あなたの声 わたしの提言


奥平 勝也さん
〔小村崎〕

 

事前に知って家族介護
 町内の介護施設で働いております。蔵王町は65歳以上の高齢者が人口の3人に1人の超高齢社会に突入しました。
 厚生労働省の国民生活基礎調査で「介護が必要になった主な原因」で認知症が初めて1位となり、これを機に知っておくと認知症介護がとても楽になることがあります。
 認知症の段階症状同様に介護者にも心理的段階があり、第1段階は家族が認知症になっても介護者が受け入れられずに戸惑い否定する時期。
 第2段階は認知症の方に理解してもらおうと説得や注意しても効果なく、次第に混乱や怒り、拒絶に変わり認知症を悪化させてしまう時期。
 第3段階は精神的・肉体的に限界に近く、割り切りや諦めの時期。
 最終段階は認知症すべてを受け入れられる状態の受容で、介護者の心は穏やかになる時期で認知症状も安定します。
 将来、誰もが身近に起こり得る事として今から家族で話し合ってみてはいかがですか?


ふるさと自慢ができる町に
 四季折々の美しい町に、スキーが縁で嫁いでから40年余り。現在は4世代同居の8人家族です。定年退職後は3人の孫を預かり元気をもらい、これまで我が家を守ってきてくれた92歳の義母の介護と、毎日が大にぎわいです。義母にとってひ孫たちとの暮らしは刺激になるようで笑顔で見守ってくれています。
 こんな日々の中で思うことがあります。核家族が多い昨今、保育所に隣接された高齢者の憩いの場をつくり、お互い触れ合えばもっと笑顔あふれる町になると思います。
 また、蔵王町は子育てには充実した支援があり、環境にも恵まれているので、町で空き地を整備し、「特典付き」で移住したい方を募集してはいかがでしょう。より活気あふれる町になると思います。
 蔵王で生まれ育った人はもちろん、移住した方にもぜひ、蔵王を「自慢できる町」「笑顔あふれる町」に、さらに発展させてもらいたいです。

 


會田 よし子さん
〔永野〕

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編集後記

 収穫の秋を迎え、忙しい毎日を過ごしていることと思います。
 深まる秋とともに多くの観光客でにぎわってもらいたいと願うものです。
 さて、夏の長雨により農作物の収穫に影響がでないか心配しました。
 台風18号の暴風により遠刈田地区では農作物に甚大な被害を受けました。
 被害を受けられた皆さまにお見舞い申し上げます。
 わたしたち広報編集委員は、町民の皆さまに議会活動が伝わり、親しまれる広報紙を目指してまいります。(葛西)

■議会広報編集特別委員会
発行・編集責任者
議長 佐藤長成
委員長 葛西 清・副委員長 加川 敦
委員 齋藤英之・齋藤喜蔵・三沢 茂・伊藤 東