5年度から改良工事実施

■質問
 本町の活性化、定住促進、交流人口増加等を促進させる上で、県道、町道の整備は喫緊の課題である。これらを解消し、住みやすい町を目指すために、次の点について町長の見解を伺う。
 @県道岩沼蔵王線の未整備区間、円田表から塩沢の改良整備の進捗は。

■町長

 県道岩沼蔵王線整備促進期成同盟会を通じて、宮城県知事に対し毎年要望活動を行っている。過日、大河原土木事務所長から事業計画の説明を受け、通称大根坂狭隘部の曲線部分の拡幅改良に向け、詳細設計に着手し、令和5年度及び6年度で改良工事を実施する計画とのことである。

■質問
 A町道向山矢附 塩沢線の改良整備は。

■町長

 町道を2車線に拡幅し歩道を設置する改良が急務であると考え、向山交差点から相ノ沢橋までの道路概略設計業務を完了させている。向山行政区の関係者の方々との意見交換を経て、本年度予算に事業の足掛かりとなる予備設計の費用を計上している。

■質問
 B町道湯口線は、将来的には山の入一本杉辺りにつながると利便性があり、地域活性化も図れるがいかがか。

■町長

 事業は用地交渉と物件補償が完了し、拡幅改良工事が発注できるよう準備を進めている。ルート検討のご提案は、現時点では当初予定工事を早期に完了させることに集中すべきと考える。

■質問
 C県道大河原蔵王線の延長で、杉ヤラから永野西集会所まで、都市計画道路等として整備していくことは必要と考えるがいかがか。

■町長

 現時点において、永野地区の道路整備は教育施設の周辺道路として、安全に配慮した安心な道路環境を実現するものとして進める考えである。


県道岩沼蔵王線狭隘部
(塩沢地内・通称大根坂)


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