安全なまちづくり
　自然豊かなこの町で、4人の子育てをしています。蔵王町は、子ども医療助成制度やおむつ券の配布など、いろいろな支援や助成があり、子どもを持つ親としては大変助かっております。
　しかし、子どもたちが毎日通学している道路には不安な場所があります。歩道がない道路でスピードを落とさず走る車や、横断歩道を渡ろうとしても停まらない車、見通しが悪い交差点等、子どもたちの歩く様子をいつもヒヤヒヤして見ています。
　危険な運転に巻き込まれる事故など、運転者のマナーと意識を見直して欲しものです。
　そんな親や地域の見守りだけではなく、通学路には歩道設置や注意看板など、歩行者の安全確保と事故対策がやはり必要です。特に、平沢小学校付近の県道では、子どもだけではなく、お年寄りの歩行者も多い状況です。
　今後の町の道路整備、県や警察への働き掛けなど、安全安心なまちづくりを強く望んでおります。

障がい者に支援の輪を
　隣町の川崎町から蔵王町に越して来て、三年目になります。蔵王町の町並みや景観にも慣れ、地域の方々にも大変よくしていただき、うれしく思っています。
　その生活の中で、私は村田町にある障がい者就労支援事業所で働いています。勤務して四年目になりますが、今の事業所で働けるようになるまでに、何年もの歳月がかかり、いろいろな方の支援があってのことと感謝しております。
　幼少の頃、交通事故に遭い、体の痛みや痺れなどで、健常者のように体を動かせない時もあります。職場で働く方の中には、もっと重い障がいの方もいますし、真面目に働きたくても就労する事業所が無い方もいます。
　蔵王町で、障がい者が夢と希望を持ち、安心して働ける事業所が増えることをせつに願います。
　また、休日には障がい者も楽しめるイベントの開催など、少しでも参加しやすい事業内容や、参加できる環境整備など、障がい者に寄り添った今後の政策を期待しております。