補正予算
 

 補正予算では、11月会議で一般会計、公共下水道事業会計など3件の補正予算が提案され、12月会議では一般会計のほか、公共下水道事業会計など5件の補正予算が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。 各会議での一般会計補正予算質疑のいくつかを紹介します。

 

11月会議 一般会計

農林施設、土木施設、
文教施設等災害復旧費に
1億2,316万円計上

 11月会議で提案された一般会計補正予算では、歳入歳出1億3230万円を追加し、予算の総額を61億9646万円としました。
 今回の補正予算では、災害見舞金等270万円、被災住宅の応急修繕料、災害廃棄物処理委託料、農林施設・土木施設・文教施設等災害復旧関連事業費に1億2316万円などを計上しています。

 
災害見舞金、罹災者見舞金の内容は?

提案内容  台風19号により被災した自治体への見舞金200万円と町内で被災された住民への見舞金70万円を予算化するものです。

■質疑(議員)
 災害見舞金、罹災者見舞金はどのような内容で今回計上したのか。

■答弁(町長)
 当町と交流のある自治体が今回被災されたので、東日本大震災の際に支援いただいた長野県上田市と群馬県嬬恋村に50万円ずつ、パラオとのホストタウン交流のある茨城県常陸大宮市に被害が大きいこともあり100万円を計上した。
 また、町内向山地区で床上浸水の被害にあわれた住民に3万円、床下浸水で修繕費用が5万円を超えた住民に2万円の見舞金を計上した。


宮小学校のフェンスも倒壊しました



12月会議 一般会計

公共土木施設や農業用施設
補助災害復旧事業費など
■総額65億7,559万円に■

 一般会計補正予算では、歳入歳出3億7913万円を追加し、予算総額を65億7559万円としました。
 今回の補正予算で歳入では、台風19号の災害復旧事業に伴う国庫支出金1億3721万円、ふるさと応援寄附金1億1000万円、町債4億2560万円などで、統合中学校建設用地購入費として義務教育施設整備基金からの繰入金2億4067万円は繰り戻し、町債として財源を組み替えるものです。
 歳出では、ふるさと応援寄附金関連経費6673万円、ふるさと応援寄附基金積立金1437万円、定住促進事業補助金760万円、ホストタウン交流推進事業費229万円、公共土木施設・農業用施設補助災害復旧事業費2億2320万円などを計上するものです。

 
ホストタウン交流推進事業費の内容は?

提案内容   在パラオ日本大使館日本フェア派遣等経費として229万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 平成31年2月にもパラオとの交流事業があり、令和元年8月にも中学生の交流事業で支出があったが、今回の事業はどのような内容なのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 在パラオ日本大使館主催の文化事業で、東京オリ・パラのホストタウンに当町がなっていることから、大使館の要請によりこけし工人を派遣して、電動ろくろ引きや絵付けの実演、現地の人に絵付けや塗り絵の体験等を行うための関係経費を計上している。


統合中学校建設用地取得費用を地方債に組み替えた理由は?

提案内容   統合中学校建設用地取得について、公共用地先行取得等事業として地方債2億6510万円を予算化し、義務教育施設整備基金から繰り入れた2億4067万円を繰り戻すものです。

■質疑(議員)
  起債に組み替えても借金であるので、何かメリットはあるのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 交付税措置はないが、後年度の財源として基金に積んでおく判断をした。



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