子育て環境充実の早期実現を
私が蔵王町に住み続けて40年になりました。現在、子ども2人、そして3人目が今年の春に生まれようとしています。一番上の子が去年の4月に小学校に入学しましたが、学年で9人という児童の少なさには驚愕したところであり、まさに少子化≠フ問題を強く意識するきっかけとなりました。
蔵王町の人口ビジョンを見ますと、理想の子どもの数は、「3人」が41.9%と最も多く、次いで「2人」が37.7%となっていますが、一方で理想的な子どもの人数を持つ際に問題となる理由として、「経済的負担が大きいから」が50.9%と半分を占めている状況です。
近年、都市部を中心に「女性の活躍推進」として待機児童解消などの子育て支援の取り組みが注目されていますが、我が家の実情とすれば、「夫婦で働かなければ生活を維持できない」といったところであり、これから、ますます共働きによる収入が必要なところは、人口ビジョンにある問題そのものです。
現在、遠刈田地区には幼稚園がありますが、保育所のように長い間子どもを預けられる環境にはありません。この遠刈田で我が子に「地元愛」を育みたい≠ニいう想いもあります。ぜひ、安心して子育てができるよう、第五次蔵王町長期総合計画に示している、預かり保育≠竍3年保育≠フ早期実現に取り組んでいただきたいです。
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