議案審議

9月会議

 蔵王町議会は通年議会制ですので、平成28年第2回定例会の会期を12月28日までとしています。
 9月会議は8月30日に再開し、9月14日までの16日間の日程で各種議案などの審議を行いました。
 町長から提出された平成27年度各種会計決算8件の認定は、決算審査特別委員会を設置して審査を行い、ほかに教育委員の任命および固定資産評価審査委員の選任4件、条例改正等7件、平成28年度各種会計補正予算9件、請願2件、陳情1件、意見書1件の合計32件を審議したほか、6人の議員が登壇し一般質問を行いました。
 審議結果などは下表のとおりですが、掲載ページも表記していますので、条例や補正予算、一般質問などはそれぞれ各ページでご覧ください。


晴天のなか開催された第35回蔵王町立小学校陸上競技大会




 
請 願 採 択
平成28年5月27日に曲竹地区水害対策に関する請願書、5月30日に蔵王町B&G体育館使用等についての請願書が提出され、所管委員会の審査結果報告を受け、8月30日の本会議で採択されました。

@「曲竹地区水害対策に関する請願」
請願者  庄司清光・我妻文雄・朝倉義光
紹介議員 村山一夫・松ア良一・佐藤敏文

【請願内容】 農免道工事着工以来、薬師沢・馬越沢からの水量の増大と土石等の流入があり、下流域での被害が拡大しており、昨年9月の関東・東北の大雨の際には甚大な被害も見られ、地域住民を不安に陥れた。
 今後、このような被害を取り除き、被害を防止するため、排水路と水門の新設など所要の対策の早急な実施をお願いする。

■審査の経過
 総務経済常任委員会により請願者の意見聴取・質疑、現地調査を行い、審査の結果「住民の生命・財産を守るためには、水害防止のための緊急的な対策並びに根本的な対策を検討のうえ実施すべきことから、採択すべきもの」とした。

■〔質疑・討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で採択〕


総務経済常任委員会の現地調査


A「蔵王町B&G体育館使用等について」
請願者  平間徹也
紹介議員 村山一夫

【請願内容】  蔵王町B&Gや町内の体育館では、これまで使用許可をしてきていないという理由で、詳しい規定があるわけではないのにフットサルでの使用許可が受けられなかった。 体育館のフットサルでの使用許可及び用具の整備並びにサッカーとフットサルの振興をお願いする。

■審査の経過
 教育民生常任委員会により請願者の意見聴取・質疑、現地調査を行なった。また、スポーツ振興課長の意見聴取の後、検討の結果「社会体育の振興は町民の健康のために必要であり、町民が求める振興策については、可能な限り対応すべきであることから採択すべきもの」とした。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、賛成多数で採択〕


教育民生常任委員会の現地調査

 

意 見 書
 教育民生常任委員会に審査が付託された、意見書の提出を求める陳情について、9月14日の定例会において、委員長から審査報告を受け、陳情書は全会一致で採択されました。意見書は宮城県知事に送付しその実現を要請しました。

提出者 外門 清議員・賛成議員2名
提出先  宮城県知事

 大震災後、市町村では子育て支援がたいへん重視され、近隣と歩調を合わせ一貫して拡充を推し進めてきたが、県の拡充幅が小さいため市町村の財政負担は期待したより軽減されない。
 乳幼児または子ども医療費助成制度の状況は、自治体間で制度が異なっているため、助成内容に格差が生じているのが現状である。
 このような地方公共団体の施策を一層充実させ、子どもを安心して産み、育てることのできる社会の実現を目指すには、地方制度の安定化が必要であり、そのためには県による支援が不可欠である。よって、宮城県においては、子ども医療費助成制度の助成年齢をさらに拡充するとともに、所得制限を撤廃するよう強く要望する。

 

人事案件

■教育委員
 現委員の退任及び任期満了により、次の3名の方を任命することについて議会の同意が求められ、全会一致で同意しました。
 現委員の佐藤譲さんから退任の申し出があったため、文谷政義さんが任命されました。任期は2年間です。(佐藤譲さんの残任期間)


文谷政義さん
(61歳・北境区)

菅原礼子さん (再任・66歳・沢内区)
堺 康雄さん (再任・50歳・七日原区)

 2名は10月20日をもって1期目の任期が満了となるため、再度任命されました。任期は4年間です。


■固定資産評価審査委員
 現委員の菊地治さんが任期満了となるため、新たに菅野祐一さんを任命することについて議会の同意が求められ、全会一致で同意しました。任期は3年間です。


菅野祐一さん
(44歳・北山区)

 
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