令和３年蔵王町議会定例会１０月会議
令和３年１０月１８日（火曜日）
出席議員（１５名）
１番 松 﨑 良 一 君 ２番 加 川 敦 君
３番 大 沼 昌 昭 君 ５番 平 間 徹 也 君
６番 佐 藤 敏 文 君 ７番 齋 藤 英 之 君
８番 平 間 武 美 君 ９番 佐 藤 長 成 君
１０番 三 沢 茂 君 １１番 遠 藤 裕 一 君
１２番 外 門 清 君 １３番 村 上 一 郎 君
１４番 葛 西 清 君 １５番 馬 場 勝 彦 君
１６番 村 山 一 夫 君
欠席議員（なし）
説明のため出席した者
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町長 |
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村 上 英 人 君 |
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副町長 |
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平 間 喜久夫 君 |
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総務課長 |
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宍 戸 光 晴 君 |
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まちづくり推進課長 |
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佐 藤 長 也 君 |
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保健福祉課長 |
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鈴 木 智 子 君 |
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農林観光課長 |
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加 藤 勝 彦 君 |
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病院事務長 |
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山 家 信 行 君 |
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教育長 |
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文 谷 政 義 君 |
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教育総務課長 |
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福 地 実 幸 君 |
事務局職員出席者
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事務局長 |
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鈴 木 賢 君 |
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事務局長補佐 |
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相 原 宏 美 君 |
令和３年１０月１８日（月曜日） 午前１０時００分 開議
日程第 １ 会議録署名議員の指名
日程第 ２ 会議日程の決定
日程第 ３ 諸般の報告
日程第 ４ 議案第７１号 令和３年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）
日程第 ５ 議案第７２号 令和３年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（
第３号）
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前１０時００分 開議
○議長（村山一夫君） 皆さん、おはようございます。
今日は、昨日おとといの天候と、まるきり違ったすばらしい山が見えるような天候でございます。この間、町長とも蔵王に登ってまいりましたが、アオモリトドマツが、本当に、私が約４年前に行ったんですが、そのときと、まるきり変わったような、トドマツの青い葉がなくなったというような状態であります。なぜなったのか私には分かりませんが、本当にそういうことがなっておるところでございますから、樹氷がなくなっていくということでもございます。そういうものに対しても、本当にどうすればいいものかなと思っておるところでございます。
そして、今、植林をしたものは100年先あたりにならないと樹氷が見られないという恰好なんだそうでございます。そういうことは起こり得ると、本当に、蔵王の名物でもあります樹氷がなくなるということでございます。
そしてまた、農業問題に対しても、米価が3,000円ほど下がったということでもございます。そして、私の知っている人は、自然乾燥だということで、稲架掛けをしたんだそうですが、稲架掛けをしたのを返そうとすると雨だということで、どっちがいいものか分からないものだなという話でもあります。
蔵王町はあまり少ないんだそうですが、やはり、ほかのとこには結構、稲架掛けがあるんだそうでございます。そういうものからいっても、やはり農業も、毎年、毎年この温暖化というか、昨日のテレビの中では、温暖化でないという学者もおるようでございますが、どのようになっていくのか、やはり農業問題に対しても米だけではなく、米以外のものに、これから進まなくてはならないのではないかという人もおります。そういうものにつけても、やはりわが町でもいろんなふうに考えていかなければならないのかなと思えるところでございます。
今日は、議案２件ほど出ておりますが、十分審議の上、スムーズにしていただければと思っておるところでございます。やはり午後１時半から、仙南広域の議案説明会があるものですから、それ前には行けるようにしていただければなと思いますので、よろしくお願いしながら、挨拶に代えさせていただきます。大変ご苦労さまです。
議会開会に先立ち、本日は新型コロナウイルスの感染症予防のため、議場内でのマスク着用を認めます。また、本日の傍聴につきましては、新型コロナウイルス感染症予防のため制限させていただきますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
本日10月18日は休会の日ですが、議事の都合により、特に、令和３年蔵王町議会定例会10月会議を再開いたします。
なお、クールビズ実施中ですので上着の着用は各自の判断でお願いいたします。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。
日程に従い議事を進めます。
○議長（村山一夫君） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、10番三沢 茂君、11番遠藤裕一君を指名いたします。
○議長（村山一夫君） 日程第２、会議日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会10月会議の会議日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日１日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議ありませんので、本定例会10月会議は、本日１間とすることに決しました。
○議長（村山一夫君） 日程第３、諸般の報告をいたします。
本定例会10月会議に町長から議案第71号から議案第72号までの２件が提出され、これを受理しておりますのでご報告いたします。
次に、代表監査委員から令和３年８月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、本定例会10月会議に説明員として出席を求めたものの職氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
次に町長から挨拶の申出がありましたので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長（村上英人君） 皆さん、おはようございます。
議会定例会10月会議の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
今月の４日の臨時国会におきまして、第100代目となる岸田内閣総理大臣が誕生いたしまして、成長と分配の好循環を旗印として、新政権が船出したところでございますが、10月21日に満了を迎える衆議院議員の任期や、新型コロナウイルス感染症の感染状況も踏まえ、総理は14日に衆議院を解散され、明日の19日に公示、31日に投開票という日程で総選挙が行われることになりました。
さらに、11月20日に任期満了を迎える宮城県知事については、当初、県選管が想定していた日程を前倒しいたしまして、総選挙の投開票に合わせる日程が決定され、既に14日から選挙戦が展開されているところであります。
いずれも、これからの国政及び県政の在り方を問う重要な選挙でありますので、国民、県民の暮らしと安全を守り抜く政策の実現に期待しつつ、その動向を注視していきたいと思っております。
次に、10月14日でありますが、私が会長を務める宮城県砂防協会が主催となり、２年ぶりとなる宮城県砂防協会研修会を開催したところであります。翌日の15日には、この研修会に来賓としてご案内を申し上げた国土交通省水管理国土保全局砂防部三上幸三部長、同省の東北地方整備局河川部國友優部長、一般社団法人全国治水砂防協会大野宏之理事長ら一行が、国土交通省の直轄事業として完成が間近となった蔵王山火山監視カメラ用電気通信設備整備事業や、宮城県が主管となって複数企業体で工事を施工している松川火山砂防事業の現地視察をいただきました。
当日でありますが、先ほどお話ありましたように、村山議長にもご同行いただいたところでありますが、事業目的や蔵王火山噴火対策における砂防計画の概要について、共通理解を図るとともに、災害や防災に対する意見交換等を行い、大変意義深い現地視察となったところであります。
さて、本町の秋を彩る蔵王エコーラインの紅葉が見頃となる紅葉シーズンを迎えたこの時期になって、ようやく新型コロナウイルス感染症も沈静化してまいりました。町からの宿泊施設応援事業補助金により、遠刈田温泉旅館ホテル組合等が10月20日から販売を開始する、みやぎ蔵王遠刈田温泉プレミアム宿泊クーポン券に加え、宮城県の事業として県民限定のクーポン券付宿泊割引キャンペーン等が10月15日から開始されたところであります。
これらの事業が町内の商工観光事業者の皆様にとって、明るい兆しの契機となってくれるよう期待するとともに、地域経済全体で好循環をもたらしてくれるよう願ってやまないものであります。
一方で、公立刈田綜合病院の運営に関しましては、報道にもありましたとおり11日の正副管理者会議におきまして、白石市長の公設民営化への強い意志を再確認した上で、2023年３月末を期限として組合を解散することに１市２町が合意したところであります。明日19日の副市長、副町長を交えた６者会議を皮切りに、解散条件等の話合いを開始し、まとまり次第、覚書を締結することになりましたので、今後の経過等につきましては、適宜、議員の皆様にもご報告を申し上げ、協議してまいりたいと考えております。
本日の会議は、一般会計及び蔵王病院事業会計の補正予算２議案を上程いたしましたので、慎重にご審議を賜りますようお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 以上で諸般の報告を終わります。
日程第４ 議案第７１号 令和３年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）
○議長（村山一夫君） 日程第４、議案第71号令和３年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） ただいま上程されました議案第71号令和３年度蔵王町一般会計補正予算（第８号）について提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3,410万円を追加し、予算の総額を69億364万3,000円にしようとするものであります。
その主な内容は、歳入において国県支出金基金繰入金を追加し、歳出においては、商工費を追加しようとするものであります。今回の補正予算は、コロナ禍における事業者を支援するための国の臨時交付金と県の補助金を活用して、４月会議で可決いただきました中小企業者活動継続支援事業を拡充して行うために必要な予算を計上したものであります。
また、先般のまん延防止等重点措置及び緊急事態措置に伴い、ＪＲ仙台駅構内での観光誘客広告事業を中止したことから、その委託料を減額して、冬季における観光誘客キャンペーン等を実施するために必要な経費を追加いたしました。
以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） ６ページの教育費についてお伺いしたいと思います。コロナ対策ということで、教育費の中で299万円ほど非接触型幼稚園登降園システム導入ということで、これ、導入するようですけれども、これに関して詳しく説明を願えればと思います。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） お答えいたします。既存の幼稚園の登降園システムに、非接触型ということで、具体的にはシステムからＱＲコードを各保護者、お父さんお母さん、あるいはおじいちゃんおばあちゃん、その人数分、登降園の際に付き添う可能性のある方々に枚数分を発行して、そのＱＲコードを各幼稚園に配置したタブレットで読むことによって、これまで紙ベースで登降園の管理をしてきたものを鉛筆とか紙とか、多くの方が触らないようにして、接触を減らして感染を防ごうというための、今回既存システムに新しいシステムを導入しようとするものの補正予算でございます。
○議長（村山一夫君） ３番大沼昌昭君。
○３番（大沼昌昭君） 分かりました。ここまでしなくてもいいのかなというのはちょっとあるんだけれども、300万円もかけてね。非接触型ということであれば、何もこれでなくたってできることはあるんじゃないかなと思うんだけれども、今の説明でＱＲコードを各、要するに送迎する人の家庭に配付して、それでかざしてもって、鉛筆とかいろいろなのいっぱい触らないようにしようということなんだよね。分かりました。
私、心配したのは、ひょっとしたらスマートフォンか何かに入れてやるのかなと思ったものですから、ちょっと高齢者には難しいのかなという部分もちょっと考えたもんですから。分かりました。そんなことであれば、このようなことで非接触ということで、予防的に図られれば非常にいいのかなと思います。ありがとうございました。
○議長（村山一夫君） 10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） 先輩議員は納得されたようですけれども、これ今、何人が対象になるんでしょうか。全員ではないようなので。まずそこをお尋ねします。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） 人数ですが、今、幼稚園に登園しているすべての園児ということで240人幾らということになります。ちょっと詳しい数字、すみません。
○議長（村山一夫君） 10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） 何か、一部の人かなと思ったら全員ということで、分かりました。ただ、私ちょっと腑に落ちないというか心配な点もあるんですけれども、その紙ベースで感染する危険性が高い、そういうことは今でも考えられるのかということが１つ心配ですし、非接触にこしたことはないと思うんですけれども。
それと、これ委託料約300万円ですよね。常々思っているのが、こういうソフト委託料の後年の負担、例えば改修とかなんとかというもの出てくるわけなんですけれども、これは、多分コロナが終息しても続くと思うんですが、後年度負担については、恐らく補助金もないと。補助金というか、これ何に使ってもいい臨時交付金なんですけれどもね。こういうものがない、なくなると。それでも負担は出てくるのが心配なんで。その２点について、お答えお願いします。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） まず、紙で、接触で感染ということですが、今までは各幼稚園のテラス等にペンと紙を用意して誰が来たかと、共通のというか皆同じペンとか紙に触っていたもんですから、そこの接触を少しでも減らしたいと。不特定多数ということになりますので、それを減らしたいということで、そこから感染するかどうかという、ちょっと私、学者じゃないので分かりませんが、コロナの接触を減らすという意味で、まずこれを導入しようということでございます。
後年負担ですが、これ既存の登降園システムにそのＱＲコード分を上乗せするものですから、既存の登降園システムについては、これまでも当初予算等で毎年負担してきたものですから、このシステムを上乗せすることで新たな負担増ということはないということで、システム会社とは確認を取っております。
○議長（村山一夫君） 10番三沢 茂君。
○10番（三沢 茂君） 分かりました。ただ、あくまでも私、心配なのは、たまたまこの国からの予算があるから、絶対これが必要なシステムかなと、そういう強い思いでこの予算を組まれたのか、その辺が心配なので再度お伺いしたいと思います。上の財源振替もあるようですから、その辺勘ぐった見方で大変申し訳ないんですけれども、これがないとどうしても駄目だということで計上されたものか、最後にお伺いいたします。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） これまでもこの登降園システム、紙でやっていたんですが、それを主任さんが今度は手集計してということで、今度はタブレットでするものですから、そこの部分の負担も減るということです。
あとは、現場からのそういった主任さんの負担軽減、あとは園長さんのこちらに報告よこす負担軽減というのが一番なので、その分を見越して、感染が収まっている時期に体制を整備して、今後に備えようということですので、ご理解いただきたいと思います。（「分かりました」の声あり）
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） 私も先輩議員の質問とちょっと関連しているんですけれど、この非接触型幼稚園登降園システムの導入の件なんですけれども、これって、随意契約なのか入札なのか、指名競争入札なのかその辺ちょっと知りたくて。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） 既存のシステムに機能を追加するものですから、随意契約ということになります。
○議長（村山一夫君） ５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） ありがとうございます。あれですよね、たしか幼稚園のありましたね、既存の。あいつに、まあ、現場からコロナの不安があるからということで、そういうシステムはないかということで、ＱＲコードのという、その辺は分かったんですけれども、これを導入しているほかの自治体とか、あと、これをいつから導入するのかとかその辺、もし分かっていれば。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） すみません。ほかの市町村は調べていませんが、まず、現場からの要請と、あと、電算会社からのこういったシステムがありますよという提案に基づいて内部で調整して、これを導入しようとするものでございます。
時期については、早速、認めていただいた後に、システムの改修に入りますから、これによりますと、約２週間で現場に下せると。各幼稚園にタブレットも用意しなくちゃいけないんですけれども、機器の準備等そろえば11月中旬ごろには、これを各幼稚園に配備できるものと考えております。
○議長（村山一夫君） 平間徹也君。
○５番（平間徹也君） ありがとうございます。タブレットという、今、話があったので、タブレットをまた新たに入れなきゃいけないのかということと、あと、ちょっとずれちゃうかもしれないですけれども、これは、保育園では導入というのは検討されていないんですか。いないですよね、今日ね。いないから駄目なんですかね、これ聞いちゃ。ちょっとこの辺分からなかったんで、すみません。
○議長（村山一夫君） 教育総務課長。
○教育総務課長（福地実幸君） この299万円の中には、ハードウエアということで、各幼稚園１台のタブレットと教育総務課に１台のタブレット、４台が含まれております。また、保育所の件ですが、保育所のほうでは、登降園システムを東北電子計算センターで使っているというのは聞いていませんので、今のところ導入する予定はないと考えております。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 大分、教育総務課のほうで盛り上がりまして、本当に幼少期における、そうした感染対策というのは非常に大事なのかなと、このように捉えてございます。
今回、農林観光課における中小企業活動支援ということで、これらを前回のと比べて拡充していくんだと、私どもも何回も見てはいるんですけれども、前回と今回の相違並びに事業者数、そうした今回の内容について、少し詳細に教えていただければと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。この中小企業活動継続支援金につきましては、４月の補正、６月の補正ということで、これまでお認めいただきまして、取り組んできているところでございます。それにつきましては、県と国が行っている県の感染拡大防止の協力金交付事業、その事業に重ならない事業所に対して、コロナ前と比べて10％以上減少したところに支援しますということで、これまで１事業所当たり10万円ということで進めてきたところですけれども、今回県の協力金事業のほうも、最初まん延防止から始まって、その後、緊急事態宣言が入って、また、まん延防止ということで、交付金の額も大分増えてきました。それに対してほかの事業所、対象にならない事業所はそのまま置いていかれたような形になっていましたので、そこに対して、今回、県からの事業者支援の交付金も新たに交付されましたので、それらを財源として、当初予定していた１事業所当たり10万円を２倍にして20万円に上げるということで、予算を組んだところです。
それから、雇用維持支援金ということで、30人以上の従業員を雇用しているところについては、当初20万円で考えていましたけれども、それを２倍の40万円にするということで、今回、追加しているところでございます。
さらには、それから、実はこのコロナによって大きくダメージを受けている事業者は確かに町内、商工業者、皆、大変被害を受けているんですけれども、その中で特に交通事業者、こちらに対する国や県の協力金等がありませんので、このバスやタクシー事業者についても、今回、別枠で支援を行っていきたいということで、今回、補正を追加させていただいたところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。詳細に説明いただきまして、本当に見えない部分の事業所さんも非常に影響を受けているというところは、様々なところで伺っているところでありますけれども、今回こうした、新たにそうした補助金額も上げて、あるいはそうした新しく交通事業所関係もそうしたところに含めていくということでありますけれども、こうした関係等については、今後、この事業の進め方といたしましては、申告によるものなのか、あるいはこちらからそうした調査等も含めて行っていく上で、これらを事業執行していくのか、この辺について、もう少し教えていただければと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。この事業につきましては、基本は申告に基づいて交付ということが原則になります。ただ、その際にまず事業所の方々に知っていただくということが第１番になりますので、来月かな、今後、広報等でこういった事業をやっていることのお知らせもしますし、今現在、既に10万円交付をやっているところですけれども、今まで交付をした事業所には直接通知をして、新たな申請ということで、推進するということで通知して、それぞれ、そこに申請書等も入れて、町のほうに申請していただくという２段構えで、今回はお知らせをしているところでございます。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。本当に、非常に体力が弱っている事業所さんが多くなってきておりますので、今、課長が答弁あったように、きめ細やかな対応を配慮しながら、この事業で、しっかりそうした方々を応援していただければと、このように思います。終わります。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。13番村上一郎君。
○13番（村上一郎君） 今の先輩議員の質疑に続き、もう少し詳細をお願いしたいと思っているんですが、中小企業活動継続支援金なんですけれども、活動継続支援金、今、たしか課長の答弁では10万円から20万円に上げるという、そんな内容だったなと聞いたんですが、たまたま広報のほうのお知らせとしては、１事業者10万円とお知らせして受付始まっているようなんですけれども、その辺、変化があるのかどうかということなんですね。
あと、春の、４月に補正でこの継続支援金を補正計上した段階のときは、前年からの事業収入の減少が30％以上という減少の事業者と何かあったような気がするんですが、今回のこの広報のチラシ見ると、10％以上減額という、今の課長の答弁でもそのようにありましたけれども、その辺、少し変化して幅広く支援を受ける事業者の対象を拡大しようとしているのかどうかの、その差についての説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。まず、今、既に周知している事業の10万円というのは、４月、６月でお認めいただいた内容について、お知らせして交付しているところでございます。今回、新たに今回の議会でお認めいただいた後に、さらに上乗せするということをお知らせして取り組んでいくようになります。
それから、先ほど30％という話がありましたが、これは４月にこの事業の当初予算には上げられなくて、４月補正１回目上げたんですけれども、その際に30％というお話で説明はしましたが、その後、６月の財源とかが入っての補正の際には、30％ではなくて10％ということで、内容を変更して補正を組ませていただいたところでありまして、今現在、交付している事業は全部10％、対前年、前々年で10％の減少した事業所ということで、取り組んでいるところでございます。
○議長（村山一夫君） 13番村上一郎君。
○13番（村上一郎君） 分かりました。ありがとうございます。６月の関係の補正、ちょっと確認していなくて、30％から広報のお知らせを見ると10％では、あれ下がったんだなというそんなことになってしまったんですけれども、10％に減額の対象にするということですと、かなり事業所の支援の数が増えるのかなと思っておりますけれども、その辺のある程度の、予算計上する上で、どの辺までの事業者が対象になるとか、その辺の数の根拠というものも、きちんと把握されて予算計上されているのかどうか、その辺の確認も、ちょっとしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。６月の補正の段階の積算の際には、274事業所を、前年の実施してきた事業等を考慮しながら、274事業所で見込んで計上させていただきました。今回は、この交付金、既に申請して受け付けていますけれど、今日現在で、この継続支援金10万円のほうの受取者は183件、申請者は183件でございます。
それから、雇用維持支援金のほうは５件ということで、今、事業が進んでいるところでございまして、これを基に今回の補正では、事業所支援のほうは200事業所、雇用維持支援金のほうは14事業所で積算をさせていただいて、今回計上させていただいたところでございます。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） 村上一郎君。
○13番（村上一郎君） 分かりました。その辺、大変、コロナ禍で苦しんでいる事業者の支援には大変有効な支援策かなと思いますので、抜かりなくきちんと事業所の支援に努力していただければと思いますけれども。
あと、同じ商工費の中で委託料なんですけれども、町長の説明の中では、コロナ禍の中での委託料で、一部できなかった事業があるということで、今回それを感染拡大の中で中止したものを、さらに別な形での委託料にするということの説明のように受け取れるんですけれども、そのような内容について説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。まず最初に、今回事業を取りやめている事業として、先ほど町長からの説明でも申し上げましたが、ＪＲ仙台駅の中央改札のほうの柱巻きとフラッグを掲げての蔵王の広告宣伝、この事業、コロナの影響で急遽取りやめということになりました。これの分の減額が1,200万円ほどでございまして、それに対して、今度新たにこれからの冬の観光宣伝広告ということで、テレビやラジオ、新聞などで冬の観光宣伝、スキーとか樹氷とか、いろんな形になりますけれども、そういったところのこれからのコロナも大分落ち着きつつありまして、集客を図るための宣伝事業として、新たに750万円ほど組ませていただいて、その２つの事業の差額で今回の委託料の減額ということで計上させていただいたところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 村上一郎君。
○13番（村上一郎君） 分かりました。委託料、４月の補正で1,100万円ほどの委託の予算の計上だったんですけれども、ほかの、ここで452万円ほどの減額ということは、ほかの652万8,000円は委託したとおりの事業展開したのかなと思ったんですが、今の課長の答弁ですと、一旦、別の形でのキャンペーンとして、これからの冬の関係でも宿泊客も含めて観光誘客の事業を冬季の段階で展開するんだということで、それらをやろうとすると、最終的に450万円ほどの減額で、残りの委託料の分を冬季のキャンペーンに使うんだという内容のような気がしたんですが、それでよろしいんでしょうか。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。すみません、先ほどの答弁は、増えた事業と減った事業だけ申し上げましたけれども、この委託料の中に実は、ダイレクトメールの事業、マイクロツーリズムを促進する上での近隣の市町、１時間程度で往復できる範囲のところに町からのダイレクトメールの発送事業ということで、別に行っておりまして、これは変わらずに実行ということで、それが約650万円ほどで計上したままでございます。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。５番平間徹也君。
○５番（平間徹也君） すみません。商工費でもう１個、宿泊応援事業推進費の内容が詳しく分からなかったので、その辺ちょっとお聞きしたかったんですけれども。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。こちらも、今回、新たな財源、県からの700万円ほどの事業所支援という補助金もありましたので、それらを財源として今回、冬場の観光振興と宿泊を兼ねて、共通リフト券の宿泊施設とスキー場を一緒に観光推進するための共通リフト券購入事業というものを新たに計上させていただいております。
それから、昨年度実施して好評でした特産品、蔵王の特産品を宿泊していただいた方々に応募していただいて、抽選で発送するという事業、昨年度やったんですが、今回は財源的に見通しが立たず、これまで実施しておりませんでしたが、今回、新たな財源を生かして、去年ほどの金額にはなりませんが、地元の特産品を冬場の宿泊していただいた方に応募していただいて、抽選でおあげする景品代と、こういったところの事業で、今回の金額を計上させていただいたものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 平間徹也君。
○５番（平間徹也君） ありがとうございます。勘違いだったら申し訳ないんですけれども、リフト券の補助って、たしか、コロナ禍以前にもしていたような気がしたんですけれども、そんなことはなかったでしたっけ。その辺ちょっと確認したかったのと、どのような運用で最初にリフト券分だけ各個人か、各事業所に渡すのかとか、その辺の運用の仕方とかも教えてもらえれば。
○議長（村山一夫君） 農林観光課長。
○農林観光課長（加藤勝彦君） お答えいたします。コロナ禍以前のことに関しては、スキー場で直接事業はあるとしても、町が支援したというのはないと思うんですけれども。
運用法につきましては、基本、うちのほうに２つのスキー場を持つ事業所がありますが、そちらのほうに、実はこのリフト券の割引、要は宿泊していただいた方にリフト券をパックとしておあげするんですが、それのうちの金額の半分は、町が補助として出しますけれども、半分は事業所さんで出してくださいということで取り組みます。
それで、今季、２つのスキー場で実績としてできるであろう数字、何枚分ということで申請していただいて、それについての半分は町が補助しますが、半分は事業所でということで、あと、それを宿泊、旅館組合等と話をして、そういった事業に取り組むということも了解を得ながら、実施していくという形になります。
これは、スキーのリフト券と宿泊をパックということで出しますので、要は、泊まっていただいた方、そのパックを使いたいという方が泊まった場合に、そのリフト券を無料でおあげする形になります。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）
質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）
討論なしと認めます。これより、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第５ 議案第７２号 令和３年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算
（第３号）
○議長（村山一夫君） 日程第５、議案第72号令和３年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第３号）を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長（村上英人君） ただいま上程されました議案第72号令和３年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第３号）について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は資本的収入及び支出の予定額にそれぞれ340万円を追加し資本的収入の総額を887万5,000円に資本的支出の総額を1,302万4,000円にしようとするものであります。なお、詳細等につきましてはご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長（村山一夫君） 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。１番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。今回の発熱外来用簡易診察室設置工事ということで340万円計上されてございますけれども、この事業に対する内容等についてご説明をいただければと思います。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） 今回、計上させていただきました、この発熱外来用簡易診察室の設置についてですが、発熱で来院した方は、現在、病院内に設けております間仕切りの中で診察とかやっておりますけれども、これから冬季間とかに入るので、患者さんによりよい環境を提供したいということで、今回、感染対応地方創生臨時交付金を活用させていただいて、ユニットハウスのようなものを設置したいということで、今回計上させていただいております。よろしくお願いします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） 簡易診察というから、よく考えて、ＰＣＲなのかななんて、ちょっと思ったものですから、質疑させていただきましたけれども、今回こうしたユニットハウスを使って、別個の診察に対応するということでございますけれども、これについては、これまでには、やはり既存のそうした診察室を使ってこられて、そうした実績もあって、今回こうしたユニット設置に至ったのかどうか、これまでのいきさつも含めて、ちょっとお伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） お答えいたします。これまで、発熱外来で来た患者さんにつきましては、事前に電話連絡をいただくのが基本でありました。それと、電話連絡がない方につきましては、院内に入らずに、インターフォンで連絡をしていただいて車で待機していただいて、そこで看護師さんが症状等を聞き取って医師に報告をして、必要に応じて車庫内で設置してある間仕切りで問診あるいは検体の採取、診察まで行っておりました。
ただ、間仕切りですと、夏場は非常に暑い中で、これからの冬場を迎えますので、非常に寒い中で診察とかを行わなくちゃいけないということですので、先ほどもちょっと申し上げましたが、やはり患者さんや職員の負担軽減ということで、今回こういったユニットハウスのようなもので、簡易診察室を設置させていただきたいということでございますのでよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） １番松﨑良一君。
○１番（松﨑良一君） ありがとうございます。そうしますと、今回、ユニットでこうしたものを設置するということになりますと、期間的には、やはり限定的になるのかな。それとも今後こうした、これを使った形での活用方法も考えながらそうした対応をされていくのか、こういう専門的な、ここの外来についての診察についてはほかの病院については、どうでもいいというわけにはいきませんので、同じような対応をしながらこれまで進めてきたのか、ちょっと参考程度にその辺もお伺いしておきたいと思いますので、ちょっとそうしたところについて、ご承知であれば、お伺いしておきたいと思います。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） 期間につきましては、いつまでということは、今のところ定めてはおりません。それと、ほかの病院につきましては、大変申し訳ございませんが、承知はしておりませんので、申し訳ございません。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。６番佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） ただいまの件につきまして、もう少しお伺いしたいと思います。今までですと、発熱外来の方、外の車庫の中にパーテーションを置いて、そこで診察されていたようです。その、今回のそういった簡易的なハウスを設置するのに、今までの車庫の中に設置するものなのか。それと、先ほど事務長がおっしゃいましたけれども、今後、これから冬に向かってといったこともありますので、そういった設備、エアコンで暖房まで入れるものなのか、あともちろん水道設備であったり、そういったものも引き込んだりするものなのか、そういった設備の部分もどのようなものになるのかお伺いします。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） 今回、設置しようとする簡易診察室には、エアコンと照明器具を設置しようというものでございます。水道なんかは、一応、院内で話はしたんですけれども、水道までは要らないんじゃないかということでエアコンと照明器具、あと、机や椅子、サーキュレーターか扇風機なんかも設置して対応していきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。
設置の場所は車庫内ではなくて、旧母子健康センターの前に患者さん用の駐車場があります。そこがよろしいのではないかということで、院内では話をしております。また、そこから変更するかもしれませんが、今のところ、母子健康センターの前あたりがよろしいのではないかということで考えてございますのでよろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） 分かりました。そうしますと、母子健康センターの前の駐車場に設置すると。そういったことであれば、中に入らないでということなんでしょうけれども、実は、発熱外来の方が今までどれくらいの方がいらっしゃるのか私も分からないので、それも教えていただきたいんですが、それと、以前、私が病院に行ったときに、高齢の方が来たわけですよね。そして話を看護師さんが聞いていたらば、熱があって来たんだと。しかも38度くらいの。おばあさんが。それをおじいさんが乗せてきたと。それを全然、受付も通らないで、話をしないで通常の外来の内科の窓口まで来ていると、そういったことがありました。そこで、皆さん、今度、熱があってということで大慌てして外に連れて行ったわけですよね。そういったこともあるものですから、その辺の運用の仕方、やはりはっきりされて、徹底はしているんだとは思うんですけれども、その辺をもう一度確認をさせていただければと思います。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） まず１点目の発熱外来の患者数ですが、昨年の12月４日から発熱外来を開始しております。10月14日現在で、発熱外来で来た患者は79名です。このうち、ＰＣＲ検査の検体を採取したのは27名でありました。
次に、お年寄りの方がインターフォンも押さずに入ってきてしまうということがあったということなんですが、なかなか、病院内にも発熱がある方につきましては、必ずインターフォンを押してとか、あるいは事前に電話をいただきたいということではしているんですが、なかなか急に来たりとかして、お年寄りの方なんかまでには、なかなか周知徹底されていないのかなと思いますので、その辺については、広報や院内掲示を大きくするとか、文字を大きくするとかで対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 佐藤敏文君。
○６番（佐藤敏文君） すみません、ぜひ徹底していただければと思うんですけれども、そういうことであれば、必ず通る順番を決めるだとか、例えば、あそこ検温されるモニターがありますよね。そこの前を必ず通って、窓口の前を通ってから中に入るというような約束事でもないですけれども、そういったふうにすれば、必ず誰かしらの目に触れて声をかけてから中に入ってくるといったことも考えられるわけですよね。やはりそういったことも工夫されてやっていただければなと思います。
また、さらに、今のところは沈静化されていますけれども、今後、まだまだ油断することもなく、しっかりと対応していかなければならないと思いますので、その辺は徹底して病院内の感染対策に努めていただければと思います。終わります。
○議長（村山一夫君） ほかに。齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） 大体の内容は分かりました。私、中核の発熱外来の件についてちょっとお話したいんですが、中核の発熱外来の場所は時間外の入り口、あそこのところに発熱外来用の何かそういう建物、外付けで造っておりまして、中に入った人がボタンみたいなのを押して担当者を呼んで、担当者のほうで聞き取りするような形になっているようですね。その内容によって、先生が中のほうから入っていくもんですから、先ほどの母子健康センターということになりますと、外付けで事務方とか先生が、直接外気に触れないで、冬場ですと寒いもんですから、そういう形になるのかなと、今ちょっと、母子センターの話ですと、そういう形を想像したものですから、できれば建物の外に出るドアがあるところに外付けというのが一番理想なんでしょうけれども、構造上、なかなか職員通用口のそっち側くらいしか出るところないのかなと、私も蔵王病院、月１回行っているものですから、それを見ますと、なかなかいい方法で先生方とか、そういう冬の雪降っているときとか、外を歩いてそこに行かなくちゃいけないなんて、来た人はいいですけれどもね。
発熱あって、あそこで体温図って、ある人は、あそこに書いていてもらってね。熱ある人はそこから入らないで、外付けのそういうところから入ってくださいというようにして、何かベルか何か押してもらって担当者が来て、そこで聞き取りして、あと先生が対応するという形が一番ベターなんでないのかなと思っております。コロナとインフルエンザ対応になるんだと思うんですけれども、そういったことで、その点どうお考えになっているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長（村山一夫君） 病院事務長。
○病院事務長（山家信行君） コロナかインフルエンザの患者ということなんですけれども、まず、発熱で来た患者につきましては、何が原因で来たかというのがちょっと分からないので、まず、今回設置しようとする簡易診察室にまず案内するということで対応していきたいと思っております。その中で１つあるのは、玄関先とか、そこかしこに経路を示す矢印のような看板なんかも設置して、発熱のある方はこちらの簡易診察室に来てくださいというご案内もしたほうがいいのではないかなと考えております。
設置場所については、まだ第一案として母子健康センターと考えておりますけれども、なお、雪降った場合はどうなるのかとか、なお院内で詰めて設置場所を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長（村山一夫君） 齋藤英之君。
○７番（齋藤英之君） ちょっと今考えたんですけれども、外科のところから外に出る扉がありますよね。あそこに外付けすると、本当は一番いいんですけど、今度、駐車場の問題が出てくるので、どうするかということになろうかと思います。いろいろ、いい方法で検討を一つお願いしたいと思います。答弁いいです。
○議長（村山一夫君） ほかにございませんか。（「なし」の声あり）
質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論はありませんか。（「なし」の声あり）
討論なしと認めます。
これより、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（村山一夫君） ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
これをもって本日の定例会10月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
本日は、これをもって散会いたします。
大変お疲れさまでした。
午前１１時０２分 散会