蔵王病院改革プランの評価・検証結果報告
  ・蔵王病院改革プラン評価・検証結果報告
・永野幼稚園への送迎は蔵王病院バス
総合評価はAランク(適正)


4月から円田・平沢地区の幼稚園児の送迎をする蔵王病院バス。
町民の皆さまに親しみや愛着を持っていただけるよう、
車体外観にオリジナルデザインのラッピングを施して運行します

 蔵王病院は、昨年末に町医談会、国保運営協議会および蔵王病院運営委員会それぞれの代表者3名を加えた11名の委員による「蔵王病院改革プラン評価・検証委員会」を開催。平成21年度蔵王病院事業に係る点検・評価を行いましたので、その結果を町民の皆さまにお知らせいたします。

評価の基準

 今年度も適正な評価を行うため、昨年度と同じように表1のとおりの「評価基準」を設けて、平成21年度における「蔵王病院改革プラン」の目標値と決算における実績値を比較すると共に、達成率を確認する方法により評価を行うことにいたしました。

病院の決算状況

 平成21年度の病院事業においては4,169万5千円の黒字決算となりました。改革プランの目標値に対する達成率と評価の内容については次のとおりです。
◆経常収支比率の目標値101.5%に対し、実績値は110.9%の結果となりました。達成 率は109.3%となったことから、評価基準により「Aランク」となりました。
◆一般会計繰入金は、目標額と同 額が繰り入れられました。達成率は100%となったことから、評価基準により「Aランク」 となりました。
◆病床利用率の目標値91.1%に対し、実績値は95.9%の結果となりました。達成率は104.8%となったことから、評価基準により「Aランク」となりました。

病院経営の効率化・改善策

 改革プランの内容は、病院職員の定員管理を含めた効率化・改善策を策定しました。次年度以降に実施する項目もあるため、着手した項目について評価を行いました。
◆病院職員の定員管理は、表2のとおり目標人員数と同じ職員数となりました。達成率は100%となったことから、評価基準により「Aランク」となりました。
◆改善策等の実施状況については、年次計画により着手していないものを除き、@〜Dの5項目について評価を行いました。
@町職員が人間ドックなど積極的に当院を利用することにより、患者数と収益の増加を図る。
A歳出予算における減額要請ならびに支出抑制を継続する。
B「広報ざおう」に蔵王病院の連載コーナーを設け患者数の増加を図るとともに、病院の経営に関して理解をいただく。
C患者送迎バスの運行(ボイラー管理などを含む)を業務委託する。
D管理栄養士による「栄養ケアマネジメント加算」を実施する。
E給食部門の調理業務を委託する。(実施目標/平成22年度)
 5項目に対する個別評価は、C・Dが「Aランク」、@・Aが「Bランク」、Bが「Cランク」となり、改善策など全体としての評価は「Bランク」となりました。

委員会による総合評価

 当委員会では平成21年度の改革プランの実施状況は、表3のとおり総合的な評価を「Aランク(適正)」と決定しました。
 この評価結果を受けて、これからも患者さまの利便性を図りながら経費の縮減や収益の確保に努め、地域の医療を守っていきます。
問い合わせ先/町国民健康保険蔵王病院 TEL0224−33−2260

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永野幼稚園への送迎は蔵王病院バス

 4月1日から永野・円田・平沢幼稚園の統合に伴い、永野幼稚園に通園することになる円田・平沢地区の園児の送迎を蔵王病院バスで行うことになりました。
 園児の送迎は、蔵王病院の利用者送迎前の時間帯に行い、安全確保のため幼稚園の先生が乗車します。運行時間は次のとおりです。送迎バス利用を申し込んだ方は、事前に説明した内容を守るようお願いします。
 また、園児送迎後のバス運行時間も変更となります。新しい運行表は受付窓口に準備しています。
問い合わせ先/町国民健康保険蔵王病院 TEL0224−33−2260、永野幼稚園 TEL0224−33−3579

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