■質問
シルバー人材センターは、3年前の一般質問時には、県内35市町村のうち17市町から現在、31市町村が設立済みで、蔵王町を含む4市町が未設立となっている。
社会情勢も大きく変化し、高齢者の生きがいや地域社会の活性化等に大きく貢献できるものとして他の市町村でも設立に取り組んできたものであることから、本町でも設立に向けて取り組むべきではないのか。
■町長
財源確保の課題もあり、また個人や団体等、設立について要望されたことがなく、国の補助要件を満たす登録会員や就業人数の確保は困難と考える。
設立の意義は認めるものの、状況を勘案して設立については、慎重に検討を重ねていく。
■再質問
個人や団体等から設立について要望がないとの答弁であるが、認識違いではないのか。議会報告会のなかで再三出され、報告書として町長に報告している。
本年4月に設立した川崎町では、年に1回町民懇談会を行っているが、本町では議題のない町民懇談会はしないとの町長の考えであるが、協働のまちづくりを進めていくためには住民と意見を交換して進めていくべきと考える。また、国の補助対象の100名の登録人数だが、川崎町では、当初50名を目標に設立し、現在は82名の登録になっている。3年後の100名を目標にしており、その間に宮城県の補助100万円を受けている。
考えを新たにして、前向きに検討してみてはどうか。
■町長
シルバー人材を利用されている方はたくさんいるが、本町は農業と観光の町と言うことで、働く場所もあり、なかなか100名の登録により補助を受けることは難しい環境にある。
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