一般質問


齋藤 英之議員

 

国民保護
 
 
北朝鮮の弾道ミサイルからどう住民を守るのか
防災行政無線設置や町広報紙等で注意喚起する

■質問
 度重なる弾道ミサイル発射により極めて緊張や不安が高まっていることから、次の事項を質問する。
@本町の防災行政無線でどれくらいの町民に情報が伝わっているのか。

■町長

 推計ではあるが、2箇所の防災行政無線により、遠刈田区と小妻坂区で155世帯、390人である。

■再質問
 他にエリアメ ールもあるが、この情報発信だと町民の3%にしか届いていない。今後早急に防災行政無線の設置を計るべきではないのか。

■町長

 平成29年度に七日原区の2箇所に設置することにしており、他の宮、永野、円田、平沢地区にも平成30年度以降で設置を考えている。
 また、各分団の火の見やぐらにも設置できないか検討している。

■質問
 A本町の危機管理体制はどうなっており、今回はどう対応したのか。

■町長

 蔵王町国民保護計画により対応し、町内の安全を確認のうえ、臨時の課長会議を開催して情報共有を図った。

■質問
 BエリアメールやJアラートによる防災行政無線の情報が伝わらない高齢者や住民の安全・安心を今後どのように計っていくのか。

■町長

 これまでに町広報紙やチラシ等により、町民が具体的にとるべき行動などを記載し、全戸配布して注意喚起をしてきた。さらに未組織である行政区の自主防災組織設立を促し、町民の防災意識を高めて、共助の精神を育んでいく。

■再質問
 今の情勢がこのまま続くのであれば、形骸化させることなく、引き続きチラシ等で注意喚起していくべきであり、蔵王町国民保護計画もホームページに載せて周知していくべきではないか。

■町長

 町広報紙やチラシで引き続き注意喚起を考えており、蔵王町国民保護計画についても、わかりやすい形にして整備していく。


緊急警報が流れた防災行政無線


 

 

観光振興
 
 
サイクリングやマラソンコースの整備を
テーマを作って検討する

■質問
 交通量の少ない町道等を活用して、サイクリングやマラソンのコースを整備して、温泉と連携した新たな魅力として情報を発信し、更なる交流人口の増加により町の活性化を図ってはどうか。

■町長

 海洋センターを拠点にB&G財団からの支援により、ロードバイク等を整備して「スポーツ・観光・健康づくり」と融合した事業展開を考えている。

■再質問
 里山サイクリング等ということで、東集団から土浮山の周回コース8キロメートルを考えた。地元の遠刈田温泉とコラボして温泉療法と健康増進の体系的な取り組み等、いろいろなアイデアを出して具現化してはどうか。

■町長

 北山の幹線から見る蔵王連邦はすばらしい背景地であり、松川砂防堰堤工事後の右岸の活用等も含めて、蔵王町の 自然景観の活用をスポーツと温泉の観点から蔵王町第五次長期総合計画にも入れているので、テーマを作って検討していく。


蔵王を一望できる町道北山中央線

 

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