総括質疑
町長の考えはどうなんだ!
 

−27年度決算審査から−
 27年度決算は、決算審査特別委員会に付託され、5日間にわたり慎重に審査されました。
 特別委員会への審査付託の前に、本会議では行政執行、業務の成果などに対して総括質疑が行われました。
 その中から一般会計の5件を掲載します。

事業は計画どおり完了したのか
■質疑(議員)
 予算計上されて執行できなかったものはないのか。

 

ほぼ予定どおり事業は終了した
■答弁(町長)
 一つだけ、用地買収の関係で事業ができないものがあった。


不用額をどうとらえているのか
■質疑(議員)
 多額の不用額があるが、どのように分析し、主な要因はなにか。

 

実質収支比率の範囲内で問題ない
■答弁(町長)
 実質収支比率については、一概に言えないが望ましい範囲が3%〜5%とされており、27年度決算指標では4.9%であった。

■答弁(まちづくり推進課長)
 各課において、事業を見ながら年度末まで抱えていた部分も相当あり、ほかの事業に回せる部分もあったのかと思う。今後は予算補正の段階でさらに精査するよう努めていきたい。

メ モ
(実質収支比率とは)
 標準財政規模に対する実質収支の割合をいいます。実質収支は、その年度に属すべき収入と支出の実質的な差額(形式収支から繰越すべき財源を差し引いたもの)、つまり市町村の「黒字」または「赤字」を意味します。 一般的には、3〜5%程度が望ましいとされています。


不納欠損額と未済額が多く発生しているが
■質疑(議員)
 学校給食費などの自分で利用した部分の未済額が多くあり、不納欠損にならない滞納整理をどう進めていくのか。

 

滞納額の減少を図るよう努力したい
■答弁(町長)
 地域経済の雇用情勢の安定、大口滞納者の整理、滞納管理システムの導入、コンビニ、クレジット納付などにより滞納額の縮減を図ってきた。今後も努力したい。


行政改革の今後の取り組みは
■質疑(議員)
 今後、人口減少や税収入の減少化が進んでいくが、足腰の強いまちづくりのため、行財政改革に今後どう取り組んでいくのか。

 

行財政改革を精査していく
■答弁(町長)
 行財政改革は、これまで10年間取り組んできたが、今後については精査をして取り組んでいく。


今後の自主財源の確保は
■質疑(議員)
 今後、自主財源の確保が困難になってくるが、その取り組みについての考え方は。

 

観光を推進していく
■答弁(町長)
 遠刈田温泉には全体で3000人を収容できる宿があり、仙台空港も完全民営化になったことから、国・県の施策、補助金等も活用しながら、観光に力を入れていく。



盛況だった第28回ろくろまつり

 

ページの先頭へ