平成26年蔵王町議会定例会3月会議
平成26年3月17日(月曜日)
出席議員(13名)
1番 佐 藤 敏 文 君 2番 平 間 武 美 君
3番 外 門 清 君 5番 三 沢 茂 君
6番 水 澤 智 孝 君 7番 馬 場 勝 彦 君
9番 村 山 一 夫 君 10番 村 上 一 郎 君
11番 葛 西 清 君 12番 大 沼 昌 昭 君
13番 沢 春 光 君 15番 松 ア 良 一 君
16番 佐 藤 長 成 君
欠席議員(2名)
8番 高 橋 好 夫 君 14番 川 村 仁 君
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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齋 藤 俊 一 君 |
会計管理者 会計課長 |
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大 沼 芳 国 君 |
総務課長 |
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我 妻 敦 君 |
防災専門監 |
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山 崎 恒 男 君 |
まちづくり推進課長 |
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平 間 喜久夫 君 |
町民税務課長 |
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村 上 重 吉 君 |
保健福祉課長 |
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我 妻 一 君 |
保健福祉課 参事兼課長補佐 |
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佐 藤 博 君 |
保健福祉課 参事兼児童館長 |
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芦 立 信 介 君 |
環境政策課長 |
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小 島 一 利 君 |
環境保全専門監 |
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岩 渕 明 君 |
農林観光課長 |
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佐 藤 雄 司 君 |
建設課長 |
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高 野 正 人 君 |
用地専門監 |
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村 上 重 夫 君 |
上下水道課長 |
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芦 立 敏 彦 君 |
病院事務長 |
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山 家 義 春 君 |
教育長 |
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佐 藤 茂 廣 君 |
教育総務課長 |
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佐 藤 則 之 君 |
生涯学習課長 |
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菅 野 和 茂 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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齋 藤 英 之 君 |
書記 |
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村 上 惠 造 君 |
平成26年3月17日(月曜日) 午前10時00分 開議
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 諸般の報告
日程第 3 議案第 4号 平成26年度蔵王町一般会計予算
日程第 4 議案第 5号 平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算
日程第 5 議案第 6号 平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算
日程第 6 議案第 7号 平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算
日程第 7 議案第 8号 平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算
日程第 8 議案第 9号 平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 9 議案第10号 平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算
日程第10 議案第11号 平成26年度蔵王町水道事業会計予算
日程第11 議発案第2号 地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項
の指定についての一部を改正することについて
日程第12 議発案第3号 労働者保護ルール改正反対を求める意見書案の提出について
日程第13 陳情第 2号 地方教育行政の自主性の確保を求める意見書案の提出について
日程第14 議案第33号 平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第9号)
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前10時00分 開会
○議長(佐藤長成君) 皆様、おはようございます。
議員の皆様には、先週金曜日まで予算特別委員会、大変お疲れさまでございました。本日、採決となりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
それでは、これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は13名であります。8番高橋好夫君、14番川村 仁君は欠席の届け出があります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
なお、高橋、川村両議員はインフルエンザ感染による、本日欠席でございます。本日、議場におきましても、最近インフルエンザが大分流行しております。小学校でも学級閉鎖などもございました。本会におきましても、感染防止のことからマスクの着用を許可したいと思います。お願いいたします。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、3番外門 清君、5番三沢 茂君を指名いたします。
○議長(佐藤長成君) 日程第2、諸般の報告をいたします。
去る3月4日に予算特別委員会に付託された事件の審査結果報告については、お手元に配付のとおり予算特別委員長から報告があります。
次に、本定例会3月会議に町長から追加議案として議案第33号が提出され、これを受理し、お手元に配付のとおりでありますので、ご報告いたします。
次に、本定例会3月会議に15番松ア良一君から議発案第2号の改正案が提出され、これを受理し、お手元に配付のとおりでありますので、報告いたします。
次に、本定例会3月会議に1番佐藤敏文君から議発案第3号の意見書案が提出され、これを受理し、お手元に配付のとおりでありますので、報告いたします。
次に、本定例会3月会議に民主教育をすすめる宮城の会代表太田直道氏ほか1名より陳情がありましたので、これを受理し、陳情第2号としてお手元に配付のとおりでありますので、報告いたします。
なお、漫画「はだしのゲン」の配架に係る調査に対する陳情については、お手元に配付のとおり、文書配付にとどめることとしましたので、報告いたします。
本日の会議に説明員として出席を求めた者の職氏名については、一覧表として定例会2日目の4日に配付のとおりであります。
以上で、諸般の報告を終わります。
日程第 4 議案第 5号 平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算
日程第 5 議案第 6号 平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算
日程第 6 議案第 7号 平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算
日程第 7 議案第 8号 平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算
日程第 8 議案第 9号 平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算
日程第 9 議案第10号 平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算
日程第10 議案第11号 平成26年度蔵王町水道事業会計予算
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第3、議案第4号平成26年度蔵王町一般会計予算、日程第4、議案第5号平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算、日程第5、議案第6号平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算、日程第6、議案第7号平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算、日程第7、議案第8号平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算、日程第8、議案第9号平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算、日程第9、議案第10号平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算、日程第10、議案第11号平成26年度蔵王町水道事業会計予算については、いずれも予算特別委員会に審査を付託したものでありますので、これらについては一括議題といたします。
なお、質疑、討論、採決につきましては、議案ごとに行いますのでよろしくお願いいたします。
予算特別委員長より、審査の結果について報告願います。予算特別委員長、登壇願います。6番水澤智孝君。
〔予算特別委員長 水澤智孝君 登壇〕
○6番(水澤智孝君) おはようございます。
予算特別委員会審査報告を申し上げます。
平成26年3月14日
蔵王町議会議長佐藤長成殿
予算特別委員会委員長水澤智孝
予算特別委員会審査報告書
平成26年蔵王町議会定例会3月会議において、予算特別委員会に審査が付託された下記議案は、審査の結果、下記のとおり議決すべきものと決定したので報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
議決月日 |
審査結果 |
4 |
平成26年度蔵王町一般会計予算 |
3月14日 |
可決 |
5 |
平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算 |
3月14日 |
可決 |
6 |
平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算 |
3月14日 |
可決 |
7 |
平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算 |
3月14日 |
可決 |
8 |
平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算 |
3月14日 |
可決 |
9 |
平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算 |
3月14日 |
可決 |
10 |
平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算 |
3月14日 |
可決 |
11 |
平成26年度蔵王町水道事業会計予算 |
3月14日 |
可決 |
予算特別委員会審査結果報告
去る3月4日の本会議において、予算特別委員会に審査が付託された、
議案第 4号 平成26年度蔵王町一般会計予算
議案第 5号 平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算
議案第 6号 平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算
議案第 7号 平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算
議案第 8号 平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算
議案第 9号 平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算
議案第10号 平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算
議案第11号 平成26年度蔵王町水道事業会計予算
以上8件については、3月4日に予算特別委員会を開催し、3月10日、11日、12日、13日及び14日の6日間にわたり、当局から関係課長等の出席を求め、説明を受けて細部にわたり審査をいたしました。
その結果についてご報告申し上げます。
審査の結果、
議案第4号平成26年度蔵王町一般会計予算については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、次のような意見がありました。
@今後も行政改革を推進するため、行政改革有識者会議のほか、庁内で広く意見を聴取し検討できる体制を整備すべきである。
A平成26年度予算では防火水槽の整備予定がないが、有蓋化の推進など計画的な整備が必要であり、地域の負担のあり方とあわせて検討すべきである。
B伝統こけし工人後継者育成事業により技術を習得するに至ったが、所期の目的を達成するためには、各人の自立や地元定着などが不可欠であり、今後方策を検討すべきである。
次に、議案第5号平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、次のような意見がありました。
@国民健康保険特別会計の健全な運営には、医療費の適正化が重要であり、後発医薬品は本人負担医療費の軽減も図れることから、後発医薬品利用差額通知を積極的に行うなど利用を推進すべきである。
次に、議案第6号平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号平成26年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号平成26年度蔵王町水道事業会計予算については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、予算特別委員会に付託された案件8件の審査経過並びに結果についての報告を終わります。
○議長(佐藤長成君) これより質疑に入ります。
議案第4号平成26年度蔵王町一般会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。
討論ありませんか。
最初に、原案反対の方の発言を許します。2番平間武美君。
〔2番 平間武美 登壇〕
○2番(平間武美君) 議案第4号平成26年度蔵王町一般会計予算に反対の討論をします。
本予算案の最大の問題は、国民、町民に消費税大増税が押しつけられていることです。そもそも、消費税は低所得者ほど負担が重く、経済的弱者を踏みつけにする不公平税制です。円安によって大企業の利益は急増していますが、労働者の実質賃金は低下し、家計消費が低迷し、物価上昇により町民の暮らしはますます苦しくなっています。消費税で8兆円、社会保障の改悪などを含め10兆円もの負担増を国民に押しつければ、暮らしは落ち込み、雇用の7割を支える中小、零細業者の経営は破壊されます。消費税大増税によって町民の暮らしも経済も財政も破綻するのであります。政府は、消費税大増税の口実として全額社会保障に使うと言ってきましたが、それが全くのごまかしであることは明らかです。
さて、第四次蔵王町長期総合計画に掲げる施策の大綱として、@健やかなまちづくりの中で、子育て支援の充実に向けて健やか養育助成金、子供医療費助成等は大変すばらしい施策です。また、保育サービスでは定員150名に対し166名の乳幼児受け入れ、保育士等の加配は進歩と考えます。A学び楽しむまちづくりでは、小学校の外壁改修、幼稚園外灯設置工事等、結構なことと考えます。ただし、ふるさと文化会館開館10周年記念事業に総額700万円を投入し、内訳はミュージカルに400万円、アウトリーチコンサート等に100万円、円楽落語会に200万円はいかがなものでしょうか。B美しい快適なまちづくりにおいては、城山線の改良工事や長年の懸案であった湯口線の事業本格化は大変すばらしいと考えます。しかし、昨年からの継続としてジオパーク認定推進事業に約550万円を投入し、これから毎年莫大な予算がかかってきます。町民への恩恵を考えたとき、大変な疑問を抱かざるを得ません。C活気あるまちづくりでは、有害鳥獣解体場建設や電気柵設置補助率の引き上げ、わな免許取得費用の全額補助は大変結構なことと思います。しかし、ヒルクライム蔵王については寄附金を含め550万円が予算化されましたが、雪の回廊の中で町民は見学することもできず、経済効果を考えたとき果たしていかがなものでしょうか。また、大道芸フェスティバルについても昨年同様、補正をつけた180万円となっていますが、事業の約6割もの予算を行政が負担すべきものなのでしょうか。これらのことを考えたとき、観光の恩恵は蔵王町全体に行き渡っているでしょうか。また、イベントに対する多大な出費、節約がなさ過ぎるように思います。
以上のことをもちまして、町民全体の税の公平性、行政福祉サービスを受ける町民が主役になるためにも、今回の本予算に反対の討論とします。
先輩、同僚議員の賛同を求めます。
○議長(佐藤長成君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。1番佐藤敏文君、登壇願います。
〔1番 佐藤敏文君 登壇〕
○1番(佐藤敏文君) 皆さん、おはようございます。
ただいま、上程されました議案第4号平成26年度一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。
本町では、平成18年度より、町民の協力をいただきながら行財政改革に取り組んでまいりました。そのような中、東日本大震災から3年が過ぎ、復旧・復興対策を行い、安全・安心なまちづくりを目指してまいりました。平成26年度の予算においては、町の借金も100億円を切り、健全財政に戻りつつあり、新たな町政運営のスタートと思われます。第四次長期総合計画の後期計画に掲げた各種施策の中、健やかなまちづくりでは新たにインフルエンザ予防接種が小学1年生から中学2年生まで1,000円で受けられ、学び楽しむまちづくりではB&G海洋センターアリーナの観覧席等の改修に係る設計業務委託、美しい快適なまちづくりでは環境基本計画の策定、活気あるまちづくりでは懸案であった獣害対策も有害鳥獣解体場の建設など一歩進んだ形となっており、共に創るまちづくりでは自主防災組織の設立支援、災害対策用備蓄資機材の配備など、今後持続可能で町民が安心で安全に暮らせる蔵王町へ邁進するための予算編成であると思い、私は賛成いたします。まだまだ、地方では消費税の増税など景気回復には時間がかかると予測されますことから、より一層の行財政改革に努められますことを申し上げ、賛成討論といたします。
先輩、同僚議員のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立11名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第5号平成26年度蔵王町国民健康保険特別会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立11名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第6号平成26年度蔵王町宮財産区特別会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立12名〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第7号平成26年度蔵王町公共下水道事業特別会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立12名〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第8号平成26年度蔵王町介護保険特別会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立11名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第9号平成26年度蔵王町後期高齢者医療特別会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立11名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第10号平成26度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立12名〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第11号平成26年度蔵王町水道事業会計予算に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立12名〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
日程第11 議発案第2号 地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項
の指定についての一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第11、議発案第2号地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項の指定についての一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から趣旨説明を求めます。15番松ア良一君、登壇願います。
〔15番 松ア良一君 登壇〕
○15番(松ア良一君) それでは、議案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
議発案第2号
地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分
事項の指定についての一部を改正することについて
地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項の指定についての一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成26年3月17日提出
提出者 蔵王町議会議員 松ア良一
賛成者 蔵王町議会議員 村山一夫
賛成者 蔵王町議会議員 馬場勝彦
賛成者 蔵王町議会議員 水澤智孝
提案理由
議会が指定する専決処分事項を新たに指定するため、規定の一部を改正しようとするものである。
地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分
事項の指定についての一部を改正することについて
地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項の指定について(平成20年12月18日議決)の一部を次のように改正する。
第1項中「一般財源」の次に「、特定財源(国県支出金の歳入に限る。)」を加える。
附則
この議案は、議決の日から施行する。
以上、説明とさせていただきます。
先輩、同僚議員の賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。採決は起立により行います。
議発案第2号地方自治法第180条第1項の規定に基づく町長の専決処分事項の指定についての一部を改正することについて、賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立12名〕
○議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
日程第12 議発案第3号 労働者保護ルール改正反対を求める意見書案の提出について
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第12、議発案第3号労働者保護ルール改正反対を求める意見書案の提出についてを議題といたします。
提出者から趣旨説明を求めます。1番佐藤敏文君、登壇願います。
〔1番 佐藤敏文君 登壇〕
○1番(佐藤敏文君) それでは、議案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
議発案第3号
労働者保護ルール改正反対を求める意見書案の提出について
蔵王町議会会議規則第13条の規定により、労働者保護ルール改正反対を求める意見書案を別紙のとおり提出します。
平成26年3月17日提出
提出者 蔵王町議会議員 佐藤敏文
賛成者 蔵王町議会議員 川村 仁
賛成者 蔵王町議会議員 高橋好夫
賛成者 蔵王町議会議員 外門 清
労働者保護ルール改正反対を求める意見書
わが国は、働く者のうち約9割が雇用関係の下で働く「雇用社会」です。この「雇用社会日本」の主人公である雇用労働者が、安定的な雇用と公正な処遇の下で安心して働くことができる環境を整備することが、デフレからの脱却、ひいては日本経済・社会の持続的な成長のために必要です。
それにもかかわらず、いま、政府内に設置された一部の会議体では、「成長戦略」の名の下に、「解雇の金銭解決制度」や「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある「限定正社員」の普及、労働者保護の後退を招くおそれのある労働者派遣法の見直しなどといった、労働者を保護するルールの後退が懸念される議論がなされています。働く者の犠牲の上に成長戦略を描くことは決して許されることではなく、むしろ政府が掲げる「経済の好循環」とは全く逆の動きであると言えます。
また、政府内の一部の会議体の議論は、労働者保護ルールそのものに留まらず、労働政策に係る基本方針の策定のあり方にも及んでおり、労使の利害調整の枠を超えた総理主導の仕組みを創設することも提言されています。雇用・労働政策は、ILOの三者構成原則に基づき労働政策審議会において議論すべきであり、こうした提言は、国際標準から逸脱したものと言わざるを得ません。
こうした現状に鑑み、本議会は政府に対して、下記の事項を強く要望します。
記
1.不当な解雇として裁判で勝訴しても企業が金銭さえ払えば職場復帰の道が閉ざされてしまう「解雇の金銭解決制度」、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある「限定正社員」制度の普及、長時間労働を誘発するおそれのある「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入などは、行うべきではないこと。
2.低賃金や低処遇のままの派遣労働の拡大につながりかねない法改正ではなく、派遣労働者のより安定した直接雇用への誘導と処遇改善に向けた法改正を行うべきこと。
3.雇用・労働政策に係る議論はILOの三者構成主義に則って、労働者代表委員、使用者代表委員、公益委員で構成される労働政策審議会で行われるべきであること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成26年3月17日
宮城県刈田郡蔵王町議会
提 出 先
衆議院議長 伊 吹 文 明 殿
参議院議長 山 崎 正 昭 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
厚生労働大臣 田 村 憲 久 殿
経済再生担当大臣 甘 利 明 殿
内閣府特命担当大臣(規制改革) 稲 田 朋 美 殿
以上、説明とさせていただきます。
先輩、同僚議員の賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。終わります。
○議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
議発案第3号労働者保護ルール改正反対を求める意見書案を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立11名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本意見書案は可決されました。
本意見書は、関係執行機関に送付することにいたします。
日程第13 陳情第2号 地方教育行政の自主性の確保を求める意見書案の提出に
ついて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第13、陳情第2号地方教育行政の自主性の確保を求める意見書案の提出についてを議題といたします。
ただいま、議題となっております陳情第2号については、十分な審査を行うため、所管の教育民生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は所管の教育民生常任委員会に審査を付託することに決しました。
日程第14 議案第33号 平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第9号)
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第14、議案第33号平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。
議案の第33号に入る前に、実はおとといであります、3月15日土曜日でありますが、12時前、お昼前でありますが、宮字館山で我妻秀勝さん宅の作業場でありますが2度の火災がありました。近くの防火水槽、また消火栓から放水し母屋への延焼は食いとめたところでありますが、これから火災が起こりやすいシーズンに入ってまいります。予防消防に十分注意してまいりますので、ご報告とさせていただきます。
ただいま、上程されました議案第33号平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第9号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ307万5,000円を追加し、予算の総額を54億9,995万円7,000円にしようとするものであります。
その内容は、歳入において、県支出金287万5,000円、諸収入20万円を追加するものであります。
歳出においては、総務費167万円、土木費1,730万2,000円、教育費178万8,000円、災害復旧費160万5,000円を追加し、予備費1,929万円を減額しようとするものであります。
次に、第2表繰越明許費補正については、翌年度に繰り越す事業を3件追加しようとするものであります。
次に、第3表債務負担行為補正については、宮地区指定避難所整備事業ほか1件の債務負担行為を追加するものであります。
今回の補正では、2月の大雪に伴い、除融雪作業委託料1,700万円を追加するほか、大雪による災害復旧費として160万5,000円を計上いたしました。
以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。7番馬場勝彦君。
○7番(馬場勝彦君) 2点ほどちょっと説明していただきたいなと思うのは、7ページの歳出の中にあります一般管理費の中で、損害賠償に伴う請求事件弁護士委託料ということで大変な金額が計上されております。これがどういう内容で、これが補正に来たのかということの細部を説明いただきたいと思います。
それから、同じ7ページの委託料、除融雪作業委託料が1,700万円ほど追加になっております。これについてなのですが、大変大雪でこういうことが出るのだろうなというある程度は予測をしておりました。ここで確認したいのは、これは一般財源で手当てをしておりますが、今回のような大雪に関しまして、国、県関係からの交付税か何かということは全然見込まれないのか、2点について説明をいただきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 総務課長。
○総務課長(我妻 敦君) それでは、7ページの損害賠償請求事件弁護士委託料のことにつきまして説明を申し上げます。
これは、平成24年10月に町の元職員から損害賠償請求事件として町が訴えられました裁判が原告との協議の結果、合意に至りまして、去る3月5日に和解が成立したところでございます。本町では、今回の裁判に当たりまして、顧問弁護士の堀内政司弁護士に訴訟代理人を依頼するために本件事件の法律事務処理につきまして委任契約をしておったところでございます。つきましては、その契約の中で判決あるいは和解による場合、その報奨金いわゆる成功報酬ということになりますが、その支払いをすることになっているところでございます。そういったことから、今回、支払いが生じたものでございます。本件事件の原告の請求は3,200万円となっておりますが、この3,000万円を超える金額がこの報奨金支払いの算出の基礎になっております。その結果、166万9,500円がその報奨金となることから、167万円を補正させていただきたいというものでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(平間喜久夫君) 除融雪作業に対する交付税の関係、ちょっとお答えします。
今回の除融雪作業ということで、1,700万円追加しております。委託料については、補正後の金額で3,000万円という金額になります。町の除融雪作業については、普通交付税に基準財政需要額として3,400万円、概数でございますが、端数がつきますが、最初に見込まれておるということでございますので、3,400万円までに達していないということで、今のところ普通交付税、特別交付税での追加交付というものは見込まれておらないところでございます。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 補助金についてお答えいたします。
現在、国土交通省で全国的に降雪状況及び除雪の執行状況を把握するための調査を実施している状況でございます。3月中に規模や内容を決めるというようなことで補助金があるかどうか、並びに補助金の額がどの程度になるかを3月中に内容等を決めるものと思っておるところでございます。
○議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。
○7番(馬場勝彦君) 損害賠償の件、何と言っていいかちょっとわからないのですが、ただ和解でこの部分がひっかかるのは、結果として訴えられてしまった、それで行政訴訟であった、それで和解。このお金というのが結局は町民の税金から、一般財源から負担せざるを得ない、というか出てくる。やはりここに大きな問題があるのかなと、どうもしっくりしない。なぜ大切な税金から、通常であれば起こってはならないような裁判に対してのかかった経費、一切合財を税金から出さなければいけない。これが、どうも理解しづらいというのがやっぱりひっかかります。
あと、今の除融雪に関しましては、財政課長の話だと最初の交付税の中にもう入っている金額でクリアされているということは、新たに一般財源で手当てしたとしても国からは見込めないという部分があります。また、建設課長からは、まだ最終的なそういうものに対する結論は出ていないんだと。どっちがどっちかちょっと理解しづらいなという部分があります。もし、建設課長の説明で国土交通省で調査して、その結果、補助金という形で来る可能性もあるのかなという受け方をしてしまったのですが、財政課からはまず無理でしょうという判断で受けたのですが、その辺再度、難しいのかもわかりませんけれども説明いただければと思います。
○議長(佐藤長成君) 町長。
○町長(村上英人君) 裁判の問題でありますが、3,200万円の訴えがあったわけでありますが、蔵王町が訴えられているんです。ですから、蔵王町としてお支払いをせざるを得ないというような形になります。それと、この3,200万円、ですから3,000万円以上、必ず弁護士にお支払いせざるを得ないんです、裁判にかかった場合は。ですから、解せないだとか理解できないということではなくて、必ず成功報酬というのがあるらしいんです。そんなことで、どうしてもそういった、それでも大分弁護士さんとお話をしながらこの金額まで下げてもらったと。ですから、町が、訴えられた金額に応じて成功報酬というのが決められるらしいのですが、それも大分頑張って。これは、相手方に行くお金ではないわけですから、あくまでも弁護士にお支払いする金額でありますので、ご理解いただきたいと思っております。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 補助金でございますけれども、平成23年度に約300万円ほどの除雪費補助をもらった経緯がございます。あと、平成16年度にも同じように除雪に対する補助金をいただいたということの例がございますので、今国土交通省で各地方自治体の現状を調査しているというような状況でございます。それによって、今後どうなるか決定されるというようなことだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。2番平間武美君。
○2番(平間武美君) 5ページの債務負担行為補正、ここに豪雪被害に伴う防疫対策事業として200万円ほどあります。防疫対策、どんな具体的な内容なのか、この辺を教えていただきたいということと、これに絡みまして9ページ、雪害対策費、ここには先月の大雪による鶏舎等の再建費用とか一切入っていない。国は、2分の1まで出すという決定をしました。その辺は今どのようになっているのかということとこの防疫対策との絡み、この辺のことを教えていただきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 町長。
○町長(村上英人君) 基本的なところだけ、私からお話をさせていただきます。
まず、この豪雪の雪害の件でありますが、特に蔵王町で約2億円の被害があったわけでありますが、なぜこれが今回の補正に計上されていないかということでありますが、まだ今国と、あと県にも、この前私が風間市長と二人でお願いに行ったり、まず一つは、平間議員さん、特別委員会でいろいろと今調査しているところでありますよね。町も今、国の出方、県にお願いしながらその辺をして、そしていろいろと対応を今しているところです。ですから、これは今回の補正に計上できるような状況にはまだ至っていないということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
なお、詳細等については担当課長から説明させたいと思っております。
○議長(佐藤長成君) 農林観光課長。
○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。
今回の補正につきましては、議員ご案内のとおり、2月の豪雪により鶏舎が倒壊した養鶏農家3戸の緊急的な防疫対策、いわゆる鳥インフルエンザだったり、ニューカッスル病だったり、いろんな、鳥は病気に弱い生き物ですのでその病気を防ごうということで、仙南広域事務組合における鶏の焼却費、あわせてそれに伴う運搬費、消毒用の消石灰等の購入費用を平成26年度において町で負担させていただくものでございます。
○議長(佐藤長成君) 平間武美君。
○2番(平間武美君) 最初の町長の答弁は、概略としてはもちろんわかります。私は、最初聞きたかったのは防疫対策というのは何に使うのかということを今課長からの説明でわかりました。一番大事なのは、こういったことを、債務負担行為をしたり、あるいは雪害対策としてやるのであれば、債務負担行為として逆に鶏舎の再建も町としてやるべきではないのかなと。これは、先走った話かもしれないですけれども、特別委員会で調査しているといっても実際はまだ1回だけです。議会開催中ということで一般質問も除外されました。そんなことも考えて、もう既に1カ月以上たっているんですよ、あの大雪から。大変な被害をこうむっているというのも2億円以上ですから。そこは防疫対策だけではなくて、そういったことに対する国の補助も何ぼ来るかわからないんだ、待っている状態だというのは、考え逆じゃないのかなと。町民は苦しいのですから、苦しんでいるんですよ、鶏舎が壊れて、雪で。そんなときに町は何をやっているんだと。町民のくすぶった声がいっぱいあるんです。そういうときにおいて、債務負担行為でもやっても構わないのではないかというのが私の考えなのですが、どうですか。
○議長(佐藤長成君) 町長。
○町長(村上英人君) そのようにこちらにも書いておりますけれども、債務負担行為まで持っていけるのであればいいわけでありますが、国会の与党の先生方が地元選出もそうでありますが、そのほかの先生も蔵王町をくまなく回って歩きながら、そして今国会の中でもいろいろとやって、そして総理があのような地方交付税で対応するのであれば国は10分の5を出したいということであります。そんなことで、今つなぎ資金の関係だとかJAさんと一緒になっていろいろと対応しております。ただし、やはりきちんとしたことがまだまとまっていないので、まとまった段階できちんと債務負担行為なり、また蔵王町は通年議会でありますからその中で対応していきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思っております。
○議長(佐藤長成君) 平間武美君。
○2番(平間武美君) 私は、国がこう決めた、ああだこうだと言う前に、さっきから言っているように苦しんでいる農家、基幹産業である農業を救うのであれば、早目早目に手を打ったほうがいいのではないかと、町として。それを言いたいのです。国からの指示待ちでは、困った人ほどどうなっているんだという不安がいっぱい広がっているんですよ、今。そこを私は指摘したいと思います。あといいです。
○議長(佐藤長成君) 続いて、村山一夫君、どうぞ。マイクをお願いします。
○9番(村山一夫君) 蔵王町を訴えられているから関係ないみたいな話だから一般会計の金を使うんだというような話しぶりでありましたが、現在、ほかに訴えるところって執行者側、任命権者を訴えているのに蔵王町を訴えないで誰を訴えるのでしょうか。平成16年に、こういうふうに職員一人一人を訴えることは、今不可能でしょ、そういうふうに法律が変わっていないですか。そこのところを考えてほしいものだなと。馬場君の話を聞いて、質問の中で町長がそう言われましたが、法令上、何回も言いますが、16年にそういうことはだめですよと、町を訴えるのであれば、そういう法律に変わったというのだと。私は、法令上読んでずっと知っています。その点をお尋ねします。
○議長(佐藤長成君) 副町長。
○副町長(齋藤俊一君) お答えさせていただきます。
今回は、損害賠償事件として被告が蔵王町となっておるところでございます。それにつきましては、従来と何ら変わりないと理解しているところでございます。
○議長(佐藤長成君) 村山一夫君。
○9番(村山一夫君) 蔵王町を訴えるのが当たり前なんですよ。誰も個人個人を訴えられないということで町を訴えているんでしょ。そこなんですよ、問題は。そして、町自体が本当であれば、町がこれは金を出してもいいぐらいの価値があったというのならわかりますよ。努力義務として、相手から和解案としてそれを受け入れたためなんでしょ、受け入れたということなのでしょということです。そうなれば、町として、決して一般会計の金を使っていいんだなんていう、そういうことでもないんじゃないですかという私の考えなのですが、その点はどういう考えですか。
○議長(佐藤長成君) 副町長。
○副町長(齋藤俊一君) あくまでも被告が蔵王町として訴えられているということでございます。
○議長(佐藤長成君) 村山一夫君。
○9番(村山一夫君) 被告が町だからって、町だから、町だからと言うんだけれども、町を訴えるのが当たり前でしょうと言っているのです。この人事権を誰が、普通の人たちがやっているんですか、そんなことないでしょう。人事権というのは町長にあって、町長が人事をしたということだから町に対しての訴えなのでしょうということなんです。それが、別なところにあって、別な職員を訴えるか何かではないでしょうというの。町にあったから町を訴えていると、人事権というのは町のトップにあるんだと。議会は議会のトップにあると。それで、執行者側の人事に対してのものですから蔵王町に対して損害賠償を求めただけに過ぎないと、そういうことなのではないですか。だから、私が言っているのはそこなんです。だから、町としてそういうものに対して一般会計から払って、それが正しいのかどうか、住民の血税としているものをそんなに簡単に支払えるものだったら、町長は何も町としての責任がないのではないですか、トップとしての。そういうことになりませんか。私はそこを言っているんです。
ですから、この努力目標を与えられたなんていうこと自体が、もう既にずっとやってきて当たり前のことじゃないですか。それを受け入れますなんてこと自体も、本当に今までやって来なかったのかというような話になるんでしょうということなんですよ。そんなこともやってきていなかったこの蔵王町なのかと言われてもしょうがないでしょう、この文面からいけば、そういうものに対して。だから、きちんとこれをやれと言っているんです。そして、この弁護士費用、本当に町の税金で払っていいのかどうか、払うべきではないと私は思います。
○議長(佐藤長成君) 副町長。
○副町長(齋藤俊一君) お答えします。
和解の内容は別としましても、うちでは損害賠償事件として蔵王町が訴えられているその経費については、蔵王町が負担するということにつきましては、正当なものと理解しているところでございます。
○議長(佐藤長成君) 村山一夫君。
○9番(村山一夫君) これからいろんなそういうものが、職員の不祥事が出た場合、町が訴えられるわけですよ、必ず。そのときは今度、いやそれはいいんですよという格好をして、一般会計の金をそのときもつぎ込む予定なのですか。
○議長(佐藤長成君) 副町長。
○副町長(齋藤俊一君) 事件の内容につきましては、これからどういうものがということは個別の件に関してはお答えできませんが、想像で。今回の場合は、あくまでも何回も言っているように、損害賠償事件として町が訴えられている、蔵王町が被告となっておりますので、繰り返しますが、同じと理解しております。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。15番松ア良一君。
○15番(松ア良一君) 6ページの衛生費県補助金ということで、新しく補助金がついたようでございますけれども、この事業の内容についてお伺いしたいなと思います。
○議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(我妻 一君) この予防接種に関する部分の助成金でありますが、風疹ワクチンの接種費用緊急助成事業補助金ということで、昨年6月に若いご夫婦、妊娠を希望するご夫婦、あるいは妊娠をしている中での旦那様の風疹予防接種を受けていなかった人たちに対して、その助成をしますということで補正をしたところであります。これに対する、今回県の2分の1の補助金が出たということで、あくまでも前回補正の時にご説明しましたが、当初予定した金額よりはちょっと落ちました。ですが、今回接種していただいた方々に払ったお金の2分の1を県からいただくというものでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) 子育ての関係。
○保健福祉課長(我妻 一君) 失礼しました。
子ども・子育て支援新制度に係る電子システムの構築等の事業費に今回241万5,000円を、これは県からいただいたわけですが、これも既にお話ししておりますように、平成26年9月までに子ども・子育て事業計画を策定するということになっております。その前段であります基礎調査を実施しておりまして、そちらへの補助金をちょうだいしたということでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。12番大沼昌昭君。
○12番(大沼昌昭君) 今ちょっと、この風疹ワクチンについてもう少しお聞きしたいのですが、これに関してはたしか妊娠時に親が風疹にかかると子供に障がいが出るという危険性があるという部分で、この辺のところが多分なっているかと思うのですが、これに関しては今回助成ということで実施するということなのですが、これからもこれを実施する予定というか、なぜ今までしていなかったのかなという部分があるのですが、その辺のところをお聞かせ願えればなと思います。
○議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(我妻 一君) 風疹ワクチンにつきましては、ある一定の年齢のところで予防注射が欠けたところがございました。そこで、妊娠した方の胎児に影響があるという部分が出てきましたので、これは昨年補正でお願いしたところで単年度の事業ではありましたが、ことしの3月31日までということで、今まで受けていない方で妊娠を希望する方であったり、妊娠中の配偶者の方であったり、家族の方であったり、そういった方々に予防接種を受けられたときに助成いたしますということで実施したところであります。残念なことに、私どもでカウントした部分の対象人数よりかははるかに少ない人数の、ここにありますように92万円ということは92人の方が希望して接種をされたということでありますので、私どもで考えたよりは少なかったのですが、その2分の1を県からいただいて今回補正させていただいたということです。
今回の予防接種に当たりましては、あくまでもご結婚されている方だったり、そういった関係にある方々でありまして、独身男性の方からの希望もありましたのですが、そちらの方への助成は対象外となっておりましたので、それは自費で受けてくださいということでお願いしておりましたところです。どうぞよろしくお願いします。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。5番三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) 5ページの債務負担行為の中の上の欄にあります宮地区指定避難所の整備関係なのですけれども、大変町長も頭を痛めてこられたと思います。とにかく、宮の地形からいって、なかなか高い場所で適切な場所がない中でようやくこの場所ということでめどがついたということで、この間全員協議会でも説明がありました。そこでちょっと気になったことが2つほどありましてお伺いさせていただきます。
まず、これ、全員協議会でも聞いたのですが、いわゆる県道から今入って行けるわけなんですけれども、その土地については取得しないということで、仮にこれが取得していないとすれば、第三者の手に渡った場合に県道からの進入が不可能になるというようなことが考えられておりますけれども、この辺について何かお考えかどうかお尋ねいたします。
○議長(佐藤長成君) 総務課長。
○総務課長(我妻 敦君) 県道側に面した倉庫が今建っておりますが、そこは、今農協で違う方への賃貸というようなことで、その方が利用されているようでございまして、その建物の倉庫の前の通路が今県道側にありますが、そこから入るのがやはり一番利用しやすいのかなとは思っております。そういったこともありまして、農協とはそういった利用の仕方についていろいろお話をしているところでございますので、今後もそういった規制がかかったり、あるいは他へ売られたりというようなことがないように、これからも話を進めてお願いをしてまいりたいと思っております。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) やはり、緊急時の避難ということが目的ですので、その辺はしっかりと確保していただきたいと思います。
それから、もう1点なんですけれども、この地形の話、先ほどしました。それで、この防災計画を見まして、当然検討はされたとは思うのですけれども、これでは100年に1回の大雨のときに旧国道、あそこの3差路ですか、あそこまでは浸水区域になるということで、この地形図を見ますと、ここの標高が33メートルであります。それで、先ほど言った、今度の予定地が県道の高さで33.9メートル、90センチメートルしかないというか、90センチメートルもあるというか、この辺の判断なのですけれども、ちなみにこの辺の松川の堤防の高さが33メートルです。ということは、ほぼ大体浸水区域にはなっていませんが、いわゆるグレーゾーンに近いと、ただここしか場所がないということで、これはしようがないと思います。
ただ、もう1点心配なのは、高速道路の西側にいわゆる土砂崩壊の可能性の土地があると。仮に、これが高速道路まで流れてきて上からの水がとまった場合、このガードをくぐって森の川に行った場合、もう少し水位が上がってくる、その前から来ればもう少し水位も上がるという危険性もあるんじゃないかと。別にオーバーな話をしているわけではないですけれども、100年に1回というのがここ数年地震、それからことしの大雪、こんなことが現実に来ているわけです。そういった場合、そういう危険性もある程度考慮した上で、その対策も検討されたかどうか、お伺いいたします。
○議長(佐藤長成君) 総務課長。
○総務課長(我妻 敦君) 議員がおっしゃる内容につきましては、我々もやはりこの計画をする前に、いろいろ現地を見ながらその対策を練ってまいりました。過日、全員協議会を開いていただきましたが、その後も先週金曜日にもう一度現地に足を運んで見てまいりました。特に、洪水の場合のJAの土地に浸水する恐れがあるかどうかも含めてもう一度確認してまいりましたが、現段階においては、洪水までは心配ないだろうというような判断で今回説明に至っているところでもございます。
それから、土砂災害の場合は荒子地区と思っておりますが、そこはやはりいざ崩れた場合は高速道路までの心配は確かにあるかと思いますが、予定しておりますJAのところまでについては心配ないのではないかなと思っているところでございます。それらによって、森の川の小学校からすぐ上流の部分については、大変今も心配されているところでございますが、これまでも予定していたJAの土地についてはそれほどの洪水の影響はなかったと思っておりますので、そういった心配の面は確かにあろうと思いますが、改善もいろいろ考えていきながら今回の計画を進めていきたいと思っているところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) わかりました。よく言われますが、災害対策については、本当に憶病であれということも言われております、ましてここは宮地区全体の指定避難所整備ということでありますので、きちんとその辺を、万が一にもということも考えて進めていただければと。終わります。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
議案第33号平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第9号)を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立10名〕
○議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。大変お疲れさまでございました。
午前11時19分 散会