■質問
今年の7、8月の暑さは異常であり、猛暑、酷暑の日々が続いた。
現在、永野小、平沢小、宮小の1年生から3年生の各教室にはエアコンが設置されている。早急に円田小、遠刈田小、また幼稚園にも設置すべきではないか。
平沢小学校に設置されたエアコン
■町長
円田・遠刈田小や残りの4年生から6年生の教室にも年次計画により設置を予定していたが、国においても早急に小中学校へのエアコン設置のための補助を検討する考えが示され、未設置の学校及び上学年教室へのエアコン設置について、前倒しで検討するよう指示したところである。併せて、国の補助を増額するよう働きかけていきたい。
また、中学校の統合や幼稚園3年保育の実施なども控えており、これらの計画と整合性を図るとともに、財政状況を勘案しながら、前向きに対処していく。
■教育長
町長答弁のとおり残りの教室への設置を早急に考えている。
文部科学省の「学校施設環境改善交付金」では、設置費用の3分の1が交付されるが、高圧受電内部変圧器設置など、交付対象外の工事が必要なこともあり、現実的には総事業費の5分の1から6分の1の交付となっている。
■再質問
9月13日現在で、名取市、岩沼市、川崎町、大河原町では、全小中学校にエアコン設置を決定している。子供の安全と命を守ることから率先して行うべきではないか。
■町長
幼稚園、小学校は、来年度の予算で対応していく。
■教育長
幼稚園は、補助はなく一般財源で行うようになる。
■再質問
中学校統合を控えており、今後9年間の計画をどうのように考えているのか。
■町長
地権者の方々の賛同もあり、5年位をめどに完成し、統合の際にエアコン設置を検討していく。
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