事前に知って家族介護
町内の介護施設で働いております。蔵王町は65歳以上の高齢者が人口の3人に1人の超高齢社会に突入しました。
厚生労働省の国民生活基礎調査で「介護が必要になった主な原因」で認知症が初めて1位となり、これを機に知っておくと認知症介護がとても楽になることがあります。
認知症の段階症状同様に介護者にも心理的段階があり、第1段階は家族が認知症になっても介護者が受け入れられずに戸惑い否定する時期。
第2段階は認知症の方に理解してもらおうと説得や注意しても効果なく、次第に混乱や怒り、拒絶に変わり認知症を悪化させてしまう時期。
第3段階は精神的・肉体的に限界に近く、割り切りや諦めの時期。
最終段階は認知症すべてを受け入れられる状態の受容で、介護者の心は穏やかになる時期で認知症状も安定します。
将来、誰もが身近に起こり得る事として今から家族で話し合ってみてはいかがですか?
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