一般質問


 

平間武美 議員

 

選  挙
 
 
今後の我が町の選挙投票は
有効な方策を研究していく

■質問
 去る7月10日、参議院議員通常選挙に開票立会人として、党を代表し出席した。過去にも開票立会人を経験しているが、国政選挙の投票率(52%)の低さと無効投票数の多さが残念でならない。テレビや新聞のニュースに目を通し、主要な政党の綱領、政策、選挙公約を読むべきと考える。
@以上の選挙結果について、町長の見解を伺う。

■町長

 第26回参議院議員通常選挙は、当日有権者数が9,905人に対し、投票者数は5,153人で、投票率が52.02%、無効となった票数は、議員ご指摘のとおりである。無効投票に関しては、貴重な票が無効になってしまったことを残念に思う一方、政治に対する不満など、投票者の何らかの意図を推察したところでもある。
 しかし、現行の選挙制度では、投票人の意思は定められた投票方法によらなければ政治に反映されないことを理解した上で、大事な投票に臨んでいただきたいと願っている。
 また、投票率は選挙によって変動は見られるが、いずれの選挙であっても、多くの有権者の意思が反映されることが理想だと思っている。そのため、選挙管理委員会でも、投票率の向上を目指してさまざまな取組をしており、学校教育でも政治や選挙に関する授業が実施されているところである。

■質問
 A15の政党が届出をしており、政治等を学校教育でしっかり教え、国語力を鍛えることは大切なことから、教育長の見解を伺う。

■教育長

 本町では学習指導要領に基づき、小学校では社会科、中学校では社会・公民で、政治や選挙等に関する学習、国会、地方議会の働き、参政権等について授業を行っている。また、全小学校の6年生を対象に、「議会のしくみ学習会」を毎年開催しており、議員の役割と議会の仕組み等について、議会事務局から説明を受け、議長、副議長、常任委員長が質問に直接答えるなどのほか、議場内の見学や議員席からの発言の体験など、中身の濃い授業の提供をいただいている。
 今後の学校教育においても、選挙や政治への関心を持ち、社会に参画するという姿勢や力を育てる取組を続けていきたいと思っている。

■質問
 B今後の国政、県政、町政の選挙投票をどのようにしていこうと考えているのか、選挙管理委員長の見解を伺う。

■選挙管理委員長

 選挙管理委員会としても、全ての選挙で、多くの有権者の意思が反映された選挙結果を理想と考えており、投票率の向上に向けた取組を実施した。啓発活動として、蔵王高校での模擬選挙、防災サイレンスピーカーを活用し、新たに有権者となった若者が投票の呼びかけをする取組も実施した。直近では、18歳から29歳を対象に投票立会人を公募し、先の参議院選挙では2人の方に期日前投票所の立会を務めていただいたところである。
 今後は、投票率が高い他団体での取組事例を参考に、有効な方策を研究していく。



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