平成28年蔵王町議会第2回定例会9月会議
平成28年9月2日(金曜日)
出席議員(15名)
1番 齋 藤 英 之 君 2番 村 上 一 郎 君
3番 佐 藤 敏 文 君 5番 松 ア 良 一 君
6番 外 門 清 君 7番 大 沼 昌 昭 君
8番 齋 藤 喜 蔵 君 9番 三 沢 茂 君
10番 村 山 一 夫 君 11番 葛 西 清 君
12番 加 川 敦 君 13番 伊 藤 東 君
14番 平 間 武 美 君 15番 馬 場 勝 彦 君
16番 佐 藤 長 成 君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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齋 藤 俊 一 君 |
会計管理者 会計課長 |
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山 崎 恒 男 君 |
総務課長 |
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平 間 喜久夫 君 |
まちづくり推進課長 |
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我 妻 敦 君 |
町民税務課長 |
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近 江 忠 彦 君 |
保健福祉課長 |
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宍 戸 光 晴 君 |
教育長 |
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佐 藤 茂 廣 君 |
教育総務課長 |
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菅 野 和 茂 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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村 上 惠 造 君 |
書記 |
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佐 藤 桂一郎 君 |
平成28年9月2日(金曜日) 午前10時00分 開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 諸般の報告
日程第 3 議案第49号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
日程第 4 議案第50号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
日程第 5 議案第51号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
日程第 6 議案第52号 固定資産評価審査委員会委員の選任に関し議会の同意を求めるこ
とについて
日程第 7 議案第53号 蔵王町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関
する基準を定める条例の一部を改正することについて
日程第 8 議案第54号 蔵王町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについて
日程第 9 議案第55号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について
日程第10 議案第56号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
日程第11 議案第57号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更について
日程第12 議案第58号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更について
日程第13 議案第59号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更について
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(佐藤長成君) 皆様、改めましておはようございます。
議会が再開いたしまして、きょうで4日目ということになります。議員各位には大変お疲れさまでございます。8月30日、再開日に台風10号が大変心配されました。本町においても直撃を避けて大きな被害もなく、大変安堵しているところでもございます。当日は当局では警戒本部を立ち上げ、また消防団員が警戒に当たっていただいたということでございます。本当に感謝を申し上げたいと思っております。その分、県内が直撃を避けたということもあって、岩手、そして北海道のほうでは大きな被害が出ているようでございます。そして、台風でも犠牲者が出ているということで、本当に残念な結果というふうにいろいろなニュースで聞いております。犠牲になられた方にお悔やみを申し上げたいと思っております。
そんな中で本日、9月定例会、ご審議のほうをお願い申し上げ、一言ご挨拶といたします。
それでは、これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、12番加川 敦君、13番伊藤 東君を指名いたします。
○議長(佐藤長成君) 日程第2、諸般の報告をいたします。
去る8月30日の決算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長に村上一郎君、副委員長に三沢 茂君がそれぞれ互選されましたので、ご報告いたします。
次に、町長から議案第49号、議案第50号及び議案第51号の教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて訂正の申し出があり、これを許可しましたので、整合表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
以上で諸般の報告を終わります。
日程第3 議案第49号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
○議長(佐藤長成君) 日程第3、議案第49号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。
ただいま議長からお話がありましたように、台風10号でありますが、本当に蔵王町、真上を通っていくのではないかと思ったわけでありますが、ずれまして、だけれども特に岩手県の岩泉町、北海道のニセコ町、あと南富良野でありますが、大変な被害であります。皆さんとともに心からお見舞いを申し上げたいと思っているところであります。
今、宮城県の町村会としても、東北町村会また北海道町村会ともあわせてお見舞いを考えているところでもあります。以上を申し上げながら議案のほうに入らせていただきたいと思います。
ただいま上程されました議案第49号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
蔵王町教育委員会委員佐藤 譲氏から、本年9月30日をもって退任の申し出がありましたので、文谷政義氏を新たに蔵王町教育委員会委員に任命しようとするものであります。
文谷政義氏は人格高潔な方であり、教育、学術に関しすぐれた識見を有していることから、教育委員会委員として最適任者であると思われますので、原案のとおりご同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。2番村上一郎君。
○2番(村上一郎君) それでは、確認のため質問いたします。
新しい教育委員会の制度に去年からなっているんですけれども、今回の佐藤 譲さんが退任されて新しく委員に任命されるという案件でございますけれども、たしか佐藤 譲さんはまだ任期が残っているんですね。ですから、その任期の残任期間になるのか、それとも新たな4年間になるのかという確認をしておきたいと思います。お願いします。
○議長(佐藤長成君) 町長。
○町長(村上英人君) 今提案させていただきましたのは、9月30日をもってでありますから、新たに10月1日から文谷政義さんに委員にお願いしようとしているものであります。
○議長(佐藤長成君) 教育長。
〇教育長(佐藤茂廣君) お答えします。譲委員の残任期間が任期となります。
○議長(佐藤長成君) 村上一郎君。
○2番(村上一郎君) 譲さんの残任期間、恐らく2年前でありましたので、2年間の残任期間を務めていただくということでよろしいんでしょうか。
そうしますと、審議資料に以前に配付されたので、任期4年間の32年までというのがあったんですけれども、その審議資料は間違いということで理解してよろしいんですね。
○議長(佐藤長成君) 村上一郎君。
○2番(村上一郎君) この説明資料に4年間というのが載っていたもんですから、それで残任期間なのか4年間なのか、改めて確認をさせていただきました。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
暫時休憩いたします。
午前10時08分 休憩
午前10時10分 再開
○議長(佐藤長成君) それでは再開いたします。
休憩前に引き続き審議を行います。
日程第4 議案第50号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第4、議案第50号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第50号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
蔵王町教育委員会委員菅原}子氏は、本年10月20日をもって任期満了となるので、同氏を再度委員に任命しようとするものであります。
菅原}子氏は、委員を1期務め、その人格、識見とも周知のとおりであります。したがいまして、教育委員会委員として最適任者であると思われますので、原案どおりご同意くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑はありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
日程第5 議案第51号 教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第5、議案第51号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第51号教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
蔵王町教育委員会委員堺 康雄氏は本年10月20日をもって任期満了となるので、同氏を再度委員に任命しようとするものであります。
堺 康雄氏は委員を1期務め、その人格、識見とも周知のとおりであります。したがいまして、教育委員会委員として最適任者であると思われますので、原案のとおりご同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
日程第6 議案第52号 固定資産評価審査委員会委員の選任に関し議会の同意を求めることについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第6、議案第52号固定資産評価審査委員会委員の選任に関し議会の同意を求めることについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第52号固定資産評価審査委員会委員の選任に関し議会の同意を求めることについて、提案の理由をご説明申し上げます。
蔵王町固定資産評価審査委員会委員菊地 治氏は、本年9月30日をもって任期満了となるので、菅野祐一氏を委員に選任しようとするものであります。
菅野祐一氏は、人格高潔な方でありまして、不動産業に携わり、固定資産等に精通している方であります。したがいまして、委員として最も適任者であると思われますので、原案どおりご同意くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
日程第7 議案第53号 蔵王町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて
日程第8 議案第54号 蔵王町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第7、議案第53号蔵王町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、日程第8、議案第54号蔵王町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、以上2件を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま一括上程されました議案第53号と議案第54号、2件の議案につきまして、それぞれ提案の理由をご説明申し上げます。
初めに、議案第53号蔵王町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律、医療介護総合確保推進法の一部施行により、厚生労働省令の地域密着型サービス基準の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。
その主な内容は、平成28年4月1日から地域密着型通所介護によるサービスが創設され、これまでの通所介護事業所のうち、利用定員18名以下の事業所がこの地域密着型通所介護事業に移行することとなりました。基本的には事業所の所在する市町村の住民が利用することから、事業所の指定権限等が町に移譲されるため、その事業の基本方針、人員、設備及び運営に関する基準等を新たに追加するほか、指定認知症対応型通所介護事業者に6カ月に1回以上の運営推進会議の開催が義務化されたことなどについて、国の基準に沿って所要の条文整備を行おうとするものであります。現時点においては、本町の通所介護事業所についてはいずれも19名以上であるため、該当する事業所はありません。
次に、議案第54号蔵王町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案も医療介護総合確保推進法の一部施行により、厚生労働省令の地域密着型介護予防サービス等の基準の一部が改正され、介護予防認知症対応型通所介護事業者に6カ月に1回以上の運営推進会議の開催が義務化されたことなどに伴い、国の基準に沿って所要の条文整備を行おうとするものであります。
この2件の条例改正につきましては、国の制度では本年4月1日から施行されているところでありますが、市町村の条例制定について1年間猶予する経過措置が設けられており、制定までの間は厚生労働省令で定める基準が適用されているところでもあります。
なお、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議の上、原案のとおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。一括議題といたしまして2件に対する質疑を許します。
質疑ありませんか。3番佐藤敏文君。
○3番(佐藤敏文君) この議題なんですけれども、非常にわかりにくいものですから、詳細なる説明をお願いしたいと思うんです。
○議長(佐藤長成君) 詳細説明……具体的に、例えば何を。佐藤敏文君。
○3番(佐藤敏文君) 今回の改正に伴って新しい基準を定めるということなんですけれども、その辺が非常にわかりにくいものですから、どのようなものがどのようになるというような説明をいただければと思うんですが。
○議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。
〇保健福祉課長(宍戸光晴君) お答えをいたします。
それでは、新旧対照表ということで資料がお手元に届いているかと思いますが、これに従ってご説明をさせていただきたいと思います。
まず、この基準につきましては、介護保険法において、国の基準に倣って市町村の条例で定めるという決め事がございます。それで今回、国の基準が改正されたということで、先ほど提案理由で町長が申し上げましたような内容が今回の改正でございます。
まず新旧対照表をお開きいただきますと、目次の改正がございます。これは今回新たに地域密着型通所介護ということで、先ほど申し上げましたように18名以下の事業所につきましては、基本的に保険者である町の住民が利用する施設ということで、その指定権限なり指導権限が町のほうに今回移譲されました。その関係で新たにこの分野が追加されるものですから、この目次につきましては以降の条がずれることのないように、第3章の2ということで、今回追加された地域密着型通所介護に関する一連の条文をまず追加するものでございます。
条文が長くて大変あれなんですが、4ページからが今回の追加される地域密着型通所介護ということで、こちらのほうに59条の2から、ページで申し上げますと25ページまで、こちらがこの施設の事業所の基本方針ですとか、人員、それから設備及び運営に関する基準ということで追加するものでございます。また、あわせて指定認知症対応型通所介護事業者につきましては、6カ月に1回以上の運営推進会議というようなものを開かなくてはならないということを定めるものでございます。この推進会議につきましても、やはり地域と密着した施設ということで、いろいろな地域の方の利用者なり、地域の方々の意見を取り入れながら、よりよい施設にしていくための会議ということで、開催が義務づけられたものでございます。
それで一連の今回のこの改正に伴いまして、新たに指定地域密着型通所介護施設が前のほうに条文が制定されたもんですから、その条文を後半のほうではそのほかの事業所の関係については、全て引用するような改正が必要になってまいりました。ということで、以下その他の事業所の関係につきましては、引用条文を整備するなり、そういった改正を今回条文整備を行おうとするものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。12番加川 敦君。
○12番(加川 敦君) 今説明いただきました。介護保険法につきましては、大分今後も改正されることは多いようです。ちなみにこの53号につきましての、町長のお話では、町にある施設事業所はいずれも19名以上であるため、該当する事業所はないということでした。改正は国の基準なのでそれはいいんですが、課長もご存じのように、今国の流れとしては、地域の介護保険対象者、高齢者は地域で見なさいよと、より密着して見なさいよということを言っているんですね。だから、逆に蔵王町には該当する事業所はありませんと、私、随分残念だなということが一つと、今後はこういう施設を広めていきなさいというふうに言っているんですよね。この間、私も蔵王町が主催された勉強会に行ってきました。副町長もちゃんと挨拶されて、こういう流れですということを言われたと私は覚えてますけれども、ですから、課長ちょっとご意見をお聞きしたいんです。
これは該当する事業所がないから関係ないよではないですよね。今後の方向としては、町はこういう事業所をサポートして、町自体で管理しやすいというか、統制しやすいことになるんだと、喜ばしい内容であるというふうに認識されておりますか。
○議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。
〇保健福祉課長(宍戸光晴君) ただいまご質問いただいた件でございますが、確かに今蔵王町にはこういった施設はございません。しかし、介護施設の設置なりそういったものにつきましては、高齢者の福祉計画なり介護保険の事業計画の中で、蔵王町の今後の介護認定を受ける人たちの動向なり、今までの現状なり、そういったものを勘案して、ある程度施設の入所基準、定員ですとか、そしてある程度そういった部分での管理もしていかないと、当然介護保険料がふえていくということにもなりますので、まずそういった部分で、そういった計画とのかかわりが1点あるのかなと思います。
それから、先ほどお話いただきました地域で高齢者を見守るというようなお話につきましては、29年の4月から蔵王町でも始めることとしておりますが、介護予防日常生活総合支援事業のほうのお話かとは思うんですけれども、その点については、特に事業者のご協力はいただくわけですが、やはり地域を中心としたいろいろな事業展開をしていければなということで今考えているところでございます。
○議長(佐藤長成君) 12番加川 敦君。
○12番(加川 敦君) どういうふうな展開をするかというのは、今どの市町村でも模索している状況で、こうすればいいよというのは出てないですね。課長が今おっしゃったように、これから現在ある企業さん、施設あるいは民間、我々NPOとか、皆さんからこういういい、町でコントロールできるような施設なりができるもんだろうなというふうに思っております。ちょっとこんなことを言わせていただいたのは、皆さん、余りこういう認識がない。私、前から言っていますけれども、介護保険というのはどんどんこれから変わっていって、財政的なものも変わりますので、ということで質問させていただいたものです。ありがとうございます。
○議長(佐藤長成君) 加川議員、今回提案されているのは、条例改正の部分で質疑を求めておりますので、それに関連する質疑を求めたいと思います。加川 敦君。
○12番(加川 敦君) 条例に対して私は大賛成なんです。ただ、私は反対して言ってるわけじゃないです。ただ、その内容を国が言ってきたんだから、それでいいよということじゃないですよねという意味で質問させていただいたので、外れてはいないと思いますよ。私、賛成するかどうかの上での質問をさせていただいたんですから、雑談でも何でもない。そこだけはお願いします。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論、採決に入るわけですが、討論、採決につきましては議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。
最初に日程第7、議案第53号蔵王町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第54号蔵王町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第 9 議案第55号 宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について
日程第10 議案第56号 宮城県市町村自治振興センター規約の変更について
日程第11 議案第57号 宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更
について
日程第12 議案第58号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共
同設置規約の変更について
日程第13 議案第59号 宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設
置規約の変更について
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第9、議案第55号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第10、議案第56号宮城県市町村自治振興センター規約の変更について、日程第11、議案第57号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更について、日程第12、議案第58号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更について、日程第13、議案第59号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更について、以上5件を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま一括上程されました議案第55号から議案第59号について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、いずれも本年10月10日から富谷町が富谷市に移行することに伴い、一部事務組合及び機関の共同設置に関する規約の一部を変更する必要が生じたため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。
初めに、議案第55号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更については、構成団体名及び組合議員選挙区域の変更に伴う規約変更であります。
次に、議案第56号宮城県市町村自治振興センター規約の変更については、事務所の位置が黒川郡富谷町から富谷市に変更になることに伴う規約変更であります。
次に、議案第57号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更については、組合の構成団体名及び組合議員選挙区域の変更に伴う規約変更であります。
次に、議案第58号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更については、委員会を共同設置する団体の名称変更に伴う規約変更であります。
次に、議案第59号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更については、審査会を共同設置する団体の名称変更に伴う規約変更であります。
以上、議案第55号から議案第59号まで提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑により主管課長にご説明させますので、ご審議の上、原案のとおり可決決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
一括議題といたしました5件に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論、採決に入るわけですが、討論、採決につきましては、議案ごとに行いますのでよろしくお願いいたします。
最初に、日程第9、議案第55号宮城県市町村職員退職手当組合規約の変更についての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第56号宮城県市町村自治振興センター規約の変更についての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第11、議案第57号宮城県市町村非常勤消防団員補償報償組合規約の変更についての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第12、議案第58号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等認定委員会共同設置規約の変更についての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第13、議案第59号宮城県市町村等非常勤職員公務災害補償等審査会共同設置規約の変更についての討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決をいたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。大変お疲れさまでございました。
午前10時40分 散会