一般質問


松ア良一議員

 

働き方改革
 
 
働き方改革の具体的な進め方は
午後8時45分退庁を実施している

■質問
 本町の行政運営において住民サービスを低下させない職場環境や人的資源の活用を包含した働き方改革へ着手すべきだが、@働き方改革を具体的にどのように進めていくのか。

■町長

 国が示す働き方改革実行計画のひとつである「長時間労働の是正」について、災害対応などやむを得ない場合を除き、時間外勤務を行う場合、午後8時30分までに業務を終え、午後8時45分までには退庁することを原則とし、「平日ハチヨンGO」と名付け実施している。

■質問
 A教員の業務改善の取り組みは。

■教育長

 学校事務の共同実施や学校行事の見直しを含め検討をしている。
 さらに、教員の勤務時間と部活動についてのガイドラインを示し、児童生徒と保護者及び教職員に周知するよう学校長へ指示している。
 今後とも教職員の負担軽減のため取り組んでいく。

■質問
 B再任用職員の活用をどのように考えているのか。

■町長

 定年退職を迎えた職員については、長年の経験で培ったノウハウを後輩職員に伝える役割と業務増に伴う労働力不足を補うため各課に配置している。
 今後も希望する職員については、成績不良職員を除き、年金受給開始年齢が到達する年度末までフルタイムまたは、短期時間勤務の再任用職員として採用していく。


平日ハチヨンGOに取り組んでいます


 

脳脊髄液減少症
 
 
脳脊髄液減少症への適切な対応を
情報収集に努め、各関係機関と連携を図っていく

■質問
 この病の起因は、交通事故等頭部や全身に強い衝撃を受けることにより脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、脳の機能低下や起立性頭痛など様々な症状を引き起こす病気である。
 平成28年4月からブラッドパッチ治療法が保険適用となったが、診断基準が厳格なため保険適用患者はわずか20%であり、医療機関等の認知度は低く、早期治療につながっていない。
@このことについてどのようにとらえているか。

■町長

 平成12年頃に発見された疾患で、平成18年の交通事故の後遺症として認められ関心が高まったと聞いている。現在においても正確な診断がなされていないのが現状である。
 県主催の研修会も開催されているので、まずは医療関係者への理解促進の啓発が何より肝要と感じている。

■質問
 A学校現場の対応はどうか。

■教育長

 学校におけるスポーツ外傷等の対応については、平成24年に文科省から連絡があり、学校における事故防止の徹底や事故が発生した後に児童生徒に頭痛やめまいの症状が見られた場合、医療機関を受診する対応をしている。

■質問
 B教職員並びに養護教諭等への研修を実施しているか。

■教育長

 町校長会や養護教諭部会において、当該疾患に関する情報の共有を図り、学校保健研修会等への参加を通じ、理解を深め、適切な対応がとれるよう努めている。

■質問
 C保護者への周知と小冊子の配布は行っているのか。

■教育長

 各学校で発行している学校便りや保健室便り等を活用し、疾病への理解と普及啓発の充実に努めていく。

■質問
 D町のホームページ等で情報提供や専用バナーを掲載してはどうか。

■町長

 厚生労働省や各都道府県のホームページの掲載状況を確認したところ、疾患の説明と治療できる医療機関の紹介にとどまっている状況であるので、県内の普及啓発の動向など情報収集に努め、県及び県教育委員会と連携を図っていく。

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