補正予算
 

 補正予算では、11月会議で一般会計、蔵王病院事業会計が提案され、12月会議では一般会計のほか、公共下水道事業会計など3件の補正予算が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。
 各会議での一般会計予算質疑のいくつかを紹介します。

 

11月会議 一般会計

小・中学校、幼稚園の冷房設備工事
設計業務委託料 975万円を計上

 11月会議で提案された一般会計補正予算は、歳出予算の総務費、土木費、消防費、教育費で総額1594万円を追加し同額を予備費から減額して、歳入歳出予算は変わらず予算の総額を57億6541万円としました。
 今回の補正予算では猛暑に対応して小・中学校、幼稚園の冷房設備工事設計業務委託料975万円などを計上しています。

 
統合予定の中学校3校にも冷房を整備するのか?

提案内容  中学校冷房設備工事設計業務委託料として232万円を計上するものです。

■質疑(議員)
 9月の一般質問で中学校は今後検討すると答弁しているが、今回計上したのはなぜか。

■答弁(町長)
 中学校の統合には、5年以上を要するため、暑さ対策として、最低限の教室に冷房を設置する。


12月会議 一般会計

農業経営育成対策事業
中小企業振興資金保証料補給金など
■総額57億8,836万円に■

 一般会計予算では、歳入歳出2,295万円を追加し、予算総額を57億8,836万円としました。
 今回の補正予算では、すこやか養育助成金160万円、農業経営育成対策事業300万円、中小企業振興資金関係849万円、除融雪作業委託料500万円、危険ブロック塀等除却事業費補助金75万円などを追加しています。

 
農業経営育成対策事業の状況は?

提案内容  農業経営育成対策事業補助金300万円を追加するものです。

■質疑(議員)
  町単独での親元就農後継者は年額60万円を支援する事業だが、今回300万円を追加する理由は。

■答弁(農林観光課長)
 当初予算では2人を見込んでいたが、その後に新規で親元就農される方が多く、新たに4人分を追加した。


春の息吹の蔵王耕土


中小企業振興資金損失補償金の計上はなぜ?

提案内容   中小企業振興資金損失補償金269千円を予算化するものです。

■質疑(議員)
 今回どんな理由で損失補償金が計上されたのか?

■答弁(農林観光課長)
 町で預託をしている3金融機関の中で1事業者が代位弁済を受けることになり、町と金融機関、保証協会で結んでいる損失補償契約により補償金を計上した。

 

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