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健康を守る行事



健康一口メモNo329
仕上げ磨き

村上歯科医院  院長 村上 恵美子 先生

 虫歯にならないようにするには、歯磨きが大切です。小さい子どもは初めは上手にできませんので、仕上げ磨きが必要になります。仕上げ磨きは、磨き残しをきれいにするということだけでなく、口の中をよく観察することによって、歯の成長や体調などを確認するためにも大切です。
 まだ歯磨きの習慣がついていないとき、パパやママ、お兄ちゃんお姉ちゃんが、食べた後や夜寝る前にいつも歯磨きしているのを見ていると、興味をもってきます。歯ブラシをもたせるとまねっこして、だんだんと歯磨きらしくなってきますが、汚れはあまりとれていません。
 仕上げ磨きは、最初に歯ブラシを口の中に入れられることに慣れてもらうことが大事です。一番磨きやすい、前歯をちょこっと磨いてみて、反応を確認しながら、ちょこっとの時間を長くしていくと、だんだん全体を磨かさせてくれるようになります。嫌がるときもありますが、そのときは無理をせず、優しく見守り待ってあげましょう。
 仕上げ磨きは、子どもが一人で上手に歯磨きできるまで、小学校低学年までは続けてほしいものです。仕上げ磨きを卒業しても、奥歯が抜けて永久歯が生えてくる時期になったら、磨き残しが無いか のチェックも必要です。

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