議案審議

令和3年定例会・8月会議・9月会議

 蔵王町議会は通年議会制ですので、令和3年定例会の会期を12月28日までとしています。6月会議以降は休会中になりますが、7月から9月までに本会議を2回再開しました。
 8月会議は、8月23日に再開し、補正予算について審議しました。
 9月会議は、9月1日に再開し、9月17日までの17日間の日程で各種議案などの審議を行いました。
 町長から提出された令和2年度各種会計決算8件の認定は、決算審査特別委員会を設置して審査を行い、ほかに人事案件2件、条例改正2件、陳情2件、請願1件、令和3年度各種会計補正予算9件を審議したほか、6人の議員が登壇し一般質問を行いました。
 審議結果などは下表のとおりですが、掲載ページも表記していますので、条例や補正予算、一般質問などはそれぞれ各ページでご覧ください。


 

9月会議
【条例改正】
個人情報保護条例の一部改正

【提案内容】  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正に伴い、条例で引用している条項等に関して所要の改正を行うため、条例の一部を改正するものです。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕


蔵王町と宮城県信用保証協会との損失補償契約に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の一部改正

【提案内容】  新型コロナウイルス感染症の影響により債務の返済が困難となっている個人債務者を支援するため、条例の一部を改正するものです。

■詳細説明(農林観光課長)
 この条例は東日本大震災により被害を受けた中小企業者の速やかな再建を図るため、宮城県信用保証協会が代位弁済により取得した求償権を放棄する際、宮城県信用保証協会からの申入れにより、町の損失補償分に係る求償権についても速やかに放棄できることを定めたもので、今回の改正は新型コロナウイルス感染症の影響により被害を受けた中小企業者を追加し、多重債務問題を早急に解決して、事業再生の第一歩が踏み出せるよう改正するものです。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕


【人事案件】
教育長・教育委員会委員を再任

 本年9月30日で任期満了となる蔵王町教育長の文谷政義さん(北境区)と同じく教育委員会委員の水澤智孝さん(平沢区)を再度任命することについて、議会の同意を求められ全会一致で同意しました。
 任期は、教育長が令和6年9月30日までの3年間、教育委員が令和7年9月30日までの4年間です。


【陳情】
陳情第2号
辺野古新基地建設の中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い、憲法に基づき公正かつ民主的に解決することを求める意見書の提出を求めることについて

総務経済常任委員会に付託された審査結果

■〔採決の結果、賛成4名、反対2名で採択〕

◆採択の理由
 沖縄県はこれまで歴史的・構造的に過剰な負担を強いられてきた経緯がある。県民投票の結果を無視し新基地建設を強行することは民主主義の理念に反することであり、沖縄県民の民意に沿った公正かつ民主的な解決を行う必要があることから採択すべきものとした。

〔本会議審議〕
討 論

反 対
村上一郎 議員

 国の外交、防衛、安全保障といった基本政策に一地方議会が意見書を提出することはそぐわない。

賛 成
平間武美 議員

 県民投票により、7割の県民が埋立建設中止を表明したにもかかわらず、亡くなった方の骨が埋まった土を埋めようとしている。国民的議論にすべきだ。

反 対
佐藤長成 議員

 日米安保条約に基づいて国策で進められてきた問題で、周辺国のミサイル等の抑止力にもつながる。地方議会が国防にかかわることはいかがなものかと思う。

賛 成
齋藤英之 議員

 度々政権が変わっても不平等な日米地位協定すら変わっていない。沖縄県民だけに負担を強いており、現政権が自ずから解決できないのであれば地方から声を上げ、国民的議論にすべきである。

■〔採決の結果、賛成5名、反対9名で不採択〕

 
陳情第3号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出を求めることについて

総務経済常任委員会に付託された審査結果

■〔採決の結果、全会一致で採択〕

〔本会議審議〕

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で採択〕


 
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