平成25年蔵王町議会定例会第2回3月会議
平成25年3月29日(金曜日)
出席議員(14名)
1番 佐 藤 敏 文 君 3番 外 門 清 君
5番 三 沢 茂 君 6番 水 澤 智 孝 君
7番 馬 場 勝 彦 君 8番 高 橋 好 夫 君
9番 村 山 一 夫 君 10番 村 上 一 郎 君
11番 葛 西 清 君 12番 大 沼 昌 昭 君
13番 沢 春 光 君 14番 川 村 仁 君
15番 松 ア 良 一 君 16番 佐 藤 長 成 君
欠席議員(1名)
2番 平 間 武 美 君
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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齋 藤 俊 一 君 |
会計管理者 会計課長 |
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大 沼 芳 国 君 |
総務課長 |
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我 妻 敦 君 |
まちづくり推進課長 |
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平 間 喜久夫 君 |
建設課長 |
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山 岸 利 男 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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齋 藤 英 之 君 |
書記 |
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村 上 惠 造 君 |
平成25年3月29日(金曜日) 午後2時00分 開議
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会議日程の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 議案第34号 平成24年度蔵王町一般会計補正予算(第10号)
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午後2時00分 開会
○議長(佐藤長成君) 皆さん、こんにちは。
年度末で大変お忙しい中、議員の皆さんにはお集まりをいただきまして議会開催されますこと感謝申し上げ、大変ご苦労さまでございます。今回の議会につきましては、特定財源の関係で、急遽こういう形で開かざるを得ないというようなことでございます。後ほど、町長から説明をいただきまして議事を進めますけれども、この件については、やはり今後、こういった議会運営について先ほど議運の委員長からお話ありましたように、議会側としても十分配慮をしながら検討していかなければならないと、そんなふうに思ってございます。
実は、午前中、退職者の辞令交付式が10時半から庁舎で行われました。そして、きょう説明員として建設課長、辞令を受けて一旦職員の皆さんに玄関から見送りをいただいて、再度この議場に説明員として出席をいただいていると、そんな状況でもございますし、やはり今後こういった、当然こういう予算の組み入れというのはあるんだろうと思いますけれども、その辺も配慮しながら今後十分検討していかなければならないと、そんなふうに思ってございます。
建設課長につきましては、今回42年間勤めた退職でございますから、本当に最後の花道の議会を送っていただきたいと、そんなふうに思ってございます。そんなことを申し上げまして、開会をさせていただきたいと思います。
本日3月29日は休会の日ですが、議事の都合により、特に平成25年蔵王町議会定例会第2回3月会議を再開いたします。
これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。議事日程に従い議事を進めます。
○議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、3番外門 清君、5番三沢 茂君を指名いたします。
○議長(佐藤長成君) 日程第2、今定例会第2回3月会議日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今定例会第2回3月会議の会議日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本定例会第2回3月会議は、本日1日間とすることに決しました。
○議長(佐藤長成君) 日程第3、諸般の報告をいたします。
本定例会第2回3月会議に町長から議案第34号の1件が提出され、これを受理しておりますので報告いたします。
次に、代表監査委員から2月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、議会選出の佐藤ゆり君から蔵王町農業委員会総会の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。
次に、本定例会第2回3月会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、町長から挨拶の申し出がありましたので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長(村上英人君) 皆さん、こんにちは。
平成25年の議会定例会第2回3月会議の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
本日は、年度末最終日に議会を開催させていただくことになり、議員の皆さんにも大変お忙しい中、ご出席を賜りますことを深く感謝を申し上げる次第であります。
ただいま議長からもお話がありましたが、本日は、午前中は本年3月31日付で退職される建設課の山岸課長を初め、5人の職員の退職辞令交付式がありました。私も送別の挨拶を申し上げ、職員と一緒に見送りをしたところでありますが、山岸課長については再度出勤いただき、説明員として出席をしていただいたところであります。
さて、本日でありますが、審議をお願いする議案は、議案第34号の平成24年度一般会計補正予算(第10号)の1件であります。議案内容につきましては、提案理由でご説明申し上げますが、この補正予算を編成するに至った経緯について簡単にご説明を申し上げます。
この補正予算は、平成24年災として、災害の災であります、災として認められた凍上災について本町の査定事業費額が指定基準を上回っていたことから、本年3月15日付で局地激甚災害に指定されたことに伴うものであります。なお、今回、局地激甚災害の指定を受けた県内市町村は本町を含めまして3町であります。
平成24年凍上災については、申請時期が平成24年度の年度初めであります。このころは東日本大震災の復旧工事などで担当の建設課は大変忙しい時期でありましたが、凍上災として認められると町の一般財源をほとんど使わずに傷んだ舗装を改修できるということで、路線ごとに路面状況の調査を行い、設計図書を作成し、査定を受けたものであります。こうした努力によって3億円以上の災害復旧事業が認められ、さらに局地激甚災害の指定を受けたことにより、災害査定設計委託費についても2分の1の補助金が交付されることになったものであります。
なお、今回の補正予算につきましては、既に執行済みである災害査定設計委託費に対する補助金を受け入れ、歳出では予備費にそのまま追加する内容でありますが、年度末の一般財源の増減に関する補正は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分に指定されているものの、特定財源についてはこの指定に入っておりません。そこで、通年議会における地方自治法第179条の適用も慎重に検討した上、本日の定例会再開をお願いしたところであります。
最後になりますが、今回は職員の地道な努力により、傷んだ町道の舗装の復旧工事について3億円以上の事業費をほとんど町の一般財源を使わずに実施している状況であります。
以上、今回の議案提出までの経過をご説明申し上げ、年度末の大変多忙な時期にご出席いただきました議員各位に改めて御礼を申し上げます。
開会に当たっての挨拶とさせていただきます。
○議長(佐藤長成君) 以上で諸般の報告を終わります。
日程第4 議案第34号 平成24年度蔵王町一般会計補正予算(第10号)
○議長(佐藤長成君) 続いて、日程第4、議案第34号平成24年度蔵王町一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) 只今、上程されました議案第34号平成24年度蔵王町一般会計補正予算(第10号)について、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ507万1,000円を追加し、予算総額を65億5,317万5,000円にしようとするものであります。
その内容は、歳入において国庫支出金507万1,000円を追加しようとするものであります。
歳出においては、災害復旧費の財源内訳補正を行ったうえで、予備費507万1,000円を追加しようとするものであります。
今回の補正予算においては、「平成24年災」として認められた、低温による災害(凍上災)について、本年3月15日付けで局地激甚災害に指定されたことから、急きょ補助申請を行い、3月27日に査定設計書作成料の補助金交付が決定されたため、特定財源である国庫補助金の追加を計上するものであります。
以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重ご審議のうえ、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。15番松ア良一君。
○15番(松ア良一君) ただいま町長のほうから詳しく説明いただいたところですけれども、この凍上災から激甚災害のほうに変わった、この変わり目がよくわからないんですけれども、この辺について規模的なものとか金額的なものとかいろいろあると思うんですが、ぜひその辺についてお伺いしたいと思います。少し、長くでも結構ですのでよろしくお願いいたします。
○議長(佐藤長成君) 建設課長。
○建設課長(山岸利男君) お答えいたします。
この災害につきましては、凍上災なんですが、凍上災もずっと事業をやってきていまして、最終的には本年の3月12日の閣議において決定されまして、激甚災害の指定を受けたわけでございます。新たに災害に追加されましたものは、低温によるものが平成23年12月15日から平成24年3月31日までのもの、地すべりに対しまして平成24年8月17日から11月27日、暴風雨に対しまして台風18号、同じく台風17号が今回新たに激甚の指定を受けているものでございます。
激甚指定を受けましたのは、県内3市町村で、丸森町、七ヶ宿町と蔵王町の3町で、今回、局地激甚指定を受けております。
以上でございます。
○議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(佐藤長成君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
これをもって今定例会第2回3月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
よって、本日をもって休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本日をもって休会することに決しました。
○議長(佐藤長成君) 大変スピーディーに今議案を審議いただきまして、大変お疲れさまでございました。今回の案件については、先ほど町長からお話がありましたように、本当に執行部の努力によってこういった予算をいただけたということでございます。これは全て町民のためになる、そういう予算でありますから、我々議会としても今後こういった内容については、議会の角度のほうから町民のためになるそういう取り組みについては、十分支援をしていきたいと、そんなふうな考えでございます。
くどいようですけれども、先ほど申し上げましたように、我々議会としても179条、それから180条の専決処分の規定はありますけれども、特定財源の180条の規定はなされていないということでございますし、今後こういったことがあり得るというようなことも想定しなければならないと思っております。そういった件については、我々も議会も十分協議をいたしまして、議論するときにはしっかり議論し、反面やはり我々としても執行部がしっかりと仕事をしやすいような、そういう条件を整えてやることも必要ではないかと、そんなふうに思っております。
また、話も変わりますけれども、最近、火災が大分発生しているようでございます。きのうも川子石で火災が発生したようでございますし、単純な野火によって延焼してしまったと、そういう状況であるようでございます。大変空気が乾燥してございますから、その辺十分お互いに注意をしていかなければならないのかなと、そんなふうに思っております。
以上を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきたいと思います。
○議長(佐藤長成君) 次に、町長から挨拶があります。町長。
○町長(村上英人君) 先ほどお話ししましたように、年度末に議会を、そして多くの議員さんにお集まりをいただきまして、本当にありがとうございます。
国の補助金を有効活用することも大事だと思っております。これに当たりまして、きょうお認めをいただきまして本当にありがとうございます。
ただいま議長からもお話あったんですが、今月に当たりまして火事が、野火に当たってが4件、車両火災が1件、合わせて3月でもう5件発生しております。それに当たりまして、私たちのほうも広報車を回しておりますが、まず文面で全戸に回しながら、これからまだ乾燥、また4月に入りましても農作業が始まる時期でありますから、野火等しないように、ひとつこの火の元に、そして注意を呼びかけていきたいと思っているところであります。
きょうは大変お忙しい中、そしてこのようにお認めいただきましたことを心から感謝と御礼申し上げ、ご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(佐藤長成君) 本日はこれをもって散会いたします。
大変お疲れさまでございました。
午後2時18分 散会