■質問
　デジタルを利活用する社会へと拍車が掛っている一方、スマホへの乗り換えを躊躇している理由に、タッチ操作がうまくできない、用語が覚えられない、画面のどこに触れていいか分からないなどが明るみなったことから、�@デジタル支援員の配置について伺う。

■町長
　国は今年度からデジタル活用支援の推進事業を推奨し、高齢者などからの相談業務を行う支援員の育成を始めている。

■教育長
　民間事業者からの講師を派遣してもらい、デジタル機器の使い方、アプリの説明などの開催に努めていく。

■質問
　�A学習や相談できる仮称「ふれあいカフェ」開設は。

■教育長
　類似する事業として「青年会カフェ」を開催し、ボードゲームやカードゲーム等を使用しての遊び方に併せ、悩み相談会を開催している。今後は、高齢者も参加する学習会や気軽に相談できる窓口となるよう情報発信に努めていく。

■質問
　�B高齢者へe−スポーツなどの促進は。

■教育長
　e−スポーツは年齢を問わずにプレイできることから、脳の活性化による認知機能の向上や健康増進、健康寿命を伸ばす効果がある。今後も幅広い年代層の普及に努めていく。

e-スポーツ体験の様子（蔵王町B＆G 海洋センター）

■質問
　地球温暖化による気候変動が町民生活に重大な影響をもたらしている。4者が一体となり脱炭素社会の機運醸成を図ることが、喫緊の課題であることから、�@温室効果ガス排出抑制への方針は。

■町長
　令和5年度予定の「第二次蔵王町環境基本計画」策定に向けたアンケート調査等の意見を集約しながら、本町の脱炭素社会の実現に向けた具体的な取組を示していく。

■質問
　�A地域や家庭・学校等での啓発は。

■教育長
　学校現場においても環境問題や地球温暖化対策、エネルギー問題等について理解を深め、持続可能な社会の在り方について子ども達と一緒に考えていきたい。

■質問
　�B地元企業との連携は。

■町長
　これまで一部企業と行ってきた取組は、植林涵養事業で広葉樹の植林による水資源と森林活動を目的に実施している。今後は、これまでの事業に加え、先進的な事例を参考に地元企業と連携し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを促進する。

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