災害に強く住み良い町
　私は蔵王町で生まれ育ち50年暮らしています。 自然豊かで治安も良く、2人の子を持つ親としてとても住み良い町だと思っています。ただ最近、私たちが経験したことのない蔵王山火口周辺警報や大雨などで河川の氾濫や県道沿いの土砂崩れで孤立状態など不安を感じることがあります。なぜ25年ぐらい前に町と県の緊急整備事業で整備された青麻林道が利用されないのか？
　林道は、昨年、天皇皇后両陛下がご訪問された北原尾地区開拓記念碑前から曲竹地区を通るコスモスラインとつながっていて、小妻坂区や下別当地区などの町道と通じているので、道路整備などをすれば、すぐにでもライフラインとして利用できると思います。
　林道の有効活用で夏にはマラソン大会、冬には、歩くスキーなどのコースとして活用し誰でも楽しめるイベントを企画すれば、回を重ねるごどに大盛況の日本の蔵王ヒルクライムのように県内外から大勢の人が蔵王町に来てくれると思います。

子どものために
　自分が生まれ育った蔵王町で、子育てをしています。子どもたちは児童館と保育所を利用し、私自身仕事を続けられています。
　子育てしている今、思うことがあります。
　休日や祝日でも、一時的に子どもを預けられる施設や、室内で体を動かせる遊具のある施設があればいいなと思います。 高齢化が進む一方、平成元年から比べると、子どもの数は半減しているといいます。しかし、子どもからお年寄りまで集まれる施設で、お互い触れ合い刺激を受け、家族だけでなく地域の方々の協力で育児や介護の充実ができれば素晴らしいことだと思います。
　子育て家庭の家族形態や就労形態の多様化に合わせた、対策の向上を期待しています。
　それから、街路灯や防犯灯の増設が必要な地区がまだまだあると思います。子どもたちが巻き込まれる犯罪や事故がなくなるようなまちづくりをしてほしいです。