あなたの声 わたしの提言


長谷川 (だい)さん
〔小妻坂〕

 

子育て環境充実の早期実現を
 私が蔵王町に住み続けて40年になりました。現在、子ども2人、そして3人目が今年の春に生まれようとしています。一番上の子が去年の4月に小学校に入学しましたが、学年で9人という児童の少なさには驚愕したところであり、まさに少子化≠フ問題を強く意識するきっかけとなりました。
 蔵王町の人口ビジョンを見ますと、理想の子どもの数は、「3人」が41.9%と最も多く、次いで「2人」が37.7%となっていますが、一方で理想的な子どもの人数を持つ際に問題となる理由として、「経済的負担が大きいから」が50.9%と半分を占めている状況です。
 近年、都市部を中心に「女性の活躍推進」として待機児童解消などの子育て支援の取り組みが注目されていますが、我が家の実情とすれば、「夫婦で働かなければ生活を維持できない」といったところであり、これから、ますます共働きによる収入が必要なところは、人口ビジョンにある問題そのものです。
 現在、遠刈田地区には幼稚園がありますが、保育所のように長い間子どもを預けられる環境にはありません。この遠刈田で我が子に「地元愛」を育みたい≠ニいう想いもあります。ぜひ、安心して子育てができるよう、第五次蔵王町長期総合計画に示している、預かり保育≠竍3年保育≠フ早期実現に取り組んでいただきたいです。


健康寿命の特権
 私たちの蔵王町は過ごしやすく、温泉や米、果物等自然に恵まれた素晴らしいところです。このような環境の中で生活できることは、幸せなことだと日々感じています。
 超高齢社会となった時代、何よりも団塊の世代の方々が趣味や習い事、日々の生活に大忙しで歩く姿に驚かされます。
 蔵王町では、65歳以上の高齢者が3人に1人の割合でいます。元気な高齢者が増えると町が負担する介護保険料が減り、町の財政の安定化が図れるのではないでしょうか。今、蔵王町では高齢者のお祝いとして敬老会などでお祝い金や記念品が贈られています。介護保険を利用することなく、元気に自立した生活を送られている高齢者の方々には「健康寿命プレゼント」を送ってみてはいかがでしょうか。益々、健康な心と体を目指して生活にも張り合いが出てくると思います。

 


我妻 香奈子(かなこ)さん
〔宮〕

ページの先頭へ

 

編集後記

 議会広報編集特別委員会は2年を経過し、次回より新メンバーの委員会により本誌をお送りいたします。町政に対する一層の関心をいただき、読みやすい内容に努めてまいります。よろしくお願いいたします。 (加川)

■議会広報編集特別委員会
発行・編集責任者
議長 佐藤長成
委員長 葛西 清・副委員長 加川 敦
委員 齋藤英之・齋藤喜蔵・三沢 茂・伊藤 東

蔵王町議会映像配信

本会議の様子をライブ中継で配信 しています。

http://www.zao-town.stream.jfit.co.jp/