一般質問

 
加川  敦 議員

 

蔵王高校
 
 
蔵王高校存続のための将来構想は
「福祉科」の設置を要望している

■質問
 蔵王高校は長年若者の教育に貢献し地域活性化に寄与する存在である。人口減少に伴う入学希望者の減少等の状況により、県の高校再編の対象となるのではないか。学校を存続する強い意志を持って宮城県と協議すべきと考えるが、町長の将来構想を伺う。

■町長

 蔵王高校はこれまで多くの人材を輩出してきた伝統ある高等学校であり、存続を図っていくべきものと認識している。
 昨年10月には県知事及び県教育長に対し「福祉科」設置の要望を提出している。県における学校再編の動向を見極めながら、関係当局に働きかけをしていく。

■再質問
 県の第3期県立高等学校将来構想によれば、高校は家庭・地域・学校の協働活動の必要性を謳っている。地域としてどの様にサポートする考えがあるか。

■町長

 蔵王町にふさわしい学科について以前から対応しており、地域でのサポートは必要と考える。行政側に任せるだけではなく、議員団を組みながら一緒に取り組む必要がある。

 

 

発注方式
 
 
長期間の随意契約を改めよ
「契約業者指名委員会」で判断している

■質問
 総務省によれば地方公共団体が発注を行う場合は「一般競争入札」が原則であり、「安易な随意契約等により住民の目から不適切ではないかとの疑念を抱かれるようなことはあってはならない」としている。町では長期間常態化した随意契約をしている事業があり、業者の企業努力を低下させ、結果として住民の利益に反していると思うが、町長の見解を伺う。

■町長

 私が入札業者の決定に関与することは無く、副町長を委員長とする「契約業者指名委員会」で慎重に協議をして判断している。

■再質問
 最終的には町長の責任である。疑念を持たれることは確かに無いということか。

■町長

 きちんとした姿でしてきた。心が曲がっているとそういう解釈をする。私のような清らかな気持ちで意味を取ってもらいたい。

■再質問
 調査の上追跡していく。

 

 

DX構想
 
 
蔵王町DX構想は
調査研究していく

■質問
 デジタル庁が発足し、首相は「国全体を作り変えるぐらいの気持ちで知恵を絞っていただきたい」と訓示した。技術の導入では無く、町民の為の行政運営の変革であると思うが、蔵王町の構想を伺う。

■町長

 国や県の動向に注視し調査研究により本町にとってあるべき推進体制をとる。国の施策であることから英断すべき時は英断して推進する。

メ モ
(DXとは)
デジタルトランスフォーメーションを略した言葉。これまでのコンピュータ化(ICT化)とは異なるものであり、業務・手続きを飛躍的に変革し豊かな生活をもたらすもの。行政DX、農業DX、ものづくりDX等のように使われる。


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