補正予算
 

 9月会議では一般会計ほか、国民健康保険会計、介護保険会計など、合計8件の補正予算が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。
 予算質疑のいくつかをご紹介します。

 

9月会議 一般会計

空家等対策協議会委員謝礼金を予算化

 9月会議で提案された一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ7,420万円を追加し、総額を57億6,541万円としました。
 歳入においては普通交付税及び地方特例交付金などを追加し、歳出においては、合併処理浄化槽整備事業補助金、指定避難所用太陽光発電システム設置事業補助金の追加等を計上しています。

 
空家等対策協議会委員出席謝礼金とは?

提案内容  空家等対策協議会を設置し、対策計画策定を進めるため、協議会委員への出席謝礼金11万4千円を新たに計上するものです。

■質疑(議員)
 空家等対策協議会委員出席謝礼金として新規の計上があるが内容はどういうものか。

■答弁(まちづくり推進課長)
  議会からも指摘を受けている空き家等対策計画を策定するにあたり、空家等対策協議会を設置するため、現在、設置要綱の策定を進めている。委員数は15名以内で構成し、住民代表4名、学識経験者4名、議会議員1名を予定している。本年度末まで3回の協議会を開催する計画で、その出席委員への謝礼金である。


総務経済常任委員会の空き家現地調査


道路維持費の追加理由と、財源として地方債を増やす理由は?

提案内容  道路維持費の工事請負費を1680万円追加し、一般財源を620万円減額、地方債2300万円を増額するものです。

■質疑(議員)
 工事請負費の増額理由と、その費用の一部を一般財源から減らし地方債を増やす理由は何か。

■答弁(建設課長)
 今回追加するのは、舗装の傷みがひどくなっている円田表の集会場付近で振動被害が発生している200メートル区間の舗装打換えである。
 その費用を、公共施設等適正化管理推進事業債を利用しようと考えている。当初予算である5路線の事業に今回の事業を加え、地方債を適用すると、その後、交付税で30%から50%の措置があるので、それを活用するものである。



介護保険会計

生活支援コーディネーター業務委託料を追加

 介護保険特別会計補正予算は歳入歳出それぞれ2234万円を追加し、総額を10億4424万円としました。
 歳出では、地域支援事業費、諸支出金等を追加計上しています。

 

生活支援コーディネーター業務委託料の追加理由は?

提案内容  生活支援コーディネーター業務委託料に120万円を追加するものです。

■質疑(議員)
 生活支援コーディネーター業務委託料の追加理由は何か。

■答弁(保健福祉課長)
 町内の高齢者の活動を支えていく事業で、今年度はコーディネーターが各地域での高齢者活動状況を調査・研究し、その後、全地域で「高齢者が集まって楽しく活動できるもの」を増やしていこうとするものである。
 本年5月から社会福祉協議会に業務委託し、社会福祉士1名が活動を開始している。当初は人件費のみ予算を計上していたが、活動に係る自動車燃料・パソコン等の諸経費を追加するものである。


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