■質問
ざおうさまが生まれて、蔵王町の温泉やスキー、梨などの果物、そして里芋やトマトなどの野菜等のPR活動に活躍し、今は町のシンボルになっている。そこで、ざおうさまが婚活する物語を考えた。そして、ざおうさまの子どもたちや「じじ蔵王様」「ばば蔵王様」を考えている。まず、ざおうさまの奥様「あお様」のキャラクターの絵を、小学生と中学生に募集する。青麻山を知る蔵王の子どもたちは素敵な「あお様」を描くと思う。秋の産業祭りで発表する企画であるが、町長、教育長の見解は。
■町長
ざおうさまの3世代の新キャラクターは、夢の広がる物語性を持っている。実現を考えると、人員確保の件として出演機会が増えるほど担当職員の負担が増す。また、ざおうさま以外のキャラクターが誕生した場合、ざおうさまの像がぼやけてしまい、訴求力の大幅低下が懸念される。現時点では新しいキャラクターは考えていない。
■教育長
蔵王町の子どもたちへの夢のある楽しい企画と受け止めているが、担当職員の負担やざおうさまの訴求力低下を考えると、町長と同じ考えである。
■再質問
蔵王町でも、独身男性のために婚活の企画を行っている。同じように、まずざおうさまにも奥様を作る。キャラクターの衣装はいらない。また、こけし館でざおうさまグッズがいっぱい売れていることから、奥様と一緒のグッズを作るためにも、結婚させましょう。
■町長
ざおうさまの認知度をもっと高めることが先決だと思う。蔵王は宮城、そこに蔵王町ご当地キャラクターがざおうさま、そこには温泉、百選の滝、樹氷もある。まず、ざおうさまの認知度が全国で一桁ぐらいになった段階で、第2段として考えていきたい。もう少し猶予時間が必要である。
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