補正予算
 

 9月会議の補正予算では、追加議案を含めて一般会計のほか、国民健康保険特別会計など8件の補正予算が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。
 各会議での一般会計及び蔵王病院事業会計予算質疑のいくつかを紹介します。

 
9月会議

 9月会議に提案された一般会計補正予算は、追加議案も含めて2億2,206万3千円を追加し、総額77億3,595万8千円としました。
 また、蔵王病院事業会計補正予算で、収益的収入が総額4億265万9千円、収益的支出が総額4億3,669万2千円に、資本的収入は総額1,740万1千円、資本的支出総額が2,089万9千円としました。

 
一般会計

飼料価格高騰畜産緊急支援
対策事業を予算計上

 
具体的な内容は?

提案内容  配合飼料の価格高騰により畜産農家の経営が大変苦しい状況にあることから、飼育する頭羽数に応じて(肥育牛1頭あたり6千円、養鶏1羽あたり100円等)給付金を支給するため7,280万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 事業所の件数として70件となっているが、各畜産関係が全て入っているのか。また助成単価の根拠は。

■答弁(農林観光課長)
 事業所件数は個人も法人も含めての件数である。助成単価については、町内の酪農・養鶏関係の団体及びJAみやぎ仙南などから要望書及び価格高騰の資料をいただいた。また、すでに価格高騰支援事業を行っている自治体の金額も調べ、決定したところである。

■質疑(議員)
 今のところ一般財源だが、財源について再度確認したい。

■答弁(副町長)
 国から交付金がくるときは少しでもこれに充当させたい。ただ、畜産農家が非常に困っている実情を踏まえての措置である。


蔵王病院事業会計

超音波画像診断装置購入費を
予算計上

 
装置購入費の内容は?

提案内容  現行の超音波画像診断装置が20年以上経過しているため、新たな装置購入として506万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 備品購入費506万円について、詳細を伺う。

■答弁(病院事務長)
 今回の超音波画像診断装置は2001年に導入され、20年以上経過している。2017年からは保守点検の部品もなくなっており、今回本当に使えなくなり購入する。
 なお、6月から何台かデモ機を使い画像の見やすさや操作性の確認のため医師に使っていただいたところである。

■質疑(議員)
 診断でガンの見分けが早まるなどのメリットはあるのか。

■答弁(病院事務長)
 医師がデモ機で確認をした装置なので、見逃しなどが減るものと考えている。

■答弁(町長)
 伊妻院長は消化器内科の専門の先生である。肝臓をはじめ消化器の分野で、患者さんに負担をかけないようにと、先生が扱いやすい装置に替えていきたいと思っている。


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