令和4年蔵王町議会定例会1月会議

                                           

令和4年1月26日(水曜日)

                                           

     出席議員(1名)

     1番  松 ア 良 一  君       2番  加 川   敦  君

     3番  大 沼 昌 昭  君       5番  平 間 徹 也  君

     6番  佐 藤 敏 文  君       7番  齋 藤 英 之  君

     8番  平 間 武 美  君       9番  佐 藤 長 成  君

    10番  三 沢   茂  君      11番  遠 藤 裕 一  君

    12番  外 門   清  君      13番  村 上 一 郎  君

    14番  葛 西   清  君      16番  村 山 一 夫  君

                                           

     欠席議員(1名

    15番  馬 場 勝 彦  君

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

総務課長

 

宍 戸 光 晴  君

まちづくり推進課長

 

佐 藤 長 也  君

保健福祉課長

 

鈴 木 智 子  君

建設課長

 

森   良 光  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

鈴 木   賢  君

事務局長補佐

 

相 原 宏 美  君

                                           

     議事日程 第1号

  令和4年126日(水曜日)  午前10時00分 開

 

  日程第1 会議録署名議員の指名

 

  日程第2 会議日程の決定

 

  日程第3 諸般の報告

 

  日程第4 議案第5号 指定管理者の指定について

 

  日程第5 議案第6号 令和3年度蔵王町一般会計補正予算(第12号)

 

                                           

     本日の会議に付した事件

  議事日程のとおり


     午前1000分 開議

議長(村山一夫君) 皆さん、おはようございます。

  宮城県も昨日、1日300人以上の感染者が増えたということでございます。新型コロナの感染症が再び急拡大している現状のようでございます。それにつけても、やはり皆様方と幾らかでも注意をしたいものだなと思っているところでございます。

  そしてまた、先週研修に来ていただいた山形県の朝日町、うちのほうは1メートル20センチから1メートル50センチぐらいあるんだというようなところもありまして、そして東松島市さんのほうのようにゼロだというところもあります。やはり、日本の中も、この宮城県の中も、やはり随分そういうものからいけば広いような気もするものだなと思っているところでございます。

  そしてまた、本日は議案第5号から第6号まで提案されておりますから、皆様方、心落ちないように質問していただければなと思いまして、挨拶に代えさせていただきます。

  会議開会に先立ち、本日は新型コロナウイルス感染症予防のため、議場内でのマスク着用を認めます。

  また、本日の傍聴につきましては、新型コロナウイルス感染症予防のため制限させていただきますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。

  本日、1月26日は休会の日ですが、議事の都合により、令和4年蔵王町議会定例会1月会議を再開いたします。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は14名であります。15番馬場勝彦君は、欠席の届出があります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(村山一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、6佐藤敏文君、7齋藤英之を指名いたします。

                                           

     日程第2 会議日程の決定

議長(村山一夫君) 日程第2、会議日程の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。本定例会1月会議の日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案の審議の関係上、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議ありませんので、本定例会1月会議は本日1日間とすることに決しました。

                                           

     日程第3 諸般の報告

議長(村山一夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

  本定例会1月会議に、町長から議案第5号から議案第6号までの2件が提出され、これを受理しておりますので、ご報告いたします。

  次に、代表監査委員から令和3年12月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、大沼昌昭君から白石市外二町組合議会定例会等の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、研修会に議員の派遣を決定したので、お手元に配付のとおり報告いたします。

  次に、本定例会1月会議に説明員として出席を求めた者の職氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  次に、町長から挨拶の申出がありましたので、これを許します。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  議会定例会1月会議の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。

  さて、新型コロナウイルス感染症は、第5波が昨年10月に鎮静化し、ようやく社会経済活動が回復の兆しが見られていたところでありましたが、しかしながら、新年早々から感染力が非常に強い変異株オミクロン株への感染が激増し、昨日宮城県でも過去最多となりましたように、多くの都道府県で連日過去最多の感染者数が確認され、34都道府県にまん延防止等重点措置の適用が拡大しているところであります。

  こうした状況を踏まえ、本町では当初計画を前倒しをして、3回目のワクチンの集団接種を2月15日月曜日から開始し、高齢者の方から順次接種を受けていただくように、接種券の配付や実施体制の準備を進めているところであります。特に、今回は人流抑制もさることながら、人数制限が重要と言われております。1月中旬には、感染予防とコロナ差別を防止する啓発チラシを全戸配布したところであります。今後も、引き続き気を引き締めて感染防止対策等を進めてまいりたいと考えております。

  また、昨日でありますが、本町が交通死亡事故ゼロ1,000日を達成し、宮城県警察本部長からの褒状の伝達を受けるという大変喜ばしい出来事がありました。四季を通じて県内外から多くの観光客が訪れる本町にとりまして、初の2年間達成に続く記録更新となったものであります。これもひとえに、警察署の関係機関のご指導、ご協力をはじめ、交通指導隊、各地区交通安全協会や交通安全母の会など、本町の交通安全推進団体の常日頃からの地道な活動が実を結ばれたものと、町民並びに関係者の皆様に感謝と御礼を申し上げるものであります。次の節目である1,500日に向けて、今後とも官民一体となった活動を継続し、交通安全意識の高揚に努めてまいります。

  さらに、現在、町では東松島市との友好都市協定の締結に向けた協議を開始しております。東日本大震災で全壊した松島自然の家が再建されたことを機に、同じ経営の宿泊体験施設蔵王自然の家がある本町と、この施設等を活用した青少年の交流や防災面での総合応援など、各分野で連携強化を進めようとするものであります。1月21日金曜日でありますが、本町の産業振興策について、東松島市議会議員団の視察があったところであります。本町からも訪問を行うなど、相互理解を深めながら、詰めの協議を行うこととしております。協定の内容等がまとまり次第、議員全員協議会を開催させていただき、ご説明申し上げたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

  さて、今議会では指定管理者の指定について、令和3年度蔵王町一般会計補正予算(第12号)の2議案を提出しておりますので、慎重にご審議くださいますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、私からのご挨拶とさせていただきます。

議長(村山一夫君) 以上で、諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第4 議案第5号 指定管理者の指定について

議長(村山一夫君) 日程第4、議案第5号指定管理者の指定についてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第5号指定管理者の指定について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、老人憩いの家黄金川温泉白鳥荘の指定管理者として、株式会社サンアメニティを令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年を期間として指定することについて、地方自治法の規定により議決を求めるものであります。

  なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) 議案第5号指定管理者の指定について、詳細を説明させていただきます。

  老人憩いの家黄金川温泉白鳥荘は、平成18年度から蔵王町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、指定管理者を指定してまいりました。今年度をもって指定管理期間が終了となるため、令和3年11月に指定管理者の公募を行いました。

  現在の指定管理と変更した主な点は、指定管理期間1年間の指定管理料の額は300万円以下とする。ただし、自然災害等予測不可能な事態が生じた場合は別途協議するといたしました。申請書類は、申請資格を有していることを証する書類、老人憩いの家の事業計画書及び収支計画書、団体の経営状況の分かる書類といたしました。

  1117日に説明会及び現地見学会を開催したところ5団体の参加があり、1130日までの公募期間内には2団体から申請がございました。この2団体について、7名で構成する指定管理者選定委員会において評価基準に基づき採点を行ったところ、株式会社サンアメニティが最も審査点が高かったために、最も優れているという報告がございましたので、町として指定管理者候補者として決定いたしました。指定管理期間は令和4年4月から1年間といたしました。1年間とした理由は、令和3年10月中旬より浴槽内の温度が45度から43度に下がり、今後経過を見ていく必要性が出てきたためです。

  続きまして、株式会社サンアメニティについてご説明申し上げます。指定管理者として、施設運営管理に関する実績が全国で59か所、うち宮城県内では、石巻市老人福祉センター寿楽荘、女川温泉ゆぽっぽ、白石市農産物等販売施設おもしろいし市場の3施設の指定管理者としての実績を持ち、各施設とも順調な事業展開を行っております。さらに、事業計画書からの抜粋となりますが、老人憩いの家の運営方針である、町は老人に対し教養の向上、レクリエーション等の場を提供し、もって老人の心身の健康及び福祉の増進を図るため、老人憩いの家を設置することを念頭に置き、安定した利用確保を図るために、町民、行政、商工会、観光物産協会等、諸団体とも連携を図り、生きがいを持った快適な環境を提供するなどの提案がございました。

  以上、詳細説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。2番加川 敦君

2番(加川 敦君) これは、前回取下げのあった案件だと思うんですけれども、前回も私言いましたように、社会福祉協議会がなかなか努力されてもうまくいかなかったと、赤字を解消できなかったということで、こういうプロフェッショナルな会社に依頼してやってもらうというのは歓迎だと私は申し上げました。

  ただ、ほかの議員から、それじゃあどうしてこの会社に決まったのかという詳細の説明がなされていないじゃないかということで、その場では実現できなくて取り下げられたと思っております。そのこれ出てきましたこの詳細の説明にはならないと思いますよ。どうしてこの団体に決めたのか、確かにこの配点と審査点とありました、今課長が口頭で福祉の増進にという目的を達成しているということはありましたが、これ非常に誠意のない資料だと思います。

  例えば、配点がこうあって、審査点が72.5だったら、例えば、ナンバー4の配点、ナンバー5、ナンバー6というのは、ナンバー7もか、配点が高いんですから、それに対してこのアメニティさんがどんなことを提案してきたんだと、ここがとてもよかったんだとか、そういう説明があってこそ詳細説明じゃないですか。こんな配点と最終点数をよこして、我々がああそうかよかったねということは言えませんよ。だから、それが何と不誠実な、あと役場の資料としては何と不足がある資料だなと私は思いました。それについて、じゃあ取りあえずどう思いますか。こんな資料で議員さんが納得すると思ったんですか。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) この指定管理の選定委員という立場でお答えさせていただきます。

  前回、指摘のあった議員さんのほうと話をした上で、こうした資料を出してほしいと。確かに、提案書については我々が勝手に公表するわけにはいかないということでございます。あくまでも会社のほうで、このサンアメニティさんのほうで作成したもの、これを皆さんにお配りするということは、まず不可能でございます。

  あくまでも評価については、その提案書を我々がよく内容を見て、その上で先ほど保健福祉課長が話をしました7名の委員が、それぞれ自分のいろんな観点から判断して採点をして、ここにあるとおり、一番最高の点数をつけた委員及び最低点数をつけた委員2人を除外したものの平均ということで、この点数と。具体的にサービス向上など配点の高い部分、こうしたものについては今手元に提案書がないので、私も具体的にこうですよというものは今お示しすることはできませんが、もし保健福祉課長のほうでそういったもの、何か要約したものがあれば答弁させていただきます。

議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) お答えいたします。

  この株式会社サンアメニティにつきまして、先ほどの詳細説明のほかに選定委員会の中で評価できるというふうな議論になった点について、説明させていただきます。

  まず、一つは収益性施設の価値を高めるための提案ができる企業をサンアメニティは目指しておりまして、企業倫理ではなく公共施設であることを十分理解し、労働賃金と施設設備を適正かつ最良の状態に維持管理するための資金を、利用料金や物販収入、その他自主事業収入で賄えるように運営しなければならないことを、指定管理者の重責として受け止め、管理運営するという点がございますが、その点が評価できるといたしました。

  また、当該施設は町内外の人及び地域住民の皆様が生きがいを持って生活できる環境を提供するための重要な施設であるとの認識を基に、管理運営業務の遂行に当たっては、地元優先の雇用を実施し、蔵王町の雇用環境の向上の一助となればと考えていること、さらに、現在勤務している方々の採用を第一優先として採用するとの提案が評価できるといたしました。

  最後に、職員の資質向上のための教育や研修計画、OJTや類似施設等での実地研修などや、ほかの取組、社員教育、規則法令教育、対応教育、危機管理教育、実務処理教育等を会社でしておりまして、その点が評価できるということを選定委員会のほうで議論しまして、各自が点数をつけたのですけれども、このような点数になりました。

議長(村山一夫君) 2番加川 敦君

2番(加川 敦君) 今、副町長等の回答に対してですけれども、副町長、まず前回異議というか申し立てた議員との打合せで資料を出したと、これはおかしいですよね。それはおかしいですよ。その人が納得すればいいというものではないですから。

  その点と、提案書を全部コピーして配付できません。そんなこと言っていないじゃないですか、私。ポイントポイントで評価されたポイントはどうですかというふうに言ったんです。そうしたら、今課長答えましたけれども。それは文章だけですよ。そんなことだったら、A団体だってそれを書いたはずです。具体的にどうなっているかということを知る必要があるんです。具体的にA団体はそう言っていなかった、こっちはこうだったと、だから評価したというのは必要なんですけれども、今それはここではあるんですか。あるんだったら言ってもらいたいですけれども、私が言いたいのは前提として、ちなみに私、情報公開請求出しました、昨日。ですから、それは見せていただきます。この提案書も含めて。

  それで、今確認したいのは2つです。この間も言って、副町長答えてくれなかったんですけれども、見積りを、提案書を出すための前提とした金額、あったでしょう。2年前の売上げ、入浴にプラス300万円で出したのかと、私聞きました。そうしたら答えてくれませんでしたが、これをどう見ても、私は好意的なんですよ。ただ、難しかったろうなと思うんです。こういう東京に本社を持つ会社ですと、やっぱり何ぼ小さい事業でも、普通131415%は上納しなくちゃならないんですね。それでもって、あの金額でやるとしたら現場の人はどういうふうになるんだろうなというふうに、非常に私は疑問に思ったので質問したんです。

  だから、もう1回聞かせてください。前提としてあの売上金額をとどめたままの提案書だったんですか。それを1つ確認させてください。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 前回、保健福祉課長のほうから、令和元年の実績に基づいて募集要項を定めましたというお話、当然募集要項を見てそれぞれの企業さんだったり、団体の皆さんがこれだったらやれるやれないを判断した上で、当然申請を出してきたというふうに我々は理解しております。今までの指定管理をお願いしていたところから、ここの老人憩いの家の収支、こういったものも頂いて、それをそれぞれの団体の皆様に、情報として提供した上で申し込んでいただいたというふうに我々は理解しているところでございます。

議長(村山一夫君) 2番加川 敦君

2番(加川 敦君) 何か副町長ね、そこね、後で付け加えた言葉に私は意味があると思っているので、情報公開ですから見せていただければいいんですよ。後で提供した、要は野菜の売りだの何だの、カラオケだの何だのというのは、あれは前提に入っていなかったんですよ。ただ、言葉として入っていたから、それは多分上乗せしたんでしょう、きっとね。それで提出したと私は踏んでいるんですけれども、それは確認させていただきます。それじゃあフェアじゃないと思います。

  もう一つは、1年契約だと。これも大きな企業にとっては苦しいと思いますよ。せっかく育てた従業員なりノウハウを1年で捨てるのは非常に苦しいということですが、1年1年と言っているんです。来年も同じように、業者を募って提案書を出させるということでございますか。要は、2年3年を約束していないということを確認させてください。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 1年とした理由については、先ほど保健福祉課長が述べたとおりです。あくまでも、ちょっと源泉のほうが温度が下がっているという、非常に温泉として危惧する部分がございます。

  こうした中で、例えば3年とか5年とかというものを果たして指定管理期間と定めることがいいのかどうかということを内部で慎重に判断した上で、この1年と。ですから、来年以降どうなるのと。当然、源泉が元のように回復して長く使えそうだということが判断できれば、この指定管理期間、例えば来年はそういう状況であれば当然3年とかそういった、当然申し込む方も1年更新というのはなかなかつらいのかなというふうには我々も理解しております。ただ、そういった事情があって、1年間の指定管理期間ということで今回は募集せざるを得なかったということを、ご理解いただきたいというふうに思っております。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。5番平間徹也君

5番(平間徹也君) ありがとうございます。先ほど先輩議員の質問で、大分私も理解したところがあったので、なるべくそこは省いて質問しようかなと思うんですけれども、私も議事録のほう、情報公開条例で取らせていただいていろいろ読んだんですけれども、この審査の仕方がやっぱりあまりにも稚拙じゃないかというのが一番問題なのかなと。

  サンアメニティさんが大きい会社でどうとかというのも分かりますし、A団体さんの話はもちろん言えないのであれなんですけれども、選んだ理由としては、多分サンアメニティさんもA団体さんも、先ほど副町長の説明にあったようなことは想定しているはずなんですね。ここでやっぱり一番問われるべきは、本当にもっと詳しく、例えば収支状況も出しているわけですから出してくださいと、この要項の中に収支状況、300万円の収支を最初に売上げに上がっているんですけれども、その後の経費が空欄になっていて、それがサンアメニティさんはこう書いてきたよ、A団体さんは書かなくていいですけれども、サンアメニティさんはこう書いてきたと。そうすれば、分かるじゃないですか。この8月の全員協議会で示していただいた、その社会福祉協議会さんが管理したときと、それじゃあここが違うというのが分かるので、やっぱりそういった具体的な数字が見えないことには、我々議員も判断しかねるところがあると思うんですけれども、まずその辺、なぜ資料を出せなかったのか、ちょっともう一度お聞かせいただけますか。

議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) お答えいたします。

  2つの団体から、いわゆる計画書とか収支状況等、書類を出していただきました。ただ、この中身につきましては、その会社の企業秘密の分もあります。収支計画書の中には、会社での創意工夫とかそういうものが入ってございますので、これをこのままコピーをして皆様にお出しするというわけにはどうしてもいきませんので、確かにサンアメニティさんから収支計画書は頂いておりますけれども、これを出すというのはやはりできないということで、今回出しておりません。

議長(村山一夫君) 5番平間徹也君

5番(平間徹也君) そういう答えなんだなと思っていましたけれども、収支計画書自体も出さないというのは、やっぱり問題だと思いますよ。やっぱり、しかもその大した収支計画じゃないですから、はっきり言って、もう鉛筆で書けますからこんなのね。人件費、給与、諸手当、賃金、福利厚生費、運営費、報償費、旅費と書いて出せばいいだけじゃないですか、こんなの。これがなかったら私たち判断できないんですよ。あと事業計画書、これ自体も出てきていないし、志望動機とか、管理運営基本方針、こういうことも書けない、書いているんでしょうけれども、出せないような、出せないのにその300万円の債務負担行為を言ってくるということ自体、やっぱりちょっと議会軽視していると私は思います。

  それで、サンアメニティさんに頼むの自体は多分問題ないんだろうと思うので、なかなか判断が難しいんですけれども、やっぱりもっと真剣にこの辺やっていただかないと、議論しないとやっぱりその1,000万円の赤字がどうとかなってくるんじゃないかと私は思います。

  それで、もう一つ聞きたいのは、何で今回書類選考だけだったのか。普通、入札等々、こういう指定に関しては、やっぱり本人というか、団体、関係者の本人を呼んで聞き取りをして、初めて審査するものじゃないかなと思うんですけれども、書類選考のみにした理由をちょっとお聞かせください。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) それについては、選考委員会のほうで判断したということでございます。

  ヒアリングという方法がないというわけではございませんが、やはり一個一個、我々としても選考委員それぞれ、この1から12までの選定基準に沿って書類を見て、ヒアリングしても多分書類と同じものなんだろうなと。違う内容で説明されても我々も困ります。あくまでも、この事業計画なり収支予算、これを比較検討した結果、このような審査点、点数になったということで、ご理解をいただきたいと思っております。

議長(村山一夫君) 5番平間徹也君

5番(平間徹也君) そういう姿勢では困るんですよ。例えば、ほかのプロポーザル、学校の建築とか、そういうのも全部ヒアリングしていますよね、ちゃんと。あれは書類選考だけですか。やっぱりそうやってヒアリングをして初めて、その業者の狙いとかだって分かると思うし、書類選考だけでいいんだったら、こんなのは何も要らないんですよね、はっきり言って。全部随意契約である意味できちゃうじゃないですか、そういうのって。

  それで、これはほかの自治体ですけれども、これは随意契約ではないですけれども、わざわざ随意契約の理由書とかも、ほかの自治体では一々入札とかあったら書いていますし、そういった姿勢がやっぱりこの選考には問われていると私は訴えたいのと、それはもう今さら言っても仕方ないので、訴えます。

  あと、もう一個だけ。町長は、この黄金川温泉を町の町民のための療養の施設だと考えているのか、あくまでもその外部の方の観光の施設と考えているのか、ここがやっぱり、その外部の機関に頼むか、やっぱり町内の1団体に頼むかというところを判断する上ですごく重要になってくると思うんです。やっぱり、この1年間しか指定期間をしていないこと自体も、黄金川温泉の将来を考えていないということになるんじゃないかなと私は心配していて、ここがどういうふうに町長がこの施設を考えているか、これを最後に聞かせてください。

議長(村山一夫君) 町長。

町長(村上英人君) 1つは、名称もきちんとなっているとおり老人憩いの家であります。ただ、多くの方々に利用してもらうことは、いい源泉でありますから、そういう環境を整えていく必要があると。そういった面では、この今条例で決めていますので、条例でやはり、この老人の家というものを外して考えていくことも必要ではないかということで、内部の中で今検討をさせてもらっているところであります。それで、幅広い方々に入浴してもらうと。そういったことがまず1つ。

  ただ、それに当たっては、先ほどからなぜ今回1年の契約だと。それがちょっと安定していないところもありますので、やはりそこをきちんとこの1年をかけながらいろいろと、いろんなことを検討していくことも必要だということでありますので、ご理解賜りたいというふうに思っております。

  もう1点が、あとあれですか、地元。なぜ地元でなければいけないか。やはり、公正公明にやっていくことが入札でありますので、ですから必ず地元でなければいけないということではないというふうには思っております。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。7番齋藤英之君

7番(齋藤英之君) これまでの状況からいくと、継続してこの事業を行っていくということに対しては、今回の指定管理者を替えてやるということは、いいことなのかなというふうに私は思っております。

  ただ、このコロナ禍の状況で、契約期間を1年というようなことで、受けたほうも多分にこれ大変だろうなと私は思っているんです。そんなことで、この1年を見て、これからどうしようかというようなことだろうというふうに思っております。

  その中で私、先ほどあったように、この施設は老人の福祉の施設ということで、前にも申し上げましたが、私が起債担当した施設でございました。そんなことで、従来、優待券の発行とか利用促進なんかを図ったんですけれども、今回の状況を見ますと、来年度、単年度でそういうことをやるということは、非常にこれはできないだろうなというふうに思っておるんです。その後の経営状況なりを見て、そういったことも、町としても加味していただいて、ただ、今町長の話の中で老人施設もチャラにするような観光施設にするとか、そういったことも含めて検討していくという話だったので、ちょっと今がくっときたんですけれども、そういったことも含めて、町でやはりこの施設をどういった位置づけで運営していくのかということも含めて、私が先ほど言いました老人の利用促進を図るための優待券の発行とか、こういったことも含めてやっていただけたらいいのかなということなんですが、それについての町長の見解をお願いしたいと思います。

議長(村山一夫君) 町長。

町長(村上英人君) 社会福祉協議会のほうに委託をお願いしていた時代からいろんな施策を考えてきました。言ってみれば、ずっと300万円ずつ頂いておった時期もあるわけですから、ただそれがいけなくなって、最大で、今コロナの関係もありますでしょうけれども、1,000万円の年間で、そのぐらい手出しをしなければいけない状況にもなったことはあるわけです。

  そんなことから、町がやはり、町民の多くの方々が利用していたということで、75歳以上の方々に何度か配ったんですね、議会の議員の皆さんたちの、議会からもご理解いただきながら。そうやっていろんな施策をずっとやってきているんです。それにしても今、この前もお話ししておりますが、町内の利用客と町外で、逆転しちゃっているんですね、もう。それが今、現状なんです。ですから、何でもそうなんですけれども、そこの愛着を持って、そういう時代が大分変わったんですね、年代の方々が。ですから、いろんな若い方々を、やはり愛着を持っていただくためには、幅広くこの世代を入ってもらうことが必要だと思うんですね。

  ですから、そのためには先ほど言った老人憩いの家という、老人というと、何となく若い方々に抵抗があるんでないかと。そこを条例で今、定めていますから、その辺もこの1年をかけて、いろんな議員さんたちのご意見も頂戴しながら、検討をしっかりしていく方法、それと本当にこれが蔵王町として、この黄金川の温泉を直営でやっていくことが必要なのか、いろんな方面から検討していく必要があるんではないかということで、思っているところであります。民間の力を借りることも、大きな今行政としては必要なわけでありますから、そんなこと、いろんなことを今検討に入らせていただければというふうに思っているところであります。

議長(村山一夫君) ほかにありませんか。10三沢 茂君

10番(三沢 茂君) 2点ほど確認させてください。

  これ募集を始めたのが去年の11月から12月までということで、その間からの経過している間に、オミクロン株がこのとおり、急拡大というか蔓延している状況になっております。

  今回のこの指定管理、私は賛成の立場ではあるんですが、ただそういう状況の変化、それからあとこの1年契約、今皆さんいろいろ質疑されていますけれども、これもやむを得ないのかなという、その源泉の事情というか、そういうことはあるわけですが、一番懸念されるのは、この1,000万円かかってきた中で、300万円の債務負担というのが出ておりますけれども、この金額で契約して、直ちにというのもおかしいですが、そう間を置かないでこういう事情が変更だったよということで、想定し得ない場合は双方協議するというふうなお話の内容の、契約の内容の説明を受けましたけれども、それが安易に行われるんでは、これもまた我々もいかがなものかというふうに感じるわけですが、その辺について、町長どの程度まで考えておられるか、お伺いしたいと思います。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) この辺については、当然指定管理選定委員会のほうでも議論になったところでございます。

  基本的には、やっぱりこの300万円という金額、これでお願いするということでございます。ただ、保健福祉課長が説明したとおり、まず1つは自然災害、これはこの会社にかぶってくれというわけに、なかなか難しいだろうと。あるいは、源泉の枯渇、さらには、今オミクロン株ということで、大分感染拡大しております。こうした中で、例えば休業してほしいと町から要請した場合に、当然その分というのは、やっぱり穴埋めするしかないのかなと。

  ただ、基本的に先ほど来答弁しているとおり、令和元年度の営業実績ベースを基本にしております。こうした中で、仮に会社のほうで赤字が出たから補塡してほしいとか、そういったものについては、いや違うんじゃないのと。そういったやはり特殊なケースがあれば、これは両者で協議して何らかの手だてはせざるを得ないのかなと。現に、今年度、前年度、指定管理者のほうから、このコロナで大分営業実績が下がっているのでというようなことを、応じてきた経緯もございますので、そういった形でなる場合も、本当にこの感染拡大、我々も年明け早々には想定していなかったことが、もう既にこの1月の末で起きているわけですから、この辺はやはり我々も注意深く、ただそういった、どうしてもこちらの受託者というか、指定管理を受けた者の人の責めによらない場合はどうしようもないというふうには考えております。

議長(村山一夫君) 10三沢 茂君

10番(三沢 茂君) その辺は、きちっとした態度で臨んでいただければと思います。

  あと、先ほどお聞きしますと、町長もやっぱり時代の流れ、私も伺いますと、町外の若い女性の方も、ここのファンの方もいらっしゃるというふうな話も聞いておりますので、やはり今回サンアメニティさんに指定管理してもらうことによって、いろいろ雰囲気も変わってくるのかなというふうなことで、やはり町長の話のとおり、見直しも含めた経営の在り方というふうなことも考えていただければと思います。

  あと最後になりますけれども、これまで平成18年から社会福祉協議会に指定管理ずっとお願いしてきました。最初はよかったんですけれども、だんだんだんだん経営が苦しくなって、ここ二、三年は自腹を切るというか、赤字を出しながらも指定管理をされてきたということで、大変お疲れさまでしたということで、今回応募には応じなかったということでございますけれども、それで気になったのは、何か9人ほどあそこに従業員が従事しているということでございます。それで、先ほど課長からの説明、あとここの配点の中にも、地元雇用というようなこともありますけれども、働いている方は本当に大変だと思うんですよね。社会福祉協議会でほかのポジションに配置転換できればそれはそれでいいと思うんですが、この辺について、やっぱり先ほど課長の説明の中にも継続雇用というようなお話もありましたけれども、これは本人の皆様にとっては死活問題になってくるわけなので、この辺についてちょっと確認させてください。

議長(村山一夫君) 町長。

町長(村上英人君) 私も三沢議員と全く同じであります。社会福祉協議会で長年にわたって頑張っていただいたわけですし、全員が社会福祉協議会の本体のほうに勤めた方でないわけですから、一部戻す方もいますでしょうけれども、そういった面で、あそこで働いてもらった方が急に職がなくなってくるということは一番この町としても大変だというふうに思っていますので、その辺、副町長、担当課長のほうに話をしまして、社会福祉協議会のほうと横の連携をしながら、そして今度、どこの業者さんになるか分かりませんが、なった場合、できるだけ多くの方々に雇用をお願いしていただきたいということをお話ししておりましたので、その辺に当たって、担当課長から答弁させていただきたいというふうに思っております。

議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) お答えいたします。

  本日、このサンアメニティでよろしいということでお認めいただきましたならば、すぐに、あと約2か月しかございませんので、社会福祉協議会とサンアメニティさんのほうで、やはり雇用契約ですので、本人の希望ですとか、いろいろ雇用形態とか、いろいろございますので、早速協議に入りたいというのは双方からも聞いていますし、町のほうも知らないということではなくて、やはり3者で、スムーズに黄金川温泉がうまく軌道に乗っていけるように、町としても一緒になって考えていきたいと思っております。それで、一応両方ともできれば同じ方というんですかね、使っていきたいということでしたので、よろしくお願いします。

議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第 議案第6号 令和3年度蔵王町一般会計補正予算(第12号)

議長(村山一夫君) 日程第5、議案第6号令和3年度蔵王町一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第6号令和3年度蔵王町一般会計補正予算(第12号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億1,1872,000円を追加し、予算の総額を737,6814,000円にしようとするものであります。

  今回の補正予算は、住民税非課税世帯等臨時特別給付金を給付するために必要な予算を新たに計上するとともに、除融雪作業委託料を追加しようとするものであります。

  次に、第2表、債務負担行為補正については、老人憩いの家指定管理者委託料を追加し、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場運営業務委託料の限度額を変更しようとするものであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。13村上一郎君

13番(村上一郎君) それでは、確認をさせていただきます。

  今回の補正の大きなテーマは、国のほうの特別給付金の補正かなと思っております。

  ページ、7ページなんですけれども、国からの交付金を活用して、負担金補助及び交付金、18節で1億円の補正を組んでいるところではありますけれども、この1億円の世帯数とか、それの内訳を説明していただければと思います。

議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) お答えいたします。

  一応、町で見込んでおりますのは、非課税世帯1,400世帯と、あと家計急変、コロナ禍によって家計急変した世帯を400世帯と見込んでおります。

  今回1億円というのは、本日お認めいただければ、早速システム改修いたしまして通知となるんですけれども、今年度3月までに申請をいただく世帯を1,400のうち1,000世帯と見込みまして、予算を計上させていただきました。よろしくお願いします。

議長(村山一夫君) 13村上一郎君

13番(村上一郎君) そうしますと、令和3年度の非課税世帯として、1,400世帯を把握したんですよね。それから、令和3年度1月以降にコロナ禍で生活困窮に陥った世帯が400世帯、結局1,800世帯なんですけれども、1,800世帯なのか、それとも1,400世帯の中の400世帯がそうなのか、これも確認しますけれども、ただ1,000世帯に対しての申請における1億円の予算計上だということになりますと、令和4年度に今度またがっての特別臨時給付金を支出、給付するようになるんですけれども、年度内にできないというのは何か理由とかはあるんですか。

議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(鈴木智子君) もうすぐ2月になりますので、一応町のほうでシステム改修をいたしまして、申請書、あなたが対象になりますよという方にお手紙を出せるのが2月の下旬ぐらいかなというふうに考えておりました。その約1か月で全世帯が申請というのはなかなか難しいのかなということで、今年度におきましては、非課税世帯1,000世帯が申請していただけるかなということで、来年度4月以降に申請いただいたものにつきましては、来年度の支出のほうでしたいと思っていました。

  それで、全国一緒ですけれども、9月30日までの申請であれば、10万円、1世帯当たり10万円頂けるということになっておりますので、年度をまたいで、会計のほうは別々になりますけれども、年度をまたぐ事業となるように考えております。

議長(村山一夫君) 13村上一郎君

13番(村上一郎君) 分かりました。そうしますと、年度をまたいで令和4年度でも給付でも国のほうは大丈夫ということで承知しているんですね。3月、年度内には1,000世帯だけの予算だということで、分かりました。

  それで、この前の記事、これも新聞記事なんですけれども、非課税世帯でもほかの扶養されている世帯、結局息子さんとかそういう娘さんとか扶養されている世帯には、これは給付はしてならないような制度になっているのかなという、この記事なんかで読んでいたんですが、宮城県内のある自治体で、これに間違った形で20世帯、19世帯ですかね、それを給付してしまったということで、これを返還していただきましょうという、そんなことがあったんですけれども、その辺のきちんとした把握なんかはするべきなのかなと思っています。

  ただ、もう一つ別の記事なんかでは、山形市の関係なんですが、山形市はそういう世帯は扶養されている高齢者世帯でも、非課税世帯でも、世帯の生活そのものは非課税の対象になっている世帯なので、そういう高齢者とかの世帯には収入に見合った関係なく給付しましょうという山形市長さんの政治判断があったようでありますけれども、それに関していろいろ、町長あたりのこれは政治判断になるかとは思うんですが、その辺に関して町長あたりは、その辺のいろんな情報をきちんと把握しながらの判断をされているかどうか、その辺を確認しておきたいなと思っています。

議長(村山一夫君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 今、いわゆる支給要綱のほうでの規定を見ておりました。要は、何というんですかね、扶養している、例えば別の世帯の方が扶養していますよいう世帯の方々だけ、極端に言えば仮に同じ敷地内にお母さんとお父さんが住んでいます、隣に息子夫婦が住んでいます、こちらの方は非課税なんだけれども、実態は息子さんの扶養家族ということになっていますよという方については、この支給の要綱で見ると、支給要件を満たさないよいう形で、この国のやり方に準拠した方法で今のところやろうということを想定しております。これも実態はなかなか難しいんですけれども、この判定というのが、やりようはどうやったらやれるんだろうというふうに思いますが、そういった注意喚起の書面なんかを入れて、国の基準どおりにやらせてくださいということで、今のところは考えております。以上でございます。

議長(村山一夫君)ほかにございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

     午前11時00分 散会