一般質問

 

加川 敦議員

 

蔵王高校
 
 
〔追跡質問〕蔵王高校存続に関する進捗は
現校長も力を尽くしている

■質問
 昨年9月に蔵王高校を存続させるための施策に関して質問したところ、福祉科の新設を県に依頼しているとの回答だった。その後の経過を伺う。

■教育長

 県に福祉科新設の要望書を提出しているが、既に福祉科を持つ登米総合高校でも志望者が減ってきており思うように生徒が集まらないのではないかと懸念するが検討はしていくとの回答だった。
 令和3年度から赴任している現校長は、蔵王高校を何とか残したいとの強い思いで、ジオパーククラブを立上げるなど、PRに努めている。管内全ての中学校に校長自ら回り蔵王高校への勧誘を推進しているところであり、今年は例年よりも多くの受験者がいた。教育委員会としても存続のため、いろいろな事業を展開している。

■再質問
 県と話したが、福祉科は若者に人気があるとは言えない。地域のニーズと若者の希望は一致していないようだ、とのことであった。県の返答を待っているだけでは駄目だ。今後どう進めるのか。

■町長

 高齢化社会を迎えている中で、高齢者施設は雇用の問題で悩んでいる。福祉事業で働く要員の育成環境は必要なことであり、県にも強く訴えたい。

 


 

契約方法
 
 
〔追跡質問〕長期随意契約の正当性が無い
案件ごとに審査している

■質問
 昨年、長期間の随意契約の違法性を指摘したが、契約業者指名委員会で適切に判断しているとの回答であった。「指名内申書」を確認したところ、形式的であり充分な検討がされたとは思えない。またコンピューターシステムに関する仕様書を見たが、随意契約で業者を選択することの正当性を感じなかった。他の業者でも入札できる内容だと思われたがどうか。

■副町長

 システムに関しては改修関係がほとんどであり、同事業者に随意契約している。国で推進するDX計画の推進などの段階では国の示すものに従い見直しが必要になることもある。

■再質問
 塵芥収集運搬業務で契約業者指名委員会を通さずに髄意契約しているがどうか。

■環境政策課長

 廃棄物処理及び清掃に関する法律には契約方法の定めが無く、市町村の裁量に委ねられている。

 

 

DX構想
 
 
〔追跡質問〕蔵王町DX構想は
マイナポータルを活用する

■質問
 住民サービスの向上、行政の効率化をうたうDX推進について、令和4年度の予算と内容について伺う。

■まちづくり推進課長

 国のDX推進計画中の重点取組事項として令和4年度は総額約1,000万円の予算を計上している。マイナンバーカードを持つ方がマイナポータルを活用し、子育ての手続き、介護の手続きをオンラインでできるような仕組みとなる。

 

メ モ
(DXとは)
 デジタルトランスフォーメーションを略した言葉。これまでのコンピュータ化(ICT化)とは異なるものであり、業務・手続きを飛躍的に変革し豊かな生活をもたらすもの。行政DX、農業DX、観光DXのように用いられる。



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