補正予算
一般会計(3月会議) 地方創生推進事業 国庫補助金935万円減額ほか
1億2,394万円減額58億9,634万円に

 定例会では一般会計補正予算が提案されました。また3月会議では一般会計ほか7件が提案され、慎重な審議を行い全て原案どおり可決しました。質疑のいくつかを紹介します。

 

平成29年定例会

一般会計補正予算
 1月4日の会議では、一般会計の歳入歳出をそれぞれ2,227万円追加し予算総額を60億2,028万円としました。
 主な補正は、歳入でふるさと納税寄附金2,200万円追加、歳出でふるさと応援寄附関連費用1,102万円、ナラ枯れ被害木の駆除事業費用27万円、消防ホース乾燥柱設置工事費135万円、非常用発電機用蓄電池取替工事172万円、新潟県糸魚川市大火見舞い金10万円が主なものです。


完成した向山上班ホース乾燥柱


3月会議

一般会計補正予算
 3月会議では、一般会計の歳入歳出をそれぞれ1億2,394万円を減額し予算総額を58億9,634万円としました。
 今回の補正は、各種事業の終了に伴う請負差額、執行残額の整理を行ったほか、繰越明許費として7件の事業を翌年度に繰越し、宮小学校エアコン設置工事費などを追加しています。


エアコン設置工事はなぜ繰り越しになったのか?

提案内容
 宮小学校エアコン設置工事を新たに予算化し、翌年度に繰り越しで実施するものです。

■質疑(議員)
 新年度当初に計上されるべき予算が、なぜこの時期に予算化され、翌年度へ繰り越しになったのか。

■答弁(教育総務課長)
 国の国庫補助事業として申請したため、採択・ 内定を本年1月に受けた ことから、28年度で予算化のうえ、認可を受けて平成29年度に繰り越して、新年度で事業を実施する。

■再質疑(議員)
 事業費が1,540万円と高額であるが、どのような内容なのか。

■答弁(教育総務課長)
 宮小学校1年生から3年生までの4教室のエアコン設置工事と、高圧受電の変圧工事も伴うものである。


永野小学校に平成28年度に設置されたエアコン


非常勤公務災害療養補償費の内容は?

提案内容
 非常勤公務災害療養補償費として380万円を新たに計上するものです。

■質疑(議員)
 非常勤公務災害療養補償費の内容は?

■答弁(副町長)
 有害鳥獣駆除隊員が、作業中にイノシシにより、足をけがしたため、町が治療費を計上して支払いをして、完治後に補償組合から交付を受ける予定である。


地方創生推進事業でなぜ国庫補助金が減額になったのか?

提案内容
 地方創生事業として見込んだ国の交付金が受けられず、935万円を減額するものです。

■質疑(議員)
 何が問題で国の交付金を受けられなかったのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 地方創生の事業推進にあたり、観光振興体制の事業補助金として当初計上していたが、交付金の条件にあった申請ができなかったため減額となった。

■再質疑(議員)
 補助金を減額して、一般財源で補填することになっているが、この事業内容での補助金申請は無理があったのではないのか。

■答弁(副町長)
 地方創生事業として、5年間の総合戦略の策定期間内は継続するという認識のもとに進めてきたもので、平成28年度は町単独ではなく、他団体との連携が求められ、交付金の支給対象事業が大幅に変わり、減額となった。


地方創生推進事業として取り組むこけし工人後継者育成事業


ふるさと応援寄附基金への積み立て額が、少ないのでは?

提案内容
 基金積立金として、1,000万円を新たに積み立てするものです。

■質疑(議員)
 5,000万円のふるさと応援寄附金がある中で、1,000万円しか積み立てできないのか。

■答弁(まちづくり推進課長)
 寄附に対する返礼品などの経費やこれまで事業に充当していることもあり、1,000万円の積み立てとした。


魅力あふれるふるさと納税返礼品

 



ページの先頭へ