平成23年蔵王町議会定例会月会議

                                           

平成23年月2日(曜日)

                                           

     出席議員(14名)

     1番  相 原 八 男  君       2番  外 門   清  君

     5番  水 澤 智 孝  君       6番  大 沼 昌 昭  君

7番  尾 関 定 法  君       8番  松 ア 良 一  君

9番  佐 藤 長 成  君      10番  高 橋 好 夫  君

11番  村 上 輝 雄  君      12番  川 村   仁  君

    13番  平 間 武 美  君      14番  馬 場 勝 彦  君

    16番  福 地 敏 明  君      17番  村 山 一 夫  君

                                           

     欠席議員(1名)

    15番  鈴 木 設 雄  君

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

小 熊 久 男  君

会計管理者

会計課長

 

大 沼 芳 国  君

総務課長

 

我 妻   敦  君

防災専門監

 

小 島 一 利  君

まちづくり推進課長

 

齋 藤 俊 一  君

町民税務課長

 

村 上 重 吉  君

環境保全専門監

 

岩 渕   明  君

保健福祉課長

 

山 岸 利 男  君

農林観光課長

農委事務局長

 

佐 藤 雄 司  君

建設課長

 

佐 藤 則 之  君

上下水道課長

 

我 妻   一  君

病院事務長

 

山 家 義 春  君

教育長

 

佐 藤 茂 廣  君

教育総務課長

 

高 野 正 人  君

生涯学習課長

 

菅 野 和 茂  君

代表監査委員

 

小 原 研 一  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

齋 藤 英 之  君

書記

 

村 上 惠 造  君

                                           

     議事日程 第

 

  平成23年月2日(曜日)    午前10時00分 開議

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 諸般の報告

 

  日程第 3 議案第54号 平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の承認を求めることについて

 

  日程第 4 議案第55号 平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 5 議案第56号 平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 6 議案第57号 平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 7 議案第58号 平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 8 議案第59号 平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 9 議案第60号 平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第10 議案第61号 平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第11 議案第62号 平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

 

日程第12 議案第73号 平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)

 

日程第13 議案第74号 平成23年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 

日程第14 議案第75号 平成23年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)

 

日程第15 議案第76号 平成23年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

 

日程第16 議案第77号 平成23年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)

 

日程第17 議案第78号 平成23年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 

日程第18 議案第79号 平成23年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第2号)

 

日程第19 議案第80号 平成23年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)

 

日程第20 議発案第9号 蔵王町議会基本条例の一部を改正することについて

 

日程第21 議発案第10号 TPP交渉参加反対に関する意見書案の提出について

 

追加日程第1 議案第81号 平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第5号)

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


     午前10時00分  開会

○議長(村山一夫君) 皆さん、おはようございます。

  この台風も宮城県を通るような地図上の中であるように、本当にこの台風がそれていただければなと思うところでございますが、議会の方は活発に討議され、本当に慎重審議され、そしてまたスムーズな議会をしていただきたいものだなと思いながら、開会のあいさつにさせていただきます。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は14名であります。15番鈴木設雄君は欠席の届け出があります。定足数に達しておりますから議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

○議長(村山一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、7番尾関定法君、8番松ア良一君を指名いたします。

                                           

     日程第2 諸般の報告

○議長(村山一夫君) 日程第2、諸般の報告をいたします。

  去る9月6日に決算審査特別委員会に付託された事件の審査結果報告については、お手元に配付のとおり決算審査特別委員長から報告があります。

  次に、本定例会9月会議に町長から追加議案第81号の1件が提出されこれを受理し、追加日程第1としてお手元に配付のとおりであります。

  続いて、村上輝雄君から議発案第9号蔵王町議会基本条例の一部を改正することについてが提出されましたので、これを受理しお手元に配付のとおりであります。

  次に、佐藤長成君から議発案第10号TPP交渉参加反対に関する意見書案が提出されましたので、これを受理しお手元に配付のとおりであります。

  次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                           

    日程第 3 議案第54号 平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第 4 議案第55号 平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第 5 議案第56号 平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第 6 議案第57号 平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会認定を求めることについて

日程第 7 議案第58号 平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第 8 議案第59号 平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第 9 議案第60号 平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

日程第10 議案第61号 平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

日程第11 議案第62号 平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

○議長(村山一夫君) 日程第3、議案第54号平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第4、議案第55号平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第5、議案第56号平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第6、議案第57号平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第7、議案第58号平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第8、議案第59号平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第9、議案第60号平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第10、議案第61号平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて、日程第11、議案第62号平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについての9件については、いずれも決算審査特別委員会に審査を付託したものでありますので、これについては一括議題といたします。

なお、質疑、討論、採決につきましては、議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。

決算審査特別委員長より、審査の結果について報告願います。決算審査特別委員長、登壇願います。5番水澤智孝君。

〔決算審査特別委員長 水澤智孝君 登壇〕

○決算審査特別委員長(水澤智孝君) 決算審査特別委員会審査報告を申し上げます。

平成23年蔵王町議会定例会9月会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された下記

議案は、審査の結果、下記のとおり認定すべきものと決定したので報告します。

議案番号

件         名

議決月日

結 果

54

平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

 55

平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

 56

平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

57

平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

 58 

平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

 59

平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

60

平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

 61

平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

62

平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

9月16

認定

決算審査特別委員会審査結果報告去る9月6日の本会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された、議案第54号 平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第55号 平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第56号 平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第57号 平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第58号 平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第59号 平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第60号 平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

議案第61号 平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

議案第62号 平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

  以上9件については、9月6日に決算審査特別委員会を開催し、9月7日、8日、13日、14

日、15日及び16日の6日間にわたり、当局から関係課長等の出席を求めて細部にわたり審査

をいたしました。

 その結果についてご報告申し上げます。

 審査の結果、

● 議案第54号 平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 なお、次のような意見がありました。

 @ 町税の徴収率が昨年度よりも下がり80%を割っていることは、危機的水準であることを全職員が改めて自覚し、納税の公平性を保つためにも、今までの徴収方法を再検討し、徴収率向上並びに滞納額の縮減に鋭意努めるべきである。また、各種使用料等の滞納についても、一層の縮減に鋭意努めるべきである。

 A 繰越明許事業が年々増加している。本来は年度内に行われなければならない事業であり、新年度では最優先事業として早期完了に努めるべきである。

 B 災害時における職員の時間外勤務手当において、多額の不用額を計上しているが、予算計上時に十分な検討を行うべきである。

C 昨年の決算においても決議を付したが、緊急雇用対策等の事業年度終了後の対応協議が全くされていない。事業終了後の方向性が示されていない中ではあるが、早急に対策を検討すべきである。

D 地上デジタル放送移行期限が延長されたが、いまだ町内において難視聴地域が存在している現状であり、地デジ難民が発生することのないよう万全な対策を行うべきである。

E 町は現在指定管理者制度を導入しているが、この制度の目的を果たしているのか十分精査した上で、今後の進め方を検討すべきである。

● 次に、議案第55号 平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第56号 平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第57号 平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第58号 平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第59号 平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第60号 平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第61号 平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 なお、次のような意見がありました。

@ 蔵王病院事業会計は、昨年度に引き続き黒字決算となったが、他会計からの補助金による部分が大きいので、今後も経営努力を図るべきである。

   また、病院施設においては、今回の震災の影響により被害箇所があるので、患者の安全確保に十分留意すべきである。 

● 次に、議案第62号 平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

以上、決算審査特別委員会に付託されました案件9件の審査経過並びに結果についての報告を終わります。

○議長(村山一夫君) これより質疑に入ります。

最初に、議案第54号平成22年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。討論ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第55号平成22年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第56号平成22年度蔵王町老人保健特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第57号平成22年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第58号平成22年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第59号平成22年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第60号平成22年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第61号平成22年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) 次に、議案第62号平成22年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについてに対する質疑を許します。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

続いて討論に入ります。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。

これより直ちに採決いたします。

お諮りいたします。

本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。

                                           

     日程第12 議案第73号 平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)

○議長(村山一夫君) 日程第12、議案第73号平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。

提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  それでは、上程されました議案第73号平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億6,2376,000円を追加し、予算の総額を683,894万円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において、地方交付税1億6,8128,000円、国庫支出金2億3339,000円、県支出金2,1875,000円及び繰越金8258,000円を追加し、繰入金4,5009,000円を減額しようとするものであります。

  歳出においては、民生費3,164万円、衛生費2,187万円、災害復旧費3億3,2359,000円を追加し、総務費8396,000円、土木費2,3669,000円を減額しようとするものであります。

  次に、第2表債務負担行為補正につきましては、2件の債務負担行為を追加しようとするものであります。

  今回の補正予算においては、町道や農道などの災害復旧工事費を追加したほか、被災住宅の応急修理費、震災ごみ処分費及び被災家屋の解体処分費などを追加したところであります。

  また、職員の異動などに伴う人件費の減額を行ったほか、東日本大震災発生に伴い延期や中止とした事業の予算を減額したところであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。14馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) まず、歳入の方について質問させていただきたいなと思うんですが、議案書の38ページの国庫支出金の部分の中で衛生費について、どういうことかちょっと理解できないので、説明を求めたい。

  まず、女性特有がん検診の推進についてということが今回減額されておりました。しかし、国ではこの女性特有がん検診の向上ということをうたっておった中で、なぜここに来て補助金が削減されたのかということがまず1点。

  それと、そこのすぐ下に感染症予防事業費という新たな事業が組まれておりますが、これはどういうことがあってこういう事業になってきたのかということと、あと災害復旧費の国庫負担金で林道施設等が減額になっています。これ今回の震災の関係なのかなと思っておりましたので、そうしますと激甚災害に指定されていたこれが外されたのか。その3点についてまず質問させていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 町長。

○町長(村上英人君) 担当課長より説明を申し上げます。

○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(山岸利男君) お答えをいたします。

女性特有がん検診推進事業の補助金でございますが、新たに3の方に感染症予防事業費等補助金というのができまして、今まで女性特有がん検診推進事業費の部分ですね、女性特有のがんにつきましても通達がありまして、新たに感染症予防事業国庫補助金の中で総体的に見ていくということになりましたので、補助事業としては特有のがんはなくなりましたが、次の感染症がんの中で対象項目に入っておりますので、それで今回予算の調整をさせていただきました。以上でございます。(「新たな事業になっているのか」の声あり)そのほかに大腸がん検診のそういうがん関係のやつが全部それに含まれてきていますので、それで金額が増えております。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 建設課長。

○建設課長(佐藤則之君) 林道施設の災害復旧費の国庫補助金の減額でございますけれども、これにつきましては、当初1,700万円というような事業費を組んでおったんですけれども、査定の結果、850万円ほどの査定額の決定というふうになったものですから、これに伴いまして補助金を算定し直して、この分減額という形になったものでございます。以上です。

○議長(村山一夫君) 14馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 保健課長、そうしますと今まで、こういう細部に分散されていた補助制度が一つの項目の中で組み込まれて、その項目として、補助事業として扱われるようになったということなんですね。これ国の方ですね。わかりました。

  あと、建設課長、もう一度確認をしたいのですが、ということは、当初の積算額と査定額ですか、それの工事額が大幅に減額になって、ということは、この残った部分の工事ありますよね。それは激甚災害として国の補助は対象となるということで理解してよろしいですね。(「はい」の声あり)わかりました。

○議長(村山一夫君) ほかにありませんか。6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 債務負担行為についてちょっとお伺いしたいと思います。

債務負担行為について東日本大震災による農業の方の利子補給とJAみやぎ仙南に対しての利子補給ということになっておりますが、2番目のみやぎ仙南原発事故農畜産物被害というふうなことについてなんですが、これの肉牛、多分出荷停止のための恐らく処置のことだとは思われますけれども、これに関して原発関係による部分なんですが、これは補償対象になる部分はあるのかどうかをお聞きしたいなというふうに思っています。

それからもう一つ、賠償を多分請求するような事例があるのであれば、それに対しての積算というか、どのくらいのいわゆる金額が請求対象になるのかというふうな部分もお聞かせ願いたいと思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

ただいまご質問のあった件でございますが、後ほどの歳出等でも説明が必要かと思われますが、これはあくまでもJAみやぎ仙南のつなぎ資金に対する町が0.5%の補助を出すということでございます。

先般、要綱、要領等につきましても、あらかじめ配付をさせていただいておりますが、その中で賠償金をもって返済に充てるというのが基本的な考えでございます。賠償金等の算出につきましては、県の農協等が窓口一本化しておりますので、積算された数字については、私の方では詳細については押さえてはおりません。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 農協を通じてというふうな形で今、答弁がありましたが、その点について当町では全く賠償に対するいわゆる事例がなかったというふうに理解してよろしいんですか。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) これまで牧草の供与制限、肥育肉牛等の出荷制限等がございますから、当然賠償の対象になると思います。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 今の事例の中でそれを農協を通じていわゆるその賠償というふうなことを公に出しているというふうなことに理解してよろしいんですか。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) そうだと思います。そのとおりです。おっしゃるとおりでございます。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。1番相原八男君。

○1番(相原八男君) ページ37ページの歳入についてお伺いしたいと思うんですが、これの中で1億6,8128,000円の地方交付税が追加、大きな額で入ってきているんですが、その内容についてお伺いしたいと思いますけど。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) お答えします。

以前から交付税につきましては、説明しているとおりでございますが、基準財政収入額、それから需要額というその差額が交付税ということで、御存じのように本年、昨年ともに自主財源である税が8,000万円ほど下がっております。それと単位費用というものが上がっていると。その分につきまして1億六千幾らが増額になっておるということでございます。

○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。

○1番(相原八男君) そうすると、このたびの震災に関する交付金ということには全然関係ないという内容になっておるわけですか。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) お答えします。

そのとおりでございます。

○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。

○1番(相原八男君) それから、もう一点お伺いしておきたいと思うんですが、今回の大震災によりまして、いろいろな税の減免を行いました。というふうな内容で報告あったわけで、その中でどの程度の金額が減免措置されるのか。その点に関しては今回の補正にのせる必要性はなかったのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長

○町民税務課長(村上重吉君) 今回の震災関係でいろいろ町税、あと国保税等々の減免されましたが、おおむね申請されまして、この前報告したとおりの額になってございます。これあと補正の中で補正減させていただきたいと思います。

ただあと、もろもろこれらが今度は交付税等で補てんされるということになりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。

○1番(相原八男君) そうしますと、ただいま申請中であるという部分もございますので、そうしますとこの補正額については大体12月の補正というふうな形にとらえてよろしいんでしょうか。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長

○町民税務課長(村上重吉君) そのとおりです。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 53ページの商工振興費ということで、今回地域商業活性化事業補助金ということで435万円ほど計上されてございますけれども、この事業内容について詳細についてお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

これにつきましては、一口に申し上げますと、商工会さんの方で今後予定されておる震災復興に向けた割増し商品券の発行に係る町助成金でございます。ざっくり申し上げますと、本年の12月、年末年始にかけて使える2割増しの商品券を1セット1万円のものを限定2,000組販売する予定でございます。これに対する町の助成金でございます。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) これで確か3回目になるのかなというふうに思いますけれども、これまで何回か実施された中で、販売の中で大変好評で売れ行きが早いとかですね、なかなか購入したい人も購入できなかったとか、いろんなことも流れの中であったのかなというふうに思ってございますので、その辺のこれからの実施に当たってできるだけそうした販売に当たっての注意とか、広範囲に買えるようなそんな取り組み、あるいは1人頭限度額として枚数はどのぐらいにしていくのか。その辺の考え方もございましたらお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) それに当たりまして商工会と町の方で話し合いをさせていただきながら、1人の方が何十セットも購入したいきさつもあったところであります、第1回目に当たりましては、それだけ好評であったと。

  ただ、今回は1人の方が2セットまでということにさせていただいていると、額面で2万円ということであります。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 大変経済が冷え込んできている中、こうした取り組みをしていただくのは大変いいことでございますので、ぜひ大盛況というか、成功させていただきたいなと、このように思います。

  それでは、もう一点でございますけれども、ちょっとページ……。一たんちょっと座ります。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 1点だけお聞きいたします。

ページ58ページ、13の委託料とありますけれども、726,000円ですか、支障木伐採委託料、これはどこの学校が支障して伐採をするのかお教え願いたいと思います。

○議長(村山一夫君) 教育総務課長

○教育総務課長(高野正人君) お答えいたします。

まず、平沢小学校の町道に面した桜の木及び遊具に面した桜の木でございます。あと永野小学校の東側にあります桜の木の伐採、あと宮小学校のプラタナスの木の伐採といいますか、剪定の委託費でございます。

○議長(村山一夫君) 10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 今、宮・平沢・永野となったんですけれども、遠刈田小学校の分は入ってないんですか、こいつは。

○議長(村山一夫君) 教育総務課長

○教育総務課長(高野正人君) 遠刈田小学校につきましては、3年前に県道に面したのり面の伐採をしておりまして、特に現在支障となって民家に影響を与えるというようなことは、ちょっと学校の方から要望ありませんので計上しておりません。

○議長(村山一夫君) 10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 桜の木伐採するということは、伐採した後に何かをまた植えつけるという考えはあるんですか。

○議長(村山一夫君) 教育総務課長

○教育総務課長(高野正人君) 今のところ平沢小学校につきましては枝の伐採、本体は残します。同じく永野小学校につきましても大枝はあるんですけれども、本体そのものは伐採しません。あと宮小学校につきましては、プラタナスの枝のみを伐採するというようなことで、本体そのものを切るというようなことは今のところ考えておりません。よろしくお願いします。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。2番外門 清君。

○2番(外門 清君) 52ページの農業振興費でちょっとお聞きしたいんですけれども、農業振興指導員の雇用保険の8万円が新規計上されておりますが、その理由を教えていただきたいです。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

これまで必要額について当初計上していなかったということで、今般計上させていただいたところでございます。

○議長(村山一夫君) 2番外門 清君。

○2番(外門 清君) 農業指導員ですね、これは非常勤なもんですから、こういう雇用保険は必要ないのではないかと思うんですけれども、いかがですか。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) これにつきましては、所管担当課と協議の上、必要であるという観点から計上させていただいたところでございます。

○議長(村山一夫君) 2番外門 清君。

○2番(外門 清君) それならば、なぜ町税徴収指導員には加入してないのかお伺いいたします。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) 私の方から答えていいんだかちょっとわからないんですけれども、雇用保険は通常勤務の4分の3以上ということで、わかりやすく言うと、週3日まではいいですけれども、4日以上はかけなくてないというふうな労働の決まりがあります。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 63ページの使用料及び賃借料ということで、今回震災廃棄物集積搬入、その上でした。すみません。委託料でございます。6,100万円、これは震災あっていろんな瓦れき処理等々で前回4月か5月ごろにも1回計上されて、今回あわせて約六千四、五百ぐらいになるのかなというふうに思いますけれども、今回新たに下の項目にいわゆる震災廃棄集積所搬入路、こういったものも入ってございますが、失礼、震災建物解体処分料、こういった内容も入ってございますけれども、これについては前回なかったことでございますので、どういった事業内容になっているのか。これ詳細にお答えいただければというふうに思います。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明君) お答えいたします。

震災廃棄物の処理委託料につきましては、従来白山公園の方に屋根瓦あるいはブロックあるいは岩積みの破片などを集積しまして、その処理をするための委託料ということで予算化していたものでございます。

それにつきましては、当初予定の数量を上回る搬入があったと。それから、今後も瓦れきの受け入れを予定しているということがございまして、今回1,000万円の追加ということで計上させていただきました。

それから、震災建物解体処分委託料でございますけれども、これは今回の震災によりまして被災しました家屋につきまして、全壊と大規模半壊以上の建物の解体処分ということで、国の補助事業として取り組むことができるということでございますので、本町においても震災の復興を図るという意味で取り組むことにしたものでございます。

内容でございますけれども、全壊の建物が14件、それから大規模半壊が24件と、合計で38件を対象にしております。それで、1件当たり、平均でございますけれども、150万円の費用を見込んで5,100万円という金額で計上させていただいたものでございます。内容としましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 白山公園の方に瓦なり、コンクリなり、ブロックなり、いろんな形でガラスとか、いろんな処分で運ばれて、それが今年度は特にいろんな被災地が拡大しているために、いろんな形で瓦の供給やらなにやらなかなか滞っているのかなという、こういうところもございますけれども、今回3回目ですね。3回目のこういった形で対応していただいているということでございますけれども、ただ現状見ますとまだまだ町内にはそうしたところが各地残っているようにも思うんですけれども、こうした現状見ると、それが今後も同じような形でこれを継続していくものなのかどうか。一たん10月なら10月で打ち切ってしまうものなのかどうか。その辺についてご答弁をいただければというふうに思います。

  先ほどの下の建物解体処分料については、おおまかな概要についてはわかりましたけれども、これの既に解体して撤去してあると。こういった場合の既に終わっている部分を出してしまったと。そういった分のものについてはどのような対応をされていくのか。その辺についても改めてお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 瓦れきの集積についてですね、政策的なこともありますから、私の方から説明をさせていただきますが、今白山公園の方で5月そしてあと6月の1週間させていただきまして、やはりどうしても一気に片付けることができなくて、そしてブロックだとかそういった関係は大体終わったんですが、結局屋根瓦、棟瓦等の瓦がまだまだ修理が追いついていかないということもありまして、11月の末ぐらいに3回目をしていこうというふうに考えています。そのように終わった方々にも今回自宅の隅にでも置いてもらおうと、そして11月くらいに予定をしておくと。またあと状況見ながら第4回目も考えていかなければいけないというふうに考えているところであります。

あとそのほかについては担当岩渕の方から説明をさせます。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明君) それでは、震災家屋の解体処分事業につきまして申し上げたいと思います。

この事業につきましては、まだ解体が進んでいないというものにつきましては、町が事業主体となりまして、震災に遭われた方の家屋の所有者などから申請を町の方にいただきまして、それに沿って町で解体費用を積算いたしまして、その基準額で坪数に応じて事業費を算定しまして発注をするというような業務を委託するというような形になります。

それから、解体が済んだものにつきましては、従前その所有者と解体事業者さんが契約されて実施されたものについて、町とその事業者との契約ということに振りかえるという形で、その費用について対応しようということになっております。

解体の基準の単価を決めまして積算をするということで進めるということでございますので、既に支払った解体費用を全部が対応になるということでは、満額に達しないという場合も生じてくるかと思います。あくまで町の方で算定した額の範囲ということで対応しようということであります。

事前に議員の皆様には指導要綱案ということでお配りしておりますけれども、そちらの附則にございますけれども、事業実施の特例ということで……。附則の2番ですね。事業実施の特例ということで明示させていただいておるところでございます。よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 今町長からおっしゃられましたように資料等が確かにいただいておりますけれども、確認で、限度額もどのぐらいになるかなかなかわからないところもありましたので、改めて伺ったということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

これ確かにいわゆる大規模半壊なり、全壊された方には大変いい制度ではあるなというふうには思うんですけれども、これまで大変国の方からも生活支援金なり、あるいは見舞金なりいろんな形でいただいている中で、さらにということでございますので、大変窮状している中には大変いい制度ではあると思いますけれども、そうした中で取り組みとしては大変財政厳しい中で取り組みをなさるということで、今後こうした処理に当たった場合のいろんなトラブル等がないように、そしてこの制度と、6月にしていただいた住宅の応急処理ですか、ああいった部分との大変ちょっと心配されるのは、また差がつくのかなと。こういう心配もございますので、双方本当にこうした大震災のときだからできる対応ではあるかと思いますけれども、十分な制度の周知と取り組みをしていただきたいなと、このように思います。終わります。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。2番外門 清君。

○2番(外門 清君) 58ページのですね、学校管理費についてお尋ねを申し上げます。

この学校管理費というのは、蔵王町の八つの学校を管理するための管理費だと思うんですよね。それに対して全国中学校スキー大会備品購入に対して5142,000円を新規計上、これはどのような備品を整備するのかお答えください。

○議長(村山一夫君) 教育総務課長

○教育総務課長(高野正人君) お答えいたします。

これはですね、ことしの2月1日から4日にかけまして、全中スキー大会が開催されます。それに伴いまして今使用している計測器が30年前のかなり古い機器でもって誤作動の可能性もあるというようなことで、時代にそぐなわないものとなっております。それで、この全中大会及びその後の各大会に備えまして、この際に計測機器を備えようというようなことで予算化させていただいております。

○議長(村山一夫君) 2番外門 清君。

○2番(外門 清君) 計測器が古い。それは確かにわかるんですけれども、どうして蔵王町がこれお金を出さなきゃいけないんでしょうか。これは文部省とかそういうとこが出すお金であって、蔵王町の税金を何で学校管理費から出さなきゃいけないのか、その点をお伺いします。全国大会ですからね。結局文部省でやるんでしょうから、なぜ蔵王町のお金をここで出さなきゃいけないんですか。そういう機械を購入するんであれば、それだけの文部省の方からの補助金なり、そういうものがあったんじゃないですか。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) これはですね、全国の中学校のスキーの祭典であるわけですが、そういった子供たちの健全育成のためにこの大会が行われるということであります。そういった中でことし宮城県の当番になったと、来年ですね、来年の2月の1日から4日まででありますが、そういった中で蔵王町が誘致をしたといういきさつもあります。

それと、実は公認コースがないんですよ。実は公認コースのスキー場はあるんですが、鳴子に花渕だとか上野々というスキー場はあるんですが、そこの経営者が経営ができなくなって今、クローズしていると、スキー場がですね。そういったことで鬼首かえぼししかないと。そういったことであったんですが、えぼしスキー場においてはこの公認コースを昨年、県の土木部と農政部がスキー場とそれとあと町も支援しながらこの公認コースができたわけであります。

そういったことでこの電光掲示でありますが、この電光掲示を30年ぐらい前に町が助成したいきさつがあるんですね。そういったことで、この大会だけでなくて、今後いろんな大会を誘致するに当たっても今の計測器では使えないということでありますから、今回助成をさせていただくようにしたところでありますので、ぜひひとつご理解賜りたいというように思うところであります。

○議長(村山一夫君) 2番外門 清君。

○2番(外門 清君) やはり財政が非常に厳しい中でですよ、蔵王町のお金をどんどん出す、たとえ健全育成のためとはいえども。それはやっぱりそれで県なり、国の補助金をもらってやるとかというならわかりますけれども、一般財源の中からこういうものを買うのはちょっとおかしいと私は思うんですけれども、この大会が終わった後には、この備品は蔵王町のものとして確保できるんでしょうか。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 町で教育委員会を窓口に置く方法もありますが、あくまでもスキー場なり、あとこの運営をしていくこの宮城県のスキークラブ、宮城蔵王スキークラブなり、そういったところで、やはりスキー場で管理してもらうのが一番いいだろうというふうに私は思っております。その方向でお願いしようというふうに思っているところであります。

○議長(村山一夫君) 2番外門 清君。

○2番(外門 清君) じゃあ備品として蔵王町として残るわけですね。(「はい」の声あり)もう一つお聞きしますけれども、えぼしカップ運営補助金30万円新規計上していますね。このえぼしカップの大会というのはどのような大会で、どのような割合で補助するのか。なぜまた蔵王町が補助しなきゃいけないのか。その点をお聞きします。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) それに当たりましては、教育委員会の方の担当課長なり教育長の方から説明させます。総務課長。

○議長(村山一夫君) 教育総務課長

○教育総務課長(高野正人君) お答えいたします。

えぼしカップにつきましては、小学生6年生から高校1年生までの2クラスに分かれまして実施される大会でございます。この大会につきましては、全日本スキー連盟の競技規則及び国際アルペン競技規則にのっとりまして実施される大会で、全中大会の約2週間前に行われる大会でございまして、全中大会のリハーサルとして実施したいと考えて予算化いたしております。

ちなみに補助割合ですけれども、県スキー連盟が同額の30万円でございまして、町の補助金が同額の30万円、全体の経費としましては132万円を予定しているようでございます。以上、よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 県の補助金について39ページなんですが、ちょっとお伺いしたいと思います。

  市町村振興総合補助金ということで100万円ほど減額になっております。この中でなぜこのようないわゆる事業の減額になったのか。まず事業内容と減額した理由をお聞かせ願いたいと思います。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) お答えします。

51ページのですね、最初の方にも関係ありますので、そっちを開いてもらいたいと思います。

ここでリサイクルフェア実行委員会負担金200万円減となっています。これの半分ということで歳入もそのように、歳出も関係あります。

それから、資料にもお配りさせてもらった分にもございますので、そちらも参考いただければご理解できるのかなというふうに思っております。よろしくお願いします。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) それで、この51ページの資料によるとですね、仮称ということで、実行委員会負担金が200万円減となっていますが、この中のいわゆる100万円は、この部分の減額の補助金の減額というふうに理解していいですか。(「2分の1です」の声あり)2分の1ということ、わかりました。

○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。

○1番(相原八男君) 55ページの工事費についてですが、これに関して来年度へ繰り越すということで明細をいただいている部分もあるんでございますけれども、これに関して工事費の9,950万円の減があります。この減に関してすべてこれは災害復旧工事に優先するということから……。(「995万円です」の声あり)995万円ね。これに関してどうしても復旧工事優先ということから、24年度への繰り越しも明細をいただいておりますけれども、これに関してやはり優先順位というのは、私は思うんでございますけれども、それについて明神裏台線の改良工事500万円あるんですがね、これも大分前からお話ししてまいりまして、もう12年になるんです。地主さんとも私はいろいろな形で交渉しながらオーケーをもらって、課長も3代かわっています。その中で私、涙出るほど悔しいんですけれども、この震災の怖さなんですけれども、それにつけても500万円という数字、あるいは繰り越していろんな設計料とか何とか入れますと600万円超すんですけれども、やはりあの優先順位というのは、本来ならば考えてほしいと思うんですが、どうでしょうか。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 皆さん資料見てないからあれなんでしょうけれども、皆さんのお手元の資料の11番に書いていますが、必ず約束します。24年度に延期。今回の指摘でもあるんですけれども、あくまでも繰り越しだとか、次年度の延期だとか。例えば今回の国の補助金を有効に活用するために、ですから22年度、ことし23年度でしょう。22年度の国からこういう事業が来たり、こういった事業、それを有効に活用しているんですよ、町は。ですから、1月の末だとか、ことしのね、あと2月に。ですから当然事業できるはずないでしょう。繰り越しせざるを得ないでしょう。そうやって事業を有効活用しながら、国の金を有効活用しながらやっていくわけ。だからこのとおり指摘事項でなっていますが、その年度内にしなさいと。こういう指摘というのは、私はおかしいと思う。だから、ここのところに書いていますけれども、本来は年度内に行わなければならない事業は、新年度で最優先的事業にしなさいとか、そういうことしの1カ月や2カ月の中でやれるはずないんですよ、わかるとおり。ですから、それは理解してもらわなくてならないということです。

それと、今回は大震災において、どうしてもそっちの方の国の査定を受けるためにそれを全職員が現在もそちらの方に力を入れているので、どうしても今年度の事業が24年度に。1年は遅れても構わないと国から言われているわけですから。ですから、堂々と1年間は遅らせるということができるということなんです。そういったことで、必ず24年度に約束いたしますので、ご理解いただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。

○1番(相原八男君) ただいま全力的に復旧工事に力を注いでいるというのは、我々も目にしているわけですから、これに関しては、本当に一生懸命やっているという姿を見ております。それにつけても、町長も政治生命があるように、我々も政治生命があるんです。それをわかってほしいのが、我々がこれを指摘する第一要因なんです。これをわかってほしいなと思って。ですから、24年度には必ずつくるという確約がついたものですから、安心していけると思います。

ただ、私も12年間、これにいろいろ担当課長の話聞きましたけれども、ようやく予算なったと思ったらまただめだと。非常に政治生命には情けない面があるということから、どうしても意見を言わなくてはだめだということだと私は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) 先ほど歳入の方でもあったわけですが、今回歳出の方で、52ページですね、JAみやぎ仙南原発事故農畜産物被害対策つなぎ資金というものでありますが、なぜこれ歳入でもありましたが、農協関係だけなのか。そしてまたこの内容ですね、どのようなものなのかひとつお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) 詳細につきましては先般、要綱を配付させていただいておりますので、ご覧いただきたいと思いますが、そのつなぎ資金につきましては、農協の単独資金ということで創設されたことから、市町村が0.5%、農協が0.5%、貸付金が1%なんですが、そういうことで、農協単独の創設事業ということでご理解をいただきたいと思っております。

○議長(村山一夫君) 12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) 項目の方に原発事故というような形になっておりますので、これは補償関係の関係もいろいろ多々あるかと思いますが、きょうの新聞の方にも、福島関係でモモの方にも13億ほどの損害賠償が請求というような形になっておりますし、今までにも44億ほどの福島県の方でやっているということで、福島関係では農協といろんな団体、25団体で今、県の方に農産畜物損害賠償対策、県の本部というような形ができて、いろんな意味で東電の方に請求しているわけでありまして、また観光の方にもきのう、東電の副社長がまいりまして、観光に対しましてもいろんな風評被害、自粛等がありましたので、その辺も補償しますというような形になっておりますが、今回のJAさん並びに県、農協関係ですね、その辺町としてどのような対策、また請求、要望等考えているのか、お伺いいたします。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) これ担当課長外になっちゃうんで、ちょっと私の方からお話しさせていただきますが、宮城県の町村会なり、市長会があります。そのほかに今度市町村の議長会があったり、そういった中で私たちの宮城県も風評被害、まず一つは被害、先ほど担当課長が申し上げたようにこの牛の問題、一番草の問題も含めて、そういったものについては全く被害を受けたものはもう今現在、県とあとは全農、そしてそれぞれの市町村との話し合いの中でやっております。

あと観光の風評被害等については、県の商工労働部が窓口になって、そしてそれを取りまとめているという状況であります。それに団体をつくりながら一市町村で動くのでなくて、団体でまとまって対応していると。宮城県の場合は宮城県、それで政府と東電の方に要望活動を行っているという状況であります。

○議長(村山一夫君) 12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) 福島だけが大々的にされているわけですが、宮城・岩手、あと関東方面もそういった意味では人災でありますので、地震・津波の場合は自然災害でしようがありませんが、人災的な部分もありますので、今までに放射線量の測定器なども町では購入しておりますので、その辺も東電さんの方に賠償請求というような形でやっていただければ。

  観光の方も今度見てあげるというような、副社長さんが言っているようでございますので、ホテル関係並びに観光関係ですね、その辺も十二分に農協さん、関係各者と連携を密にしてどんどん請求ですか、でないと全部蔵王町の負債というか、一般財源から出すようになりますので、その辺十二分考えながら行動していただきたいなと思っております。

  続きまして、白山公園の瓦れきといいますか、今回復旧工事というような形になっておりますが、瓦れき撤去並びに震災における復旧工事と認識してよろしいのでしょうか。

○議長(村山一夫君) 建設課長

○建設課長(佐藤則之君) お答えをしたいと思います。

瓦れき処理とは関係なくて、地震によって三塁側方向のフェンス、ダックアウト、あと亀裂関係が生じているものにつきまして、国の補助を受けて災害復旧工事を行うというものに対する予算措置でございます。以上です。

○議長(村山一夫君) 12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) それでは、別というような形で、先ほど同僚の松ア議員の方からありましたとおり、瓦・ブロック・塀関係の撤去に関しましても、処理に関しましてまだまだ蔵王町内、棟瓦等、恐らくまだ7割近くは全然修復なっていないのかなと思っております。そんなところ、大量になった瓦れき処理等々もありますが、その辺は今町内にはいろいろと移動式破砕機並びに優れものありまして、その辺の鉄筋入ってないやつとか、放射線というそこまでいくとなかなか再利用はできないのですが、RC関係ですね、リサイクルとしてさまざまな復旧する道路関係に再利用するような考えはあるのかどうか、お伺いいたします。

○議長(村山一夫君) 建設課長

○建設課長(佐藤則之君) 今いろんな町内の工事やっておりますが、まず泥を下地に使う車敷関係につきましては、ほとんどが再生骨材、いわゆるコンクリートのがらも含めてですね、再生RC骨材というものを使っております。あとは鉄筋コンクリートなどから出てきますのもすべて鉄筋を取り除き、それらもすべて骨材の方に転用できるようにしたものを路盤剤として使っているというのが現状でございます。以上です。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明) お答えいたします。

白山公園の瓦れき処理につきましては、9月初旬に入札を行いまして、その中間施設に処理してリサイクルをするということで委託を発注しております。そこで引き受けて処理されたものについては、当然復旧工事とかそういうものに利用されるということになるかと思います。

○議長(村山一夫君) 12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) もう委託業者が決まっているというのを確認しました。

ということは、今後今からまだまだ屋根瓦等、材料不足等々で復元なってない部分もあるんですが、次のまた出た場合は、皆個人的に工事する際の処理ということで考えてよろしいのでしょうか。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 先ほど松ア議員にもお話ししたんでありますが、あくまでも毎日受け入れるようなそういう状況つくれないんで、二、三カ月に1回くらいの割合でやっていこうと。そのために修理する家庭は、屋根瓦をその住宅のそれぞれの家庭の一角の隅に置いておいて、そして開放するときには号外なり、また何らかのお知らせをいたしますので、そのときに集中して運んでもらうと。そうしないと、人件的なもの、それとあと業者が物すごく持ち込んじゃうんですね。ですから、あくまでも町民の方で被害を受けた方だけの運び場というものにきちんとしたいためにもそのようにしていきたいということであります。

○議長(村山一夫君) 12番川村 仁君。

12番(川村 仁君) 業者の方は恐らくそうですね、町内以外のものも運搬、搬入してくる方もおられるかなと思っております。きょうあしたと大雨注意報など、警報が出ておりますので、屋根瓦等ですね、大分まだまだ復旧されていない方が多いようでありますので、その辺を町としてもある程度方向性をつかみながら、うわさに聞きますと実際には、瓦はいっぱいあるそうです。ただ、人がいなくてできないそうで、その辺も町の方でうまく指導していただければ幸いだと思います。答弁は結構でございます。

○議長(村山一夫君) ほかにありませんか。6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 町長に資料見てないんじゃないかと、こう言われるようなことを先ほどありましたが、61ページのアクアインストラクターの派遣の中止について、どのような形でこれを中止したのかというふうなことをお聞かせ願いたいと思います。

○議長(村山一夫君) 生涯学習課長

○生涯学習課長(菅野和茂君) お答えいたします。

3月11日に発生しました大震災の関係で、本来は6月からの沖縄県の職員の派遣がその関係で中止、できなくなった関係からの補正減でございます。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 前回の議会で水道技術管理者取得のいわゆる関係について、これは年齢がちょっといっているためにもう一人必要だから、必ず受けなきゃないというふうな資格取得のように聞き及んでおりますが、このアクアインストラクターというのは、いわゆる町に対して何人必要なんですか。また、この計画というか、資格取得が必ず必要なものでないものなのか。必要であれば、減額をしてまでいわゆる資格取得が必要でないのであれば、この資格取得の計画が全くないというふうなことを考えられてもおかしくはないんでないかなと思うんですね。これは、町に対してこのインストラクターというのは何人必要なんでしょうか。

○議長(村山一夫君) 生涯学習課長

○生涯学習課長(菅野和茂君) 現在、最低蔵王町に配置するのは1名という条件でございます。いろんな将来の計画も考慮いたしまして、現在例えば23年度に研修を受けますと、その後の職員の異動等も考慮に入れての計画でございました。でも、最低は1名ということでございます。現在1名資格を持っている職員が配置になっております。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 今現在1名ということなんですが、仮にこの1名が病気もしくは何かの事故のときにいなくなったというようなことになると、これはもっと必要になると思うんですね。であれば、もう少し計画性を持った資格取得者が必要なんでないかなと、育成をしなきゃいけないというふうに思うんですね。ですから、これは震災のせいなのか何かわかんないんだけども、減額果たしてする必要があったのかというふうに私は思うんですね。そんなこともありまして、これに関してはきちんとした形の計画性を持ってやっていただきたいというふうに私は思っております。その辺のところをもう一回答弁願います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) このインストラクターの育成、これは私が判断したんです。特に1カ月、これだけの3.11の大震災の中で1人でも職員が必要なわけですよ。そして、これは国の法律云々でないです。あくまでもBG財団が主催になってやっている。そして、私どもにこのBG財団でそしてそのプール等、そしてそのアリーナも含めてつくってもらったいきさつあるわけです。そのために職員の養成をさせているということです。ですから、いろんな異動との関係も出てきますが、いろんな職員があそこに行ったとこの職員を1カ月間沖縄の方で研修することによってBGとのいろんなつながり、そして育成にもつながってくると。ですから、今回はこういった中で1カ月間という長期のインストラクターの育成に出すということは、私はそういう状況下でなかったということで中止をさせたと。それの減額であるということであります。ひとつご理解いただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 6番大沼昌昭君。

○6番(大沼昌昭君) 今の町長の答弁ですと、やはり震災のいわゆる関連で人的な部分が不足しているので、当然のことながらそこまでさけないというふうな答えだったんですが、であれば、来年は必ず1名しかいないというふうないわゆる資格取得者ですから、来年に関してはこれはきちっとした形で考えていかれる意向なのかお聞かせ願いたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 1名というのは今、BGの中の職員の中で1名なんです。ですから、蔵王町の職員を考えた場合、毎年毎年そのように育成していっていますから、十何人ぐらいその資格を持っている方がいると思います、蔵王町の職員としては。ただ、今現在は1人しかいないということです。

○議長(村山一夫君) では、ここで10分間休憩いたします。

     午前126分 休憩

                                           

     午前11時35分 再開

○議長(村山一夫君) 再開いたします。

  休憩前に引き続き審議を行いたいと思います。

  ほかに質疑ありませんか。14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 63ページの方の中に災害復旧支援費ということで計上している。その中で区分で19の負担金、補助金及び交付金という項目で、今回各地区にある集会所が地震によって傷んだ部分での補助だと思うんですが、ここでまず3項目ある中の地区集会施設災害復旧事業費補助金と78万円ほど計上している。これ何件ぐらい施設が被害を受けたのかということをまず最初に1点聞いておきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) お答えします。

これちょっとわかりにくかったかなと思っているんです。一つずつ説明します。まず山の入公民館、13万円減らしたんですけれども、何で減らしたかというんじゃなくてですね、これを減らしてプラストイレの傾きもやってほしかったということで、後から78万円の中で28万円入っております。

それから、新町公民館40万円といいますのは、後でよく証券を見たら地震保険も入っていたということで、これは地震保険の中で十分対応できるということで減額しました。

それから、増えたのが向山生活センター、これが40万円。それから、宮司生活センター10万円ということで、先ほどの山の入が13万円減って、トータルで28万円、山の入が。向山が40万円、宮司が10万円ということで、3カ所、合計78万円入っております。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) ここに載っている項目的にはそれでわかりました。理解します。

ここでちょっと気になったのが、宮司地区の集会施設、あそこが今回の震災の中で一番被害を受けた施設ではないかという私、認識をしていたんでありますが、今回この災害復旧に関しまして、ごめんなさい、沢内ですね。すみません、申しわけないです。沢内の施設、あの施設については、今回災害により大分傷んでいるんですが、どのような方向性がもし出されているのであれば、ちょっと示していただきたいなと思っております。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) お答えします。

沢内公民館につきましては、今回被害の程度は報告ないんですけれども、以前からありました。あそこかなり古いので、区長さんを代表としまして別のところに移転したいということで、お話が本年の当初からありました。ところが、やはり敷地の問題ですけれども、今のところにはどうしても建てないと。新しく土地を1反歩ぐらい設けて建てたいということで、第一候補地はめっかったんですけれども、また資金の問題もあります。そして、また区民の中には、別なところの方がいいんじゃないかということで、今まだ決定はしておりません。2カ所ほどということで、だから今未定の段階の状態でございます。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) では、町長、これ政策的な話になってしまうので、最後に町長に伺っておきたいんですが、やはり蔵王町における各行政区等におけるこういう集会施設等ですが、これさまざまな形の中の補助事業とか、あといろいろな企業からの寄附行為とか、いろんな形の中で整備されてきました。やはり今回古いと言われながらも何とか使っていた沢内地区の公民館であります。今、今回の震災で完全に使えないという状況になっていると。まちづくり課長の説明でどういう状況で進んでいるかというのは大体理解はしておりますが、やはり沢内地区の地区民にとっては大変大きな施設なのかなと思っておりますので、やはり町の方でも区長から相談なければという部分もありますが、積極的にやはりいい方向で進めていくべきなのかなと私は考えますので、町長、政治的には町としていろんな面で今後も十分なる支援をしていく考えはあるのか、その辺だけ確認をさせていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 蔵王町に23区の行政区ありますから、この23区とも全部支援していきたいというふうには思ってます。ただ、その中で100%町が支援していくなんていうことは、これは絶対あり得ないですし、どこの施設もそれやっておりません。

今、国の補助事業、メニューも大分少なくなってきたということもあります。ですから、そういったことも国なども見ながら、できるだけ区長さんの方からも正式にまだ話来てないんですが、きちんと来た段階で対応していきたいというふうに思っております。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 2点ほど簡単に質問いたします。

51ページ、区分の19ですね、エコ住宅補助金減となっているんですけれども、これは取りやめなんですか、それとも縮小したんですか、お尋ねいたします。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明君) お答えいたします。

このエコ住宅補助金でございますけれども、これは国の住宅版エコポイント制度、それに合致した住宅につきまして、町の方でもさらに状況に応じて補助金を出すという内容でございましたが、国のエコポイント住宅制度が7月で受付期間が終了したということもございまして、本年度は取りやめということで、新年度で新たにまた取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。

○議長(村山一夫君) 10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) わかりました。

  いま1点、この下ですね、(仮称)リサイクルフェア、勉強不足でちょっと私、この意味がわからないんだけれども、実行委員、これどういうような活動して、減ということはどういうことなんだかちょっとお尋ねいたします。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明君) お答えいたします。

この(仮称)リサイクルフェア実行委員会の負担金でございますけれども、これは本年10月に予定をしておりました家庭ごみの有料化ということに向けまして、ごみの分別、減量化あるいはリサイクルということに対して、住民の皆様に啓発を図るということで、催しをしようというふうに計画していたものでございます。震災の影響で会場の使用状況が不明だということもございましたし、実行委員会を設立しまして、そちらに事業の実施をお願いするという考えでございましたので、その実行委員会の設立ということもちょっとめどが立たなかったと。それから、災害復旧のほうに重点が置かれたということがございまして、これも本年度取りやめということにしたものでございます。これもまた新年度、新たに規模、内容等を見直ししまして取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 確認だけしておきます。ことしはしないと。来年新たにすると、そういうことですね。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監

○環境保全専門監(岩渕 明君) 内容とかそういうものについて検討を加えた上で、実施の方向で考えてまいりたいというふうに思っております。

○議長(村山一夫君) 11番村上輝雄君。

11番(村上輝雄君) 52ページの備品購入費なんですけれども、この農地情報管理システム購入費ということで3164,000円ですか、載っておるわけですが、これはどんなものなのか。私も農業やっているんですけれどもわからないもんで、恥ずかしいけれどもひとつお尋ねしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) これにつきましてお答えをしたいと思います。

昨年度町では総合行政システムを更新してございます。現在、農業委員会で持っておる農地情報管理システムでは、既存のデータとの突合ができない状態でございます。分筆、相続による所有権移転等が新たなデータに更新をできないという状況にございますので、国の補助事業を活用いたしまして、新たな農地情報管理システムが今般開発されたことによりまして、新たにシステムを導入し、最新の情報を把握、提供しようとするものでございます。

○議長(村山一夫君) 11番村上輝雄君。

11番(村上輝雄君) ただいま国からの補助を受けてというお話なんですけれども、これ国からどれぐらい入るのか、このうち。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) 10分の10でございます。(「わかりました。どうもありがとうございます。」の声あり)

○議長(村山一夫君) 9番佐藤長成君。

○9番(佐藤長成君) 民生費のすこやか養育資金について今回450万円追加されております。これは50万円、30万円、10万円と第三子に出すお金なんですけれども、この内容について説明いただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 保健福祉課長

○保健福祉課長(山岸利男君) 説明いたします。

本年度当初予算では17名の方を対象にいたしまして630万円ほど予算化しておりました。現在もう17名使い切っている状態でございます。昨日まで私の方で生まれた子供の数を把握しましたら、50人ことし生まれています、現在まで。昨年ですと、全体で81名ですから、非常にことしは早いペースで半年で生まれてきているわけでございます。

今から母子手帳その他交付していますので、それを加味していきますと、総計で28人ぐらいの数字になるんじゃないかなと思って予定しております。ただ、1月から3月までについては、まだ母子手帳が上がってきていませんので、その辺もちょっと考慮はしているんですが、もしそれで足りなければ再度追加をお願いするようになるかもしれません。

今回、非常に第三子の方が多いのでございます。平沢の方では第三子と第四子が双子で生まれまして100万円を支払った事例もありますし、非常に私としては喜ばしいことだと思っています。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 9番佐藤長成君。

○9番(佐藤長成君) 今少子化ということでなかなか子供さんが生まれないということで、町としての施策として町長の公約としてこういうことを出して、的を射た政策だなと。本当に結果、成果が出たなと、こう思っております。

  そこで、町長に伺いますけれども、一、二年こういう形で出て、こういう制度をもう少し充実させて、もっともっとやっぱり昨年の実績から比べますと、倍近いぐらいになっていますよね、金額的に。ですから、やっぱりこういう政策をもっともっと伸ばす必要があるのかなと私なりに感じているんですけれども、町長として今後、もっともっとこういう政策を充実させるという考えはないのか、その辺お伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) ありがとうございます。そういったことをたくさんやりたいですし、やはり若いお父さんお母さんたちの負担を軽減していきたいという気持ちはたくさんあります。ただし、一番はこの財源の問題であります。ですから、議員の皆さんが反対しなければ。それともう一つが財源の問題等々ですね、そういったことも含めながら頑張っていきたいなというふうに思っております。

○議長(村山一夫君) 9番佐藤長成君。

○9番(佐藤長成君) 議員の皆さんが反対しなければという話もありましたけれども、決してやっぱりこういうものは将来の子供を考えることですから、私としては反対はしないと、こう思います。そういうことで、こういうことはぜひもっともっと力を入れた政策を推進していただきたいと、そう考えています。

  それから、もう一つ、全体的なことなんですけれども、今回補正予算で一般的にこういう、この前審査資料いただきました、減額、来年に繰り延べされたいろんな事業が数多くあります。資料で見ますと17件ほどあります。私ら議会では6月ですか、議会報告会で予算の内容を町民に説明してまいりました。震災の関係でこういう形で途中で取りやめたり、あるいは延期された、そういった事業が17件ほどあるということで、こういった内容を議会としては1回地震の中で、途中で討論質疑なしで予算を決定した経緯、その中身を報告をして、その後地震のためにこういう形で変更になったと。当然行政側としては、これは町民側に何らかの形で知らせる必要があるんではないかと、こう思いますが、今後どのような形で知らせをするのか、その辺をお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 今回このようにお認めをいただいた段階で、きちんとやはり広報なり何かで、ということは、皆さん今予算書を提出させてもらっていますから、各家庭に。ですから、皆さんわかるんですよね。だけども、この事業が進んでないとかということありますから。号外でもあれでしょうから、広報か何かでお知らせをしてまいりたいというふうに思っております。

○議長(村山一夫君) 9番佐藤長成君。

○9番(佐藤長成君) 先ほど相原議員じゃなくてもそれぞれの地区でいろんな側溝の改修なり、そういったものが当初予算で計上されて、その地区では、やっと私らの地区ではこういうとこやってもらえるんだなというような、そういう安心感があったと思います。それがこの中では来年に延期されたり、そういうものがありますので、そういった部分については十分丁寧に町民のほうに知らせていくべきだと思いますので、その辺はお願いしたいと思います。以上で終わります。

○議長(村山一夫君) 7番尾関定法君。

○7番(尾関定法君) 60ページの図書館費の中で、図書資料購入費348万円、これは当初予算であったんですが、それを全額補正減にする、そのわけをお願いします。

○議長(村山一夫君) 生涯学習課長

○生涯学習課長(菅野和茂君) ご説明申し上げます。

本年度におきまして、図書書籍の購入のための予算措置をさせていただきました。そういう中で今回国庫補助事業でございます、図書館機能の充実事業によりまして、図書館の書籍の整備が可能になったことに伴います一般財源の補正減でございます。

○議長(村山一夫君) 7番尾関定法君。

○7番(尾関定法君) 課長の説明でわかりました。蔵王町の図書館は大変利用者が多いので、ひとつ充実した本とか、あとDVD、そういうものをニーズに合うようにそろえていただきたいなと思います。

  あともう一点。先ほど佐藤長成議員からありましたが、すこやか養育費でございますが、大変喜ばしいことだと思います。それに伴って紙おむつ券、これの補正とかは今後考えているのかお願いします。

○議長(村山一夫君) 保健福祉課長

○保健福祉課長(山岸利男君) 現在予算措置しているもので今のところは間に合っておりますが、様子を見ながら補正をお願いしていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。16番福地敏明君。

16番(福地敏明君) 時間も大分たっておりますけれども、1点だけ質問させていただきます。

44ページですけれども、納税組合長の関係ですけれども、納税組合長研修視察助成金ということで、これは2376,000円ほど減額されております。それから、その上のバス借上料、これも減額されておりますけれども、このことについてお伺いいたします。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) これに当たりまして納税組合の組合長との話し合いも私、直接させていただいたところでもあります。本来はことし2年に1回の研修の期間に入るんです。ただ、この3.11の関係がありましたので、24年度、来年、研修の年ではないのですが、来年にさせてもらうということで、24年度に延期をさせてもらったということであります。

○議長(村山一夫君) 16番福地敏明君。

16番(福地敏明君) 今町長の説明で大変わかったんでございますけれども、私、なぜここで質問したかと申しますと、納税組合がだんだん組合員が少なくなってきまして、それで今後のことを考えますと、納税組合が組合員も少なくなる、イコールだんだんに組合もなくなっていくのではないかなというような心配があるわけでございますけれども、これも町の方でどういうふうな手を打っていくか、関連あると思うので、その考えを伺いたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長

○町長(村上英人君) 納税組合も確かに毎年何件かずつこの班ごとになくなってきているということも確かであります。その理由だとかいろんなことを調べてみますと、それぞれお父さんお母さんたちが一生懸命頑張ってくださったんだけれども、もうまるっきりサラリーマン世帯になって、若者になって、どうしても地域で数が減っちゃったと。ですから、二、三軒ぐらいしかなくなってきた。ですから、どうしても組合組織にはなれないだとか、そういったこともあります。詳細等については、担当課長から述べさせていただきます。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長

○町民税務課長(村上重吉君) 議員さんが心配されたように、町長が言ったように毎年毎年この組合も解散したり、あとは組合の中から脱退したりとかという方が現実的に増えています。全国的に見ましても、大分納税組合が今なくなってきているという方向でありますが、町としては、やはり納税組合は100%の完納ということでありますので、組合員を増やしたいと思いながらもこういう2年に1回の研修等々でいろいろお願いをしてきたところですが、今回連合会の方の役員さんの中でも、先ほど言ったように今回の震災で1年繰り延べてということもありましたので、その中で若干泊まりに行かなくて研修でいろいろと親交を深めながら組合員を増やすような努力もしていきたいというところで話し合っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。以上です。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) すみません、1個だけ。40ページの高速道路関連社会貢献協議会助成金ということで、新しいものなのかなという気がいたしますけれども、これについてお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 建設課長

○建設課長(佐藤則之君) これにつきましてでございますけども、今施工しております宮の陸橋、跨道橋の補修工事に伴いまして、ああいう町が行う事業に対しまして、1事業につきまして1回限りでございますけれども、高速道路関連社会貢献協議会いわゆるNEXCOを基盤としました関連企業の協議会がございますけれども、そういうところで町が行っているような維持補修等々につきまして、この協議会の方で1回300万円を限度としまして補助を出すというふうな制度がございまして、今回の宮跨道橋の補修工事につきまして対象になるというふうなことでもあったものですから、この協議会の方に要望したというような形で補助を受けるものでございます。

  跨道橋につきましては、来年度まで工事予定しておりますけれども、あくまでも1事業ということでございますので、宮の跨道橋について1回300万円という形の補助を受けるものでございます。以上です。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 建設課長の方から詳細に答弁いただきましたので、理解いたしました。

もう1件、先ほどの農地情報管理システムの購入費について、先ほど課長は1010割と答弁なされたかと思うんでけれども、これ金額見ますと、ちっちゃい1,000円ほど額面的に国庫支出金といわゆる一般財源から多分1,000円出ているのかなというふうに思いますけれども、そうしますと、1010割というふうにはならないのかなというふうにちょっと思ったものですから、その辺についてお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

議員おっしゃるとおり1,000円の差異が生じておりますことは、1,000円未満の金額については、歳入歳出それぞれに応じて予算を計上させていただいたということで、その1,000円未満の差異の分でございます。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 理解いたしました。

これはこのシステムと連動するかどうかよくわからない部分があるんですけれども、今回の震災による被害の被災された農家支援の土地とか、いろんな形で求めたり何だりしている部分もあるのかなというふうに思いますけれども、そうした被災地の農業のしたい方が土地を求めたりとかですね、そういったシステムと連動するものではないんですか。別個のものですか。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

これにつきましては、町単独のシステムということで、議員おっしゃったようなものと連動するものではございません。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) そうしますと、これから現在でもそうした土地を求めている人が大勢いるのかなというふうに思いますので、そうした被災農家を中心とした町で土地を売りたい、あるいは求めたい、こういう需要と供給がある中でのそういったシステムも多分あるかと聞き及んでいますので、そうしたシステムをぜひ導入して、我が町の農業にも来ていただいて、あるいは貢献なり、こちらもそちらにこたえると、そういう中でのシステム的なものも必要なのかなというふうに思います。その辺についてもしあればお答えいただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

確かにおっしゃるとおり、こういう大震災後のことでございますので、例えば亘理町とかですね、イチゴハウスの農家の方が町のほうに問い合わせをいただいて、ハウスを提供してくれる農家がいないかとかですね、こういう農地がないかとかいう質問は種々ございます。今般の導入しようとするシステムのできる内容でございますが、これは解除要件付の賃貸借等の管理、相続の届け出関係、あと農用地利用状況調査の結果管理等、その他ございますので、これらのイコールではないんですが、これらを参考にさせていただきながら、農協さんをはじめとする関係機関とも連携の上、そういう需要と供給にできるものであればこたえてまいるように今、努力をしているところでございます。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 先ほどちょっと落ちてしまったんで、ここをちょっと聞きたいんですが、ページ62ページの災害復旧費の中の都市施設災害復旧費という項目があります。後で下水道会計のときにまた出てくるのと関連してしまうのかなと思っていたんですが、ここに下水道施設災害復旧特別繰出金という項目で、町の一般財源からからなり支出されていますが、これ激甚災害の指定を受けたということは、これは対象にならなかったのか。私の勉強不足かどうかわからないですが、一応激甚災害の指定を受けた公共施設に関しては、大体95%内外の国からの補助金が出るというようになっていたんですが、この部分に関してどのような国の方で算定、これどっちで質問していいかわかんないんですよ。下水道の方で質問した方がいいのか。ここで質問した方がいいのか、ちょっと迷っていたものですので、もしここで説明していただけるのだったら、そうしていただきたいなと思うんですが。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) 重要なこと一つだけですよ。激甚災害のかさ上げ分じゃなくて80%の分、今回は繰り出しておくと。まだ3次補正等々で国からそのかさ上げ分80%超えて九十何とかいくかどうかわからないですけれども、その分については今回は入っていないと。80%の分であるということです、一般会計から。あと詳しいことは下水道の方の中でと思います。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) あとは今言われた下水道の方で質問したいと思います。

ということは、財政課長、これあれですね。最初の1次2次の補正の中で80%から85%くらいだったか、それでとりあえず対応ということで、あと今後かさ上げの部分があるかないかはまだはっきりはしていないということで、今回こういう形で出してきたという理解でよろしいですね。わかりました。

○議長(村山一夫君) ほかにありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

  昼食のため休憩いたします。午後1時15分から再開いたします。

     09分 休憩

                                           

     午後 1時15分 再開

○議長(村山一夫君) 再開いたします。

  休憩前に引き続き質疑を行います。

                                           

     日程第13 議案第74号 平成23年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第13、議案第74号平成23年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) 提案理由を申し上げる前に、蔵王町の小中学校でありますが、給食後午後から休校にさせていただいたところであります。ひとつご理解のほどお願い申し上げます。

ただいま上程されました議案第74号平成23年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,3469,000円を追加し、予算の総額を138,1469,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入においては、国庫支出金2万円、繰越金2,577万円を追加し、前期高齢者交付金1,2321,000円を減額しようとするものであります。

  歳出においては、後期高齢者納付金等1,6749,000円、介護納付金7589,000円、諸支出金2745,000円を追加し、予備費1,3748,000円を減額しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。13番平間武美君。

13番(平間武美君) 国保の歳入の方の補正予算なんですけれども、前期高齢者交付金1,2321,000円ほど減額していますけれども、この理由は何なんでしょうか。それとあと、これ71ページなんですけれども、前年度の繰越金、訂正になってこれが2,3535,000円ほど追加しています。この理由も何なのかということなんですね。

  あともう一つですけれども、決算剰余金の方から3,000万円ほど基金に積み立てているんですけど、ことしの2月ですよね、国保税の税率を改定したんですが、その上で3,000万円の積み立てということは、税率改定する必要なかったんじゃないのかなと。減免の割合が変わりましたけれども。この3点についてお伺いします。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長。

○町民税務課長(村上重吉君) 第1点目の平間議員さんの質問にお答えします。

第5款の前期高齢者の交付金のやつの減額でございますが、これは額の確定によって今回補正減となりました。

それから、2番目の先ほどの繰越金の中で、一応前年度繰越金2,3535,000円の追加となりましたが、これ訂正したらどうかということがありましたが、これはあくまで繰越金の額の精査をした結果といいますか、正直に申し上げれば、補正前の額が1万円あったというところで、若干1万円の訂正があったところでございます。

あと先ほど申しましたように、基金が3,000万円が今回積み立てをしたというところで、4月1日からの改正の中で、そのぐらい積むくらいあるんだったらば、なぜ改定することがあったのかというようなお話でございますが、決算の中でもいろいろと申し上げましたが、当初的には想定していて、高額療養者が中でも説明したように、かなりの数がおりましたが、もろもろの事情によりましてその医療費が少なくなったというような後期の段階でありましたので、その辺で若干余ったようには思いますけれども、前にもお話ししたように3万2,000円ほどの基金とかというような形で、現実的には今まで4,000万円ほどの基金を取り崩しまして3万円ほどしかないところに今回、3,000万円積み立てましたが、さらに前から見ますと1,000万円も不足と。一番基金はやはり1カ月分くらいということで、やっぱり1億くらいの基金がなければ、国保運営はかなり厳しいというところがございまして、今回何とか3,000万円戻すことができましたが、まだまだ何かいろいろな事情がというか、流感等が発生すれば医療費がぐんと上がります。そのとき一切基金もなくなったというような状況になりますので、その辺はご了承願いたいと思います。以上でございます。

○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。

13番(平間武美君) 前期高齢者の交付金の補正減というのは、額が確定をしてこのような妥当な数字になったということですね。

  それで、前年度の繰り越しが2,300万円ほど繰り越していると。これはどのように算定してこのような繰越金という形になったのでしょうか。ちょっとそこを詳しく説明してください。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長。

○町民税務課長(村上重吉君) ここの10款の繰越金の額でございますが、これは2番目の療養給付交付金の繰越金ということで、2,335万円ほどの追加というところで歳入で見ていますが、これは精算の結果、支払基金の方に返還する分ということで、歳出の方にその額が返還される分として見てございます。

それから、繰越金が余ったというか、先ほど言ったように5,000万円ちょっと今回は決算で出てきましたが、先ほど言った理由によりそれらが発生したということでございます。それで、国保についてはあくまで歳出ありきの歳入ということが一番の原則でございます。予算があって歳出が出るんじゃなくて、あくまで医療費等々がかかる部分、それらに基づいていろんな国庫補助なり、いろんな制度から来る歳入ということに見ておりますので、その辺は普通の一般会計とはまた違う会計になっているということをご理解お願いしたいと思います。以上です。

○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。

13番(平間武美君) 歳出先にありきというか、歳入じゃなくて歳出なんだと。確かにその考えはわかるんですが、逆に言いますと、それほど精査するような制度ではないのかなというような感じもいたします。

三つ目のこの3,000万円基金なんですが、1億円ぐらいないとと言いますが、それは財政を預かる立場からすればわかるんですよ。ただ、納める側の、これ税ですから、国保税です。納める側の住民にとってみれば、やはりことしの2月の会議において値上げされたということは、値上げするんであれば、基金に積み立てる3,000万円も積む必要があるのかなというのが私の考えなんですが、もう一度その辺をお願いします。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長。

○町民税務課長(村上重吉君) この医療費については、先ほど述べたように高額療養者ということで、例えば1人の心臓病患者が発生しますと、1回でもう1,000万円という額が飛んでいきます。そういう方々がもう何十人と、透析患者とかもろもろが出てきますとですね、1億なんていうのはすぐに飛んでしまうというような形になります。やっぱり最低は1億ぐらいは欲しいというところで、ただここ3年ぐらいはずっと3,000万円とか4,000万円で何とか値上げをしないできましたが、皆さん、議員さんにお願いしまして値上げをしたところでございましたので、今回たまたま決算では5,000万円ほどが出たというところであって、私ども値上げする段階では推計をしていくとゼロになって、これは赤字になるかなという想定でございましたので、その辺をご了承願いたいと思います。以上です。

○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。

13番(平間武美君) 今の基金の問題なんですが、高額療養といいますけれども、私、2月の段階であのとき勉強いっぱいしまして、高額療養逆に減っていたような記憶があるんです。逆に滞納者が増えていたんですよね。滞納が増えているのに値上げしていいのかと、私はあのとき反対討論でも述べました。今までの統計というか、来年にならないとわからないと思うんですが、実際にはまた滞納者が増えている傾向があるということをお聞きしております。となると、この基金というのもわかるんですが、やはり町民の生活が苦しくなるような基金であっていいのかどうか。

  私、議員になる前にアンケートを町民にとりましたら、一番大変なのが国保税の支払いなんだと。国民健康保険税の支払いが苦しいんだという町民のアンケートが一番だったんです。こういう統計もありますので、基金も大切でしょうが、なるたけ保険税を安くする方向性でいっていただきたいなと、このように考えます。

○議長(村山一夫君) 町民税務課長。

○町民税務課長(村上重吉君) なるたけ安くしようということで、ぎりぎりのところで値上げ率も積算をしまして、今回の値上げとしたところでございますが、先ほど言ったように年々滞納も増えているんじゃないかということもあります。今回の改正の中でも減免の中で7、5、2というような格付の減免等々、低所得者への対応等も出てきておりました。それらの中で大分そういう負担も少なくなってきたのかなと思ってございます。

今後ともやっぱり医療費のかからないような予防措置というか、そういうののPRもしながらこれを維持していきたいなと思っておりますので、何とぞご理解のほどお願いしたいと思います。以上です。

○議長(村山一夫君) ほかにありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第14 議案第75号 平成23年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第14、議案第75号平成23年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第75号平成23年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ25万円を追加し、予算の総額を535万円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において、財産収入278,000円、繰越金36万円を追加し、基金繰入金388,000円を減額しようとするものであります。

  歳出においては、財産区管理会費25万円を追加しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 宮財産区の関係でちょっとお聞きしておきたいんですが、収入の方の分の中で、宮財産区の土地の貸付収入が、小さい金額ですが、1万4,000円減になっておりますね。今まで土地を貸すときにどういう契約、私の知っている範囲では大体1年契約で確か貸していたなという記憶があったものですから、ここにきてこの減額になった理由をまず教えていただきたいということと、あとその下の財産収入の中で立木の売払収入ということが出ております。この事業についてどういう形の中で立木の売却事業が行われたのかについて説明を求めたいと思います。

○議長(村山一夫君) 防災専門監

○防災専門監(小島一利君) お答えをいたします。

まず1万4,000円の減額でございますが、これは七日原の木戸地内に財産区所有の土地がございまして、ちょうど国道457と町道木戸砂押線のT字路線箇所でございます。その箇所に宮城観光蔵王株式会社えぼしスキー場さんの方から案内看板を設置させてほしいということで、契約をした土地の賃借料ということで契約をしたものでございます。ただ、これは前年度から使用契約を結んでおったわけでございますが、その土地約2,900平米ぐらいの土地でございまして、草刈りが必要になってまいります。ということで、その草刈りをいたしますと、使用料1回分はもちろんのこと、2回分ぐらいかかってしまいます。年間2回その草刈りをしようということであれば、2回かかってしまうものですから、その辺をちょっと宮城蔵王観光株式会社さんの方とご相談させていただいて、うちの方でその土地使用料をいただかないこととするかわりに、年2回の除草をお願いしたいということで了解をいただいたところでございます。ということで、この1万4,000円減額とさせていただいたところでございます。

  それから、もう1点の立木売払収入でございますが、これは前々年度に白石蔵王森林組合が事業主体になりました緑の雇用という山林の労働者を育成する事業ということの研修場所ということで、その土地を提供しまして間伐をしてもらったものでございます。その間伐材で林道沿いのその引き出しやすい木材を売り払ってもらった収入ということでございます。よろしくお願いします。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 今の説明でわかったんでありますが、この七日原の木戸って宮城観光で看板立てていて、確かあれ総合看板みたくなっていましたよね、いろいろなほかの業者さんなんかも看板提供していた記憶があるんですが、その看板なのかとまず確認をしたいのと、あそこでいろんな形で看板をあげていた方々がなんか年2回ですか、共同作業みたいな形で草刈り業務をやっていたという記憶がちょっとありましたので、そことの兼ね合いがどうなったのか。今回ですね、今の専門監の説明ですと、宮城観光、通称えぼしスキー場さんがすべての草刈管理を年2回というものをそこでやっていくのか。今まで協力されていた方々との形がどういう形になってしまったのかということを再度聞きたいのと、財産収入の方間伐でそれはわかるんですが、なんか二十一、二年度でやったのが今ころ精算になってくるのかなというのがちょっと私としては疑問で、もう少し早く精算になるんではなかったのかなという、私としてはそういう受け方をしてしまったものですので、実際に精算になってこれが上がってきたんだと思いますので財産収入の方はいいんですが、貸し付けの方についてもうちょっと細部の説明をしていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 防災専門監

○防災専門監(小島一利君) 貸し付けの土地の件でございますが、今は宮城蔵王観光株式会社さんの方と賃貸借の契約を結んでおりますけれども、それ以前はペンション管理組合というところで実は同じ契約を結んでおりました。ただ、ペンション管理組合のほうも組合そのものを維持するのが困難だということで返却をされました。その際に従来の看板は撤去いただきまして、現地には今までの看板はなくなっております。今回新たに契約をした看板については、宮城蔵王観光株式会社さんの看板ということでございます。

それから、2点目の精算時期がなぜ今なのかということでございますが、精算書いただいたのが実は5月末日ということなもんですから、今回計上させていただいたところでございます。よろしくお願いします。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第15 議案第76号 平成23年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第15、議案第76号平成23年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第76号平成23年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ9,2902,000円を追加し、予算の総額を7億7,5378,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入においては、一般会計繰入金5,222万円、繰越金2,0902,000円、国庫支出金1,978万円を追加しようとするものであります。

  歳出においては、人件費のほか、災害復旧工事費9,000万円及び予備費258万円を追加しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) では、先ほど一般会計のときもちょっと一般会計から繰り入れの関係で質問させてもらいましたので、下水についてちょっと、この予算書ちょっと理解できない分がありまして、確か災害で当初言われていた金額よりも国の査定を受けてまず下がって、確か前回の議会でそれを協議しました。今回また追加ということがあったんでありますが、まず収入の方でちょっと理解できなかったのが、国庫支出金で補正が1,978万円になっていますね。これが災害復旧国庫負担金という形で出ていて、災害復旧費の方で今回9,000万円の補正を組んでおります。そのうちの7,000万円が一般財源から持ち出してしまうという、災害受けたんであれば先ほどの説明だと90じゃなくても80%前後で一応査定をされていたということでありますが、それからいくと今回の一般財源からの持ち出し金がかなりのパーセントを占めてしまっているなということで、今回激甚災害を受けたにしては、この予算書の出し方というのはちょっと理解できないので、前回に我々議会で可決したときの考えと、今回なぜこういうようになったのかということをまずお聞きしたいと思います。

  それから、今回の復旧工事費ということだけで9,000万円ほど追加になっていますが、できれば箇所の方もどの箇所がどういう形で復旧される、あ、この資料でよろしいですか。じゃあもう一回後で質問しますので、まずこの国庫支出金関係の出入りの関係を説明をしていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 上下水道課長

○上下水道課長(我妻 一君) ご説明させていただきます。

議員の皆様のお手元の方には議案第76号審議資料というのはお手元にございますでしょうか。そちらの方の補正予算第3号の歳出歳入についての説明書きがございます。まず災害復旧の工事に当たりまして、6月に補正をさせていただいたところであります。その際はまだ災害審査査定を受ける以前の見込み額として工事費、それから国庫補助等の金額を計上させていただいたところでありまして、そのときは6月は見込み額の国庫補助の8割を計上させていただきまして、1億8,222万円を国庫補助として計上させていただいたところです。

その後災害査定を受けまして、額の確定がされました。それに基づきまして今回、災害復旧の工事に係る経費とともにその国庫補助の額についても計算をし直しして、今回こちらに1,978万円を国庫補助に追加させていただいたところでありますが、これはあくまでも今回も国庫補助の見込み額でございまして、前回との差額分を予算措置させていただいているところです。といいますのも、工事につきましてまだ確定した部分がございませんので、国庫補助につきましても今現在ここに見込み額は80%で見込んでおるというふうな数字を載せていただいているわけでございまして、今後復旧工事の完了をもって精算させていただき、その際には再度国庫補助額等の補正をさせていただくということになろうかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 説明大体は理解できるんですが、ということは、この下水道事業においての災害復旧に関してはまだ1本も国の査定を受けていないということで理解してよろしいですか。それとも何本かはもう受けて、その中で来ているということで理解してよろしいのか。そうすると、先ほど一般会計のときに質問したことで、今は1次2次だと、もし受けている工事があるんであれば1次2次で決まっているから、最終的にもう一回3次があれば九十数%までの補助が受けられる可能性があるというような先ほど説明若干触れた部分があったんですが、そのような形でこちらが理解していてよろしいのか、その辺についてもう一度説明をしていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 上下水道課長

○上下水道課長(我妻 一君) 災害復旧の査定は、6月の17日に決定額をちょうだいしたところであります。要するに災害査定はもう既に終了しております。そこで、決定額をいただきました部分につきましても、資料の方に掲載させていただいているとおりであります。

今回のこの補正につきましては、あくまでもこの国庫補助の見込み分として8割という数字で計上したものでありまして、議員がおっしゃられるようなかさ上げの部分は全く入っておりません。それらにつきましては、今後精算される際に補正の方をお願いしたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 私の理解が悪いのか、頭が悪いのかわからないのですが、前回の段階では6月ですか、査定を受けたと。今回ここに出てきている全部で4本かな、これについてはまだ査定を受けていないという理解でした方がよろしいんですかね。復旧工事に関してすべてが査定を受けて、その中でのものなんだというと、なぜ9,000万円に対して7,000万円もの一般財源を持ち出さなければならなくなってしまうのかというのが、逆に今度は理解できなくなるんですよ。その辺をちょっと申しわけないんですが、再度説明していただきたいなと思うんですが。

○議長(村山一夫君) 上下水道課長

○上下水道課長(我妻 一君) まず査定は、下水道の災害につきましては町内のすべての被災を受けました部分について申請し、査定を受けております。それで、6月に災害復旧工事の方、補正させていただきました部分は、県道など主だった施設で、優先順位的には先にやらなくちゃならない部分を計上させていただいたところです。今回9,000万円の工事費の追加をもってする部分につきましては枝線など、詳しく説明した方がよろしければこの際させていただきますが、5号幹線処理区内の、例えば小村崎、それから南道場、田中、寺前、塩沢、矢附地区など16カ所、総延長1,655メートル分にかかる復旧工事費の分を今回載せていただきました。ですから、災害に係る査定はすべて終わっていまして、6月に予算計上させていただきました部分は、あくまでも私どもの予想金額からさらにその80%だけを計上させていただきました。今回は6月補正後に結局は査定を受けたということで、査定の確定額が出ました。出ましたが、その額を全部のっけたのではなくて、あくまでもそれも80%程度にしております。それにつきましては、工事の請け差とかなんかとかも出たり、あるいは逆に追加したりしての費用がかさむ場合もありますので、そちらのほうの額は控えめに全部計上させていただいております。それで、馬場議員さんがおっしゃいますように、何で今回国庫補助が2,000万円弱に対して一般財源が5,200万円も出ていくんだということでありますが、災害査定で実ははじかれたものというのがたくさんございます。例えば設計に係る部分の費用も災害査定では拾っていただけませんでした。復旧工事に当たりまして仮の舗装も認めていただけません。査定では本復旧の舗装一発のみということでございます。要するに養生する期間やなんか国では全然査定官は見てくれなかったということになります。

次に、液状化の部分の改良土を私どもの方では申請の中でさせていただきましたが、原状復旧が原則ということでありますから、掘りあげた土をそのまま入れなさいというのが査定官の言い分であります。でも、とてもそれでは復旧につながりません。セメント材などを入れた改良土を置いて敷き固めないことには安定した路面の舗装ができませんので、そういった部分を町単でやらざるを得ない。そういった費用が今回の数字の中に出てきておるというふうにお考えいただければと思います。

なお、6月に国庫補助を1億8,000万円ほど補正させていただきました際に、一般財源の方は2,200万円ほどその際マイナスさせていただいております。そういったこともございまして今回、本当の意味での精査ではないんですが、災害査定を受けました金額でもって積算して載せた金額が補助金が1,900万円強の計上という形になっております。どうぞよろしくお願いします。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 説明では、頭では理解しているようなんですが、何かちょっとすっきりしないという部分があるんですよ。私としては6月の分と今回の分とやはり災害復旧で激甚災害指定を受けたんであれば、その復旧に関しては査定を受けたんであれば、工事費の最終的に今のところは見込みとして80%が国から来るという形で先ほどから説明を受けてたんですよ。そうしますと、どうしてもこの金額で、何でここでトータル的に一財で7,000万円も出さなくちゃいけないのかと。だって、先ほど説明は1億8,000万円ですよね、工事。7,000万円を一財から持っていくということは80%国から来るっていう計算は成り立たなくなりますね、単純に考えると。このもらった説明資料見ても、ここに大きく4本の工事が書かっているんですが、その中で一番下が町単独という項目が入っていれば、この部分は国からの補助がないんだろうなという、どうしても認識をします。そうしますと、この四つの項目で9,000万円の工事費ですよと、国が1,900万円ですよと、そして7,000万円一般財源から入れますよとなった場合に、じゃあこれやっていたこの予算の9,000万円の工事のほとんどが町単独事業に全部当たってしまうのかという解釈にしかならないんですね、この資料と今の説明だと。その辺がちょっと明確にわからないので、もう一度説明いただければなと思うんですが。

○議長(村山一夫君) まちづくり推進課長

○まちづくり推進課長(齋藤俊一君) じゃあ、ものすごい簡単に説明します。これはですね、今回3回目なんですけれども、4月、6月今度今回あるんですよ。4月は御存じのように議決いただいたんで、全部一般財源やったんですよ。6月はある程度の暫定の工事費を見て、それの8割やったんですよ。今回は査定を終わって、この9,000万円追加やったんです。6月の議案書見てもらうとわかるんですけれども、一般財源が2,100万円マイナスになっているんですよ。あり得ないことなんですけれども、暫定でやりましたから。今回はこの9,000万円の中に約2,000万円ほど単独事業があるんですよ、2,000万円ほど。単独事業ですよ。単独事業は詳しいとこあるんですけれども、どうしても町でやらなくてない、一般財源でやらなくてない部分がその中であると。6月の分で2,140万円ほどあると。そして、今度繰越金が2,000万円ここに充当しているんですよ。だから、トータルで6,000万円追加しているんですよ。6,000万円プラスこの2,000万円入れると8,000万円になりますよね。ほぼ80%に合うということ、トータルで合うということなんです。まだわかんないですかね。

○議長(村山一夫君) 副町長

○副町長(小熊久男君) 数字的なことは別としてですね、下水道工事災害復旧の単独事業のことをちょっとご説明させていただきたいんですが、先ほど上下水道課長も申し上げましたが、今回の災害査定の中で、通常下水道工事で管を埋設するために、今入っている管を1回掘り上げてですね、普通はその掘り上げた土砂っていうのは、水を含んだり、液状化したりしている土質が悪いものなので、それを捨てまして、改良土という別な土を購入して入れたり、あるいはセメントで処理をして立派なものにして入れたりするのが通常なんですが、今回の査定においては、査定官からの指示、結果なんですが、原型復旧が原則なんだから、改良はだめでしょうと。掘った土をそのまま使いなさいというのが今回の査定結果だったんです。

  もう一つは、県道でも町道でも1回下水道を掘って埋めたときに、ある程度時間をおいて沈下を見ないと舗装復旧してもきれいにならないので、1回仮復旧として一度舗装するんですよ。それをある程度月数がたってからもう一回壊してきちっとした舗装をやるということなんですが、これもその査定の結果で、仮復旧は認められませんと。1回で本復旧をしなさいというのが査定の結果だったわけなんです。実際に復旧工事においては、そういうふうなわけにはいかないので、その査定で認められなかった土質の改良分とか、一度仮復旧をする舗装代金とか、これらが単独事業として一つの工事の中にあわせて発注しなきゃなんないと。それらが今、まちづくり課長が言った約2,000万円の補助対象にならない分がここに含んでますよということでございますので、全体の事業費の中で補助率を当て込んでいくと、国庫補助金と合わないじゃないかというのは、そういう内容でございますので、ご理解いただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 今の説明で大体流れはわかりました。そうしますと、確認したいのは、結果としてですね、査定官の見方と実際に今副町長が説明した工事の完了まで行くまでの過程の分でそれだけ変わってしまうということで、やはりそれはこれから先考えれば、完全なものとして工事をしなければならないと。

単純な質問します。しからば、今回今の段階でですね、国庫補助、80%計算されましたが、そのトータル的工事額ですよね、下水工事の国庫補助、80%掛けた中でいいんですが、それが実際下水道今回ここまで来た金額と国庫補助の対象になった工事額ってありますよね、をちょっと説明してもらわないとなかなかこの数字の動きが一般会計から、実際は細かく工事箇所によってまるきり変わっていったんでしょうけれども、トータル数字がちょっと見えなくなって、国庫補助の対象になる金額が、総額が幾らのトータルに対して計算上は80%の補助額になってきたのか。それがちょっと見えなくなってきているんですよ、ずっと見ていて、見込みでこられていますので。だから、確定したというんであればですね、大体その数字というのは出てくると思うんで、その数字をちょっと説明していただきたいなと思うんですが。

○議長(村山一夫君) 上下水道課長

○上下水道課長(我妻 一君) こちらも同じくお手元にある資料の方で、下水道第2次災害査定結果という括弧書きで実差及び朱入れという部分、お手元にあるかと思いますが、ここに国庫補助の対象額2億5,2502,000円の内訳等も記載されております。ここに記載されているような金額が国庫補助の対象額というふうになろうかと思います。国庫補助対象額は、総額で2億5,2502,000円でございます。

この資料もいっていますよね。最初の資料でも9月の補正のところに国庫補助対象見込み額2億5,2502,000円、その80%2億200万円と見まして、全体の国庫補助金の額を確定したところでありまして、そこから6月に見込んだ1億8,222万円、これを引いたものを今回の9月の補正で1,978万円補正させていただいたということになります。(「議長、暫時休憩してください」の声あり)

○議長(村山一夫君) では、暫時休憩いたします。

     後202分 休憩

                                           

     午後207分 再開

○議長(村山一夫君) 再開いたします。

 10分間休憩します。

     午後207分 休憩

                                           

     午後218分 再開

○議長(村山一夫君) 再開いたします。

  休憩前に引き続き質疑を行います。上下水道課長。

○上下水道課長(我妻 一君) まず、今回の災害復旧費につきましては、この9月会議の資料の84ページに下水道の災害復旧費がございます。今回お願いしております9,0249,000円を補正しますと、総額が3億4,3936,000円となります。この中で国庫補助の対象となる金額は、2億5,2502,000円でございます。それで、先ほど来説明しておりますように、国庫補助の費用につきましてはその80%を見ました。それらの金額が2億200万円であります。6月に国庫補助を計上させていただきました金額は1億8,222万円であります。そうしますと、2億200万円から6月補正分を引きました金額が今回の歳入の方の国庫補助の補正で計上をしております1,978万円になります。補助対象事業費2億5,2502,000円の中の80%が国庫補助金、残り20%、5,0502,000円は単独、さらに委託料でありますとか、査定で落とされた分など町単でやらなくてはならない部分が9,1434,000円ございます。これらをあわせますと、合計で3億4,3936,000円となります。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 今ので動きが大体わかりました。ということは、今回の9月議会までの間に公共下水道関係の災害に対して約1億4,000万円ほどが現段階では一般会計からというか、そちらの会計から出るということで理解しておけばいいのかなと。やっとわかりましたので、ありがとうございました。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。10番高橋好夫君。

10番(高橋好夫君) 下水の県道の方はですね、復旧作業に手をかけていただいておりますけれども、かなり円田の方が被害をこうむりまして、今からこの枝分かれのところはいつごろから発注して、いつごろの完成の予定なんだか、そこのところをお聞かせください。

○議長(村山一夫君) 上下水道課長。

○上下水道課長(我妻 一君) 議員お尋ねの枝線につきましては、今回補正をお願いした9,000万円、こちらでもって先ほどちょっとだけ触れさせていただきましたが、町内、枝線箇所は16カ所予定しておりまして、小村崎地区、南道場地区、田中地区、寺前、それからずっといきまして、議員さんご心配な部分の沢地区でありますとか、寺坂前地区、五生内地区、そういったところあわせて16カ所、この補正をお認めいただきましたならば、直ちに指名委員会を通し、その後入札を実施していって、年度内には絶対に終わらせたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) そのほかございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第16 議案第77号 平成23年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第16、議案第77号平成23年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第77号平成23年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,3929,000円を追加し、予算の総額を8億1,3969,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において、繰越金2,352万円を追加したほか、災害被災者の保険料などの減免に係る国庫補助金などを追加しました。

  歳出においては、諸支出金1,3768,000円、予備費1,4798,000円を追加し、地域支援事業費5362,000円を減額しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) すみません、1点だけちょっと、歳出の方の92ページに出ております一般管理費の委託料で、介護保険システム改修委託料ということで追加になっております。ちょっと気になるのは、来年度から介護保険関係の改定が予定されておりますので、そのときにこういうシステムというのは変わっていくのかなと思っておりました。なぜここに来てこの委託料が、ましてや改修委託料という項目の中で予算計上されてきたのかちょっと理解できないので、その辺を説明お願いします。

○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(山岸利男君) これにつきましては、町民税務課で行っております外国人登録制度ですか、それに伴いまして介護保険の方も改修が絡んできますので、今回お願いするようになりました。よろしくお願いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。

14番(馬場勝彦君) 説明でわかるんですがちょっと考え方が、しからばその外国人関係の予算を組んだときになぜこれも一緒に上がってこなかったのかというのが、ちょっと連結するんであればそのときにすべてが予算化してくれれば、こちらも理解しやすいんですが、なぜこう遅れてしまったのかというのがちょっとわからないので、その辺を教えていただきたいなと思います。

○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(山岸利男君) 私の方も新年度予算組むときにかかわるのはわかっておりましたので、町民税務課と相談したんですが、システムそのものが固まらない状況で、介護保険の本体の方が固まらない状況でいましたので、ようやくシステムの方が決まりましたので、それで今回お願いするようになりました。以上です。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第17 議案第78号 平成23年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第17、議案第78号平成23年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第78号平成23年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ150万円を減額し、予算の総額を1億1,530万円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において、繰越金1304,000円を追加し、後期高齢者医療保険料281万円を減額しようとするものであります。

  歳出においては、諸支出金2万円を追加し、後期高齢者医療広域連合納付金152万円を減額しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第18 議案第79号 平成23年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正

予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第18、議案第79号平成23年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第79号平成23年度蔵王町国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的支出の予定額に9,000円を追加しようとするものであります。

  その内容につきましては、職員の異動等に伴い、給与費を追加するものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 104ページ、今回の手当ということで、1092,000円ということで増額になってございますけれども、この中身の中では管理職手当とか、扶養手当とか、こういった内容で追加になっておりますけれども、なぜこういった時期にこうした手当が出ているのか、その辺ご答弁いただきたいなというふうに思います。

○議長(村山一夫君) 病院事務長。

○病院事務長(山家義春君) 説明を申し上げます。

今回職員につきましては、退職またそれにかわる新規採用というものがございました。その関係とそれから町外に居住地を移した職員等があったということで、まず諸手当の補正を行うと。また、医師に関しましては、平成18年度から5年間にわたり行革等進めてまいりました。その行革をことしの4月1日から元に戻したということで、医師の管理職手当についても行革に協力をいただいておりました。

ただ、当初予算の中にこの戻した分を入れていなかったということで、今回補正させていただいたわけでございます。これは私個人のミスということで、大変申しわけなく思っております。よろしくお願いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第19 議案第80号 平成23年度蔵王町水道事業会計補正予算(第号)

○議長(村山一夫君) 日程第19、議案第80号平成23年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第80号平成23年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入において、上水道に3,3046,000円を追加し、予算総額を3億6,0827,000円に、簡易水道において319,000円を追加し、予算総額を1億9,9748,000円にしようとするものであります。

  また、収益的支出において、上水道に115,000円を追加し、その予算総額を3億4,8625,000円にしようとするものであります。

  その内容は、収入において、一般会計補助金を追加し、支出において、人件費を補正しようとするものであります。

以上、概要をご説明いたしましたが、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第20 議案第号 蔵王町議会基本条例の一部を改正することについて

○議長(村山一夫君) 日程第20、議発案第9号蔵王町議会基本条例の一部を改正することについてを議題といたします。

  提出者から趣旨説明を求めます。11番村上輝雄君、登壇願います。

     11番 村上輝雄君 登壇〕

11番(村上輝雄君) それでは、議案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

  議発案第9号

      蔵王町議会基本条例の一部を改正することについて

  蔵王町議会基本条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。

平成23年9月21日提出

            提出者 蔵王町議会議員    

            賛成者 蔵王町議会議員 福 地 敏 明

            賛成者 蔵王町議会議員 相 原 八 男

            賛成者 蔵王町議会議員 松 ア 良 一

            賛成者 蔵王町議会議員 馬 場 勝 彦

  提案理由

議会改革検討事項に則り、議会改革の一環として二元代表制を遵守していくことから、本条例の一部を改正しようとするものである。

      蔵王町議会基本条例の一部を改正する条例

  蔵王町議会基本条例(平成22年蔵王町条例第3号)の一部を次のように改正する。

  第5条に次の1項を加える。

  4 議員は、二元代表民主制の充実と町民自治の観点から、法定以外の執行機関、審議会等の委員に就任しない。

    附 則

  この条例は、公布の日から施行し、平成24年3月6日から適用する。

  以上、説明とさせていただきます。先輩、同僚議員の賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

                                           

         日程第21 議案第10号 TPP交渉参加反対に関する意見書案の提出について

○議長(村山一夫君) 日程第21、議発案第10号TPP交渉参加反対に関する意見書案の提出についてを議題といたします。

  提出者から趣旨説明を求めます。9番佐藤長成君、登壇願います。

     番 佐藤長成君 登壇〕

○9番(佐藤長成君) 議案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。

  議発案第10

      TPP交渉参加反対に関する意見書案の提出について

  蔵王町議会会議規則第13条の規定により、TPP交渉参加反対に関する意見書案をを別紙のとおり提出します。

平成23年9月21日提出

            提出者 蔵王町議会議員 佐 藤 長 成

            賛成者 蔵王町議会議員 馬 場 勝 彦

            賛成者 蔵王町議会議員 村 上 輝 雄

            賛成者 蔵王町議会議員 松 ア 良 一

 

TPP交渉参加反対に関する意見書

  後世に継ぐべきわが国の美しい国土は、長きにわたる農山漁村のたゆまぬ日々の営みにより保全されてきたものであり、国家の礎たるこの伝統のうえに現在の国の発展があることを忘れてはなりません。

  一方、世界的には、途上国の経済発展や人口増加などにより、世界の食糧需要はひっ迫し、食料争奪の様相を呈しています。食料価格は、投機マネーの流入も手伝い、過去最高値を更新し続けています。日本が世界市場で自由に食料を安定的に供給できた時代は、すでに過去のものとなりました。

  また、わが国は、戦後最大の自然災害となった東日本大震災に見舞われ、未来に向けて学ぶべき多くの教訓を得ました。食料安全保障もその一つであり、一時的な食料供給不足を経験したことで、過度に貿易に依存するのではなく、地域・国内で食料生産を行うことが、いかに重要であるかを多くの国民が再認識することとなりました。

  さらに、JAグループが実施した「TPP交渉参加阻止1千万署名全国運動」では、5月末の仮集計において、当初目標を大きく上回る約1,120万人分の署名を集めており、国民から多くの賛同の声をいただいているところであります。

  こうしたなか、TPP交渉については、6月を目途としていた参加の是非の決定は先送りされたものの、9月の日米首脳会談や11月のAPEC(アジア太平洋経済協力)次回会合に向けて、水面下の動きが続いており、拙速な参加判断をしかねない状況にあります。

  例外なき関税撤廃を原則とするTPPは、食料供給を海外に依存し、国土を荒廃させるものであり、国内農業や地域経済の振興とは到底両立できるものではなく、我々はTPPへの参加に断固として反対であります。TPPは、被災農家の将来に向けた営農意欲を挫き、復興の足かせにしかならないばかりではなく、地域経済・社会ひいては国民生活全体に悪影響を及ぼすものであり、TPP参加検討を直ちに中止すべきであります。

  以上わが国の農業者の総意であり、この趣旨を十分にご理解いただき、国会及び政府において措置されるよう強く要望いたします。

  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。

 平成23年9月21

                                宮城県刈田郡蔵王町議会

 提出先

  衆議院議長  横 路 孝 弘 殿

  参議院議長  西 岡 武 夫 殿

  内閣総理大臣  野 田 佳 彦 殿

  内閣官房長官  藤 村   修 殿

  農林水産大臣  鹿 野 道 彦 殿

  財務大臣  安 住   淳 殿

  経済産業大臣  枝 野 幸 男 殿

  外務大臣  玄 葉 光一郎 殿

  以上、説明とさせていただきます。先輩、同僚議員の賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  3月9日の請願採択同様、質疑を終結したいと思います。これにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。

  続いて討論に入ります。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本意見書案は原案のとおり可決されました。本意見書は、それぞれの関係機関に送付することにいたします。

                                           

     追加日程第1 議案第81号 平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第5号)

○議長(村山一夫君) 追加日程第1、議案第81号平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第81号平成23年度蔵王町一般会計補正予算(第5号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ5027,000円を追加し、予算の総額を684,3967,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において、県支出金502万円及び諸収入7,000円を追加しようとするものであります。

  歳出においては、衛生費280万円、商工費1197,000円、教育費1266,000円、災害復旧費2564,000円を追加し、予備費280万円を減額しようとするものであります。

  今回の補正予算においては、3名の新規雇用を創出するとともに、町商工会における人材育成などを図るため、2件の緊急雇用対策事業を追加するほか、「JAみやぎ仙南仙南梨選果場災害復旧事業」に対し、東日本大震災農業生産対策交付金を追加しようとするものです。

  また、今月初めから申請受付を開始した「住宅用太陽光発電システム補助金」について、既に、当初予算で見込んでいた件数を超える申請があったので、補助金を追加しようとするものです。

なお、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 5ページのですね、環境政策費ということで、今年度から取り組まれたこの補助金の事業でもございますけれども、国の方でもこうした補助金の事業を続けて、途中から半減した経緯もございますけれども、今回280万円追加ということで、大変震災後こうした住宅での取り組みというのは本当に歓迎されるべきものなのかなというふうに思いますけれども、これはどのぐらいの規模といいますか、そうした内容のものにこれだけの金額になるのか、その辺についてお答えいただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監。

○環境保全専門監(岩渕 明君) お答えいたします。

この住宅太陽光発電システム設置事業補助金でございますけれども、1件当たりの発電量4キロワットまでとしておりまして、その補助額の上限を28万円としているところでございます。1キロワット当たり7万円の補助ということになります。それの10件分ということで、今回計上させていただいたものでございます。よろしくお願いいたします。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) そうしますと、4キロワットで7万円で1戸当たりの上限額28万円、こういう説明でございましたけれども、大変金額的には1戸当たりの上限額が大きいなと、このように感じましたけれども、ただこの内容見ますと、1戸当たり7万円ではございますけれども、一般財源の方から全部出ておりますけれども、これは立替分なのかなというふうには思いますけれども、このいわゆる国庫支出金の部分もしますともっと半減するのかなというふうに思いますけれども、この辺の国庫支出金並びに一般財源の中身についてお伺いしたいと思います。

○議長(村山一夫君) 環境保全専門監。

○環境保全専門監(岩渕 明君) クリーンエネルギーの普及促進とか、そのことによって地球温暖化防止を推進するという意味合いで、町の単独費で補助をするということでございます。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) 7万円という助成額については、すべて全部一般会計からということでよろしいんですか。今後ですね、今現在では約確か4万ぐらい国の方からも出ていると思いますので、そうした部分を含めると、今、全部一般会計からというような説明ございましたけれども、違うのかなというふうに思いましたので、改めてご答弁をいただきたいと思います。

○議長(村山一夫君) 町長。

○町長(村上英人君) 蔵王町はですね、御存じのとおり2年前にこの蔵王町環境保全の町を宣言したわけであります。それに当たって本来であれば、ことしの4月1日に環境政策課を立ち上げる予定でおったわけでありますが、このような大震災の関係で延び延びで1年遅れにさせていただいたところであります。

  そういった一つの蔵王町のやはりこの環境保全を守る、そういう意味から蔵王町で単独で7万円でなくて28万円ということにさせてもらっているということであります。あくまでも蔵王町の単独予算であります。

○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。

○8番(松ア良一君) ある程度は財源的なそうしたところも見込んでなのかなというふうに思ったものですから、全く一般会計から全部出すというような考えはないのかなというふうに思っておりましたから、国の方から全く出なくなったわけではありませんので違うのかなというふうに思いますけれども。

  もう一点、お伺いしたいと思います。

  この東日本大震災の農業生産対策交付金ということで、今回2564,000円ということで先ほど町長の方からも、梨選果場ですか、こちらの方のそうしたものの対策に充てるということなんですけれども、今回震災によってそうした選果場がどの程度震災にあったものなのかちょっとわかりませんので、どういった内容でこれだけのことをするのにこれを充てるんだと、こういうようなことであれば、ご説明いただければというふうに思います。

○議長(村山一夫君) 農林観光課長。

○農林観光課長(佐藤雄司君) お答えいたします。

先ほど町長が申し上げましたように、2564,000円ということにつきましては、これは県補助金2分の1、事業者2分の1ということで、ご理解をいただきたいと思いますが、建物の壁、その他、加えて選果をするプラントの機械設備そのものにも被害がございまして、それらの補助事業ということでご理解をいただければと思います。

加えます。6ページの財源内訳を見ていただけるとおわかりになると思いますが、農業用施設災害復旧費ということで、財源内訳の中で特定財源なんですが、国県支出2564,000円ということで、これにつきましては歳入の4ページの県補助金同額をもって入る出るということで、補助をするものでございます。

○議長(村山一夫君) ほかにありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。

○議長(村山一夫君) これをもって、今定例会9月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。

                                           

○議長(村山一夫君) 休会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

  今期9月会議が6日から21日までの16日間、今回提出されました議案54号から81号までの案件に対していろいろ皆様方の審議をしていただいたことに感謝を申し上げるものであります。意見事項につきましは、特に考慮されるよう、執行者側に今後ともその意見書を見ていろんなふうに精査してもらいたいものだなと思うものであります。そして、行政運営には十分反映されるよう、強く要望するものであります。

また、秋も深まり、議員各位に何かとご多忙のところ、この上もなくご自愛くださいまして、行政運営、財政運営にご尽力賜りますことをお願いを申し上げながら休会のあいさつにかえさせていただきます。本日は大変御苦労さまでございました。

  次に、町長からあいさつがあります。町長。

○町長(村上英人君) 御礼のごあいさつを述べさせていただきます。

  今回の定例会でありますが、平成22年度の決算ということでありますが、6日から本日までの16日間にわたりまして、議案第54号からまたきょうの追加した81号までの審議を賜り承認をいただき、可決決定いただきまして、深く感謝と御礼申し上げる次第であります。

また、4人の方から広範囲にわたりまして一般質問を賜ったわけでありますが、よく内容を精査しながら今後の蔵王町のあるべき姿に生かさせていただきたいというふうに思っているところであります。

また、決算においては、滞納額の縮減、また指定管理者制度のことなど、政策に対していろいろと附帯意見いただいたところであります。今後、議員の皆さんとよりよい方向に向けてさらに議論を深めながら、町民の幸せを願いながら、しっかりと町政を執行してまいりたいというふうに思っているところであります。

23年度も半年を過ぎようとしておりますが、その中でこの東日本大震災の復旧、まだまだ途中でありますが、これから10月を迎え、また24年度の当初予算の予算編成に入っていくわけでありますが、何よりも住民の安全と復旧を優先させて、この24年度の予算に対応してまいりたいというふうに思っているところであります。

それと、これから蔵王町の収穫、稲作、そしてまた果樹等々、この収穫の時期を迎えるわけでありますが、この15号の台風であります。今夜夜半にちょうどこの上空を通過する予定であります。万全なる防災体制をひいていきたいというふうに思っているところであります。

本日は、皆様方には大変お忙しい中、そしてこの16日間にわたって対応していただきましたことを心から感謝と御礼を申し上げます。そして、皆様方、ご自愛をいただきながら議会活動にご熱意をいただきますことをお願い申し上げ、御礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。

                                           

○議長(村山一夫君) お諮りいたします。

  本会議は、この後、明日9月22日から1228日までの98日間を休会としたいと思います。これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって明日9月22日から1228日までの98日間を休会とすることに決しました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変御苦労さまでございました。

     午後3時00分 散会