平成26年蔵王町議会定例会2月会議
平成26年2月7日(金曜日)
出席議員(15名)
1番 佐 藤 敏 文 君 2番 平 間 武 美 君
3番 外 門 清 君 5番 三 沢 茂 君
6番 水 澤 智 孝 君 7番 馬 場 勝 彦 君
8番 高 橋 好 夫 君 9番 村 山 一 夫 君
10番 村 上 一 郎 君 11番 葛 西 清 君
12番 大 沼 昌 昭 君 13番 沢 春 光 君
14番 川 村 仁 君 15番 松 ア 良 一 君
16番 佐 藤 長 成 君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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齋 藤 俊 一 君 |
会計管理者 会計課長 |
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大 沼 芳 国 君 |
総務課長 |
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我 妻 敦 君 |
まちづくり推進課長 |
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平 間 喜久夫 君 |
保健福祉課長 |
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我 妻 一 君 |
農林観光課長 |
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佐 藤 雄 司 君 |
建設課長 |
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高 野 正 人 君 |
教育長 |
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佐 藤 茂 廣 君 |
生涯学習課長 |
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菅 野 和 茂 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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齋 藤 英 之 君 |
書記 |
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村 上 惠 造 君 |
平成26年2月7日(金曜日) 午前10時00分 開議
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会議日程の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 委員会調査報告
日程第5 議案第1号 蔵王町道路占用料条例の一部を改正することについて
日程第6 議案第2号 蔵王町公共物管理条例の一部を改正することについて
日程第7 議案第3号 平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前10時00分 開議
○議長(佐藤長成君) 皆さん、おはようございます。
本日、大変寒い中ではありますけれども、議員の皆さんには全員出席をいただきまして本日の会議を開催できますことを感謝申し上げたいと思っております。
早いものでことしになりまして1カ月が過ぎ、4日に立春になりました。立春になったとたんにこの寒波が来まして寒さが続いているようでございます。立春前までは本当に春めいた日が続いて、このまま行くのかなと思っておりましたが、やはり今は旧正といいますか、そういう時期に一番寒いというそんな感じがいたします。そういった中、本日の会議、本当に皆さんにはご苦労さまだと思っております。
また、国会では通常国会が開催されまして、今論戦が交わされているようでございます。そういった内容についても、我々議員としてもいろいろ関心を持って見守っていきたいものだなと思ってございます。
また7日、皆様ご存じのとおりソチ五輪オリンピックが日本時間で8日の1時ころ開催されるということで、これについても日本中が注目しているものでございますから、日本を代表しての選手の皆さんのご活躍を期待したいものだなと思ってございます。
そんな中ではありますけれども、本日の定例2月会議、本日3件が提案されてございます。どうぞ議員の皆さんにはご審議を賜りまして本日の議会を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。簡単ですけれども、一言挨拶にかえさせていただきます。
本日2月7日は休会の日ですが、議事の都合により特に平成26年蔵王町議会定例会2月会議を再開いたします。
これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、8番高橋好夫君、9番村山一夫君を指名いたします。
○議長(佐藤長成君) 日程第2、今定例会2月会議日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今定例会2月会議の会議日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本定例会2月会議は本日1日間とすることに決しました。
○議長(佐藤長成君) 日程第3、諸般の報告をいたします。
本定例会2月会議に町長から議案第1号から議案第3号までの3件が提出され、これを受理しておりますのでご報告いたします。
本定例会に広報広聴常任委員会所管での連合審査会による委員会調査を行いましたので、その調査結果報告については、お手元に配付のとおり委員長から報告があります。
次に、代表監査委員から12月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、馬場勝彦君から仙南地域広域行政事務組合議会定例会・臨時会の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、外門 清君から白石市外二町組合議会12月定例会の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、お手元に配付のとおり議員を派遣したので、ご報告いたします。
次に、定例会2月会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、町長から挨拶の申し出がありましたので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。
早くも2月に入りまして1週間が経過したところであります。2月は別名「衣更着(きさらぎ)」と呼ばれ、「まだ寒さ残り衣(きぬ)を更に着る月」とも言う語源であります。全くこの語源どおりといいますか、私も寒くなりまして1枚多く着ておりますが、そのような今週は強い寒気の影響で特に今夜から寒さが厳しさを増すようなところでもあります。路面や水道管の凍結、健康管理に十分な注意が必要と思っております。
さて、既に昨日の夜から競技が始まっておりますが、ソチ冬季オリンピックの開会式が、本日の夜でありますが、先ほど議長からもお話がありましたように、日本時間で8日の未明でありますが、開催されます。スキー場関連の本町にとっても冬季スポーツは欠かせないだけに、日本選手の入賞、活躍を期待しているところでもあります。
行政関係を申し上げます。
2月4日でありますが、宮城県南サミットが開催されたところであります。蔵王町を初め県南13市町の首長で組織して、私が会長を仰せつかっておりますが、丸森町あぶくま荘が会場でありました。国土交通省東北整備局の小池局長から、東日本大震災の復興と今後に向けての講演がなされたところであります。その後、村井県知事との懇談会を行いながら、本町からは農林業系の汚染廃棄物の早期処理推進について私から発言させていただいたところであります。現在、8,000ベクレル以下のものについては市町村が処理をすることになっておりますが、再ラップ事業を取り入れ一時保管を依頼しておるのが酪農関係の市町村であります。そういった具体的処理が定まらず、いまだ解決に至っていないところであります。町では独自に炭化事業の実証試験をしているところでありますが、それも含めた処理方法の道筋につきまして、国及び県の主体的指導のもとに早急に処理が推進されるよう強く求めていきたいと思っております。
さて、2月会議の開会に当たりまして、議員の皆様方にはご多忙の折ご出席を賜り心から感謝と御礼を申し上げる次第であります。本日審議をお願いする案件につきましては、条例改正と補正予算の3件の議案を提案しているところであります。
どうか慎重審議を賜りまして、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
○議長(佐藤長成君) 以上で諸般の報告を終わります。
○議長(佐藤長成君) 次に、日程第4、委員会調査報告を議題といたします。
広報広聴常任委員会所管での連合審査会による委員会調査を行ったので、その調査結果について広報広聴常任委員長から報告願います。12番大沼昌昭君、登壇願います。
〔広報広聴常任委員長 大沼昌昭君 登壇〕
○12番(大沼昌昭君) 皆さん、おはようございます。
それでは、広報広聴常任委員会の連合審査会の報告が出ましたので報告をさせていただきたいと思います。
平成26年1月17日
蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿
広報広聴常任委員長 大 沼 昌 昭
連合審査会結果報告
平成25年議会の休会中の調査を終えたので、その結果を次のとおり報告します。
記
1.調査事件 「議会報告会に伴う所管事務調査」(詳細は別紙のとおり)
2.調査期日 平成25年12月25日(水)
3.出席者 委員長 大 沼 昌 昭 副委員長 平 間 武 美
委 員 佐 藤 敏 文 委 員 外 門 清
委 員 三 沢 茂 委 員 水 澤 智 孝
委 員 馬 場 勝 彦 委 員 高 橋 好 夫
委 員 村 山 一 夫 委 員 村 上 一 郎
委 員 葛 西 清 委 員 沢 春 光
委 員 川 村 仁 委 員 松 ア 良 一
委員外 議 長 佐 藤 長 成
4.職務のために出席した者
事務局長 齋 藤 英 之
5.説明のために出席した者
総務課 課 長 我妻 敦
まちづくり推進課 課 長 平間喜久夫、課長補佐 村上 正文
課長補佐 森 良光
建設課 課 長 高野 正人、用地専門監 村上 重夫
技術補佐 佐藤 耕造
環境政策課 課 長 小島 一利、環境保全専門監 岩渕 明
農林観光課 課 長 佐藤 雄司、課長補佐 今村 敏男
商工振興係長 日下 智美
保健福祉課 参事兼課長補佐 佐藤 博、参事兼児童館長 芦立 信介
6.調査結果
◆ 各所管課より課長等の出席を求め、「議会報告会に伴う所管事務調査」を行った結果、
その内容は別紙のとおりですので、3ページから5ページは後ほどごらんください。
◆ 委員会の意見
(1)まちづくり推進課所管
@ 現在行われている空き家調査により把握された危険家屋については、所有者が適
切な管理を行わない場合も想定されることから、今後庁内で連携のうえ状況の確認
及び検討を行い、対応策を検討すべきである。
(2)建設課所管
@ 歩道の除雪は地域の方々の善意により行われており、町においては貸出用小型除
雪機の追加や燃料費の負担など支援体制の強化を図るべきである。
A 未登記の公共物等用地については、早急に対応するよう平成23年7月の連合審査
会で指摘しているが、未だに相当数の未登記があり、更なる体制強化を検討するな
ど早期解消を強く求めるものである。
(3)環境政策課所管
@ 放射能被害に係る子供の健康診断については、不安に思っている方について実施
を検討するよう平成24年11月の連合審査会で指摘しているが、町において健康診断
を行わない理由を町民に説明するとともに、それでもなお健康診断を希望する町民
に対し、取り扱い医療機関や費用などの情報提供を行うべきである。
以上、報告を終わります。
○議長(佐藤長成君) 以上で委員会調査報告を終わります。
日程第5 議案第1号 蔵王町道路占用料条例の一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第5、議案第1号蔵王町道路占用料条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第1号蔵王町道路占用料条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、道路法施行令の一部が改正され、国道に係る占用料が減額改定されたことに伴い、国の料金に準拠して定めている町道の占用料を減額改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。建設課長。
○建設課長(高野正人君) ただいま上程されました議案第1号蔵王町道路占用料条例の一部を改正する条例について、その詳細をご説明申し上げます。
道路占用料につきましては、道路法第39条第2項の規定に基づき各道路管理者が条例によりその額を定めるものとされておりますが、国の道路法施行令で定める占用料の額に準拠して定めております。
道路法施行令で定めている道路占用料は、地価、固定資産税評価額を基本に算定して定めております。現行の道路占用料は、平成21年度に行われた地価や固定資産税評価額で算出し、平成22年4月に改定されております。しかし、その後全国的に地価が下落したため、その下落を踏まえて、平成25年11月に道路法施行令の一部が改正され道路占用料が引き下げられたことを受けまして、町の道路占用料の引き下げを行うものでございます。
改正内容につきましては、蔵王町議会定例会2月会議審議資料の道路占用料条例の一部を改正する条例の新旧対照表をごらん願います。
資料1ページは、道路法第32条第1項第1号に掲げる工作物で、電柱、電線等の占用物件の減額改定であります。占用物件として一番多い第1種電柱では、現行1本530円が新たに310円となり、220円の減額となります。率にいたしまして58.5%の減額となります。
資料2ページは、道路法第32条第1項第2号に掲げる物件で、水管、ガス管等の減額改定であります。
資料3ページは、道路法第32条第1項第3号、4号、5号及び6号に掲げる施設等の減額改正であります。
資料4ページから6ページは、道路法施行令第7条第1号から13号に掲げる施設等の減額改定であります。なお、4ページ下段、道路法施行令第7条第2号及び3号に掲げる施設として太陽光発電と風力発電設備、及び資料5ページの中段、道路法施行令第7条第8号に掲げる施設として食事施設、購買施設を新たに加えております。
資料7ページから8ページは、消費税率改定に対応できる内容で改定を図るものでございます。
この引き下げによる影響でございますけれども、平成26年度当初予算の算定におきまして235万7,000円を見込んでおります。平成25年度の当初予算と比較しまして59.4%相当となり、161万円の減額になる見込みです。
以上、詳細説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。5番三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) ただいま説明をいただきましたんですけれども、最後に50%減額ということで、余りにも減額率が大きいのでちょっと調べてみたんですけれども、ただいま課長から21年の改正ということがありましたが、(「21年」の声あり)はい。ですよね。(「固定資評価……」の声あり)いや、改正したのが。(「改正は22年」の声あり)22年。ということは、ホームページを見まして道路占用を見ましたら、現行額がうちのほうでは530円になっておりますけれども、23年度にも改定されて460円になっているはずではないのかなと思っていたんですけれども、23年4月1日からの改正は本町では行われなかったのでしょうか、お伺いします。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 前回の町の条例改正につきましては、平成22年4月1日施行となっております。国の施行令の改正につきましては、22年度に評価額の検討をしまして23年4月からということで、1年おくれて施行令が改正されておりますけれども、その施行令の改正に伴う町条例の見直しは行っておりません。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) 施行令の改正によって今回の条例改正なんですけれども、23年度には行っておりませんということでしたけれども、震災で大変だったんですが、ただ電柱の使用料とかそういったものの単価というのがこれでよかったのか、いわゆる条例と入ってくる金とのそごはなかったのか、その辺をもう一度お尋ねします。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 占用料につきましては、基本的に道路施行令を準拠して取るというのが基本でございますけれども、条例の改定時期につきましては特に定めはございません。それで、場合によりましては2年おくれとか1年おくれとかいう場合もありまして、今回の改正につきましても、各県内市町村でもばらつきがあるところでございます。
蔵王町としては、ことしの4月1日を施行日として定めておりますけれども、ほかの自治体におきましては、26年度に条例を改正するという市町村もございます。その辺の時期のずれというのが生じてくるものと思っております。
○議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。
○5番(三沢 茂君) わかりました。ずれがあるということですけれども、ただちょっと参考にお伺いしたいんですけれども、予算は条例の単価で歳入を見るわけですよね。それで、入ってくるのは実際国交省で定めた金額で入ってくる、その辺の違いというのは特に支障はなかったわけでしょうか、最後です。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 占用料の賦課につきましては毎年4月1日に賦課しておりまして、当然4月1日現在の条例の単価でもって徴収しておりますので、その辺の不都合は特にないと考えております。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第2号 蔵王町公共物管理条例の一部を改正することについて
○議長(佐藤長成君) 続きまして、日程第6、議案第2号蔵王町公共物管理条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第2号蔵王町公共物管理条例の一部を改正することについて、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、道路法や河川法が適用されない里道・水路などの法定外公共財産の占用料について、町道の占用料と同様に減額改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重にご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。建設課長。
○建設課長(高野正人君) ただいま上程されました議案第2号、蔵王町公共物管理条例の一部を改正する条例につきまして、その詳細をご説明申し上げます。
公共物の占用料につきましては、蔵王町道路占用条例と同一の金額にいたしておりますので、道路占用料と同一の金額に引き下げを行うものであります。
蔵王町議会定例会2月会議資料12ページをごらん願います。
蔵王町道路占用条例と同じ太陽光発電施設と風力発電設備を新たに加えております。
この引き下げによる影響でございますけれども、平成26年度当初予算で86万7,000円を見込んでおります。平成25年度の当初予算の額に比べまして67%相当となり、42万7,000円の減額になる見込みです。
以上、詳細説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。10番村上一郎君。
○10番(村上一郎君) それでは、1件質問させていただきます。
ただいまの課長の説明で、前議案と同様ですが、12ページに太陽光発電、それから風力発電も入れるということで説明がありました。これは、現在原発事故以来、再生可能エネルギーということで太陽光発電に各地方自治体とも取り組む様子が結構あるのでありますが、もう少しこの条文を入れた狙いといいますか、その辺をもう少し詳しくご説明いただければと思います。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 道路法施行令の中で今回新たに風力発電と太陽光発電が加えられたわけでございますけれども、今議員さんがおっしゃったとおりかと思います。蔵王町につきましても太陽光発電設備が今建設されておりますので、もしそれ以外に発電設備等が道路占用、公共物占用条例等に係る場合につきましては、この条例に基づきまして手続を行いたいと考えております。
○議長(佐藤長成君) 村上一郎君。
○10番(村上一郎君) わかりました。今なぜこれを聞いたかといいますと、蔵王町の町長は太陽光発電を積極的に推進したいということでありますから、これも町長の政策として強い要望のあらわれで入れたのかなという確認のために質問をさせていただいたところでございます。
前の条例を見たのでありますが、借りる期間、許可する期間なんですが、一応原則として5年になっているようなんですね。引き続き長い期間が必要ということであれば10年を考えるという条文がありますから、最長10年になるのかなと思っておりますけれども、今太陽光発電を設置する企業が各自治体に、民間の用地も含めて入る場合に、大体契約は20年となっているようなんですけれども、その辺をどのようにされるのか、その辺を含めて今回の条例改正にしているのか、お聞きしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 契約期間には5年、10年という定めがあるかと思いますけれども、5年契約であれば6年目に新たに再契約をするというふうにしまして20年まで、もし20年であれば10年置きに更新するという格好で契約が更新されていくのかなと考えております。
○議長(佐藤長成君) 村上一郎君。
○10番(村上一郎君) 確かに、大体今太陽光パネルを設置する企業というのは20年契約で土地を借りたり、売電計画をするわけでありますが、条文からして可能でありますけれども、この辺も含めたある程度今の時代に沿った形の条文をどのように定めていくかも、ある程度の検討の見直しも必要かなと思っておりますので、その辺を申し上げさせていただきました。
なお、今蔵王町に町有地を含めて、過去には円田地区に一部企業がもう入っておりますけれども、今の段階でさらに蔵王町に進出したいとか、太陽光発電を、事業を取り入れたいというような、そんな話があるのかどうか、それも含めてもう少しご答弁いただければと思います。
○議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(平間喜久夫君) うちのほうは土地利用の担当課でございます。
実は既に1件は、今ほぼ竣工を迎えようとしております。円田地区でございます。
そのほかに、構想段階だと思うんですが、実は二、三件相談を受けております。いろんな地区でやってみたいという積極的な意見が多いのかなという感じはしております。ただ、具体的に何平米の土地にこのくらいのものをやるとか、そういった図面を上げてきての相談というのは今のところございません。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。8番高橋好夫君。
○8番(高橋好夫君) 13ページなんですけれども、太陽光発電設備及び風力発電設備となっておるんですけれども、これは水力発電になった場合は金は取られるのか、該当されるのか、この1点、お聞きしたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(高野正人君) 道路法施行令から持ってきて、公共物占用条令に持ってきたわけでございますけれども、水力発電等については現在のところ規定されていないということでございます。
○議長(佐藤長成君) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第3号 平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第7、議案第3号平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第3号平成25年度蔵王町一般会計補正予算(第7号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ75万2,000円を追加し、予算の総額を55億784万2,000円にしようとするものであります。
その内容は、歳入において、県支出金25万2,000円、諸収入50万円を追加するものであります。
歳出においては、民生費78万円、農林水産業費103万7,000円、商工費50万円を追加し、予備費156万5,000円を減額するものであります。
また、B&G蔵王海洋センターのアリーナ増築工事に係る設計委託料について、今年度中に委託契約を締結し、平成26年度中の業務完了により一括支払う方式とするため、債務負担行為を追加しようとするものであります。
以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。2番平間武美君。
○2番(平間武美君) 今回も補正がまたついたということなんですけれども、21ページの農林観光関係、雑入50万円を今の時期に追加するということと、22ページの観光費、これも50万円ほど交流人口増加対策事業助成をすると。この事業内容を詳しくちょっと説明していただきたいのと、25年度が間もなく3月で終わるんですが、今なぜこういうのをつけてきたのかなという、補正の組み方の問題、その辺をちょっと詳しく説明していただきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 農林観光課長。
○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。今般の補正につきましては、歳入歳出あわせて申し上げたいと思いますが、歳入歳出につきまして申し上げますと、本年1月27日にアサヒビール株式会社仙台支社の大西支社長を通じて、アサヒグループホールディング様から日本の蔵王ヒルクライム・エコ2014に役立てていただきたいということで、金50万円を贈呈していただいたところでございます。これが歳入部分でございます。それで、このご厚意を受けまして、本年5月18日に開催予定の、第4回の開催となります日本の蔵王ヒルクライム・エコ2014の選手募集に係る公告媒体、ポスター等の経費ということで有効に活用させていただく考えでございます。
○議長(佐藤長成君) 平間武美君。
○2番(平間武美君) 今、課長の説明によりますと、ヒルクライムに使うんだと。何か私はちょっと解せないですね。26年度の予算だったらわかるんですが。これを今持ってきて、ではことしは使わないで26年に持ち越すということの理解でいいんですか。
○議長(佐藤長成君) 町長。
○町長(村上英人君) 先ほど担当課長が説明したとおりでありますが、歳入の50万円というのは、アサヒビールさんから、交流人口として一生懸命に蔵王でPRしながら、北は北海道から九州は大分県まで昨年の大会で1,400名近いすばらしい交流人口をやっているということで実は50万円のご寄附をいただいたのが歳入の50万円なんです。だから、その50万円を日本の蔵王ヒルクライムにぜひ使っていただきたいと、そういうことで今いろんな募集等々に当たってのそちらのほうに振り向けて、そしてその交流人口に支出で入れているということでありますので、ご理解いただきたいと思いますし、ご理解いただけましたでしょうか。
○議長(佐藤長成君) 平間武美君。
○2番(平間武美君) 今、町長の答弁ですと、寄附をいただいたということなんですけれども、25年度の予算に組み入れて、26年度のヒルクライムに回すんだと捉えられるんですね。ということは、新たにヒルクライムの予算をまたふやしたということになるかと思うんです。これは、ヒルクライムに関しては非常に前から問題になっていまして、いろんなことが。農林観光課長、ちょっと角度を変えてまた今質問しますけれども、経済効果というのは去年の10月に出すのではないかと、出しますよというのが議会答弁にありましたよね。その経済効果がまだ出ていないうちに、また50万円追加して26年度に回す。この辺の安易な予算の組み方というか、寄附として使っていただきたいというアサヒビールですか、そちらの方のお気持ちは大変よくわかるのですが、予算の使い方としては変ではないかと。25年度の予算というのは最初3月議会で決めてこれだけですよと、経済効果はこのくらいと発表しますよと言ってそれをまだやっていない。これが一つ大問題だ。
それと、だから何でまたこの50万円を寄附もらったからと26年度の予算に持ってくるんだと。私は安易過ぎるような気がするんですよ、そういう予算の組み方。どうでしょうか。
○議長(佐藤長成君) 農林観光課長。
○農林観光課長(佐藤雄司君) 安易云々ということではなくて、もう一回きちんと説明させていただきます。
私の手元に今50万円の実はアサヒグループからの目録ということで持ってございますが、この目録の中身については、日本の蔵王ヒルクライム・エコ2014にお役立てくださいということで、先ほど町長が申し上げましたように、交流人口の増加に向けてくれよという趣旨の厚意でございます。これは一般の会計ということではなくて、19節でございますので、負担金補助及び交付金ということで、実行委員会のほうに充当させていただく考えでございます。ご案内のとおり26年度の大会につきましては、大会日は5月18日でございますので、今のうちから当然選手の募集、その他事前の準備が相当必要になりますので、大会実現に向けた事前の経費に有効に役立たせたいという考えでございます。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
これをもって、今定例会2月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
よって、本日をもって休会いたします。
以上で本日の議事を終了するわけでございますが、今、インフルエンザとか胃腸炎とか、そういうものが大分流行しているようでございます。議員の皆さんには十分体に、健康に注意をされまして、この寒い時期の議員活動に当たっていただきたいものと思ってございます。
また、この後、議員の全員協議会が引き続いてありますので、引き続きよろしくお願い申し上げ、簡単に休会に当たっての挨拶とさせていただきます。
次に、町長から挨拶があります。
○町長(村上英人君) 3議案ともお認めをいただきましてありがとうございます。特にこの50万円のご寄附に当たっては、しっかりと交流人口のほうに使わせていただきたいと思っておりますし、それと昨年のあれでありますが、委託先のほうもちょっとおくれて報告書ができ上がりましたので、報告書も議員の皆様方にも見ていただきたいなと思っているところであります。
3議案ともお認めいただきまして本当にありがとうございました。また後、引き続き議員全員協議会をさせていただきますが、よろしくお願い申し上げます。
○議長(佐藤長成君) 本日はこれをもって散会いたします。
大変お疲れさまでございました。
午前10時45分 散会