一般質問

 

齋藤英之議員

 

JA給油所
 
 
JA給油所閉店の影響は
町として継続を強く要望した

■質問
 JA平沢給油所の閉店は、蔵王町に残る唯一のJA給油所で、地域住民はもとより、町にとっても今後深刻な事態が憂慮されることから、町長の見解を伺う。

■町長

 JA平沢給油所は、令和2年10月に現在の全農エネルギー株式会社に事業を移管し営業が継続され、昭和61年の開店以来、35年以上が経過した。特に円田・平沢地区農家はもとより、地域住民や観光客の給油拠点として貢献してきた。
 平沢給油所の閉店により、地元の農家や観光客へ影響が及ぶことから、町としても継続を強く要望してきたところであるが、給油所についての最終的な判断は、事業者の経営方針・計画に基づくものであり、行政として限界がある。



 

道 の 駅
 
 
「道の駅」の具現化は
総合的に判断していく

■質問
 「道の駅」設置の可否については、「蔵王町道の駅設置検討委員会」でこれまで検討され、先般答申の報告があったようであるが、かねて説明している進め方どおりの進捗になっているのか。

■町長

 「道の駅」の設置については、平成30年5月、町民から町議会に「道の駅整備促進を求める請願書」が822人の署名書とともに提出され、所管の総務経済常任委員会の審査を経て、平成30年12月の議会本会議でその請願が採択された経緯がある。これを踏まえて、農業と観光の連携によって経済波及効果を高めるため、令和2年1月に15人の委員で構成する蔵王町道の駅設置検討委員会を立ち上げた。今年1月検討業務が終了し1月25日に検討委員会から報告を受け取ったところであり、予定どおり進んでいるものと考えている。

■再質問
 今後、町長の考えをはっきりさせるということでよいか。

■町長

 はっきりということは言えない。「道の駅を設置します」という約束はできないので、皆さんのご意見を聞きながら、財政面などもあり、総合的に判断していく。



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