一般質問

 

平間徹也 議員

 

幼 稚 園
 
 
来年度の幼稚園バスの運用は
多額の費用を要するため廃止

■質問
 来年度宮幼稚園と宮保育所が合併し、認定こども園としてスタートする。永野幼稚園は2年後となるようだが、このずれが現場に混乱と矛盾を生むと考え、何点か伺う。
 @幼稚園と保育所を結ぶバスの廃止を説明会で発表したが運用は。

■教育長

 タクシーによる送迎は多額の費用を要している一方で、利用者も減少している。認定こども園設置により、宮地区での送迎の必要もなくなることから、送迎は行わない結論に至った。

■再質問
 現在の幼保体制は認定こども園ができるまでの暫定的措置で、タクシーを何台でも出すという話だったので、あと2年間は出すべきと思うがいかがか。

■町長

 一人、二人のために何百万円ということはいかがなものかと思う。やはり保護者の方にも協力してもらいたい。

■質問
 A来年度認定こども園は自園給食、遠刈田・永野幼稚園は業者のお弁当で、これにより給食の質とコストに差が出ると思うがいかがか。

■教育長

 業者によるお弁当給食に不満のご意見がある一方、お弁当を作る手間がなくなり助かっているとのご意見もある。今後、保護者にアンケートを取って決定する方法もあると考えている。

■質問
 B幼稚園給食は国の方針で決めている副食費月額4,500円の質を担保したものとなっているのか。
 副食費の中にはおやつ代が含まれるのに、毎月1,000円徴収しているが、見直さないのか。

■教育長

 幼稚園給食の副食費は月額5,800円(290円×20食)となることから、国が目安としている4,500円以上の経費を要している。
 1号認定はおやつ代を徴収していない。副食費におやつ代を含めてしまうと1号と2号認定で副食費に差が生じるため、午後の預かり保育を利用していれば頂いている。

■再質問
 この副食費290円には業者の経費が入っているのではないか。

■教育長

 副食費の経費を業者と確認し積算したところ、一食当たり39.2円となっていて、この金額を引いても月額5,016円となり、4,500円は上回っていて担保していると考える。


幼稚園のお弁当給食


 

GIGAスクール
 
 
情報端末の活用は
ソフト面の整備を進める

■質問
 2020年度から本格実施したGIGAスクール構想により基盤整備がなされたが、現場において活用しきれているか疑問であることから何点か伺う。@情報端末の持ち帰り運用は本来のGIGAスクール構想のあるべき姿ではないか。

■教育長

 普段の授業での活用を優先して進めてきたところであり、家庭学習では通信しなくてもできる宿題を出すなどの準備が整った学校から進めている。今後は、指導できる人材の確保や学習アプリの導入などソフト面の整備を進めていく。

■質問
 A学校の遊具について、定期的に点検して安全性に疑いのあるものを撤去しているようだが、撤去した後の設置は考えていないのか。

■教育長

 新たな遊具設置に関しては、必要性や活用状況などを学校側と十分精査した上で予算計上している。




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