笑顔あふれる町に
　私は蔵王町で生まれ育ち、現在は4児の母として生活しています。
　蔵王町は自然豊かで、地域全体がつながり合いながら生活しているすてきな町だと感じています。
　また、町では子育て支援をはじめ、さまざまな支援や補助金制度が充実しており、大変助かっております。
　その中で生活していて最近感じることがあります。それは、子どもたちが外で遊ぶ時間が少ないことと高齢者の方と過ごす時間があまりないように思います。近くに公園がなかったり、核家族化が進んでいるためだと考えています。そこで公園の整備や児童館・子育て支援センターの充実、教育の場や町全体での高齢者との交流の場を増やしていただき、子どもたちがさまざまな世代の人の中で元気に成長してほしいと願っています。
　それが実現できればみんなが笑顔になり、蔵王町が笑顔あふれる子どもから高齢者までやさしい町になるのではないでしょうか。

これからの町づくり
　年々、蔵王町の総人口は減少傾向にあり、高齢化率は増加を続けています。人口減少、少子高齢化は重要な課題のため、現状を把握し実現できる対策を考える必要があると思います。
　高齢者が毎日を楽しく、生きがいを感じ過ごせるような支援も必要だと思います。地区ごとの行事以外に、月に何度か介護予防のための体操を行ったりと健康寿命をのばす習慣づくりの機会を設けることもできると思います。
　また、その他にも町全体での行事、もしくは交流があると他者と関わることができるのではないでしょうか。
　人口減少にある今、県内外からの移住・定住者を増やすため、定住促進の補助金があったり、子育ての面では、子ども医療費や予防接種の助成等がありますが、幼児保育においては、子どもを預ける保護者が納得、安心できる保育環境になり、子どもも安心・安全に楽しく生活できる教育、保育体制になればと思います。
　今以上に蔵王町が明るく住みよい町になるよう願っています。