平成23年蔵王町議会定例会2月会議
平成23年2月4日(金曜日)
出席議員(15名)
1番 相 原 八 男 君 2番 外 門 清 君
5番 水 澤 智 孝 君 6番 大 沼 昌 昭 君
7番 尾 関 定 法 君 8番 松 ア 良 一 君
9番 佐 藤 長 成 君 10番 高 橋 好 夫 君
11番 村 上 輝 雄 君 12番 川 村 仁 君
13番 平 間 武 美 君 14番 馬 場 勝 彦 君
15番 鈴 木 設 雄 君 16番 福 地 敏 明 君
17番 村 山 一 夫 君
欠席議員(1名)
3番 丹 野 正 春 君
説明のため出席した者
町長 |
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村 上 英 人 君 |
副町長 |
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小 熊 久 男 君 |
総務課長 |
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佐 藤 正 則 君 |
まちづくり推進課長 |
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齋 藤 俊 一 君 |
町民税務課長 |
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村 上 重 吉 君 |
保健福祉課長 |
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山 岸 利 男 君 |
事務局職員出席者
事務局長 |
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齋 藤 英 之 君 |
書記 |
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村 上 惠 造 君 |
平成23年2月4日(金曜日) 午前10時00分 開議
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会議日程の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 議案第3号 蔵王町児童館の設置及び運営等に関する条例の一部を改正することについて
日程第5 議案第4号 蔵王町放課後児童クラブ条例を制定することについて
日程第6 議案第5号 蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正することについて
日程第7 議発案第2号 患者の窓口負担大幅軽減を求める意見書案の提出について
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
午前10時00分 開会
○議長(村山一夫君) 皆さんおはようございます。
ここ二、三日前から本当に冬なのに春らしい気候になってきて、皆様方の本当に活動がしやすくなったのかなと思うわけでございますが、それにつけても本当に我が町の基幹産業の一部であります鳥インフルエンザがあちこちで発生しているというようなことでもありますので、そういうふうなものに対しても十分注意をしていただければなと思っているところでございます。
そしてまた、傍聴者の皆さん、本当に議員の方々の傍聴者の方々と考え方がどうあるか、処理はどうしてくれるのかと、支持している議員はどのような発言をしてくれるのかと、そういう期待は十二分に持ってこられたものだなと思っているところでございます。本当に住民の人たちが納得のいくような審議をしていただく。それが議会改革の一端ではないかなと思うわけでございます。
そういうものにつけても、本当にきょうの議会は慎重審議されたものだと住民の傍聴者の人たちから言われるような議会になっていただくことを期待を申し上げながら、本日の再開のあいさつにさせていただきます。本日は本当にご苦労さまでございます。
本日、2月4日は休会の日ですが、議事の都合により特に平成23年蔵王町議会定例会2月会議を再開いたします。
これから本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は15名であります。3番丹野正春君は欠席の届け出があります。定足数に達しておりますから議会は成立いたしました。
本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。
○議長(村山一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、6番大沼昌昭君、7番尾関定法君を指名いたします。
○議長(村山一夫君) 日程第2、会議日程の決定を議題といたします。
本定例会の日程につきましては、別途お手元に配付のとおり議案等の審議の関係上、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村山一夫君) ご異議がありませんので、本定例会は本日1日間とすることに決しました。
○議長(村山一夫君) 日程第3、諸般の報告をいたします。
本定例会に町長から議案第3号から議案第5号までの3件が提出され、これを受理しておりますので報告いたします。
次に、宮城県保険医協会理事長から、患者の窓口負担大幅軽減を求める意見書案が提出されこれを受理し、お手元に配付のとおりであります。
次に、代表監査委員から例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおおりであります。
次に、説明員として出席を求めたものの職、氏名については一覧表としてお手元に配付のとおりであります。
次に、町長からあいさつの申し出がありますので、これを許します。町長。
〔町長 村上英人君 登壇〕
○町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。
定例会の2月会議の開会に当たりまして、一言ごあいさつを述べさせていただきます。
ただいま議長からもお話がありましたように、この2月の1日に入りまして、久しぶりにきれいな蔵王連邦が臨めるようなすばらしい天候になったところでもあります。ただ、今までは大変厳しい寒さが続いておりまして、各地で大雪での影響が報道されたり、また、この私たちの蔵王町の隣接でありますが、七ヶ宿などでは一番多いところで2メートル20ぐらいの積雪であります。そのように例年にない大雪で、除雪や雪下ろし、また、交通止めなど、地域での生活に大変な苦労をされているようであります。本日、立春を迎え、春の訪れを私たち非常に待たれていることというふうに思っております。
また、宮崎県では、この新燃岳の噴火とあわせまして、口蹄疫に続き鳥インフルエンザが発生いたしましたこと、心からお見舞いを申し上げるものであります。養鶏農家の多い我が町といたしましても、この鳥インフルエンザの脅威に対しまして、早期の予防対策の徹底を図るため、1月28日でありますが、蔵王町鳥インフルエンザ警戒本部を設置し、養鶏農家とともに消石灰の配付など、予防に努めているところでありますので、ご報告を申し上げさせていただきます。
このような各地で発生している予期せぬ気象変動や、また災害とも思える事案でありますが、関係することについては迅速な対応を行う一方、一日も早い終息を願うものであります。
さて、本日でありますが、審議をお願いする件に関しましては、議案第3号から第5号の条例の制定1件、条例制定2件の合わせて3件であります。どうか慎重ご審議の上、原案のとおり可決決定くださいますようお願いをいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。
○議長(村山一夫君) 以上で諸般の報告を終わります。
日程第4 議案第3号 蔵王町児童館の設置及び運営等に関する条例の一部を改正することについて
○議長(村山一夫君) 日程第4、議案第3号 蔵王町児童館の設置及び運営等に関する条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第3号「蔵王町児童館の設置及び運営等に関する条例の一部を改正することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、「蔵王町円田児童館」を、幼稚園統合に伴い、本年3月31日をもって廃園になる「蔵王町立円田幼稚園」に移転するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) ただいま上程した、これは円田児童館の場所の変更の条例の改正だと思っているんですが、議長、大変申しわけありません。次に上程される予定の第4号にちょっと関連あるので、質問を許していただきたいのですが、よろしいでしょうか。それで確認をちょっとここでとっておきたいんですが。4号の方に後で上程されるんですが、それとちょっと絡んでくるんです、この条例改正、今回のやつで。それを確認をちょっとしておかないと、次の議案第4号の方の次のやつで上程されるのの審議にちょっと支障を来すかなと思う部分がちょっとありますので。
○議長(村山一夫君) では、結構です。
○14番(馬場勝彦君) よろしいですか。今回移転するのはこれはわかるんですが、それで今回運営に関する条例の一部の改正の中で、これの第10条の中に、児童館の開園時間を規定した条項があります。次に、議長のお許しを得たからお聞きするんですが、次に予定されている議案第4号の中での条例制定の中で、この運営に関する条例が8時半から4時半まで開園ということが定められております。そうしますと、次の4号に来る条例の中に、児童クラブの延長ということで6時までということになっておりますが、これちょっとなぜ今回、今上程しております議案第3号の方に、改定を出さなかったのか、今回。それについて、まず確認をさせていただきたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
今のご質問でございますが、児童館の設置条例と児童クラブの設置条例を新たに設けるものですから、別々の条例でと解釈していただきたいと思います。新たに設けるものにつきましては、児童館の中に設置する場所を、その児童館を使って新たに設置するものでございますので、児童館と放課後児童クラブの条例とは別々でございます。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) 課長、そこの考え方なんですが、蔵王町で設置しております蔵王町児童館設置及び運営に関する条例の中で、児童館というのは一体でしょう。ここに第10条に、児童館の利用時間は午前8時半から午後4時30分までという規定をしております。そこの関連の中に11条に、「児童館は、児童及び児童の福祉に関係ある集会に限り、前条の規定にかかわらず使用することができる」という設置条例になっています。ですから、次の予定されているクラブ、児童クラブ設置条例とは、私は離して考えるべきではないと思っております。あくまでも児童館の中で児童館を使用するんですから、運営の中できちっとした時間を設置するのが正しい選択の仕方ではないんですか。やはり、ここで本来であればこのせっかく一部改正の条例を出すのであれば、そこまできちっと条例を整備して提案してくる方が、設置条例に沿った改正案になると私は認識しますが、もう一度説明をいただきたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
新たに第4号の中で詳細説明で行いたいと一つ思っておりましたが、基本的には児童福祉法の第6条の第2項に基づきまして、今回放課後健全育成事業を行っていくために設置するもので、児童館の運営するものとは別に考えております。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) その説明、どうも理解できないんですよね。町が定めているのは設置と運営に関する条例ということで、その開館時間もきちんと定めているわけですから、今後やはりそれを延長して固定的に使用するのであれば、この条例改正の中にやはり文章でそれを表現するような改正条例を出すのが、これを理解しやすいというか、運用しやすい改定案になるのではないのかなと私は認識するんですが、同じ施設を使いながらこの部分だけは違いますと言ったって、ちょっとその部分で整合性が果たして本当にとれるんだろうかと疑問を持ちますよ。
あと、私これ3回目なので、あと次、第4号議案のときにもうちょっと細部に対して質問させていただきたいんですが、その件についてちょっと聞きたいんですが、町長はどのような認識を持って今回条例改正案を出したのか、最後にお伺いしておきたいと思います。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) 担当課長が今説明したとおりで、私たちはそういう形でさせていただこうというように思っております。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) 今回、幼稚園の統合にかかわって児童館が円田幼稚園の方に移行していく。こういった形での住所変更もあるのかなとこのように思いますけれども、旧児童館におきましては大変築年数といいますか、そうしたのも大変経過しているのかなというふうに思いますけれども、今後こうした公共施設がいろんな形で使用が変わっていく、こういったことが大変多くなってくるのかなというふうに思いますけれども、今回この旧といいますか、現といいますか、この児童館の跡地について、今後の活用についてはなかなかそうした建築年数もあって見えない部分もございますので、その辺について今後の利活用についてお伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
現在の児童館は昭和43年に設置されて、大変木造の、また、戸自体もアルミサッシではなく木の枠の施設の建物でございます。それで、それにつきましては撤去するのも一つ考えましたが、ある程度利用再生かなと思って、今ちょっと倉庫として利用できないものかどうか、今ちょっと検討しているところでございます。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) いろんな財産を抱えて、大変管理なり何なり厳しくなってくる傾向もございますので、今後よくその辺、いわゆる賃借あるいは売却等もいろんな方法を考えて、今後の財政に負担のかからないようなそういう運営をしていただきたいなと、このように申し上げたいと思います。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第5 議案第4号 蔵王町放課後児童クラブ条例を制定することについて
○議長(村山一夫君) 日程第5、議案第4号 蔵王町放課後児童クラブ条例を制定することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第4号「蔵王町放課後児童クラブ条例を制定することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、「蔵王町児童館内」に、児童福祉法に基づく「放課後児童クラブ」を設置し、保護者等の就労形態の多様化に対応した「放課後児童」の健全育成と安全確保を図るため、条例を制定しようとするものであります。
なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いをいたします。
○議長(村山一夫君) 続いて、主管課長から詳細説明を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) それでは、議案第4号の詳細の説明をいたします。
本条例は、ただいま町長が提案理由で申し上げましたが、町内5館の児童館内に、児童福祉法に基づく放課後児童クラブを設置し、放課後児童の健全育成と安全を図るものでございます。
それでは、詳細の説明に入らせていただきます。
第1条、目的であります。児童福祉法(昭和22年法律第164号)でございますが、第6条の2の第2項及び第34条の7の規定に基づきまして、管理運営に関して必要な事項を定めるものでございます。
次に、第2条、名称及び設置場所でございます。名称につきましては、永野放課後児童クラブ、円田放課後児童クラブというように、地区名の次に「児童クラブ」となります。設置場所につきましては、町内5館の児童館に設置いたします。
第3条は、対象児童でございます。町内の小学校に在学する第1学年、7歳から第3学年、9歳までの低学年の児童の保護者などが就労等のため昼間家庭において保護を受けることができない子供が対象になります。
第4条は、利用の許可等になります。利用する場合は、町長の許可が必要になります。
第5条は、利用の制限になります。許可を受けた児童が規則で定めたものに該当した場合は利用の制限を受けることもあります。
第6条は、利用料になります。児童クラブの利用料は無料でございます。ただし、午後5時15分から午後6時までの45分間を延長利用した場合は、月額1カ月2,000円を利用料として納めていただきます。
第7条は、延長利用料の還付でございますが、町長等が特別の理由があると認めたときは、全額または一部を返還することができることを定めております。
第8条は、延長利用料の免除でございます。町長が特に必要と認めた場合は、延長利用料を免除することができます。
第9条は、委任事項でございます。
なお、この条例につきましては、本年4月1日からの施行を予定しております。
以上、詳細の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。本案に対する質疑を許します。10番高橋好夫君。
○10番(高橋好夫君) 第6条に、「児童クラブの利用料は無料とする」となっております。
ただし、児童、4年生以上ですか。児童1人につき、月額2,000円を毎月納入しなければならないとありますけれども、これは何に使用するこの2,000円なのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 今のご質問でございますが、小学校3年生までの子供が時間を延長した場合につきましては月額2,000円を頂くということでよろしいでしょうか。
○10番(高橋好夫君) それはわかるの。3年生から2,000円を納入しなければならないということはわかるの。それは何に使うのか。おやつ代に使うものなのか、何か材料費に使うものなのか。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 1年生から3年生の低学年の子供が5時15分から6時まで延長した場合につきましては、月額2,000円を頂くように条例でお願いしております。ただ、2,000円につきましてはいろいろ施設の維持費、管理費等に充てさせていただきたいと思っております。以上でございます。
○10番(高橋好夫君) はい、わかりました。それから、第……。
○議長(村山一夫君) ところで、質問をするのであれば、挙手をお願いします。答弁片方したんですから、もう1回挙手して質問するのならしてください。10番高橋好夫君。
○10番(高橋好夫君) 第8条に、「町長は特に必要と認めるときは、延長利用料を免除することができる」ということは、これはどういうような状態のものなのか、ご説明をお願いいたします。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 私どもで考えているのは、災害と火事等、いろいろな水害など、そういう災害に遭ったときに、その子供につきましては免除したいと考えております。以上です。(「はい、わかりました」の声あり)
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。1番相原八男君。
○1番(相原八男君) ただいま高橋議員も6条に触れましたけれども、この6条について私の方からももう一度確認しておきたいと思います。
ここで1年生から3年生まで、延長の場合は45分延長には月額2,000円頂くと。これ非常に見解が難しいのかなと私は思うんですよね。なぜかというと、夏なんかになると、もう非常に日が長いですよね。そうすると、一般的に遊んでいる子どもたちいっぱいいますよね。そうすると、片方は有料で片方は無料というような状況もあり得るわけですよね。そのような見解はどういうふうにとらえていくか、お聞きしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
今回の条例でお願いしているものは、あくまで登録された児童のことでございます。それで、今までどおり児童館事業としてやっている自由来館の子供さんにつきましては4時半までの遊び、それからそういう時間にとらさせていただきたいと思っております。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。
○1番(相原八男君) 確かにそういう見解はお持ちだと思いますけれども、ほかの親から見れば、片方は有料で片方は無料だというふうなとらえ方はどうしてもされてしまうと思うんですよね。それはあくまで登録制だというふうにお話でございますけれども、登録されないでも6時までいるよという子供がいっぱいいらっしゃると思いますね。例えばですと、そういうことがあり得るわけでね。(「ない」という声あり)ない。それをないというふうに言い切れるんだったらいいんですけれども、あり得るんじゃないでしょうかと私は言っているのね。それは仮定はだめなんですかということになるんですけれども、私からすればね。それは仮定はあるんですよ、ところがね。何でも絶対と仮定とはあり得ることですから、それをどのようにとらえていくかというのは非常に難しさがあるんじゃないかということを私は心配しているんですね。
ですから、そのことに関しては登録制ですよと、あくまでもね、思うんですけれども、冬場はいいですよね。大体4時半、5時になりますと暗くなりますから。大体早く帰っちゃいます。ただ、夏場というのは遊んでいる子供もいっぱいいるよというようなことから、私は心配している。これは働いている就労の方々からすれば、非常にすばらしいことなんですよ。ただ、それが不公平がないような体制を整えておいてほしいというふうに私は思うんです。それに関して答弁をお願いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 私どもとしてはやはりお金をいただくわけですから、やはりその辺の体制としてははっきりさせていただかないと不公平感が出てきますので、それについては十分注意していきたいと思っております。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) なぜこのような時間の延長をさせていただいたかというと、結局働くお父さん、お母さんたち、働く共稼ぎが多くなったということなんですね。そういった若いお父さん、お母さんたちの希望にかなえてあげようということで、この45分間の延長を今回させてもらったということであります。それとあとは、あくまでも自由来館の子供たちというのは、あくまでも4時半までということで、その辺のチェックをきちんとしておりますし、学校側の方もそれを指導しておりますし、そうでないと登録の子供と、それとあと自由来館の区別がなくなっちゃうんですね。そうすると、いろんな今度障害も出てきますし、そういったことでぜひひとつその辺は児童館の保育士の皆さんもしっかりその辺はやっておりますし、ただ、そういった今回の45分間の延長というのは、そういった希望にかなえてあげようということで、ただし、いろんなことを考えた場合に、維持していくためにもその辺の2,000円という一つの有料といいますか、お金を徴収させていただこうと。あくまでも月額でありますが、月額お一人2,000円というようなあれでありますので、ぜひひとつご理解賜りたいというふうに思います。
○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。
○1番(相原八男君) 確かに共稼ぎは多いですから、我が町としても非常に、我々もそういう要望をしてきたことは過去には多くあるわけですから、非常に内容としてはいいことだと。ただ、ここで年間というんですか、最初に登録をするですね、年度初め。あるいは途中で登録する。そういうのは有効に認めていくのかどうか、その辺のところも確認しておきたいと思います。あくまでも月決めなのか、お伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 基本的には月決めと考えておりますが、随時入る、出るですか、それは自由に私どもではしたいと。その家庭環境に応じて自由にしていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) この今回の住民からの大変要望もあった件なのかなというふうに、それに対してスピード感を持って今回上がってきたのかなというふうに思っておりますけれども、今回児童1人につき2,000円というきっちりした金額が出ておりますけれども、こうした算定の根拠といいますか、経過といいますか、そういった件と、例えば家庭によっては1世帯当たり1人の子供さんとは限らないのではないかなというふうにも思いますけれども、2人になった場合に、この1人頭2,000円という金額は変わらないのかどうか、あわせてこの辺についてもお伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
2,000円の算定の基礎でございますが、幼稚園の方で預かりにつきましては1時間3,000円という単価で来年度からお願いするようなことになっております。1時間で3,000円ですが、私どもの方は45分ですので、単純に3,000円掛ける4分の3ですか、にさせてもらいまして、数字が2,250円という数字が出るんですが、4分の3ですと。その250円の分は端数の分には処理させていただきました。1日100円と見て計算しております。
あと、保育所ですと、2人目、3人目ですと減額になっているんですが、これについては今回この放課後児童クラブについては1人、2人目も同じ単価でいきたいと思って考えております。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) 2人目になった場合、大変負担も大きくなるのかなというふうなことを考えれば、今後検討していただきたいことは、やはり半額にするなり、そうした方向性もあってはいいのではないかなと。今後の検討課題でございますけれども、この辺についての考え方をもう一回お伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) いろいろ各町村のことも調査させていただきました。時間としては3,000円という値段で大体のほかの町村やっているようでございます。そういうこともありまして、私どもの方は2人目も2,000円でお願いしたいということで考えております。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) 今回、各五つ、こうした児童クラブが開設されるわけですけれども、これの集団希望の人数についてはちょっとわからない点もございますし、先ほど馬場議員の方からもお話ありましたけれども、開所日あるいは曜日ですね。平日あるいは休日、そうしたこともなかなか見えない部分でもございますし、時間帯、こうした部分についてもちょっと見えない部分がございますので、この辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 数字的なものでございますが、現在、町内の小学校の1年生から3年生までの総児童数ですと327名ほどおります。それで、現在、昨年までですか、登録されている児童が学童保育ですと121人ほど登録されています。それで、いろいろ私どもの方もアンケート調査を2回ほどやりまして、保護者の方のいろいろご希望をお聞きしたんですが、最終的にはお願いしたいという方が16人ほどおりました。町全体で16人ほど延長を御願いしたいという、そういうことが出てきましたので、今回お願いしているわけでございます。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 8番松ア良一君。
○8番(松ア良一君) 今回こうした形での延長ということでございますので、この人員ですね、同じような人数体制でこれをやっていくものなのか、新たに人を配置してこれをやっていくものなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) これに当たりまして、45分間の延長だけでありますから、ただ、今の人数の中で時差出勤をさせながらどうにかやれないかということを担当課の方に話をしながら、今の保育士の皆さんと協議した結果、時差出勤をしながらきちんと対応していきたいということで返事をいただいたところでもあります。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。11番村上輝雄君。
○11番(村上輝雄君) ちょっとお聞きするわけですけれども、1人2,000円、そうしますと大体普通は1年おきにお産しても1年生と3年生ということになりますね。そうすると、月4,000円。双子、三つ子も生まれるのはないとは言えないわけでございまして、そういう家庭というのは大変厳しい生活だと思うわけです。私も双子の子供を育てたことがございますけれども、それにつきまして、その2人とか3人以上になった場合には幾らか安くしてやるとか何か、そういう考えはないのでしょうか。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) それに当たりまして、町長が特別に認めるときというのがあるんですね。それに当たりまして今後まず利用状況を見ながら、そして子育てに大変この社会現象に一生懸命に努力してくださっている若いご両親のことも考えながら、今後の推移をちょっと見ながら考える必要もあるのかなということで、この特別の町長の認めたときということを入れておりますので、その辺もう少し様子を見ながら考えていく必要があるだろうというふうには思っております。
○議長(村山一夫君) 11番村上輝雄君。
○11番(村上輝雄君) 大変思いやりのある町長のお話でございますけれども、まずひとつこれは何としてもそのような方向に進めていただくようお願いを申し上げまして、質問を終わります。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) 先ほどもちょっと絡んだので、ちょっと違う角度で質問をさせていただきたいと思います。
今回条例制定している放課後児童クラブ、これは国の厚労省の法律に基づいてあります。先ほど同僚議員の説明の中で一番危惧していた児童館の子供たちの利用のあり方の中で、蔵王方式と俗に言われる形がございました。それが消されないでそのまま運用されるということなので、それはよかったなと思っておりますし、また、この6時まで預かってほしいんだというのは、我々議会も議会報告会の中でいろいろなご意見を町民の方からいただいておる点でありますので、その部分については賛成でありますが、そこで確認をさせていただきたいんですが、この放課後児童クラブの運営に関して、これは県の方からの補助事業ということが絡んできます。そうしますと、この放課後児童クラブで利用日数というのもある程度定められております。それから、その1年間における事業等もある程度こなすように規定されています。それから、親子での行事等もその中に含まれていると。それをこなして始めて県の方からは対象補助事業ということになっているということで私は理解していましたが、そういう面についてどう、これを設置することによってそれをクリアしていかなければならないと考えますが、その辺について、今回の設置によりどう対応されるように考えておられるのか、まずその点についてお聞きをしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 県の補助事業を平成19年あたりから受けて、今年度ですと200万円ぐらい予算来ております。それにつきましてはちょっと制限いろいろ国の補助要項がありまして、20名以上の児童参加がないととか、いろいろ県の補助要項がありまして、それに適合するもので、蔵王町としては3児童館が適応対象の補助対象になって受けております。全館5館あるんですが、2館につきましてはそれは対象外の児童館になっています。利用人数の方からそういうようなことになっております。ですから、今後もそれにつきましては登録制ですか、登録をしていただきまして、なるべく町の負担を少なくするような体制をとっていきたいと思っています。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) 今の課長の答弁で、できるだけその補助事業等も受けられるような体制で運営していきたいという説明だったと思うんですが、そうしますと、先ほど松ア同僚議員が質問した中で、今度は対応する職員のあり方というものが、先ほど町長の説明では正職の職員の方々を中心に時差出勤で対応されるという答弁でありましたが、私気になるのはね、先ほど1回目の質問で言ったこの県の補助事業を受けるように進めていく。町の負担を減らしていくという形に持っていくのは、これはいいことだと思っております。しかし、それによって、通常小中学校休みの土曜日とか日曜日に行事をこなさないと、児童クラブの活動日数というものがクリアできない恐れがあるんですよ。それと、必ず親子で参加する行事等というのがその項目に入っていたと記憶していたんですが、そうしますと、そういう行事もこなしていきながらこの児童クラブを運営しなければならない。すると、必然的に通常休館の日も開園をしていかなければ、日数的なものもクリアできないと。そうしますと、今回条例であります。それから、これからはこの児童館の運営規則等も再度出してくるんだと思いますが、その辺を条例を制定する上に当たって、どこまで検討されてきたのか、その辺、先ほどの質問の中では答弁いただかなかったので、答弁をいただきたいと思います。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 蔵王町の児童館の運営方針につきましては、現在までの運営方針と変わりません。ただ、今までやっていました学童クラブの方が児童クラブの方にかわったような格好になります。ただし、小学校4年生から6年生までの子供さんにつきましては、今回の児童クラブからは外れまして、自由来館みたいな形になると思います。ですから、児童館そのものの行事その他一切のものは変わるものではございませんので、それで対応していきたいと思っております。
○議長(村山一夫君) 14番馬場勝彦君。
○14番(馬場勝彦君) 私の質問したのはそういうことじゃない。その逆なんですよ。ただ、条例を定めたときに、そういう運営の状況の中で、先ほど時差出勤という職員の関係を言いましたが、これ職員にかなりの負担がかかってくるんじゃないのかと。やはりそういうことをきちんと整理しないで、条例だけ制定しましたからというのでは、ちょっといささか運営上難しいものがあるんじゃないのかと。逆に、今回こういうきちんと規定に沿った1年から3年までの児童クラブを制定するということに当たれば当たるほど、この補助対象になっているものが今までいろいろな部分で活用していましたが、きちっとそれを整理させなくちゃならない部分も出てくると。そういうことをきちんと整理をした上で条例を制定していかなければ、問題が生じると思います。
それから、先ほど質問、前例で質問しましたが、開園時間においてもこの45分、結局45分ですね。4時半まで、それから5時15分から施設を使うと。その45分という間は条例上は閉園されているという解釈もできてしまう。これ、その部分を先ほどの説明では、45分間をどのような対応をしていくのかということ、そうすると、今正職だけではなくて臨職の方々にも手伝っていただいております。やはりそういう人たちの扱い方についてもどうしていくのかという、いろいろ検討しなければならない問題、細かいのが出てくるはずなんですよ。ですから、先ほどこの児童館の設置運営に関する開園時間等は前項できちっと5時15分までだったら5時15分までは開園するという条例改定が私は必要ではなかったのかと。その辺を改めてお聞きしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) 先ほども私お話ししたわけでありますが、この45分間延長するに当たって、職員との担当課長、責任者として、そして今携わっている方々との職員との話し合いをさせていただいて、それで時差出勤でやっていくということで了解をいただいているところでありますし、時差出勤をすることによって弊害が出るということはないということでありますし、これは企業でもやはり公の職場においても時差出勤というのは大いにあるわけでありますから、特に児童館の場合だと、ご存じのとおり午前中何もないということはないですが、午前中よりも、逆に子供たちが小学校、小学生の子供たちですから、3時以降が特に忙しくなるわけですから、当然午前中は午前中でまた児童館の役割というのがありますし、また、小さな子供たちが集まってくる場合がありますが、その辺をきちんと話し合いもしながら、そして職員との中で時差出勤で対応できるということでありますので、その辺を決めて今回条例に提出させていただいたということでありますので、ひとつご理解を賜りたいというふうに思います。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。7番尾関定法君。
○7番(尾関定法君) 今回の条例改正なんですが、まず、蔵王町児童館の設置及び運営等の条例を見ますと、利用時間が4時半までということになっていますね。今回のその放課後児童クラブ条例を見ますと、第6条で午後5時15分から午後6時までというように書いてある。そうしますと、この条例を読んでみますと、利用時間が5時15分まで今回延びたのかなというような理解もできるんですが……。(「6時まで」の声あり)これはあくまでも登録している子供さんですよね。登録していない、今まで通常のその4時半まで……。(発言者あり)すると、4時半ですか。そうしますと、この登録している児童が4時半まで、その後4時半から5時15分までの間はどう考えればよろしいんですか。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) 現在までですと自由来館ということで、1年生から6年生までにつきましては4時半で終わっていたんですが、登録されている児童につきましては5時15分まで館内にいたんですが、今回の条例改正で一番大きく変わる点につきましては、小学校4年生から6年生の高学年の児童につきましては、学校終わって4時半まで終わったら、あと家庭に入って家庭で過ごしてもらう。そういう基本的なものになります。以上でございます。
○議長(村山一夫君) 7番尾関定法君。
○7番(尾関定法君) 今課長の答弁であれなんですが、そうしますと、ちょっと私の考えなんですけれど、その登録している子供さんですね、4時半までは当然おりますね。そうすると、4時半以降に登録したその5時15分までの間に、一たん帰宅をして、またその5時15分に来るんですか。そういうことではないんですか。そういう子供さんたちは児童館内でどうしているんですか。
○議長(村山一夫君) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(山岸利男君) お答えいたします。
学校から放課後児童クラブの方に来まして、登録されている子供はそれで5時15分まで無料でいられるわけですね。その他、登録されていない児童につきましては4時30分までおられるわけですから、そこで登録されている児童が一たんうちに帰るということはございません。そのまま児童館というか、いてもらって結構でございます。(「わかりました」の声あり)
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。
これより、直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
10分ほど休憩いたします。
午前10時52分 休憩
午前11時02分 再開
○議長(村山一夫君) 再開いたします。
休憩前に引き続き、質疑を行いたいと思います。
日程第6 議案第5号 蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正することについて
○議長(村山一夫君) 日程第6、議案第5号 蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正することについてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。町長。
○町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第5号「蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正することについて」、提案の理由をご説明申し上げます。
本案は、国民健康保険税の「税率改定」を行うとともに、「納期数」及び「所得が少ない方に対する税の減額制度」を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
はじめに、「税率改定」については、国民健康保険事業の健全財政を維持するため、税率改定を行うもので、平均改定率は16.37%になります。
次に、「納期数」については、現在の9期から10期に増やそうとするものであります。
次に、「税の減額制度」については、前年の所得額に応じて、「被保険者均等割額」及び「世帯別平等割額」が軽減される制度でありますが、この軽減割合等を拡充し、所得が少ない方の負担軽減を図ろうとするものであります。
なお、詳細につきましては主管課長に説明させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(村山一夫君) 続いて、主管課長から詳細説明を求めます。町民税務課長。
○町民税務課長(村上重吉君) それでは、議案第5号の詳細説明をいたします。
本条例の一部改正は、ただいま町長が提案理由で申し上げましたが、国民健康保険税の税率改定と納期数の増及び減額制度の改定であります。
それでは、審議資料2ページをお開き願いたいと思います。
蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正する条例新旧対照表でご説明を申し上げます。
第3条から第5条の2までは、医療分の所得割、資産割、平等割、均等割の改定でございます。
第3条については、所得割額、税率100分の1.8ポイントアップの「100分の9.2」にするものでございます。
第4条につきましては、資産割額、税率100分の2ポイントダウンをしまして「100分の28」にするものです。
第5条につきましては、均等割額、被保険者1人当たり3,000円アップの「2万2,500円」とするものです。第5条の2につきましては、世帯別平等割額、4,000円アップの「2万5,500円」とし、特定世帯につきましては2,000円アップの「1万2,750円」とするものでございます。
続きまして、3ページをお開き願いたいと思います。
第6条から第7条の3までは、後期高齢者支援金分の税率の改定でございます。
第6条につきましては、所得割額の税率100分の0.4ポイントアップの「100分の2.5」とするものであります。
第7条につきましては、資産割額の税率100分の1ポイントダウンの「100分の9」とするものでございます。第7条の2につきましては、被保険者均等割額を1,500円アップの「7,000円」とするものです。第7条の3につきましては、世帯別平等割額を1,500円アップの「9,500円」とし、特定世帯につきましては750円アップの「4,750円」とするものでございます。
続きまして、第8条から第9条の3までは、介護納付金分の税率の改定でございます。
第8条につきましては、所得割額の税率100分の0.3ポイントアップの「100分の1.5」とするものでございます。
第9条の2については、被保険者均等割額を被保険者1人1,500円アップの「8,000円」とするものでございます。第9条の3につきましては、世帯別平等割額1世帯2,500円アップの「7,000円」とするものでございます。
国民健康保険事業の健全財政維持のため、課税総額に対しまして16.37%の改定率となります。
この改定の理由を申し上げますと、一つ目は、過去3年間で課税所得がおよそ3億2,000万円落ち込んだことと、二つ目は、療養給付費が平成21年度より約6,000万円増えていることにより、平成23年度以降約5,000万円の財源不足が発生することによる見込みであります。国保の健全財政のため、どうかご理解を賜りますようお願いいたします。
続きましては、資料4ページをお開き願いたいと思います。
第12条は、普通徴収によって徴収する納期数、現在の「9期」から一つ追加しまして「10期」に改定するものでございます。現在の2期が6月から5月に、3期が8月から6月に、4期が9月から8月に、5期が10月から9月に、6期が11月から10月に、7期が12月から11月に、8期が翌年1月から12月に、9期が翌年2月から翌年の1月に、そして新たに10期としまして翌年2月に納期を改定しまして、納税義務者の1納期当たり納付額の負担を減らし、納めやすくするものでございます。
次に、第23条は、国民健康保険税の低所得者軽減割合を、現在の4割・6割から、5割・7割に改め、新しく2割軽減を追加して、負担の軽減を図る改定でございます。
第1号は、6割軽減から7割軽減に該当する場合に減額される額を改定し、第2号では、4割軽減から5割軽減に該当する場合に減額される額を改定し、第3号は、新たに2割軽減に該当する額を規定しております。
続きまして、資料7ページをお開き願いたいと思います。
第26条の2は、75歳以上の方が被用者保険から後期高齢者医療制度に移行することにより、その被扶養者、65歳から74歳ですが、国民健康保険に加入した場合の軽減の額を改定するものでございます。
最後に、12月に開催されました国保運営協議会から答申をいただいております。その結果をご紹介いたします。「医療費は年々増加する一方、国民健康保険税の収入額が減少傾向となっている状況下では、国保税の税率改定はやむを得ないものと認めるが、町民の皆様には負担を求める以上、町としての徴収努力の姿勢を示してほしい」という答申を真摯に受けとめております。
そこで、現年度課税分の徴収率については、21年度実績89.33%を上回る90%を目標値に設定しまして、滞納繰越分につきましては、2,864万8,000円の予算額を計上して、町としての徴収努力の姿勢を数字に示した上で算定した今回の改定案であります。
この条例の改正につきましては、平成23年4月1日から施行したいと考えておりますので、どうか慎重にご審議の上、議案どおりお認めいただきますようお願い申し上げまして、詳細説明とさせていただきます。以上です。
○議長(村山一夫君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本案に対する質疑を許します。13番平間武美君。
○13番(平間武美君) 今、課長の方から長々といろいろと説明ありましたが、何点か町長に質問させていただきます。お聞きしたいと思います。
蔵王町の年間の所得が毎年減っているわけなんですが、そのようなときに税率を上げると。平成20年の蔵王町の2人世帯の所得は、平均ですが103万5,000円だったんですね。税率が17.9%。23年の見込みでは、1世帯当たりの所得が84万8,000円になるだろうと、明らかに減ることを予想しています。税率が幾らになるかといいますと、22.3%にもなってしまいます。これが我が蔵王町の実態なんですけれども、この事実を知っていますか。
それと、我が町の国保税の滞納額なんですが、これさかのぼって調べてみました。平成10年度の滞納は6,700万円ほどあったんですね。2年後の平成12年度は8,200万円に増えています。その3年後の平成15年は1億1,400万円に増えています。その4年後の平成19年、このときは滞納が1億5,200万ほど、また増えたんですね。平成20年になりますと1億6,500万円になっている。平成21年になりますと、この滞納額が1億8,000万円ほどになっているんですね。この11年、10年余りの間に累積の滞納額というのは3倍ぐらいになっているんですよ。この滞納の事実を知っていますか。
この滞納の事実というのは、払いたくても払えないということだと思うんです。今回値上げをすれば、さらに滞納が増えると思いませんか。ですから、この金額というものをなぜ一般会計からの繰り入れに考えなかったんでしょうか。お答えください。
○議長(村山一夫君) 町民税務課長。
○町民税務課長(村上重吉君) ただいまの滞納がこのような形で増えてきているというところで、今回なぜ一般会計から繰り入れないのかというような話でございます。
これについては、滞納の縮減については、町としては法にのっとりながら、納税相談を実施したり、事案によっては仙南広域滞納整理共同処理機関への移管等実施しております。議員さんおっしゃるとおり、しかしながら中には病気や失業などの理由で納付が困難な方もおります。大半は月ごとに分納納付をいただいているところが現実でございます。現年度分まではなかなか手が回らない方が大部分であります。状況によっては生活保護担当課とも連携を図りながら、生活基盤の安定を確保しておるところでございます。また、今回低所得者には負担軽減制度の充実を図りたいということで、今回の改定になってございます。
それから、一般会計からの支出をすれば改定する必要はなかったのではないかというようなご質問でございますが、基本的には特別会計としまして国民健康保険税の会計がありまして、ほかには社会保険などのいろいろな保険の会計がございます。これは議員さんもおわかりと思いますが、それらはその会計の中で負担を求めて運営されておると。そして、今回の国保税の改定については、国保会計以外の方、約7割の方がおりますが、その一般財源を充当することはいかがかと思われております。現在の国保加入者全体約3割でございますが、その中で対応するよう検討したものでございます。
なお、厚労省からの平成20年の9月付け通知によりまして、国保保険者の指導監督についての中にございますが、赤字保険者に対する財政の健全化がうたわれております。その内容はですが、赤字解消については安易な一般会計からの繰り入れに頼ることなく、そのために必要な保険税を設定しまして、収納率向上対策及び医療費適正化対策等を積極的に取り組むことというような通達になってございます。これらも含めまして、国保の中で対応したいと思っておりますので、何とぞご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。以上です。
○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。
○13番(平間武美君) 私が先ほど質問しましたのは、滞納者が毎年増えていると。そして、所得が減っている。また滞納が増えるんじゃないのかと。それで税収できるのかと。ここをまず第1点に述べたわけです。
それで、蔵王町の場合は、この国保に加入している人というのは約2,000世帯おるわけです。蔵王町の総世帯数は約4,000ですから、半分の方が国保に加入しているわけですね。今回この16.37%も値上げをした場合に、約49%の世帯が逆に軽減は受けるんですが、軽減を受けるということはですよ、逆に今まで滞納者が増えているわけですから、全額を納められない世帯が余計に増えるのではないのかと、こういうふうに言っているんです。
ですから、その点の実態はですね、今、わかりにくかったですか。もう言いますけれどもね、そのくらい、要するに国は今回軽減措置7・5・2割というふうにやってきました。それで例えば調べたんですが、これ平成22年度の基礎データによりますと、7割軽減される方というのは543世帯あるんですね。5割軽減される方というのは166世帯、2割軽減に当たる方というのは295世帯で、この国保に入っている方というのは正確に言いますと2,076世帯なんです。軽減される方の世帯は、先ほどの数字を合計しますと1,004世帯、実に48.36%は軽減はされるんです。しかしですよ、逆に言いますと、この半分の世帯の方たちの負担がすごく増えるということなんですよ。わかりますか。いや、アップするんですから。16%アップするんですから。ね。そういうことになります。
それと、先ほど厚労省の通達云々という話がありましたが、これは民主党政権になって何とか一般財源から繰り入れをやめたらどうだというような通達が昨年の5月に出たみたいです。ですが、一昨日ですか、我が党の志位委員長の質問によりますと、厚労大臣の細川律夫さんは、あくまでも一般財源から入れるなとは言っていないんだと、税収を上げるために徴収に努力せよと、そのようなふうに答弁しています。これは私、一昨日の新聞で読んで知っていますけれども。ですから、あくまでも国が言ってきたから、それに従わなければいけないというのはどこにもないんですよ。自治体、地方自治体の裁量に任されているということなんですね。
今回非常に不思議なのは、いつもですと所得税の確定というのは6月ですよね。6月の所得が確定してから7月の税制改正をすると。なぜ今回はこの2月の初めの議会にぶつけてきたというか、出してきたのか。ここがどうも私には理解できないんですが、その辺の答弁もお願いします。
○議長(村山一夫君) 町民税務課長。
○町民税務課長(村上重吉君) ただいまのご質問でございますが、答弁いたします。
先ほど軽減の中で、軽減される方が約半分になると、48%だというところで、その残りの半分の方が今回の国保の値上げの対象者になるのではないかというようなご質問だと思うんですが、よろしいでしょうか。ということで、ちょっと誤解をされているかと思うんですけれども、今回の国保改定については、先ほど言いましたように6割・4割の軽減が今までなんですが、次からは7割・5割・2割というような形で今回軽減を充実しようということで改正をお願いしております。その中で現在まで6割軽減の方が7割の軽減まで上げられると、要するに軽減されると、あとは4割の方が5割まで軽減されると、そして、新たに2割の方々をその所得に応じた方々を軽減するということでございます。
それで、今回の改定率はあくまで軽減をする前に対象者全員についての改定でございます。その中で改定した中で今度7割に該当した方なり、あと5割該当した方、2割該当した方が出てきますが、その負担分が本人からは負担するのではなくて、それが国と県と町でその分の保険料を肩代わりする制度がございます。その中で軽減のされた部分を国保の会計に入れていただくということで、あくまでもその軽減された方から除いて残った方々だけに16%の今回の賦課をするわけではございませんので、その辺をご了承願いたいと思います。
あとそれからですね……。あと、先ほど言ったように、通常ですといろんな所得とか固定資産とか確定するのが確かに議員さん言ったように6月確定して、過去にはやはり7月とか8月が改定している町村が結構多いと思います。ところが、今回なぜ今時期で改定をするのかというご質問でございますが、前回18年度のときに約26%という大幅な増税改定をしております。そのときに国保運営協議会の中で、7月に改定審議して4月に戻って実施するのはおかしい、不利益不遡及の原則に反するのではないかというようなちょっと意見が出てございました。今回は明らかに先ほども申しましたように、本年度以降の財源不足が見込まれております。その中でやはり新年度予算の前の段階でございますが、今回審議をお願いしまして、4月から施行したいということで今回お願いしておるものでございますので、そういう時期になったということでございます。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。
○13番(平間武美君) まず、後者の方のなぜこの時期かという、これはどうも不思議ですね。所得が確定するというのがわかるの、6月ですよね。では、なぜ、何か答弁になっていないような気がするんです。では、もう一回税のあれを計算し直して7月ごろやるということですかね。もしそうするとすれば、委託料とかたくさんまた費用かかってくるんじゃないですか。おかしいですよ。年2回やっちゃうと、そういうふうにとらえられますけれども。
それで、一番は何が問題かといいますと、その国庫負担金を減らしてきたと、国が。これが一番の原因なんです。だからこそ、地方自治体の国保財政が苦しくなったんだと。それと、一番最初に言いましたように町民の所得が減ってきているんだと、ここの兼ね合いなんですね。これも調べてみたんですが、蔵王町の平成10年度の決算と平成21年度の決算をちょっと比較してみました。医療にかかった分というのが5億2,768万5,000円、これ平成10年度決算ですね。高額医療というのが5,832万2,000円、合計で5億8,600万7,000円と。このとき、平成10年度は国庫負担金というのが2億8,262万8,000円あったんです。割合からすると48%なんですね。11年たった21年度の決算書を見てみますと、医療にかかった分というのは8億2,676万4,564円、11年たって3億ぐらい医療費増えているんですね。高額療養費はでは幾らかといいますと、6,887万6,000円、これは1,000万円ぐらい10年前より増えていると。ですから、高額療養費がうんと増えたから上げるんだというのは理由にならないんですね。10で割ると1年間100万円ですから。この医者にかかった医療費、それから高額療養費合わせますと、21年度は8億9,564万564円なんですよ。では、国からの国庫負担はどのくらいかといいますと、2億6,740万5,000円、11年前の平成10年より2,000万円ぐらい減っているんですが、医者にかかったのが増えたため、これを割りますと、国庫負担金というのは29%になるんです。ですから、我が蔵王町に対して48%も国は金をよこしていたのに、21年度では29%、20%も減らしているんですね。ここがこの国保を上げなければいけないという理由の一つにもなろうかと思いますが、やはり一番悪いのは国なんですよ。
それで、では我が町はどのようにしたらいいのかという形になると思うんです。これですね、やはり一般会計から出していただくと、これしかないかと私思うんですね。先ほど課長の答弁ですと、特別会計だから無理だみたいな言い方されましたが、ではこの間の議会会議でも漬物工場に1,060万円ほど出していますよね。本当そうでしょう、事実我々議決したんですから。今現在、ではどのぐらいこの足りないかというと、3,000万円必要なんですよね、平成23年度のこの国保財政会計において3,000万が赤になると。では、漬物工場に1,000万円出したり、あるいは何年か前からずっとやっている道路を、ほとんど車が通らない道路を広げたり長くしたり、それに1億円以上いっぱい年間かかっているわけですよ。あるいは、いろんな団体に補助金いっぱい出していますよね。100万円以上出している補助ありますし、商工会にだって結構出しています。本当ですよ。だったら、この命が大事なんです、人間。町民が大事なんですよ。町民の命が大事なんです。漬物工場の建物も大事でしょうけど、我が町民の命と暮らしを自治体が守らないでどうするんですか。やはりこの国保値上げというのは、町民の命にかかわります。病院に行ったら金いっぱい取られる。じゃあ病院に行かないかな。それで命をなくす人も出てくるかもしれませんよ。
やはり私はこの国保の値上げというのはこの時期にやるものではないし、ほかの市町村なんかでも一般会計から財源を国保に入れている町、市町村が結構あるんです。そういう実態をよく調べてもらって、我が蔵王町の町民の命を守るためにも、この国保値上げというのは絶対にやっちゃいけないとそのように考えますが、答弁お願いします。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) おっしゃられること理解するところもあるんですが、一つは国が先ほどおっしゃられましたように国保が国からの金が減ってきていることも確かであります。それと、町がでは全然金出していないのかということでありますが、実は町も繰り入れをしております。法定内の中で繰り入れている金額も5,700万ぐらいやっておりますし、法定外で繰り入れている金額もあります。それが大体約700万ぐらいですね。合わせて6,400万ぐらいがこの国保会計の方に繰り入れをしているということであります。そういって繰り入れているわけでありますが、なかなか難しい。というのは、先ほど担当課長が話しましたように、今の後期高齢者の方が約20%、そして今国保の方が30%強、合わせて約50%の方々が国保、蔵王町の場合ですね、でありますが、あとの半数の方々は、50%の方々は社会保険またはその他の保険ということであります。そういったことで、平等性的なものに当たって国が、またあと県からの指導もあるんですよ、実は。一般会計から繰り入れてはいけないということで指導もあります。そういったことで、やっている市町村も確かです。宮城県内ですと、岩沼とあとは川崎ですか、川崎町。ただ、当時の最初にやった方があれだったんですが、ただいま大変負担額が大きくなって、財政を大きく痛めているということでもあります。
そういった面で、実は私もこの医療費にかからないように早期に病気を見つけることが大事だろうということで、そちらの方に力も入れさせていただいております。そういったことで、平成20年度にも実は特定健診等の事業でありますが、40歳から74歳の方々でありますが、無料にさせてもらっております。これ平成20年からでありますが。あと、国保の人間ドックでありますが、これ蔵王病院で受けた方に限りでありますが、40歳、50歳、60歳という節目の方々に無料、これも人間ドックを節目のあれでさせてもらっています。それとあと、実は健康推進員をお願いして、各種検診の町民に対する啓蒙活動をお願いしておるわけでありますが、一時期やめた時があるんですよ。それは何かというと、個人情報の関係で国がですね、そうしたら受診率がうんと下がったんです。そういったことで健康推進員を私のこれは英断でありますが、またお願いをしながら、今健康推進員の方々に各戸を回りながら、そしてさせてもらっていると。そういうのをやりましたら、また受診率が高くなってきたと。ですから、郵送でやっても、なかなか返ってこない、状況がわからないというようなこともあります。そういったことを健康推進員の皆さんにもお願いをしていると。そういったことで、それとあと基本健康診査料金でありますが、実は平成16年の時に1,000円でさせてもらったんですが、17、18、19とこの3年間2,000円でさせてもらっていますが、平成20年度からは無料でゼロ円で基本健康の診療料をさせてもらっているということであります。そのほかにもあと子供医療費ということで、これも約3,000万以上の小学校6年生まで子供医療費を無料にさせていただいております。これ平成20年の10月からだったでしょうか、実施させてもらったわけですが、それとあと、今月でありますが、3種ワクチンでありますが、この3種ワクチン、ヒブだとか小児肺炎球菌、あと子宮頸がんと、そういったことを全部無料で3種ワクチンを2月14日から開始させてもらうと。
そのように、この病気にかからない方に大分お金をさせてきていただいておりますし、平間議員言われるのもよくわかるんでありますが、できるだけ税の滞納額もありますので、そちらの方に力を入れながら少しでも解消をして、この軽減に努めていきたいなというふうに思っておりますし、ぜひこの16%でありますが、今回上げさせていただきながら、できるだけこの努力をしておりますし、またあと、このようにいろんな病院の方に、やはり病院の方に何年もかかっていないと、やはり体を定期的に見てもらうということが大事だと思うんです。特に、高額の医療を求めざるを得ない患者さんが多くなってきて、急にこの医療費も上がってきているということも最近あるんです。それは心臓病なり、あと腎臓病なり、あと脳の病気、そういったやはり高額の病気にかかる方々が、あとがん等々ですね。そういったことが多くなって、どうしても医療費が年間当たり、その時期によっても違うんでありますが、2,000万円以上の基金から取り崩しがかかってしまうということ、今ちょうど底をついてしまったということもあります。
そういったことで、何もしていないわけではありませんが、先ほど述べたように子供医療費だとか、そうやって病院の方にかかりながら、そして常に健康を維持してもらえば、国保料が負担がかからないだろうという努力はいろんな面ではさせてはいただいておりますので、ぜひ今回の16%でありますが、ご理解を賜りたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。(「議長、もう1回いいですか」の声あり)
○議長(村山一夫君) 13番平間武美君。
○13番(平間武美君) 先ほど町長は、一般会計から繰入金を出しているんだというような言い方をされました。それで、私平成21年度の決算書を眺めてみたんです。一般会計繰入金に確かに6,621万円ほど入れています。ですがですよ、ですが、このうちの保険基盤安定基金安定繰入金3,300万、それから事業費等繰入金、これは1,710万、あと財政安定化資金支援事業繰入金、これ408万ほど。これらというのは国から来たんじゃないですか。一般会計からの繰り入れじゃないでしょう。私ね、それを調べた。我が町だけのその他一般会計繰入金というのはたったの113万なんですね。ですから、先ほど町長、一般会計から繰り入れ出しているんだと言うけれど……。(「法定内」の声あり)法定内ね。ですから、結局は国から来ている金なんですよ、それは。(「違う」の声あり)いやいや、実際我が町の一般会計の繰り入れというのは113万だけなんですよ。その説明は求めますけれどもね。ですからね。
あとこの間の全員協議会でこのもらった資料によると、平成23年度の予算見込みで2,579万も予備費とっているんですよね。約2,560万、2,579万。予備費これだけとっているのであれば、国保財政に回せるんじゃないですか。その一般会計繰り入れが113万しかないということと、この予備費の金、これを有効活用するということを考えないんでしょうかね。
いずれにしましても、町長、あと私おかしいなと思ったのは、私先ほど言ったように、平成10年と21年の決算で高額療養費は11年間で1,000万しか増えていないんですよ。高度高額医療がかかったからと言いましたけれども、1年間で100万ぐらいしか増えていないんですよね。ですから、高額療養とかそういうのがうんといっぱいかかる人が増えたからみたいな言い方されましたけれども、それはちょっと違うと思います。先ほど決算で私言ったとおり。
ですから、もう一度その一般会計繰り入れの113万しか入れていないという点と、予備費2,579万もとっているんだと。それと何かほかの一般、3,000万ぐらい私は浮かすことというか、投入することできると思うんですが、どうでしょう。
○議長(村山一夫君) 町民税務課長。
○町民税務課長(村上重吉君) 先ほど町長が申しました一般会計からの繰り入れの中で法定内、あと法定外とありますが、先ほど法定内については、ほかに県とかあと国から来たやつから出しているのではないかというような今ご発言でございましたが、これについては先ほど言ったように保険基盤安定事業等々で、これは国とあと県と町とということで法律の中で出す比率が決まってございます。ということで、国から来た金から出すのではなくて、あくまで一般財源の方からその分は国保の方に法定内として法律の中で出しなさいと決まっているものを出したのが、先ほど町長が言ったように5,700万ほど21年度ではあったと。そのほかに法律にはなかったんですが、この法定外ということで約700万ほど出しているという話でございました。その辺をちょっと誤解されますと、全部交付税とかその中から出しているのではないかという誤解をされますと、ちょっと別でございます。
それで、国保の医療費全体が、通常ですと全体の中の3割が病院等での窓口でかかった方が払いますが、その7割、残りの分が一応50%が国等で納める分、あとはその残りの50%が保険料等で納める分というような法律の中での決まりがあります。先ほど議員さんが言ったように、確かに16年度当時ですと、国からの補助金が40%、そしてあと国からの交付金が10%でやはり50%でした。それが17年度には36%と、あと交付金が9%、さらにはこの17年度がちょうど小泉内閣の時でございましたが、三位一体改革ということで、県に5%の負担が出てきたということになってございます。そして、現在においては18年度からですが、国の国庫が34%、交付金が国から9%、さらに県の方からが7%とここで上がってございます。確かに国の方が年々少なくなってございます。
それで、その残り分の保険料の中には、先ほど言ったようにいろいろ財政安定化支援事業と、あとは保険基盤安定化事業等々ございます。それによって残りの50の負担をするんですが、そしてそのした中で保険料として現在21年当時ですと約28%が一応保険料の中で賄ってございます。あとの残りがそのような制度の中で補てんされているということでございます。ということで今なってございますので、ちょっとご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。1番相原八男君。
○1番(相原八男君) 町の人口減というのが、これ一番大きな要因をなしているのかなと一つは思うわけですよね。それが当然かける方が、保険納入者が少ないということになってきますけれども、私が一番思うのは、そこで町の方々の今国保に加入されている方々の減少、これはこれからも続くのではないかなというふうに思うんですね。それから、この間データいただいた中でもそういうふうなことがずっと続いておったわけですね。その続いておった中でその見通しが少し甘かったのではないかなというふうに思うんですね。その見通しの甘さ、要するに平成18年度に見直しをしまして、そのときも大きな20%からのアップをお願いした。今回も5年ごろで大体見直されて、そしてどうしても基金も枯渇したということでこういうふうな形で改正の内容を出されたということだと思うんですが、これどこか途中でもう少し町民の軽減される、それからアップ率の少ない、そういうふうな方法がとれなかったものか、お伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 町民税務課長。
○町民税務課長(村上重吉君) ただいまのご質問でございますが、お答えいたします。
もうちょっと早めにこのような16%以上もの改定にしないで改定する時期を早めたらどうだったかというようなご意見だと思いますが、これについては国保税の改定については、先ほど申したように平成18年度に行いまして、あと平成20年度に後期高齢の改正時がありまして、そのときは若干入れ替えというような形で改定をしております。通常はやはり3年に一度ぐらいに改定をするところでございますが、先ほど言ったように国保の方々に対してご負担をいただくのも大変というところで、ここ2年間は黒字だったというところもありまして、その基金も4,000万ほどありました。その中で運用してきましたんですが、昨年あたりに改定をすれば、その分値上げ幅も例えば10%とか8%とかということにはなると思うんですが、そういうところで加入者の負担を抑えるためにぎりぎりまで運用できるなということで今回まで来たというのが現実でございます。
それで、どうしてもやはり今回来年度、23年度を積算したところ、赤字になるなということになりました。それで、どうしてもこれを皆さんにお願いしなければこれは乗り越えられないというところまで来ております。決算でどう出てくるかわからないですが、基金もよくよく現在のところは33万しかなくなってございます。あと予備費もよくよく底をついてきています。この中で県の指導をよく受けておるんですが、あくまで基金としては療養給付費の月当たり現在は約7,260万ほどなんですが、毎月、これの2カ月ぐらいは基金としてとっておかなければいけないということで、蔵王町とすれば約1億4,700万ほどぐらいの基金がないと健全運営ができないというようなことがあります。さらにまた、予備費としてはそれの1カ月分相当ぐらいがあればということで、約7,200万ほどがあれば健全な財政だというような形になるということの指導を受けておりますが、そういうところまでは今回は考えておりませんが、あと3年はやはりこの改定をいただいた中で運用していきたいなと思っておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 1番相原八男君。
○1番(相原八男君) どの自治体もある程度国からの厚労省の指導を受けながらどうにか国保を維持しながら細々というか、赤字にならない程度に進めているというのが現状ではないかなというふうに思います。そういう中で社会保険あるいは労働保険等いろいろありますけれども、それもやはりすべて現在は加入者がどんどん減っている関係上上がっているというのが現状でございます。我が町のこうした急を要するような内容になっていることに関しては、当然それに匹敵するものというふうに考えられるわけでございます。やはりこの内容を十二分に町民に納得得られるような説明をしながらしていかなくてはならないというふうに思いますね。それをやはりこれは行政側の責務だというふうに思います。このアップ率を十二分に理解できるような説明をしていかなくてはならない。上がった理由を説明しなくてはならない。それを十二分に検討していただきたいというふうに思うわけですね。
それから、これから大きな形で負担率は増えるわけです。ただ、町長がお話しのとおり、いろんな医療検診を行いながら、余り大きな病気にならないうちに予防しようという姿勢というのは非常に大事なことだと思います。これからはそれに関してはより以上努力していただきたいというふうに思うわけですね。ですから、我々にとってはこの今回の国保の中身を精査させていただきましたけれども、なかなか我々も、それから町民にもすぐ理解を得るということは大変だと思います。それを間違いないように方向付けをしていただければなというふうに思います。
なお、町長のこれからのこういった我が町の高度医療あるいは高齢化に対する医療とか、高額医療とか、これは増える一方だと思います。それに関してのこれからの町長の心情をお伺いしたいと思います。
○議長(村山一夫君) 町長。
○町長(村上英人君) だれしも上げたくないんですよ。本当の話。実は私、就任させていただきましてまだ6年ちょっとでありますが、もう2回目になっちゃうんです。その前は8年ですね。私がなる前は基金があって、基金を全部取り崩していて底になっちゃったんですね。底になって、そして私が就任してやらざるを得ない。その前は、私がなる前は8年間上げていないんです。ですから、ある程度、先ほど担当課長言ったように3年に1回ぐらいずつ見直しをしていくべきなんですね。どこの市町村等もあれであります。ですから、何億という金が全部底をつくまで全部やっていったんです。それが大きなあれであろうと。ですから、やはり町民の皆さんたちにお話をしながら、この財政状況もですね。そして、やはりこの基金の状況も話しながら、ある程度三、四年ぐらいの見直しをしていくのが私は必要ではないかなと。ただ、平間議員から言われるように、やはり国が下げた分は町が持っていくべきではないかということもわかるわけでありますが、ただ、いろんな法定外、いろんな国、県の大きな指導、それに今度誤りをしちゃうと、ちょっといろんな余り言えないんですが、ちょっとおしかりを受けると、その分ちょっといろんなものもあります。
そういったことで、できるだけ病気にかからない方に今後も力を入れていきたいと思いますし、このように子供たちも小さいうちから病気というものに、そして病院というものに足を運んだり、いろんな予防等々に先ほど述べたようにそちらに力を入れておりますし、今回ぜひひとつご理解を賜りたいというふうに思っています。
○議長(村山一夫君) ほかにございませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。13番平間武美君、登壇願います。
〔13番 平間武美君 登壇〕
○13番(平間武美君) 議案第5号 蔵王町国民健康保険税条例の一部を改正することについて、反対の討論をします。
蔵王町の国保に加入している約2,000世帯の年平均所得は、平成20年度は103万5,000円、その国保税が17万9,000円、年所得の17.2%の割合でした。それが平成22年度では、所得が88万4,000円に下がり、国保税が17万3,000円で、税の負担率は19.6%にもなっています。23年度の見込みでは所得はさらに下がり、税率改定によって税が値上げされると負担率は22.3%となり、ますます税負担が大変になります。
国民健康保険は自営業者や社会保険以外の加入者で成り立っており、所得が少ない人たちが多く、高過ぎる国保税を払うのが大変な人がたくさんいます。現在加入している2,060世帯のうち、年所得が33万円以下の709世帯、約34%が低所得世帯として税の6割、4割の軽減を受けていますが、23年度にはさらに49%の世帯が軽減を受ける見込みです。軽減制度の意味は一部の困難な人を救済するものであって、半数が対象になるというのは異常です。これはこれ以上の税負担は無理だということであり、値上げしても全額を納められない世帯が増えるのでは、増税では解決できないということです。
町は当面来年度には3,000万円が不足すると説明していますが、この分を一般会計予算から出すことによって保険税の値上げをしないで済みます。町は国保に加入しているのは町民の一部だから公平性からここだけに予算を使うことはできないと言いますが、一部の業界や町民活動にも補助金を出しているのですから、当然国保にも出せます。国保は町民の暮らしと健康にかかわることなのですから、最優先されるべきなのです。
これまでは3月の確定申告で所得総額が決まり、それに基づいて7月に税改定が行われてきました。今回はなぜ2月のこの議会への提案なのか。議決を急ぐのではなく、町民の声を聞いた後に慎重に審議し決定すべきです。
健康保険や年金など、社会保障は国の責任です。国保設立当時には国庫負担金が医療費の50%となっていました。それが小泉改革などによって現在は何と23.5%に削減されてしまっています。国庫負担率をもとに戻せば、加入者の国保税は値下げできるのです。このように国が社会保障費を削減し制度の改悪を進める中で、直接住民と接する市町村の役割はますます重要になっています。安易に国の政策に追従するのではなく、市町村の責任で住民の生活と健康を守る努力をしなければ、この地方の衰退を止めることなどできません。
この最重要の課題からすれば、町が緊急性のないところに使おうとしている予算は幾つかあるはずです。私は、国保税を値上げすることに断固反対ということで、この討論を終わりたいと思います。同僚、先輩議員の方、どうか私の意見に賛同願いますことをお願い申し上げまして、反対討論といたします。
○議長(村山一夫君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。8番松ア良一君、登壇願います。
〔8番 松ア良一君 登壇〕
○8番(松ア良一君) 大変つらいのですが、ただいま上程されています議案第5号について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
今回の税率改定に対しまして、値上げを進んで肯定するものではございませんが、ただ、町民の健康保持並びに健康増進、その生活の安定と福祉に資する相扶共済の精神に基づくならば保険制度の維持をしなければならない、こういう観点からでございます。
最近の国保財政を取り巻く環境が悪化し、昨年県内市町村では税率改定が相次ぎました。そうした置かれている現状をまず認識しなければならないな、このように考えているところでございます。我が町においては、22年度収入の保険税が500万円の減、そして前期高齢者交付金が5,000万円減額となりました。このため、一般家庭の預貯金とも言うべき財政調整基金も30万円を残して4,000万円を繰り入れし、支出では医療費に充てる保険給付費が前年度と比較しまして5,600万円ほど伸び、また、介護納付金の360万円の増加などが重なったことが国保財政の運営を一層厳しくしているものだと思います。
そして、国保会計ならではの特殊事情がございます。一般会計なら歳入に合わせて歳出予算を編成するのですが、国保会計は歳出の必要額に合わせて歳入予算を組む構造でございます。歳入は国、県からの公費負担と加入者の支払う税で賄っている現状でございます。必要額が増えた場合は、国、県からの公費が増えない限り加入者が負担しなければならないため、絶えず必要額の確保に追われることや、収入が安定しない被保険者の構造的な問題を抱えている。したがって、国の制度改革が喫緊の課題でございます。しかし、その広域化の制度改革が早くて26年になるのではないか、このような公算が大変強くなっているため、現時点では国保財政の安定的な運営が求められているわけでございます。
今回の改正では、低所得者に対する軽減が6割と4割軽減の二つであったものが、7割、5割となり、さらに2割軽減が加わったことにより、これまで軽減できなかった世帯にも入るようになったこと、そして資産割が引き下げられたこともあって、本来の改定率を少なからず圧縮したものになっているのではないかな、このように思うのでございます。さらには、加入者負担を少なくするため納期を10期に増やすなどの改善点が見られ、被保険者に対する配慮がうかがえます。
しかしながら、今後我が町では平均世帯数及び被保険者数が年0.2%ずつ減少傾向にあり、それに反して1人当たりの医療費が年2%ずつ増加している現状から、次の3点のことを取り組む必要性があると考えます。
まず、1点目、医療費の適正化に向けた健康増進事業の強化。2点目、ジェネリック医薬品料の差額通知の推進。そして3点目、税の公平性の観点から、収納率の向上に向けたきめ細やかな体制整備と、あわせて滞納縮減に一層努めていただくこと。
以上のことを申し上げ、賛成討論といたします。何とぞ先輩、同僚議員のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(村山一夫君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。
これより、直ちに採決いたします。採決は起立によって行います。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起立10名〕
○議長(村山一夫君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第7 議発案第2号 患者の窓口負担大幅軽減を求める意見書案の提出について
○議長(村山一夫君) 日程第7、議発案第2号 患者の窓口負担大幅軽減を求める意見書案の提出についてを議題といたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議発案第2号 患者の窓口負担大幅軽減を求める意見書案の提出については、所管の教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの休会中の継続審査とすることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの休会中の継続審査とすることに決しました。
これをもって、本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
○議長(村山一夫君) 休会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
この日ごろ議員活動がしやすくなる時期でもありますし、今月15日は2町村が我が町に議会研修に参ります。そういう中で、本当に我が町がこういうふうな改革を進んでいるんだと、そういうような格好になればと。町長もご理解のある町長でありますから、議会としての申し入れに対してスムーズにそれを受け入れてくれるのではないかと思いまして、本当の議会改革はこれからだと私は思っております。そういうものに対しても本当に皆様方とともによりよいこの改革にしていくことを願いまして、休会に対してのごあいさつといたします。
次に、町長からあいさつがあります。町長。
○町長(村上英人君) ただいまは3件のご審議をいただきまして、そして全議案とも可決決定いただきまして、本当にありがとうございました。
これから3月当初予算でありますが、今最後の大詰めに入っております。
これからまた寒さが厳しくなりますが、ひとつ皆さん体の方にご自愛をいただきながら、町民の、そしてお互いに切磋琢磨、頑張ってまいりますよう、よろしくお願い申し上げながら、御礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(村山一夫君) お諮りいたします。本会議はこの後、明日2月5日から3月31日までの55日間を休会としたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村山一夫君) ご異議なしと認めます。よって、明日2月5日から3月31日までの55日間を休会とすることに決しました。
本日は、これをもって散会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
午後0時13分 散会