各種報告

議長に村山一夫議員を選出
副議長には馬場勝彦議員


 町議会議員選挙後、初の議会が3月6日に招集されました。
 初議会では、議会を代表して議事運営などを行う議長と副議長の選挙を最初に実施しました。今回の選挙では、立候補者による所信表明を行った後に無記名投票を行い、議長に村山一夫議員(75歳・曲竹北区・8期目)が、副議長に馬場勝彦議員(60歳・小妻坂区・7期目)が当選しました。
 また、仙南地域広域行政事務組合議会の議員などを選出したほか、各常任委員会の委員などを決定しました。

 村山議長の就任の抱負を紹介します。

 この度の議会改選に当たり、議会議長の職を仰せつかりました。
 議会議長という要職に就かせていただくことは、誠に身に余る光栄でございますし、同時にその責任の重大さを感じているところです。まず改めて皆様方のご厚情に深く感謝を申し上げます。
 さて、我が町議会も「通年議会、議会基本条例」の活用方法を考えなければなりません。魂の抜けた条例に魂を入れていくと共に「積極的な住民参加」を求め、住民に信頼される議会づくりに努力をしてまいります。
 これまでの議会改革の流れを断つことなく、議会・議員に求められる役割を十分に果たし、さらなる議会の機能強化と町民の皆様と共に考え・共に歩む議会、町民の皆様に開かれた議会の構築を目指します。
 町民の代表として、その負託と信頼に応え、町民の皆様が蔵王町で「生まれ・育って・住んでよかった」と思っていただけるよう全力で当職に取り組んでまいりますので、なお一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、就任のあいさつとさせていただきます。
 蔵王町議会 議長 村 山 一 夫

仙南地域広域行政事務組合議会議員
村山一夫(議長)
齋藤英之(選挙で選出)

白石市外二町組合(刈田病院)議会議員
大沼昌昭(選挙で選出)

後期高齢者医療広域連合議会議員
村上一郎(選挙で選出)

議会運営委員会
 議会を円滑に効率よく運営するために設けられています。
委員長 馬 場 勝 彦
副委員長 松 ア 良 一
委 員 大 沼 昌 昭
委 員 平 間 武 美
委 員 佐 藤 長 成
委 員 三 沢   茂

議会広報編集特別委員会
 皆様に議会の様子を伝える議会だよりの編集・発行を行うために設けられています。
委員長 葛 西   清
副委員長 齋 藤 英 之
委 員 加 川   敦
委 員 平 間 徹 也
委 員 遠 藤 裕 一
委 員 外 門   清

監査委員
佐藤敏文(町長選任・全会一致で同意)



議会の動き(2月〜5月)

2月5日

7日
27日
28日

3月6日

9日

10日

11日

12日
16日
17日


19日
23日
24日

25日
4月7〜10日
15日
22日
28日


仙南・亘理議員合同研修会(ございんホール)
議員全員協議会(期末手当の改定について)
大河原町議会議員研修会(大河原町中央公民館)
初当選議員研修会(応接室)
新議員顔合わせ会(役場委員会室)
第2回定例会打ち合わせ会(役場委員会室)
第2回定例会・本会議(議長・副議長選挙等)
議会運営委員会(第2回定例会日程等について)
広報広聴常任委員会(議案検討会)
議員全員協議会(刈田病院への貸付金等について)
総務経済常任委員会(議案検討会)
教育民生常任委員会(議案検討会)
本会議(当初予算・総括質疑)
予算特別委員会(審査日程等の決定)
本会議(条例改正・補正予算等)
予算特別委員会(当初予算審査)
議会運営委員会(一般質問等について)
予算特別委員会(当初予算審査)
議会広報編集特別委員会(164号企画)
予算特別委員会(当初予算審査)
予算特別委員会(当初予算審査)
予算特別委員会(当初予算審査)
本会議(当初予算、追加議案等)
本会議(一般質問5人)
議会広報編集特別委員会・議会だより164号執筆
議会運営委員会(4月会議日程等について)
議会広報編集特別委員会(議会だより164号校正)
議会運営委員会(4月会議について)
議員全員協議会(新型コロナウイルス感染症対策について)
4月会議・本会議(補正予算等)


※5月に開催を予定しておりました議会報告会は、 国内の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、 延期とさせていただきます。



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町の仕事をチェック!!

広報広聴
連合審査

議会報告会に伴う所管事務調査
 議会報告会でいただいたご意見やご要望のうち、7件について所管事務調査を行い、3件の指摘意見を出しました。

■調査の内容
 令和元年12月19日に、各所管課より課長等の出席を求めて調査を行いました。

■委員会の指摘意見
【総務課所管】

 災害時の避難所開設においては避難所の立地条件及び建築物の安全を確認することとしており、自主避難所の開設も含め、施設管理者や行政区長等と十分連携を図るとともに速やかな資機材の配備についても十分検討すべきである。

【建設課・農林観光課所管】
 向山地区の水害対策について、黒沢尻用水路の復旧事業及び再災害防止対策事業が実施されるが、今後全体的な排水計画の策定を検討すべきである。

【農林観光課所管】
 集団転作については、集団転作組合における作業受託者の選定や作付作物の検討のほか畦畔を含め、農地の適正な管理についても指導すべきである。


台風19号の影響により向山区内黒沢尻用水路が決壊しました。




意 見 書

蔵王町議会では、議会基本条例で請願や陳情を町民の政策提言と位置づけており、提出された請願・陳情をしっかり審査しています。

 総務経済常任委員会に審査が付託された、意見書の提出を求める陳情について、1月6日の令和2年定例会において、委員長から審査報告を受け、総務経済常任委員会審査付託の「免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて」は全会一致で採択され、議員提出による意見書も全会一致で可決しました。意見書は関係行政庁に送付しその実現を要請しました。
 また、同じく総務経済常任委員会審査付託の「ライドシェアの導入に反対し、地域公共交通の充実を求める意見書の提出を求めることについて」は賛成者なしのため不採択となりました。


「免税軽油制度の継続を求める意見書」
 提出者 葛西 清議員 賛成者2名
 提出先 内閣総理大臣 ほか4名

(要旨)
 これまで当町の基幹産業である農業と観光業の経営に貢献してきた軽油引取税の課税免税の特例措置(以下「免税軽油制度」という。)が、令和3年3月末日で廃止される状況にある。
 免税軽油制度は、道路を走らない機械に使う軽油について、軽油引取税(1リットル当たり32円10銭)を免税する制度で、船舶、鉄道、農業・林業、製造業など、幅広い事業の動力源の用途に認められてきたものである。
 免税軽油制度がなくなれば、農業経営への負担は避けられず、軽油を大量に使用する畜産農家や野菜・園芸農家をはじめ、農業経営への影響は深刻である。
 また、本町のスキー場では、索道事業者が使うゲレンデ整備車、降雪機等に使う軽油が免税の対象となっており、この制度がなくなれば大きな負担増を強いられ、スキー場の経営維持が困難になり、地域経済にも計り知れない悪影響を与えることとなる。
 よって、地域農業や観光振興と事業者の経営安定を維持するため、免税軽油制度の継続を強く求める。


トラクターにも軽油が使用されています。


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