議案審議

平成31年定例会(1月)
3月会議
第2回3月会議

 蔵王町議会は通年議会制のため、平成31年1月4日に町長が議会を招集し、平成31年定例会の会期を12月27日までの358日間としたほか、平成30年度一般会計、国保会計補正予算を審議しました。
 新年度予算などを審議する3月会議は2月27日から3月13日まで開会し、平成31年度各種会計予算8件は予算特別委員会を設置して審査を行い、平成30年度各種会計補正予算8件のほか条例改正等20件、陳情書2件、意見書1件などを審議しました。
 また、2月27日に代表質問及び3月13日には5人の議員が、一般質問を行いました。
 さらに3月25日には第2回3月会議を再開し、一般会計補正予算のほか工事請負契約の変更を審議しました。
 なお、審議結果は下表のとおりですが、掲載ページも表記しておりますので、当初予算、補正予算、一般質問等はそれぞれ各ページでご覧ください。




3月会議 【条 例】
子どもの心の ケアハウス設置

【提案内容】 県の支援事業を活用し、町内の小中学校において不登校や不登校の傾向にある児童生徒及び保護者に対し、自発的な学校復帰や自立支援に取り組むため、蔵王病院医師住宅を改修し、「子どもの心のケアハウスざおう学びセンター」を設置するため条例を制定するものです。

■質疑(議員)
 蔵王町の学校ではいじめはないと聞いていたが不登校の生徒が増えているのか。

■答弁(教育長)
 現在の不登校及び不登校傾向にある児童生徒数は37名であるが、その原因は親子関係、無気力、情緒混乱等様々である。
 子どもたちの精神的な耐性などが弱まっていることもあると考えるが、そういったところの支援にも努めていく。

■質疑(議員)
 担当する職員には高度な知識と経験を要すると考えるが要員確保はできているのか。

■答弁(教育長)
 所長・スーパーバイザーは校長を退職した人を考えている。各コーディネーターも教育事務所などでの経験、教頭経験者等で、合計4名の要員確保はできている。

■質疑(議員)
 発達障害等の子どもの対応のため、臨床心理士の専門資格を有するスクールカウンセラーの採用も検討したのか。

■答弁(教育長)
 町のスクールソーシャルワーカーは、臨床心理士の資格をもつ優秀な方で、各学校に訪問いただき対応している。

■〔採決の結果、全会一致で可決〕

 

老人憩いの家 利用料金値上げ

【提案内容】 老人憩いの家の利用料金等を改定するため条例の一部を改正するものです。  町内一般の入浴料金を200円から300円に集会室の利用は500円から700円に改正する等の内容です。

■質疑(議員)
 利用者数の減少による採算性の悪化が改定の理由と理解しているが、値上げのみならず、光熱費や人件費等の経費削減策も検討したのか。

■答弁(保健福祉課長)
 燃料費については、安価に提供できる業者を利用している。人件費については最低賃金単価のアップ等により削減は難しい。

■質疑(議員)
 利用者の増加を図るためにもPRに努めるべきでないか。

■答弁(保健福祉課長)
 4月以降ホームページのリニューアル等を図り、PRに努めていく。

■〔採決の結果、全会一致で可決〕


利用料金が改定される黄金川温泉白鳥荘

 

【工事請負契約】
学校等冷房設備工事

【提案内容】 町内の各小学校、中学校及び幼稚園への冷房設備工事について、条件付一般競争入札により、1億238万4千円で叶V日電業商会と請負契約を締結することについて議会の議決を求めるものです。
 工期は8月23日までの予定です。

■質疑(議員)
 今回の工事で設置されない普通教室があるようだが、公平さに欠けるのではないか。

■答弁(建設課長)
 不足の2教室を追加し、変更設計をまとめ対応していく。

■〔採決の結果、全会一致で可決〕

 

【議員辞職】
齋藤喜蔵議員辞職

 長期欠席しておりました齋藤喜蔵議員から、議会活動再開が難しいため、本年2月28日をもって議員を辞職したい旨、辞職願が提出され、辞職を許可しました。

 

【人事案件】
人権擁護委員候補者として推せん

村上新一さん(再任・70歳・山ノ入区)
 平成31年6月30日をもって任期満了となるため、再度人権擁護委員候補者として推せんすることに、全会一致で同意しました。
 今後、弁護士会や人権擁護委員会連合会の意見を聞いて、法務大臣が委嘱することになります。任期は3年間です。



ページの先頭へ