代表質問


村上一郎議員

 

子育て支援
 
 
子育て支援センターの利用法は
子育ての情報交換や相談ができる場所として利用できる



子育て支援センターがオープンしました

■質問
 婚活事業については、結婚、出産、子育てしやすい環境づくりと若い世代が定住し、町が自立していくために大切な事業であると思うが、成果の見通しと具体的な方策を伺う。また、これまであまり成果が見られないため、専門的アドバイザーを活用し、効果が上がるよう推進すべきと思うが、どう考えているか。

■町長

 婚活事業は出会いの場の創出を図る大変重要な事業であり、平成28年度も3回のイベントを実施し総勢75名の方が参加し毎回数組のカップルができているものの結婚には至っていない。
 この事業は平成22年から現在のスタイルで再開始し、これまで4組が結婚している。
 今後、より効果を上げるために専門家のアドバイス等を受けたりテレビのお見合い番組の活用を検討していく。
 また、農協や商工会とも連携して取り組んでいく。

■質問
 平成29年度より開設される子育て支援センターの利用法、運営体制を伺う。また、認定こども園の設置について施政方針では触れていないが、どう考えているか。

■町長

 子育て支援センターは、主に在宅で子育てをされている方々が、親子で自由に訪れて、子育ての情報交換や相談ができる場所である。専門的な知識を持つ保育師や管理栄養士・保育士が対応する。
 認定子ども園の設置については、既存施設の老朽化や社会情勢等を踏まえ第5次長期総合計画の中で総合的に検討する。

■質問
 旧社会福祉協議会の建物取得の経緯と具体的な利用方法を伺う。 また、介護保険法の改正に伴い、地域包括ケアシステムの構築と町独自の施策が必要となるが、町の対応をどうするのか。

■町長

 社会福祉協議会の移転後の活用については庁内に施設利用検討委員会を立ち上げ、子育て支援センター及び介護予防事業・健康づくり事業を行っていくことを決定した。そのような中、社会福祉協議会から協議会所有の建物の買い取りの申し出があり、事業の実施に幅ができ十分な効果が期待できると判断し、取得に踏み切った。
 地域包括ケアシステムの推進に当たり平成26年度から住民意見交換会を開催し、理解促進を図ってきた。在宅医療・介護連携を推進するため、1月に推進協議会を一市二町で設立した。2月には認知症初期集中支援チームを立ち上げ、4月からは、介護予防・日常生活支援総合事業を開始し、地域支え合い推進協議会を立ち上げながら、町独自の生活支援等サービスの創設に向け協議していく。

■質問
 学校再編は最重要課題である。よりよい教育環境の実現に向けて計画策定が急がれるが、どのように考えているか。

■町長

 学校再編について、教育委員会から「蔵王町小中学校再編実施計画策定委員会」に諮問し、3月には答申が出ると聞いている。その後、教育委員会で審議し、さらに私の主催する総合教育会議で審議を重ねる。策定委員会の答申内容を尊重しながら、第5次長期総合計画の中に取り入れ、まちづくりと合せて、より良い教育環境の実現に取り組む。

■質問
 東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウン事業をどのように推進していくのか。

■町長

 ホストタウン推進について、常陸大宮市と連携し、4月中旬にパラオ共和国関係者、オリンピック委員会役員と、事前キャンプ誘致などに関する基本合意書の締結を行うこととなった。その時に蔵王町への訪問も計画している。
 既に承認いただいている「未来への交流・絆 パラオ応援プロジェクト」に基づき、事業を推進する。

■質問
 パラオ共和国へは継続性をもって訪問・交流を深化させていこうとしているが、今後の方針は。

■町長

 パラオ共和国との交流については「子どもたちによる未来への交流事業」を目指しており、パラオ国の状況や受入体制などを相談し、相互訪問事業につなげていきたい。


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